タレ目形成を受けた女性

タレ目形成(グラマラスライン)が失敗する理由は?成功させるポイントも徹底解説

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 11 分です。

「つり目でキツくみられがちだからタレ目形成をしたいけれど、失敗しないか心配」「目がもう少し大きくなるといいなぁ」など、目元の印象にお悩みの女性はとても多いのではないでしょうか。
日本人の顔は、比較的つり目気味な人が多いですが、それに反してタレ目の可愛らしい顔に人気があるので、タレ目形成の美容整形の需要も高まっています。
しかし、タレ目形成手術は、様々な理由で失敗してしまうこともあるものです。
そこでこちらのコラムでは、タレ目形成が失敗する理由や失敗しないための方法、タレ目形成が成功した時に得られる効果について解説します。
タレ目形成に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

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タレ目形成手術でよくある失敗理由を紹介

まずは、タレ目形成を行って、「失敗した」「後悔している」と感じてしまう理由の具体的な解説です。

  • 顔全体のイメージを捉えずタレ目の形を決めてしまう
  • 最適な施術方法で施術していない

上記のようなことが、失敗の理由として多いです。順番に丁寧に解説します。

この症例は全切開法二重術と眼瞼下垂と目尻切開と下眼瞼下垂をMD式で行った術前と4か月後の症例写真になります。

全切開法二重術と眼瞼下垂と目尻切開と下眼瞼下垂をMD式で行った症例写真
【リスク・副作用】傷・むくみ・目がゴロゴロする・しびれ・傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着等

目元の理想だけでタレ目形成してしまう

芸能人などで理想の顔があると、その人の目に近づけたいと思い、タレ目の印象を決めてしまうこともあるかもしれませんが、そうすると自分の顔に似合わないということもあります。
「あの人のような大きな目になりたい」「こんな目元になるイメージで手術したい」というようにカウンセリングで話を聞きますが、それを再現するとその人の顔には合わないということになりかねません。
なので、タレ目形成のカウンセリングでは、目元のイメージだけでなく、顔全体にその目がはまった時にどのように見えるかをきちんと想像して、手術内容を決めていくのが大切です。

最適な施術方法で施術していない

タレ目形成手術には、「結膜切開法」や「皮膚切開法」、メスを使わずに施術できる「タッキング法(埋没法)」などがあります。
この中で、最も仕上がりを美しくできるのが結膜切開法ですが、結膜側の切開はとても難易度が高いです。
そのため、クリニックによっては、上手く切除できずに効果がわかりにくかったり、皮膚側からの切開だけしかできず、外反(あっかんべー)の状態になってしまったりすることもあります。

裏側を切開せずに縫い縮めることしかせず、元に戻ってしまう

先ほど紹介した、メスを使わずに施術できる「タッキング法(埋没法)」は、糸で縫って目尻を押し下げる方法なので、どうしても切開法よりは効果が長続きしません。
ただ反対に、切開法は一度手術してしまうと元通りにするのは難しいので、初めてタレ目形成をする時にまずタッキング法で手軽にやってみたい、という時にはよい方法です。
状況に合わせて、どのタイプの施術を選ぶかを検討する必要があります。

タレ目形成とは?

そもそも、タレ目形成とはどのような手術なのか、改めて解説します。

  • 目尻を下げるのが目的
  • つり目や目の小ささに悩む人にも効果的

これらの内容についての解説です。タレ目形成とはどのようなものなのか、改めて確認してください。

目尻を下げる手術

タレ目形成とは、名前の通り目を垂れ目に近づけるものです。
具体的には、黒目の外側から目尻にかけての下まぶたを下げることにより、タレ目っぽい印象にする美容整形です。
先ほども記載したように、「結膜切開法」と「皮膚切開法」、「タッキング法」と大きく分けて3つの手術方法があります。
切開手術は埋没法に比べると高価な手術となりますが、その分効果が長続きしやすいです。
対して、タッキング法は効果が実感しづらい場合や効果が長続きしない場合もありますが、料金はリーズナブルで手軽に受けやすいのがメリットです。
求めるタレ目の状態によっても、適用する施術内容は異なるので、しっかりとカウンセリングで相談してから決定していきます。

つり目改善や目を大きくしたい時にも効果的

タレ目形成は、ただタレ目にしたいという時だけでなく、つり目が気になるから緩和したいという人や、目を大きくしたいという人にも効果的です。
タレ目形成を行うことで、黒目の外側から目尻にかけての下まぶたを下げるので、必然的に今よりも目が大きくなります。
また、タレ目を強調するわけではなく、現状のつり目を緩和させるという場合にも使われる手術です。
つり目や小さめな目にお悩みの方は、一度タレ目形成のカウンセリングを受けてみるのをおすすめします。

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タレ目形成の手順を解説

ここからは、実際にタレ目形成を行う場合の手順を紹介します。
「結膜切開法」「皮膚切開法」「タッキング法」3つのそれぞれの解説です。

タレ目形成の手術をしている医師

結膜切開法の手順

一番仕上がりが美しく人気の方法は、結膜切開法です。
まぶたの裏側である結膜から切開し、下まぶたを下へ引っ張ることで、タレ目を作る方法です
1.下瞼を引っ張り、その状態で結膜を切開し、粘膜を剥離する
2.CPFという下眼瞼の腱膜と瞼板を糸で固定して、下瞼を下げる
3.糸は結膜の下に埋没させて、結膜を縫合する
この方法は、この後に紹介するタッキング法と比べて効果が長く続きやすいのが特徴です。
また、皮膚切開法と違って、手術の傷が外側に出ないので、手術をしたことがわかりにくいのもポイントです。
24時間後からメイクができたり、ダウンタイムが1週間程度だったり、抜糸の必要がなかったりと、手軽な面が多いのも人気の秘訣と言えます。

