埋没法の施術を受けた女性

埋没法の内出血はいつ消える?早く治す方法を解説

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。

埋没法は二重を作る美容整形手術です。体への負担、費用面での負担も少なく若い世代からも特に人気が高い手術方法ですが、手術後の目元の状態が気になるという方も多いのではないでしょうか。中でも目元の整形で特に目立ちやすいのが内出血です。
そこで今回は埋没の内出血について詳しく解説していきます。手術後の内出血がいつごろなくなり目立たなくなるのかの目安や、内出血を早く治すための方法についてご紹介します。また、内出血を目立たなくするためのカバー方法もあわせてご紹介するので、埋没法による二重手術を検討されている方や、興味があるという方は是非参考にしてみてください。

二重埋没法

埋没手術で内出血ができる原因

内出血とは血管から漏れ出た血液が周囲の組織に広がり、皮膚の下で凝固した状態を指します。二重埋没手術は切開を伴わないため、手術自体の侵襲は比較的少ないとされていますが、それでも毛細血管が切れるなど、微細な血管が損傷を受けることで内出血が生じることがあります。
特に血管がダメージを受けやすいのは針や糸が挿入される過程です。また、手術後まぶたが腫れることにより目元の血管に圧力がかかり内出血を引き起こすこともあります。

二重埋没法

埋没の内出血はいつ消える?

埋没法による内出血は手術後2~3日がピークで、大体1~2週間で周りからはほぼわからない程度まで回復します。
ただ、これはあくまでも目安で、体質や手術を担当した医師の技術により内出血が目立つ期間は短くなったり、反対に長くなったりします。表留めと裏留めでも内出血が出る期間に差が出ます。内出血を気にされる場合は、裏留めの埋没法が良いでしょう。

埋没の内出血はいつ消えるか解説する看護師

二重埋没法

埋没の内出血を早く治す方法

埋没手術で内出血ができるのは自然なことですが、できれば早く治したいものですよね。内出血を早く治すために心がけたいことについてご紹介していきます。

まぶたを触らない

二重埋没手術後、まぶたは敏感な状態になっています。この時期に不必要にまぶたを触ると、皮膚の微細な血管に圧力を加えることになり、内出血を引き起こしたり悪化させてしまう可能性があります。
また、手術後は炎症や感染症を起こしやすい状態でもあります。まぶたを擦ったり、強く押さえるのはできるだけ避け、どうしてもまぶたを触らなければならないときは手を清潔にしてから触るなど衛生面にも気をつけるようにしましょう。

横になる時間を減らす

内出血からの回復を促すために、手術後2~3日はできるだけ横になる時間を減らすのも効果的です。まぶたは心臓より上にあるため、座っているときや立っているときは血の流れが重力により下へ落ち血流がスムーズに流れやすくなるのですが、横になった状態ではまぶたが心臓と同じ位置になるので血が留まりがちです。
手術後は安静にして過ごさなければなりませんが、ずっと横になっているのはNGです。まぶたが心臓より上にある状態を意識し、ゆっくり座るなどしてリラックスして過ごしましょう。

横になる女性

枕を高くして寝る

上記で横になる時間を減らすことで内出血が早く治るとお伝えしましたが、夜寝るときはさすがに寝転ばなければなりません。そのときもやはりまぶたが心臓より上になるように枕を高くして寝ることで、内出血の悪化を防ぐことができます。
枕を高くするためには、枕を2つ重ねるか、専用の傾斜付き枕を使用すると良いでしょう。ただし、あまりに高い位置で寝ると、首や背中に負担をかけてしまうこともあるため、自分が快適に感じる範囲で高さを調節してください。

目を酷使しない

まぶたを触らないなど外部的な目への刺激のほか、目を使うことにも気を配りましょう。術後の回復期間中、目を酷使する行為は内出血の回復を遅らせる可能性があります。例えば、長時間の読書やスマートフォン、パソコンの使用などは、目やまぶたに余計な負担をかけます。これにより、血流が増加し、手術部位の腫れや内出血が悪化することもあります。術後はなるべく目を酷使しないように注意し、適度な休息を取ることが重要です。また、視力に問題がある場合は、適切なメガネを使用するなど、視力を無理に使わない工夫も大切です。

長時間の入浴を避ける

温かい湯船に浸かることで全身の血管が拡張し、体全体の血流が促進されすぎることで内出血が悪化する可能性があります。そのため、手術後はシャワーを使用し、湯船に浸かることや長時間の入浴は避けましょう。熱いお湯でのシャワーを長時間浴びることも避けるのがベターです。
シャワーはなるべく手短に済ませ、ダウンタイムが終わるまではサウナも控えてください。

激しい運動はしない

運動によって心拍数や血圧が上昇し、これが体全体の血流を増加させることで内出血が悪化する可能性があります。また、激しい運動は、まぶたを含む体の筋肉にストレスを与えます。これにより、まぶたの筋肉が収縮し、微細な血管に余計な圧力をかける可能性があります。
内出血が目立つ期間やダウンタイム中は、ランニングやジムでの筋肉トレーニング、激しい動きを伴うスポーツなどはお休みしましょう。
運動を再開するタイミングは医師と相談し、自身の回復状況に応じた時期に、軽い運動から再開するようにしてください。

