肌にハリのある女性

マッサージピール(コラーゲンピール)の頻度はどのくらい?

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シミやくすみ、しわなど、お肌の悩みは尽きません。
しかし、これらのお悩みは化粧品によるケアだけでは改善が難しいことがあり、その際には専門的な施術が必要になることもあるのです。
そして、そのひとつとして挙げられるのが、マッサージピールです。コラーゲンピールとも呼ばれています。
では、マッサージピールはどれくらいの頻度で施術を受ける必要があるのでしょうか。
こちらの記事では、マッサージピールの頻度と、頻度を守らなかった際に起こる可能性があるトラブルについてご紹介しています。

マッサージピールの適正な頻度は何週間くらい?

マッサージピールの頻度は、初めは多く、施術が進むにつれて少なくなるという特徴があります。
それは、マッサージピールを受け続けることで肌質が改善され、やがて少ない頻度でも理想的なお肌をキープできるようになるからです。
それでは早速、マッサージピールの頻度についてご紹介しましょう。

マッサージピールの頻度について解説している女性

マッサージピール

施術開始時は1~2週間に1回の頻度

マッサージピールには、ターンオーバー周期の正常化や、コラーゲン産生の促進効果を期待できますが、施術開始からすぐに理想的なお肌の状態に整うことはありません。
たとえば、ターンオーバーが長引いている状態では、まずは古い角質層を取り除く必要がありますが、古い角質層を1回取り除いただけでは、ターンオーバーが理想的な周期に整うことはないのです。
それは、ターンオーバーは肌細胞が活性化されて初めて整うものであるため、1回だけ角質層を取り除いだだけで即座に理想的な周期になるわけではないからです。
また、コラーゲン産生についても、1回のマッサージピールでスムーズに行われるとは限らず、2回目、3回目で産生されることも珍しくないのです。
では、マッサージピールの施術開始時には、どれくらいの頻度で施術を受ける必要があるのでしょうか。

この点についてはお客様のお肌の状態にもよりますが、施術開始からしばらくの間は、およそ1~2週間に1回の頻度が望ましいとされています。
ここで、「そんなに頻繁に角質を取り除いて大丈夫?」と不安になるかもしれませんね。
しかし、ターンオーバーを促進させて美肌やエイジングケアを行うためには、まずは短いスパンで施術を受ける必要があるのです。

それは、マッサージピールを始めて受ける場合では、頻繁な施術で一時的にターンオーバーの促進を図り、短期間で肌細胞を生まれ変わらせる必要があるからです。
これにより、より効率的に理想のお肌を目指せるでしょう。

なお、マッサージピールを開始したら、1~2週間に1回の施術を5回程度繰り返し受けるのが理想的だとされていますが、この頻度はすべてのお客様に当てはまるものではありません。
つまり、この頻度はあくまでも目安として考えておく必要があるということですね。
始めてマッサージピールを受ける方は、医師による施術頻度のアドバイスを受けて、それに沿った頻度で施術を受けてみると良いでしょう。

お肌の状態が落ち着いてきたら月1回の頻度

始めてマッサージピールを受ける際には、短いスパンで5回程度の施術を繰り返し受ける必要がありますが、この場合、週1回で施術を受けた場合では5週、2週に1回とした場合では10週の期間が必要になります。
そして、施術開始時点のターンオーバー周期を40日とした場合では、週1回もしくは週2回の施術を5回繰り返すことで、理想的なターンオーバー周期に整っているか、それに近づいた状態になっていると考えられます。

お肌がこのような状態になれば、初期段階のように頻繁な施術が必要なくなり、1カ月に1回もしくは2カ月に1回の施術で理想的なお肌をキープできるようになります。

マッサージピールは定期的に行うことが望ましい施術

マッサージピールを一定期間受け続けると、ターンオーバー周期が整うだけでなく、コラーゲンの再生作用によってお肌にハリが生まれる、シミやしわが改善されるといった効果を得られます。
そして大切なことは、ターンオーバー周期が整ったところで施術を中止してしまわないということです。

それは、マッサージピールでお肌の状態を整えたとしても、年齢や生活環境、紫外線の影響などによって、再度ターンオーバー周期が乱れ、お肌のコンディションが崩れる可能性があるからです。
マッサージピールを受け始めたのなら、できる限り1カ月1回、2カ月に1回というように、継続して施術を受けることが望ましいといえるでしょう。

特にある程度年齢を重ねている方の場合では、マッサージピールを中止することでターンオーバーが元の周期に戻ったり、コラーゲンが減少してお肌がハリを失ったりするなどのトラブルに見舞われる可能性があります。

そしてそうならないためには、できる限り定期的に受ける必要があるのです。
もちろん、マッサージピールを中止したからといって、すぐにターンオーバー周期が乱れたりコラーゲンが減少してしまったりすることはありません。
しかし、数か月、1年と施術を受けない期間が続くと、やがてターンオーバーが乱れて施術前のお肌に戻るリスクが高まります。

マッサージピールで理想的なお肌が出現すると、そこで安心して施術を中止したくなるかもしれません。
しかし、コンディションが整ったお肌をキープしたいのなら、定期的な施術が必要なのだということは、頭の片隅に入れておく必要があるでしょう。

マッサージピールの頻度を守らないとどうなる?

