埋没法の手術を考えている女性

埋没法を受けてからどのくらい狭くなる?

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埋没法を受けた後しばらくすると、いつの間にか二重幅が狭くなっていることがあります。
もちろん、このような状態は埋没法を受けた方すべてに起こるとは限りませんが、埋没法を受けてから1年以上が経過している場合では、二重幅が狭くなる可能性があるのです。
こちらの記事では、埋没法を受けてからしばらく経過すると二重幅が狭くなる理由や、どのくらい狭くなるのか、狭くなるのを予防する方法についてご紹介しています。

二重埋没法

埋没法を受けてからしばらく経過すると二重幅が狭くなる?理由をご紹介

埋没法を受けた直後には腫れや内出血が見られますが、この状態はいつまでも続くものではなく、ダウンタイムが終了する術後1週間〜1ヶ月程度の時間をかけて、美しい二重に落ち着きます。
ところが、埋没法を受けた方の中には、時間の経過とともに段々と二重幅が狭くなって驚く方もいるのです。
それではまず、埋没法を受けてからしばらく経過すると二重幅が狭くなる理由や、どのくらい狭くなるのかについてご紹介しましょう。
この症例写真は、埋没法をの手術前、手術直後、1週間後、1か月後の経過の症例写真です。

埋没法をの手術前、手術直後、1週間後、1か月後の経過の症例写真

術後の腫れが落ち着いた

埋没法は腫れや内出血が少なく、ダウンタイムが短いという特徴がありますが、術後3日目には腫れや内出血がピークを迎え、「本当に腫れや内出血が引くのか」と心配になるかもしれません。
しかし、ピークを迎えた腫れや内出血は、術後1週間が経過するとかなり落ち着き、その後はゆっくりと時間をかけて完成形に向かいます。
そしてその際に、腫れが引いたことで二重幅が狭くなったと感じる方もいらっしゃいます。
このように腫れが引くことで二重幅が狭くなったと感じても、それはあらかじめ計算された二重幅ですので、手術の失敗ではありません。
ただし、仕上がりの幅がお客様のイメージよりも狭い場合では、医師と相談した上で再手術も検討しなければならないでしょう。

体重が増加した、もしくは減少した

埋没法を受けたあとに体重が急増してまぶたに脂肪が蓄積されると、糸が脂肪の影響を受けて緩むことがあり、二重幅が狭くなることがあります。
なお、一度緩んできた糸は再手術で修正できますが、医師の判断によっては、まぶたに脂肪が付きすぎてしまっている場合、脂肪によって埋没では理想のラインが出ないので、切開法を勧められる場合があります。
切開法では場合により不要な瞼の脂肪を除去しますので、体重が急増したとしても二重幅に大きな影響が及ぶことはありません。
ただし、切開法で二重を形成したとしても、年齢によってまぶたの皮膚がたるむと、二重幅がやや狭くなることがあります。
反対に、体重が極端に減少した場合では、まぶたの皮膚がたるんで二重幅が狭くなることがあります。
この場合では、糸が緩むのではなくまぶたの皮膚の問題ですので、埋没法の再手術を受けるか、切開法で二重を形成し直す、眉下切開で余分な皮膚を切除するなどして対処する必要性が高まるでしょう。
まぶたの皮膚がたるんだ状態で抜糸だけをすると、まぶたが垂れ下がって瞼を開きにくくなることがありますので、十分な注意が必要でしょう。

糸が緩んできた

目をこする癖や、メイクやクレンジングなどで顔に刺激を与え続けるなどによって、糸が緩むと、比較的早い段階で二重幅が狭くなることがあります。
埋没法の糸はそう簡単に緩むものではありませんが、日々刺激を与え続けることで緩むことはあるのです。
そうならないためには、なるべく目元に過度な刺激を与えないように注意しながら生活する必要があるでしょう。

年齢によるまぶたのたるみ

年齢によってまぶたのコラーゲンやエラスチンが減少したり、目の開く時に働く眼瞼挙筋という筋肉の弱まったりすると、まぶたは弾力を失って垂れ下がってきます。
すると、皮膚が二重のラインを覆いかぶさるようになって二重幅が狭く見えることがあります。
この場合では、埋没法の糸が緩んだのではなく、皮膚の垂れ下がりによって二重幅が狭く見えているだけの状態です。
とはいえ、この状態を放置していても自然に改善されることはありませんので、埋没法を受け直すか、切開法で修正する必要性が高まるでしょう。
また、医師が適切だと判断した場合では、眼瞼下垂手術や眉下切開での対応となることもあります。

二重埋没法

埋没法を受けてからしばらく経過すると二重はどう変化する?