飲酒しない

アルコールは血管を拡張させ、血液の流れを促進します。これにより、手術部位の血管が破れて内出血を引き起こす可能性があります。さらに、アルコールは体内の抗酸化物質を消耗させるため、内出血以外の術後の回復を遅らせる可能性もあります。
こちらも回復状況にあわせて飲酒再開を見定めますが、基本的には手術後2週間は飲酒は控えることが推奨されています。

辛いものを食べない

辛い食べ物を食べると、体が熱くなり、汗をかきやすくなるように、辛いものにも血行を促進する効果があります。内出血や腫れの回復を遅らせてしまう可能性があるので、ダウンタイム中は辛い食べ物は控えるようにしましょう。
手術後は免疫力も下がりやすくなるので、栄養バランスの取れた健康的な食事を摂ることが重要です。また、消化の良い食べ物を摂取することで、身体の回復力を高めることも有効です。

二重埋没法

埋没による内出血を隠す方法

埋没手術後の内出血は数日から数週間でなくなるとはいえ、治るまでの期間はできるだけ隠したい、整形したことを内出血によって気づかれたくないという方も多いのではないでしょうか。
内出血を目立たなくカバーする方法について詳しくご紹介します。

埋没による内出血を隠すためにメイクをしている女性

メイク

アイメイクは手術から2日後から可能です。アイメイクで内出血をカバーすることで自然な目元を作ることができます。
内出血を隠すためには、コンシーラーとアイシャドウがポイントとなります。

コンシーラー

コンシーラーは内出血の色味と反対のカラーである「補色」に似た色を選ぶことでよりきれいに隠すことができます。主な内出血の色と補色は以下の通りです。

  • 赤色の内出血→緑系
  • 紫色の内出血→黄色or緑系
  • 黄色の内出血→青or紫系

また、コンシーラーは固形タイプなど固めのテクスチャーのものがおすすめです。固めのテクスチャーのコンシーラーは柔らかいものよりもカバー力が高く、内出血を隠すのにぴったりです。

アイシャドウ

内出血を目立たなくさせるならいつもより濃いめのカラーのアイシャドウを使うのがおすすめです。内出血の赤みや紫色と同化させることで、周りから整形したことを気づきにくくすることができます。

サングラス・メガネ

サングラスやメガネの着用は手軽にできるカバー方法です。
サングラスは目元全体を覆うことができるので、特に内出血がひどい時におすすめです。サングラスは紫外線から目を守る効果もあるので、手術後で弱った目元を保護するのにも役立ちます。
また、メガネは学校や会社などで内出血を隠したい時におすすめなカバー方法です。メガネのフレームが太めのものを選ぶのがポイントです。最近は視力が低い方だけでなく、ブルーライトをカットするためのメガネを着用している方も多いです。突然メガネをかけると整形がバレてしまう可能性があるので、整形前から着用するのがおすすめです。

帽子

帽子の着用も埋没手術後の内出血を隠すための簡単で効果的なアイテムです。帽子は目元の内出血を隠すだけでなく、顔全体を日差しから守ることができ、術後の目への刺激を押さえるのにも役立ちます。
内出血をしっかり隠すなら、ツバが広く、深めに被れる帽子がおすすめです。キャップやハットなどさまざまな種類があるので好みやファッションスタイルにあわせて選んでみましょう。

前髪

前髪が目の上あたりに来るようにし、目元を目立たなくカバーするのも内出血を隠す有効な方法です。前髪がなかった方が、前髪を作ると印象ががらりと変化するので二重にしたことを周りに気づかれたくない時にもぴったりです。
ただ、前髪が目に入ると手術後の目には衛生的によくありません。快適に、衛生的に過ごせる長さに整えるようにしましょう。

二重埋没法

そもそも二重埋没手術とは

二重埋没手術は、約10分で二重瞼を作る美容整形手術で、特別な糸を使ってまぶたを形成します。メスを使用せず、切開することなく行えるため、手軽さと安心感があり、10代や20代の若い方に人気です。術後のダウンタイムも少なく、厚いまぶたでなければ自然な二重瞼を形成できます。また、糸を外すことで元の状態に戻すことも可能です。
糸の留め方、糸の本数など二重の幅など好みのスタイルにデザインできるほか、強度も調整ができます。

この症例写真は、埋没法の手術前と1週間後の症例写真です。

埋没法の手術前と1週間後の症例写真
【リスク・副作用】傷・むくみ・目がゴロゴロする・内出血・腫れ・痛み・左右差など

切開法との違い

二重整形にはもう一つ「切開法」という方法もよく用いられます。切開法は名前の通り、メスを使いまぶたを切開することで二重を形成します。まぶたの皮膚が厚い方や脂肪が多い方に向いている方法で、自然な仕上がりが魅力の埋没法に対し、切開法ではくっきりぱっちりとした二重を作ることができます。
切開を必要とすることから埋没法と比べるとやや体への負担が大きく、ダウンタイムも長くなります。一方で、元に戻りにくい、確実な変化が得られるといったメリットもあります。

切開法

埋没法なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、埋没法の美容整形を多く行っております。
埋没法の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

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二重埋没法

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

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ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

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