顔の脂肪吸引をしても変わらない？

小顔を目指せるだけでなく、頬のたるみ改善にも役立つとして、幅広い年代の方から支持を得ている顔の脂肪吸引。
顔の脂肪吸引を受けた方の多くは、「小顔が実現した」「頬が細くなった」など、喜びの声を寄せていますが、その一方で「変わらない」という方もいらっしゃいます。では、その違いはどのような点にあるのでしょうか。
こちらのコラムでは、顔の脂肪吸引で「変わらない」と感じる理由と、満足できる結果を得るための対策をご紹介しています。

顔の脂肪吸引で以前と変わらない仕上がりに！？その理由とは

顔の脂肪吸引とは、耳の付け根や顎下などから、カニューレという医療器具を用いて皮下脂肪を吸引する手術です。
また、この手術では皮下脂肪を直接吸引するため、効果を実感しやすいという特徴がありますが、実際に手術を受けた方の中には、「以前と変わらない」と感じている方も存在しています。
それではまず、顔の脂肪吸引で「変わらない」と感じる理由からご紹介していきましょう。
この症例写真は、小顔脂肪吸引とバッカルファット除去とメーラーファット除去の手術前と1か月後の経過の症例写真になります。当院では変わらないと感じる事がないように手術しております。

脂肪の吸引量が少なすぎた

基本的な話にはなりますが、顔の脂肪吸引では、脂肪の吸引量が少なすぎると手術以前とあまり代り映えしない仕上がりになることがあります。ただ、吸引しすぎると、頬がこける懸念から皮下脂肪をあえて少ししか吸引しない場合があります。ただ、その場合でも顎や頬の脂肪細胞は吸引して数が少なくなっているので、変化を大きく感じなかったとしても、顔に脂肪がつきづらい体質には変化しています。 

もともと吸引できる脂肪が少なかった

痩せ型体型や、顔に脂肪が付きにくい体質などによってもともと頬の脂肪が少ない方の場合では、吸引できる脂肪の量が少ないため、手術以前と変わらない仕上がりになることがあります。
このように、もともと吸引できる脂肪が少ない方がたるみ解消や小顔を目指す場合では、顔の脂肪吸引と併用として糸リフトなどで対応することが多いです。
痩せ型体型や、もともと頬に脂肪が付きにくい方の場合では、顔の脂肪吸引以外でリフトアップを目指す方法が適している場合がありますので、糸リフトなどの他の美容整形も視野に入れて検討をする必要があります。当院ではカウンセリング時にしっかりと医師が顔の脂肪量を確認してお客様に合わせた美容整形を提案しています。

深い部分にある脂肪をとる必要があった

頬にあるのは皮下脂肪だけでなく、皮下脂肪よりも深い部分には、バッカルファットが存在しています。
脂肪量には個人差がありますが、バッカルファットが多い方は、除去することでたるみ改善や小顔効果を得ることが可能です。

エラ張りは脂肪吸引だけでは改善できない

頬の下部が横に張り出している場合、脂肪吸引を受ければ問題を解決できそうな気がするかもしれません。
しかし、頬の下部が横に張り出している原因が筋肉や骨格によるものだった場合では、顔の脂肪吸引だけで問題を解決できず、手術以前と大きく変わらない仕上がりになることがあります。
このようなエラ張りの場合では、顔の脂肪吸引ではなく、ボツリヌストキシン注射などを併用する事も選択肢の一つです。

ダウンタイムが長引いている可能性

顔の脂肪吸引は、数ある美容整形の手術の中ではダウンタイムが比較的短いという特徴があります。
しかし、手術後の回復スピードについては個人差があり、通常では２週間程度で終了するはずのダウンタイムが１カ月かかったというケースが稀にあります。
それは、手術を受けるお客様の年齢によって回復度合いが異なったり、脂肪の吸引量が多かったりと、人によって手術を受ける際の条件が異なるからです。
そして、ダウンタイムが予想を超えて長引いた場合では、まだ腫れが残っており、手術以前と変わらないと感じる場合があります。
この場合では、腫れが引くことで効果を実感できる可能性があるため、気長に回復を待ち、最終仕上がりで効果を確認してみると良いと思います。
なお、顔の脂肪吸引では、目立った腫れや内出血は１週間程度、長くても2週間以内には治まりますが、この時点ではまだ完成形ではありません。
というのは、組織が再編成されるまでには6カ月程度かかると考えられているからです。
つまり、顔の脂肪吸引を受けたのなら、６カ月間程度は回復状況を確認し、完成形になるまで待つことが大切です。

