埋没法で作った二重が取れる原因は?対策方法についても解説
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二重まぶたを形成するための美容整形には大きく分けて切開法と埋没法があります。
切開法の場合よほどのアクシデントがない限り二重のラインはほぼ永久的に持続しますが、埋没法に関しては将来的に二重が取れる可能性があります。
そこで今回は埋没法で形成した二重ラインが取れる原因や、二重が取れるのを防ぐための対策方法についてお伝えします。
また実際に二重が取れてしまった時の対処法についても解説しますので、二重を長持ちさせたい、埋没法で後悔したくないという方は最後までご覧ください。
埋没法で作った二重のラインが取れる原因
埋没法を実施した後は二重のラインが崩れたり薄くなったりするリスクがあります。
二重が取れる原因としては、まぶたへの刺激や手術時の糸の留め方などが挙げられます。
また元々まぶたが重い方や、無理に広い幅で二重を作った場合も二重が取れやすくなります。
原因その1 まぶたへの刺激
かゆみを感じて目をこすったり、コンタクトレンズを取り外しする際に、まぶたを強くj引っ張るのは危険です。
また二重のりや二重テープもまぶたへの刺激となりますので、使用しない方が良いです。
まぶたへの刺激で手術中に留めた糸がゆるんだり切れたりして、二重のラインが取れやすくなる恐れがあります。
原因その2 まぶたが分厚い
まぶたの厚みには個人差があります。
まぶたの分厚い方が埋没法で二重を作った場合は糸でまぶたを固定するのが難しく、短期間で二重が取れやすい傾向にあります。
そのためまぶたの分厚い方が埋没法を希望する際、医師によっては埋没法をしてもすぐに取れてしまうと判断した場合は、切開法を提案する場合もございます。
原因その3 体重の増減
体重の増減も二重ラインの取れやすさに関係しているのです。
例えば体重が著しく増えるとまぶたが脂肪で分厚くなり、逆に体重が極端に減るとまぶたがたるむことがあります。
まぶたに厚くなったりたるんだりといった変化が生じると、二重のラインが目立たなくなる可能性があります。
原因その4 成長にともなうまぶたの変化
未成年の方は成長にともなって顔つきが変化していくので、まぶたの形も変わることがあります。
目元に関しては10代前半ごろに成長がストップする傾向にあるため中学校や高校に入学している方であれば埋没法を受け付ける美容外科も多いですが、人によっては中高生なってもなお目元の成長が進んで手術後もまぶたの形が変化する可能性があります。
そしてまぶたの変化にともなって留めた糸がゆるむと、二重のラインが薄くなったり取れたりする場合があるのです。
ちなみに成人の方が埋没法を受けた場合も、加齢にともないまぶたが痩せたりたるんだりしたことで二重が取れるケースがあります。
原因その5 眼瞼下垂症
眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)は加齢やまぶたの組織へのダメージによって上まぶたが垂れ下がり、視界が狭まる症状です。
眼瞼下垂症を発症していると埋没法を実施してもまぶたがうまく固定されず、短い期間で二重のラインが取れてしまう可能性があります。
原因その6 二重の幅を広くしすぎた場合
目の付近よりも眉毛の近くの方が皮膚が厚い傾向にあります。
そんな中くっきりした二重にしたいからといって幅の広い二重のラインを作ると、糸を留める範囲が皮膚が厚い部分にまで及びます。
そして皮膚が厚い所を無理に糸で固定すると二重のラインが後で取れやすくなる傾向にあります。
原因その7 糸の留め方が原因の場合
埋没法においては糸を留める点が多いほど二重のラインが取れにくくなる傾向にあります。だからいって、多ければ多いほど良いものでもありません。一般的には2〜3点程度あれば十分です。一方で糸を何箇所留めるかはクリニックによって異なり、糸の留める箇所が少なかったり糸の留め方が緩かったりすると二重が取れやすくなります。
埋没法で形成された二重のラインが取れる前兆はある?