マッサージピールは、お肌のコンディションに合わせて受ける必要がある施術で、医師のアドバイスに従って施術頻度を決定し、継続的に受け続けることが大切です。
では、施術の頻度が少なすぎたり多すぎたりした場合では、お肌にはどのようなことが起こるのでしょうか。
それでは、マッサージピールの施術頻度を守らなかった場合に起こり得るトラブルについてご紹介しましょう。

マッサージピールの頻度を守らないとどうなるか説明している医師

マッサージピール

頻度が少なすぎた場合

マッサージピールの施術開始時は特に大切な期間で、この期間中にターンオーバー周期を整えておかないと、思うような効果を得られない可能性が高まります。
たとえば、施術開始時のターンオーバー周期が40日だった場合では、ターンオーバーが1周するまでに40日間の日数が必要になるということです。
そして、このような状態で1カ月に1回しか施術を受けなかったら、お肌の状態はどう変化するのでしょうか。

この場合では、目に見える変化を得られない可能性があります。
そうなると、「マッサージピールは受けるだけ無駄」という思いが膨らみ、そのまま施術を中止してしまうことがあるかもしれません。
しかし、1回でもマッサージピールを受けたのなら、目に見える効果は得たいですよね?
そのためには、施術開始からしばらくの間は、1~2週に1回の頻度を守って施術を受け続ける必要があるのです。
これにより、1周目よりも2週目、2週目よりも3週目というように、日を追うごとにマッサージピールの効果を実感しやすくなるでしょう。

頻度が多すぎた場合

マッサージピールを始めて受ける方の中には、ある程度の施術回数を重ねているのにも関わらず、効果を得られない恐怖心から、頻繁に施術を受けようとする方がいます。
しかし、この行為は逆効果になる可能性があるのです。
マッサージピールを開始したばかりの頃は、ターンオーバーの遅れによってあらゆる肌トラブルが起こっている可能性があるため頻繁な施術が必要です。
一方、施術を何回も重ねるうちに、肌トラブルの改善効果がはっきりと現れ始め、施術開始時と同様に頻繁な施術を受ける必要はなくなるのです。
では、ターンオーバー周期が整い、なおかつコラーゲンの産生でお肌にうるおいが戻ったのにも関わらず、頻繁にマッサージピールを受け続けたら、お肌にどのようなことが起こるのでしょうか。

それは、極端にターンオーバー周期が短縮されて、敏感肌になるリスクが高まるということです。
理想とされるターンオーバーの周期はおよそ28日~30日前後とされていますが、すでに28日周期でターンオーバー周期が整っているのに、1週間に1回の施術を受け続けたら、当然のことながらターンオーバーが乱れます。
つまり、常に未熟な角質層が露出している状態になるということで、バリア機能が十分に備わっていない状態であることから、外部からの刺激を受けやすくなるということなのです。

それによって敏感肌になると、今度はお肌がうるおいを失い、見た目にもハリのなさが目立つ結果になってしまうことがあるのです。
マッサージピールは美肌づくりやエイジングケアを叶えられる施術ではありますが、施術を受けすぎると逆効果になるということも知っておく必要があるでしょう。

マッサージピールは頻度を守る必要がある施術です

今回は、マッサージピールを受ける頻度についてご紹介してきました。
それでは、マッサージピールを受ける適切な頻度について、今一度確認しておくことにしましょう。

  • 初めてマッサージピールを受ける場合には1週間に1回、もしくは2週間に1回、施術回数は5回が目安
  • 5回の施術以降は、月1回もしくは2カ月に1回の頻度で施術を継続

このようになります。
また、上記でお伝えした通り、マッサージピールは頻度が少なすぎると効果を実感しにくくなりますし、多すぎれば敏感肌のリスクが高まります。
つまり、マッサージピールを受けるならお肌の状態と相談をしながら、医師が適切だと考える頻度で施術を受けることが大切だということです。

マッサージピールの製品

なお、施術予定日に施術を受けられなかった場合に、次週まとめて2回の施術を受けるというようなことをしてしまうと、ターンオーバーが乱れて肌荒れの原因になります。
何らかの事情によってマッサージピールを受けられなかったとしても、焦らずに施術頻度を守り、美肌づくりやエイジングケアをしていくことが何よりも大切でしょう。

マッサージピールなら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、マッサージピールの美容整形を多く行っております。
マッサージピールの正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

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マッサージピール

Doctor 本ページの監修医師

吉原 伯

吉原 伯(よしはら のり) NORI YOSHIHARA

美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • サーマクール認定医
  • ベイザー脂肪吸引認定医
  • 日本救急医学会ICLSコース取得
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)
  • 日本美容皮膚科学会正会員

■ 略歴

  • 神戸大学医学部医学科卒業
    医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
    (麻酔科、皮膚科、形成外科)
  • 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
  • 湘南美容クリニック大宮院院長就任
  • 早稲田大学大学院卒 MBA修了
  • 湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
    SBCメディカルグループ統括院長補佐就任
  • SBCメディカルグループ代表補佐就任
  • 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
  • 医療法人社団東新会理事長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

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美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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