顔の脂肪吸引で効果を実感するためには

顔の脂肪吸引は効果を実感しやすい手術ですが、これまでご紹介してきた通り、場合によっては効果を実感できず、「手術以前と変わらない」と感じてしまうことがあります。
しかし、手術を受ける前の対策で、このような事態は避けて通ることができます。
それでは、顔の脂肪吸引で効果を実感するための対策をご紹介します。

顔の脂肪吸引が向いているかどうかをしっかりと確認しておく

顔の脂肪吸引は、向いている方とそうでない方がいます。
向いている方というのは、頬やあご下にたっぷりと脂肪が付いており、それによって顔がパンパンに張っているように見えている、頬にたるみが生じているといった状態に該当する方です。
一方、顔の脂肪吸引が向いていない方の特徴は、もともと痩せ型で頬に脂肪があまり付いていないということです。
つまり、向いていない方が無理に顔の脂肪吸引を受けてしまうと、「手術以前と変わらない」と感じる可能性が高くなるということです。
また、骨が大きくエラ張りで顔が大きく見えている方の場合でも、顔の脂肪吸引をしただけでは問題を解決できない場合があります。
顔の脂肪吸引が向いていない方が顔をほっそりと見せたり、リフトアップをしたりしたいのであれば、他の美容整形で対応できますので、詳細は医師にご相談ください。
糸リフト、ボツリヌストキシン注射など、お客様の現在の状態に合った美容整形をご紹介させていただきます。

適切な施術を提案してくれる医師を選ぶ

顔の脂肪吸引は、医師の知識や技術、デザインセンスがそのまま反映されることが多い手術であるため、まずは高い知識力と技術力、デザイン力を持った医師を探すところから始めましょう。
また、こちらのコラムでは、顔の脂肪吸引には向き・不向きがあるとお伝えしていますが、正しい知識を持った医師であれば、お客様に脂肪吸引が適応できるか否かをその場で判断することが可能です。
そして、その上で別の施術の提案を行いますので、合わない脂肪吸引を受けて、「手術以前と変わらない」と感じるトラブルをできるだけ回避できます。
顔の脂肪吸引を受けたいと考えると、どうしてもその手術だけに目を向けて、他の施術には目が向かないかもしれません。
しかし、顔の脂肪吸引がお客様に合っていなかったとしたら、手術後に後悔することになりかねません。
そうならないためには、ひとまず医師の提案を聞いた上で、提案を受けた施術も視野に入れて検討を進める事も一つの手です。
なお、顔の脂肪吸引がお客様に合っていないとわかってはいても、お客様の希望を最優先して、手術を行ってしまうクリニックも実際には存在します。
このようなクリニックは、顔の脂肪吸引がお客様に合うか否か、施術どのような仕上がりになるのかなどの説明を行わない場合があります。
つまり、説明が不十分なクリニックには手術を任せないほうが良いと思いますので、顔の脂肪吸引を受けるなら、細かい部分まできちんと説明を行うという点を基準として医師やクリニックを選ぶ事が重要です。

納得できるまでカウンセリングを受ける

手術前のカウンセリングは、納得できるまでしっかりと受けましょう。
それは、カウンセリングでお客様の希望が医師にしっかり伝わっていないと、脂肪の吸引量が少なすぎたり、もしくは多すぎたりなどのトラブルが起こりやすくなるからです。
また、カウンセリングでは、顔の脂肪吸引以外の施術の提案が受けられることもあるため、じっくりと時間をかけてカウンセリングを受けることが、納得できる結果を得るための必須条件となります。
カウンセリングで別の施術の提案があったとしても、それらによって得られる結果の説明も受けられますので、不安なく手術や施術に臨めるでしょう。

そして大切なことは、カウンセリングで納得できなかったのであれば、早急に手術を受けるのではなく、ひと呼吸おいてから再度手術を検討する事がおススメです。
慌てて顔の脂肪吸引を受けてしまうと、変わらない、希望と違うなどのお悩みの原因になることがありますので、十分に注意した上で手術を受けることがおすすめです。

顔の脂肪吸引で迷ったら東京シンデレラ美容外科

東京シンデレラ美容外科ではなるべく、デメリットを抑えて顔の脂肪吸引の手術を行っています。美容整形の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、修正手術をご検討の方も、美容外科の乗り換えをご検討の方も是非一度当院のカウンセリングにお越しください。スタッフ一同心よりお待ちしております。