埋没法で形成した二重ラインは大きな衝撃で突如糸が切れるケースでない限り、何らかの前兆を経て取れる場合が多いです。
これらのような現象が生じたら、二重のラインが取れる前兆である可能性があります。
- 二重のラインが狭くなる
- 二重のラインが時々消える
- 二重のラインの溝が浅くなる
- 三重になる
- まぶたから糸が出ている
- まばたきをする時まぶたが重く感じることがある
もし埋没法を受けた後にこれらのような現象がみられた場合は早めに医師に相談しましょう。
二重のラインが取れないようにするための対処法
美容外科の中には糸の留め方などに工夫を凝らし二重が長持ちするような埋没法を実施している所もあります。
そのため埋没法を選択したからといって必ずしも短期間で二重のラインが取れるとは限りません。
一方で二重が取れるのを防ぐためには、手術後の日常生活で注意を払うことが必要です。
例えば目への刺激を避けたり目がむくみや脂肪で厚くならないよう対処することで二重がより長持ちする可能性が高くなります。
まぶたに刺激を与えない
目をこすったり引っ張ったりするとまぶたの組織が伸びたり手術で留めた糸が弱まったりする可能性があります。
そのため普段目をこすることが多い方や日常的にアイメイクをする方はまぶたへの刺激に十分注意しましょう。コンタクトレンズの取り外しをする際もご注意ください。
むくみを避ける
手術前に目元に麻酔薬を注入した影響で、手術後数日間まぶたがむくむ場合があります。
しかし日常的に目元、顔全体にむくみがみられるという方はまぶたの厚みが増す影響で留めた糸がゆるみやすくなる可能性があります。
さて、まぶたのむくみを避けるには全身をしっかり温めて体のむくみを予防することも大切です。
体がむくまないようにするためには入浴時バスタブにつかったり、むくみを誘発する塩分の摂取を控えめにしたりすることをおすすめします。
ちなみに手術後のダウンタイム中にバスタブに浸かると、全身の血行が良くなることでまぶたの腫れや内出血が悪化したり長引いたりする恐れがあります。
埋没法におけるダウンタイムは1週間ほど続く傾向にあるので、腫れや内出血が治まるまでは入浴はシャワーだけで済ませるのが望ましいです。
なお、むくみを予防するために水分の摂取を少なめにする人もいますが、こうした対処法は逆効果になる恐れがあります。
水分をあまり摂らないでいると、体はどうにかして水分の量を一定に保とうと、より一層水分を蓄えようとします。
その働きによってかえって顔や体のむくみを誘発してしまうことがあるのです。
そのため普段から適度に水分を補給しておきましょう。
体重の変化に注意する
体重の増減によるまぶたの厚みの増加やたるみを防ぐため、食生活や運動習慣に気を付けて体重が大幅に変化しないような生活を送りましょう。
多少の体重変化であれば二重のラインに影響する可能性は低いですが、普段5kg以上の体重の増減があるという方は要注意です。
二重の幅をあまり広くしない
二重の幅を広くし過ぎるとまぶたに留めた糸が切れる恐れがあるため、極端に幅広いデザインを希望しないことをおすすめします。
ちなみにどうしても幅の広い二重ラインを作りたいという場合は、埋没法でなく切開法が提案される場合があります。
慎重なクリニック選びをする
二重ラインが取れるリスクの少ない埋没法を受けるためには、クリニック選びを慎重に行う必要があります。
二重が長持ちする可能性を上げるには、実績のある医師が在籍するクリニックを選ぶことが推奨できます。
埋没法の経験を重ねた医師であれば患者さんの希望を把握した上で、患者さんの顔全体のバランスを考えながらより美しい目元を形成してくれる可能性が高いです。
またカウンセリングでの対応にも注意を向けましょう。
手術によってどのような二重を希望するか、埋没法での二重術を受けるにあたり不安な点はないかなどを親身に聞いてくれる医師の元で美容整形を受ければ、満足のできる仕上がりになる可能性が高いです。
慎重なメニュー選びをする
埋没法と一言で言っても、糸の留め方や糸の留める場所によって、手法が様々ございます。
選んだ手法によって、長持ちしやすかったり周りからバレにくいなど、特徴がございます。
そのため、ご自身の希望に応じてメニュー選びをするのが良いと思います。
例えば周りから極力バレたくないのであれば、まぶたの表に傷がつかず、直後からメイク可能な場合が多い裏留めがおすすめです。
埋没法の二重が取れてしまった時の対処法