皮膚切開法の手順

皮膚切開法は、先ほど紹介した結膜切開法と違い、外側から皮膚を切開する手術法です。
1.目の下の切開する場所に目印をつけ、睫毛直下を切開する
2.眼窩隔膜も切開し、CPFを固定する
3.CPFと瞼板を縫い縮める
元々、逆さまつげがある方は皮膚を切開するタレ目がお勧めですが、傷跡が表面にできてしまうデメリットがあります。傷を残さない点と、ダウンタイムの短い点では結膜切開がお勧めです。

タッキング法(埋没法)の手順

切開せずにタレ目を作りたい、という人には、タッキング法があります。
切らずに済み、施術時間も15分程度と短くて済むため、気軽にタレ目形成を受けてみたい人に人気です。
1.目に局所麻酔を打ち、麻酔の効果が出るまでおく。
2.下瞼の結膜から糸を通し、結膜と瞼板を固定する。
3.糸を縛り、瞼板を下に下げてタレ目を作る。
切開をしないので、数ヶ月経つと元に戻ってしまった、というリスクもあるのを念頭においてください。

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タレ目形成を行うことで得られる効果

ここからは、タレ目形成が成功したら得られる効果を解説します。
つり目や小さめな目にお悩みの方は、嬉しい効果を得られる可能性が高いので、確認して施術の検討材料にしてください。

タレ目形成を行うことで得られる効果を説明している看護師

優しげな目元に変える

つり目やキツネ目気味な人は特に、きつい印象を与えてしまいがちですが、タレ目形成を行うことで優しげな目元に変えることができます。
日本人は比較的、つり目寄りな目元の人が多いですが、下向きに目を大きくしてタレ目にすると、優しい雰囲気が出せます。

ぱっちりとした大きな目元に変える

タレ目形成は、ただ目尻をたれさせるだけでなく、下方に大きく広げるため、ぱっちりとした大きな目を作ることができるのがポイントです。
タレ目で大きな目元は、可愛げのある印象になるため、タレ目形成を行うことで、きつい印象から可愛くぱっちりとした目元に変化させられます。

二重整形と合わせることでより効果的に

ぱっちりと可愛らしく、優しげな雰囲気を作りたい人は、タレ目形成と合わせて二重整形を取り入れるのがより効果的です。
一重や奥二重でつり目気味の目元は、寂しげできつい印象を与えやすいです。その目元に、二重整形とタレ目形成を行えば、一気にタレ目で大きな目元に変えられます。
きつめの目元が気になっているという人は、ぜひ一度タレ目形成や二重整形を検討してみてるのがおすすめです。

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タレ目形成を失敗しないためのポイントを紹介

最後に、タレ目形成を失敗しないためにできるポイントを、詳しく紹介します。

  • 目元の印象だけでなく全体像で決める
  • タレ目形成の症例数の多い医師にお願いする

これらを詳しく解説します。

目元の印象だけで決めない

先ほどの失敗例でも書いた通り、目元の理想だけで形を決めてしまうと、鼻や口、輪郭など、顔の他のパーツと相性が合わず、イメージ違いになってしまうこともあるので気をつけてください。
目元の理想はあるかもしれませんが、それ以上に全体感がマッチしている方が仕上がりの満足度は高いので、そちらを重視するのがおすすめです。

症例数の多い医師に頼む

タレ目形成の症例件数の多い医師なら、さまざまな目元を理想に変化させてきた実績があるので、目元のタイプに合わせた提案をしてもらえたり、カウンセリングでデメリットや注意点をしっかりと話してもらえたりします。
目のタイプによって、二重整形など他の手術と組み合わせてより魅力的な目元になることも多いので、その辺りもしっかり提案してくれる医師にお願いしたいところです。

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まとめ

こちらのコラムでは、タレ目形成に失敗してしまう理由やタレ目形成の手順、タレ目形成を行うことで得られる効果など、幅広い情報をまとめました。
優しげで可愛らしい目元にするための整形術であるタレ目形成は、上手に取り入れると今よりも理想に近い目元を手に入れることができます。
しかし、手術が難しかったり、理想としている目元が自分の顔にはあっていなかったりして、満足できないことがあるのも事実です。
タレ目形成の美容外科選びに迷ったら東京シンデレラ美容外科も選択肢の一つです。当院には美容外科や形成外科の専門医が在籍しております。また、タレ目形成の症例も豊富で、修正術も行っています。

東京シンデレラ美容外科新宿院の看板

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吉原 伯

吉原 伯(よしはら のり) NORI YOSHIHARA

美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • サーマクール認定医
  • ベイザー脂肪吸引認定医
  • 日本救急医学会ICLSコース取得
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)
  • 日本美容皮膚科学会正会員

■ 略歴

  • 神戸大学医学部医学科卒業
    医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
    (麻酔科、皮膚科、形成外科)
  • 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
  • 湘南美容クリニック大宮院院長就任
  • 早稲田大学大学院卒 MBA修了
  • 湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
    SBCメディカルグループ統括院長補佐就任
  • SBCメディカルグループ代表補佐就任
  • 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
  • 医療法人社団東新会理事長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

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美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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