埋没法を受けてからしばらく経過した後の二重の変化のパターンは2種類に分類されており、それぞれに狭くなる幅については差が生じます。

埋没法を受けてからしばらく経過すると二重はどう変化するか説明する医師

パターン1・数mm狭くなる

理想的な二重幅は7mmほどとされており、人によって形成した二重幅が異なるため、一概に何mm狭くなるということはいえません。
また、糸の緩みによって二重幅が狭くなった場合では、放置することで手術前の状態に戻ることがあり、一重だった方は一重に戻ることもあります。
つまり、糸が緩んだパターンでは、数mm程度狭くなったり、二重のラインそのものが消えたりすることがあるということです。

パターン2・奥二重になる

年齢によってまぶたの皮膚がたるみ、それによって二重幅が狭くなったパターンでは、やがて二重のラインが皮膚に覆われて、奥二重のようになることがあります。
この場合では、二重のライン自体は残っている状態ですので、まぶたのたるんだ皮膚を切除するなどすれば、再度美しい二重のラインが出現するでしょう。
ただし、まぶたの皮膚のたるみとともに、糸が緩んでいる場合では、二重のラインが狭くなったり消えたりすることがあります。

二重埋没法

埋没法で形成した二重幅は予防で維持できる?対策をご紹介

埋没法を受けたのなら、できる限り完成形の二重幅を維持したいものです。
埋没法は時間の経過で糸が緩むと、二重幅が狭くなったり二重のラインそのものが消えてしまったりする手術ではありますが、やがてそうなるとしても、維持できる期間を長期化できる対策はあります。

できる限り目元に刺激を与えない

埋没法を受けたら、完成形になったとしても油断をせず、できる限りまぶたに刺激を与えないことが大切です。
たとえば、目を擦る、コンタクトレンズ使用時に皮膚をなるべく引っ張らないなどが例として挙げられます。
花粉症などで目がかゆくなるという方は、花粉の時期にはメガネや目薬などを使用して対策をすると良いでしょう。
また、二重幅が狭くなったことを気にして二重のりやアイテープなどを使用してしまうと、その刺激によってますます二重の幅が狭くなるリスクがありますので注意しましょう。

体重の急激な増加に注意

埋没法を受けたのなら、急激な体重増加に注意しましょう。
また、急激ではなくても、埋没法を受けたときよりも10㎏以上体重が増えると、知らず知らずのうちにまぶたに脂肪が蓄積されて、糸が緩みやすくなることがあります。
そうならないためには、適量の食事を摂り、適度に体を動かすことを心がけて、体重増加予防対策をしておくことが大切でしょう。

眼輪筋の筋力低下対策をする

まぶたのたるみは、単純に皮膚がたるむことで起こることもありますが、眼瞼挙筋の衰えによって瞼を開く力が弱まることで起こることもあります。
つまり、眼瞼挙筋の筋力低下対策をすることが、埋没法で形成した二重幅の維持に役立つということですね。

手術方法によっては二重幅を長期間維持できることも

理想の二重幅を維持したいなら、埋没法よりも切開法のほうがおすすめできます。
しかし、どうしても埋没法で手術を受けたいという場合もあるでしょう。
そのようなときには、手術の方法にひと工夫を加えることで、二重の幅を維持しやすくなります。
二重の種類には、「奥二重」「末広型二重」「幅が狭い平行二重」「幅が広い平行二重」があり、このうち二重の幅を維持しやすいのは「幅が広い平行二重」以外の二重です。
幅が広い平行二重にするとゴージャスな印象にはなるかもしれませんが、糸にかかる負担が大きいため糸が緩みやすく、二重幅が狭くなりやすいというデメリットがあるのです。
また、二重幅を無理に広げることでまぶたの開きが悪くなることがあり、眠たそうな印象の目元になってしまうこともあるのです。
埋没法で形成した二重幅を維持したいなら、なるべく二重幅を広げず、糸に強いテンションをかけないことが大切です。
また、埋没法で1点留め、2点留め、3点留めというように、糸を留める場所を選べるのですが、1点留めよりも2点留めもしくは3点留めのほうが二重幅が狭くなりにくいにくいという特徴があります。
つまり、二重幅を長期間維持したいのであれば、2点留めまたは3点留めがおすすめできるということなのです。

二重埋没法

二重幅が狭くなるときには前兆が見られます

二重幅が狭くなったり消えたりする前には、わかりやすい前兆のような現象が起こりますので、以下でご紹介する現象が起こったら、ひとまず二重幅が狭くなると考えておいたほうが良いでしょう。

二重幅が狭くなるときの前兆について解説する看護師

二重が三重になる

埋没法の糸が緩み始めると、二重のラインが定まらず、二重が三重になることがあります。
この場合、二重のライン周辺がしわのような感じで複数のラインが出てくることがありますので、すぐに二重幅が狭くなる前兆だということがわかるでしょう。

二重のラインが浅くなる

糸が緩み始めると、二重のラインの食い込む力が弱くなり、ラインが浅くなってくることがあります。
それと同時に、何となくまぶたが重いと感じることもありますので、この現象もまた、二重幅が狭くなるわかりやすい現象だといえるでしょう。

目の内部がゴロゴロする

埋没法は、手術を受けた直後からしばらくの間、目の内部がゴロゴロすることがありますが、それは糸が組織に馴染んでいないことで起こり、やがて落ち着きます。
しかし、埋没法を受けてから期間が経過しているのにも関わらずゴロゴロ感を覚えたのなら、糸の結び目が原因で起こっている可能性があり、そのまま放置していると二重幅が狭くなります。
この場合では、ひとまず抜糸をしてから、再手術を受ける方法で改善を目指せます。
目がゴロゴロする状態をそのままにしていると、やがて外部に糸が飛び出してくるリスクがありますので、そうなる前にクリニックで診察を受けて対処しておくことが大切でしょう。

二重埋没法

埋没法なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、埋没法の美容整形を多く行っております。
埋没法の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

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Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

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ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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