埋没法で形成した二重ラインが万が一取れてしまった時は、早めに医師に相談することをおすすめします。
加えてご自分の受けた美容整形に保証がついているかどうかを確認することも推奨します。
糸が出ているかを確認する
二重のラインが取れたことに気付いたら、まず糸がまぶたから出ているかどうかを確認しましょう。
まぶたから糸が出ている場合、そのまま放置すると糸のほつれた部分からまぶたに細菌が入り炎症を起こす可能性があります。
またまぶたのすぐ裏側には眼球がありますので、糸が眼球に接触し角膜炎などを引き起こすリスクもあります。
まぶたや目を守るためには、糸が出ていたらすぐに美容整形を受けたクリニックに相談してください。
再手術
これまでどおりの二重ラインを取り戻したいという場合は再手術を受けることが推奨できます。
最初の手術を受けたクリニックで再手術をしてもらうという選択肢もありますが、どうしても前のクリニックの手術に不安がある場合は別のクリニックに相談することをおすすめします。
保証内容を確認する
クリニックによって整形手術に何年かの保証が付いている場合があります。
そのため二重のラインが取れてしまった時は手術の契約内容を確認してみましょう。
もしご自分の受けた手術に保証が付いていて尚且つ保証の期間が過ぎていないのであれば、手術を受けたクリニックに二重が取れてしまった旨を相談することで追加料金なしで再手術が受けられる可能性があります。
なお前回の手術とまったく同じでなく別のデザインの二重にしたいという場合はクリニックによって保証の対象外になる可能性があるため、医師にデザインの変更について相談、確認してみましょう。
二重のりや二重テープを使わない
二重ラインが取れてしまった後、市販の二重のりや二重テープを使ってご自身で二重を作り直そうとする人がいます。
しかし二重のり、二重テープの使用によってまぶたが引っ張られたり糸が切れやすくなったりするリスクがあります。
そのため自己流のやり方で二重を作り直すのは控えましょう。
埋没法がおすすめできる方
埋没法には将来的に二重のラインが取れてしまうリスクがありますが、外部からの強い刺激やまぶたのむくみを避ければ手術効果が長持ちする可能性が高くなります。
またまぶたにメスを入れずに二重が形成できる、切開手術と比べてダウンタイムが短く費用も安価であるなどのメリットが望める点も埋没法の特徴です。
こうした長所から、以下のようなことに当てはまる方に埋没法がおすすめできます。
- 日々二重のりや二重テープを使うのがわずらわしい
- 仕事をあまり休めない
- まぶたを切らずに二重にしたい
- 少ない出費で二重術を受けたい
なお現在のまぶたの状態や仕上がりに関するご希望によっては埋没法と並行して別の手術も行われたり、埋没法以外の美容整形が提案されたりする場合もあります。
埋没法なら東京シンデレラ美容外科へ
東京シンデレラ美容外科では、埋没法の美容整形を多く行っております。
埋没法の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
Doctor 本ページの監修医師
小出 真哉 SHINYA KOIDE
小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
■ 略歴
-
慶應義塾大学医学部医学科卒業
川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科) - 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
- 湘南美容クリニック入職
- 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
- 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
- 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
- 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
- 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
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