二重のラインが綺麗な女性

埋没法におけるダウンタイムの特徴とは?どう過ごすのがおすすめ?

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。

二重整形の一種である埋没法は、医療用の糸を用いて上まぶたの筋肉を留め二重のラインを形成する美容整形です。

まぶたを切開して二重のラインを作り出す切開法と比べて埋没法は施術後の腫れが少ない傾向にありますが、施術から1週間~数週間程度はダウンタイムが生じる場合が多いです。

さて今回は埋没法の後のダウンタイムにはどのような現象が起こり得るか、加えてダウンタイム中どう過ごすのがおすすめできるかについて解説します。

この症例動画は、手術前と1か月後の状態です。腫れや内出血が全く見られません。

埋没法を受けた時のダウンタイムの特徴

まぶたにメスを入れない埋没法においても、個人差こそあるもののある程度のダウンタイムは避けられない場合が多いです。

具体的には施術箇所の腫れや内出血などといった現象が起こることがあります。

まぶたの腫れ

施術後は上まぶたに腫れやむくみが現れることがあります。

施術の影響でまぶたが一時的に炎症を引き起こすことや、施術前に麻酔薬を注入したことが腫れやむくみの要因として挙げられます。

しかし極端に大きく腫れ上がる可能性は低く、多くの場合は泣いた後と同じぐらいの腫れがみられる程度です。

また腫れやむくみは施術の翌日にピークを迎える方が多いですが、その後徐々に治まる傾向にあります。

この経過の症例は、当院で行った埋没法の症例写真です。手術直後、翌日、1週間後、1ヶ月後の状態です。埋没法は瞼の上に手術をほどこすため、症例写真の瞼部分を見ると、術後のダウンタイムの経過がわかります。

埋没法の経過の症例写真

痛み

麻酔が切れた後はジンジンとした痛みが感じられる傾向にあります。

埋没法のうちまぶたの筋肉に糸を通す「挙筋法」(きょきんほう)の場合数日から1週間程度、まぶた内部の軟骨「瞼板」(けんばん)に糸を通す「瞼板法」を実施した場合は人によって1~2週間痛みが続くことがあります。

一方多くの医療機関では施術後に痛み止めの内服薬が処方されます。

そのため日常生活で痛みが気になる時は痛み止めを服用しましょう。

内出血

施術時まぶたに糸を通した影響で赤紫色の内出血が生じる場合が多いです。

しかし内出血は施術後日数が経過するにつれ徐々に薄くなるのであまり心配する必要はありません。

目やにが増える

目やには本来目の老廃物や雑菌を排出するために発生します。
そして二重術を行ったことで目に負担がかかったことで、施術後は防御反応として目やにを排出する働きが高まる場合があります。
なお目やには施術から1週間経つころには少なくなっていくことが多いです。

一方で施術から日数が経過しても目やにが治まらない場合、糸がうまくまぶたに埋め込まれずはみ出た糸が目を刺激してしまっている可能性があります。
放置すると目の炎症に繋がる恐れがあるので、もし埋没法の施術から1ヶ月以上が経過しても目やにが減らない場合は医師に相談しましょう。

目がゴロゴロする

瞼板法の場合、瞼板を糸で留めた影響で通した糸がまぶたの裏に凹凸を形成したり糸の一部がしたりして、施術後に目がゴロゴロする感覚が生じる可能性があります。

埋没法の施術はこちら

埋没法のダウンタイムにおけるおすすめの過ごし方

埋没法の二重術を受けた後は、ダウンタイムが終わるまで注意して日常生活を送ることが推奨できます。

それではダウンタイム中のおすすめの過ごし方をピックアップしていきます。

埋没法のダウンタイム期間中の過ごし方を説明する医師

安静に過ごす

ダウンタイム中に激しく体を動かすと、血流が良くなる影響でまぶたの腫れや内出血が長引く恐れがあります。
そのためダウンタイム中のスポーツはおすすめできません。
またご自宅にいる間は椅子やソファで休み、できる限り安静に過ごすことが望ましいです。

睡眠をとり過ぎない

体を休めること自体は健康のためにも施術箇所の回復を早めるためにも重要です。
しかし埋没法のダウンタイム中に睡眠時間をとり過ぎるのはあまり好ましくありません。
まぶたのむくみを誘発する恐れがあるためです。
特に普段寝起きに顔がむくむことがあるという方は睡眠時間の長さに注意しましょう。

下を向かないよう心がける

下を向く状態が長時間続くとリンパの流れが滞り、腫れやむくみが長引く可能性があるのです。
そのためダウンタイム中に読書などをする際は適度に休憩をとりましょう。

バスタブにつからない

熱いお湯につかって血行が促進されるとまぶたの腫れが長引いてしまう恐れがあります。
そのためダウンタイムを終えるまで入浴はシャワーを浴びる程度で済ませるのがおすすめできます。
また腫れが長引くのを恐れて入浴そのものを避けるのは望ましくありません。
施術箇所に汚れが溜まると目やにの増加や回復の遅れの要因になるので、ダウンタイム中も患部を清潔な状態にしておきましょう。
ちなみに埋没法の施術を受けた場合は施術の翌日からシャワーを浴びることができます。

髪が目にかからないようにする

ダウンタイム中はヘアスタイルにも注意を向けることがおすすめです。
前髪が目にかかると施術箇所を刺激してしまい腫れなどの副作用が長引くリスクがあります。
そこでまぶたへの刺激を避けるためには、前髪をピンで留めたりまぶたにかからない長さにカットしたりと目にかからないヘアスタイルで過ごすことが望ましいです。

サングラスやメガネで目元を隠す

まぶたの腫れや内出血が治まらないうちに仕事などで外出をしなければならない場合、人目が気になりがちです。
そこで、ダウンタイム中やむを得ず人と会う場合はサングラスや縁の太いメガネで目元を隠すことがおすすめできます。

ちなみにまぶたの状態をごまかすためにメイクをする方もおられますが、腫れが治まらないうちにアイメイクをすると施術箇所に刺激を与えてしまうためあまり推奨できません。
なお医師によっては、施術から十分な日数が経過してもなお腫れ、内出血が治まらないというケースに限りメイクを許可する場合があります。
ご自身の判断でメイクをするのはリスクが伴いますので「どうしてもメイクで目元をごまかしたい」という時はまず医師に相談するのがおすすめです。

眼鏡をしている女性

まぶたを刺激しない

手やメイク道具まぶたをこすると、施術によって形成された二重のラインが変化したり留めた糸が切れたりする恐れがあります。
そのため日常生活の中でまぶたに刺激を加えないよう注意しましょう。

コンタクトレンズの使用に注意する

埋没法の後は最短で施術の翌日からコンタクトレンズを装着できるようになります。
一方でまぶたの状態によって、医師から数日間様子を見てからコンタクトレンズを使用するよう指示される場合があるので日常的にコンタクトレンズを使用している方は必ず医師に相談した上でコンタクトレンズの使用を再開しましょう。
またコンタクトレンズを着けたりはずしたりする際は、施術箇所に負担をかけないよう上まぶたではなく下まぶたを引っ張ることをおすすめします。

加えて長時間コンタクトレンズを装着していると摩擦によってまぶたや糸に負担がかかる可能性があります。
そのため1日あたりの装着時間や1週間あたりの装着時間を減らすことがおすすめです。
ちなみに厚みの少ないコンタクトレンズを使用することでまぶたや糸への負担を減らせる傾向にあります。

枕の位置を高めにする

ダウンタイム中は、就寝時頭の位置が心臓よりも高くなるように高めの枕を使用することをおすすめします。
これは血液が頭部に集まって腫れなどが長引くのを防ぐためです。
血液は心臓よりも低い所に集まる傾向にあるので、低い枕によって頭部の位置が心臓より低い位置にきてしまうと目の周辺に血液が集まってしまう可能性があります。
ダウンタイムが長引くのを避けるため、普段お使いの枕が低いという方はダウンタイムが終わるまでの間だけでも普段より高めの枕を使いましょう。

飲酒を控える

アルコール類は血管を拡張させ血行を促進する働きがあります。
血のめぐりが良くなるとまぶたの腫れや内出血が悪化したり長引いたりする恐れがあるため、ダウンタイム中は飲み会の参加は控えるのが望ましいです。

喫煙を控える

喫煙は血管を収縮させ血流を妨げることがあるのですが、血流が良くなることだけでなく悪くなることもダウンタイムが長引く要因になり得ます。
これは患部に十分な栄養が行き渡りにくくなるためです。
血行不良でまぶたに栄養が行き届かなくなるとダウンタイムが長く続いてしまう恐れがあるので、少なくともまぶたの状態が元通りになるまではタバコを吸うことを控えましょう。

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ダウンタイム以外のリスク

埋没法を実施した後はダウンタイムの一時的な症状とは異なる副作用が生じることもあります。

特に瞼板法を実施した場合は挙筋法よりも太い糸、針を用いる傾向にあるため、一般的なダウンタイムの現象と言い切れない副作用が起こる可能性が高いです。
そして場合によっては留めた糸をはずす処置が必要になるケースもあります。

何らかの処置が必要かどうかを医師に判断してもらうために、以下のような現象がみられた時は早めに医師に相談しましょう。

埋没法の手術をしている医師と患者

瞼板の変形

埋没法のうち瞼板法を実施した場合、まぶたの内部にある瞼板に糸を通します。
その影響で施術後瞼板が変形する場合があります。

目の炎症

まぶたに通した糸が劣化や外部刺激によって切れると、糸の断面が角膜を傷付けてドライアイや角膜炎などのトラブルを引き起こすことがあります。
施術後何日経っても目がゴロゴロした感覚が治まらないという場合は、糸がほつれている場合があるので施術を受けた医療機関で検査してもらうことを推奨します。

目が開きにくくなる

施術後のダウンタイム中にまぶたの腫れやむくみによって目が開きにくくなる可能性がありますが、ダウンタイムを終えても目が開きにくくなるケースがあるのです。
この場合はまぶたが糸に引っ張られている可能性があります。
放置すると眼瞼下垂症を引き起こす恐れもあるので、長期間目が開きづらい状態が続く場合は医師に相談することをおすすめします。

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埋没法なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、埋没法の美容整形を多く行っております。
埋没法の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

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Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

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