埋没法の施術を受けた女性

二重埋没の腫れを早く引かせる方法とは?術後に気をつけることも解説

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二重の埋没手術は、比較的手軽で短時間で終わる美容整形手術として多くの人々に選ばれています。身体への負担が少ないことで知られる美容整形の一つですが、腫れは手術後数日続くことがあります。
そこで今回は、二重埋没手術後の腫れについて詳しくご紹介していきます。二重埋没でまぶたが腫れる原因や期間、そして早く引かせる方法を解説します。術後の腫れは、見た目に直接影響するだけでなく、日常生活にも影響を及ぼす可能性があります。手術後に気をつけるべきことをご紹介するので、手術を検討されている方は是非参考にしてみてください。

二重埋没法

二重埋没とは

二重埋没とは、二重の線を作るための非切開の美容整形手術の一つで、その手軽さから10~20代の若い世代を中心に人気があります。二重埋没では特殊な針と糸を用いてまぶたの皮膚を縫い、二重の折り目を形成します。切開を伴わないため、手術時間は短く、ダウンタイムも比較的少ないという利点があります。
手術自体は約10分程度で完了し、糸を通す位置や固定する箇所によって、自然な二重からしっかりとした二重まで、希望する二重のラインを作ることができます。また、必要に応じて糸を取り外すことで元の一重に戻すことも可能です。
自然な二重を作りたい方に特におすすめな方法で、まぶたの皮膚が比較的薄い方や脂肪の量が少ない方に向いている手術方法です。

この症例写真は、埋没法の手術前と1週間後の症例写真です。

埋没法の手術後1週間の症例写真
【リスク・副作用】傷・むくみ・目がゴロゴロする・内出血・腫れ・痛み・左右差など

二重埋没法

二重切開との違い

二重まぶたを作る整形手術は埋没以外に「切開法」という方法もよく用いられます。
二重切開法は、その名の通りまぶたに切開を入れ、脂肪や余分な皮膚を取り除くことで二重まぶたを作り出します。切開法ではよりはっきりとした二重の線が得られやすく、まぶたの厚みや形状の調整もしやすくなります。また、持続性が高く、一度手術を受ければ半永久的に二重が維持できるという利点があります。
切開法はメスを入れる整形手術であることから、埋没と比べると身体への負担が大きく、ダウンタイムが長くなります。腫れや内出血といった症状も強く出やすいのがデメリットとなります。

二重切開

二重埋没でまぶたが腫れる可能性がある原因

切開を必要としない二重埋没手術ですが、術後はまぶたの腫れが出ます。二重埋没でまぶたが腫れる原因は以下の通りです。

  • 麻酔による腫れ
  • 糸や針を通すことによる腫れ
  • 糸の結び目による腫れ
二重埋没でまぶたが腫れる可能性がある原因を紹介する看護師

二重埋没は局所麻酔をして手術を行います。まぶたに麻酔液を注射器で注入するのですがこの注射器の針の刺激、注入の際の圧で腫れることがあります。麻酔時による腫れを抑えるためには、極細の針の注射器で注入するのがおすすめです。笑気麻酔などを併用することで麻酔液の量を減らし、腫れが出にくくするという方法もあります。
また、手術中に糸や針を通すことで皮膚や組織がダメージを受けます。このことが手術後の腫れに繋がります。こちらも糸や針が細ければ細いほど刺激が減り、腫れを抑えることができます。
さらに二重埋没では通す糸の本数、結び目の数を調整して二重まぶたをデザインし、強度を変えることができます。糸の本数と結び目が多いほど皮膚や組織に刺激が多くなり、腫れも出やすくなります。

二重埋没法

二重埋没後の腫れはいつまで続く?

二重埋没手術後の腫れは個々の体質や生活習慣、術後のケア方法などにより異なりますが、一般的には手術直後の数日間でピークを迎え、その後徐々に引いていきます。
特に手術当日から3日後までが最も腫れが目立つ時期です。この時期は内出血や赤みもあり、術式によっては二重整形をしたことが周りからわかることもあります。
その後、1週間ほどで腫れは徐々に引いていきます。ただ腫れは他の症状と比べると回復までに時間がかかります。完全に腫れが引くのは数週間〜1ヶ月ほどかかり、それまでは思っていたより二重幅が広く感じたりと二重のラインが不安定です。腫れが残っている期間に「埋没手術に失敗した」と思ってしまう方もいるのですが、完全に腫れが引くまで気長に待たなければなりません。

二重埋没法

二重埋没の腫れを早く引かせる方法

二重埋没手術の後、腫れが出るのは自然な現象です。上記でご紹介したように時間の経過とともに腫れは徐々に引いていくものなのですが、できれば少しでも早く腫れがない目元になりたいものですよね。
ここからは二重埋没手術後に腫れを早く引かせるためにとりいれたい、気をつけるべき行動についてご紹介していきます。

二重埋没の腫れを早く引かせるために安静に休んでいる女性

目元を触らない

二重埋没手術後、糸や針を通した部位はデリケートで刺激を受けやすい状態になっています。むやみに目元を触ることで細菌が入り、炎症や感染症が入ることもあるので、手術後は目元をできるだけ触らないようにしましょう。
目がかゆいときなど、どうしても触らなければならない時は、目元に触れる前に手を洗うなどできるだけ清潔な状態にしてから刺激を与えないように触るようにしてください。

安静にする

二重埋没手術は翌日からお仕事や学校に復帰していただける手術ですが、激しい運動や体力を使う作業などは避けるようにしてください。できれば手術の翌日はお休みを取るのがベターで、安静にして過ごすことで腫れなどの回復も早くなります。
このときに注意したいのは、横になるのは極力控えるということです。横になるとまぶたがある目元と心臓の位置がほぼ同じになってしまい、血流を滞らせてしまうからです。寝転ぶのではなくゆっくり座るなどして安静にし、夜寝る時は枕を高くするなど常に頭が心臓より高い位置になるよう工夫しましょう。

目を酷使しない

二重埋没手術後に腫れを早く引かせるためには、目を過度に酷使しないことが大切です。長時間の読書やスマートフォン、パソコンの使用は目に負担をかけ、術後の腫れを引き延ばす可能性があります。これらの行為は瞼の筋肉に緊張をもたらし、それが腫れを増やすとともに、回復を遅らせることにつながります。
また、テレビを見る際も、画面から適切な距離を保つなど、目への負担を軽減する工夫が必要です。また、乾燥から目を守るためにも、適度な湿度を保つ環境作りも心掛けてください。
術後の回復期間中は、目への負担を軽減し、自然な回復をサポートする生活を送ることが推奨されます。必要以上に目を酷使せず、適度な休息をとることで、目とその周囲の組織を休ませ、早期の回復につなげることができます。

塩分を控える

二重埋没手術後の腫れを早く引かせるには、日常の食生活にも注意が必要です。特に、摂取する塩分の量を控えることが重要です。塩分は体内の水分バランスを崩す可能性があり、その結果として体内に水分が溜まりやすくなり、腫れが長引くことがあります。
一般的に日本人の食生活では塩分の摂取が多い傾向にありますが、術後は特に意識して摂取量を抑えましょう。加工食品や外食は塩分が多く含まれていることが多いので、自宅での調理を心掛け、食材本来の味を楽しむようにすると良いです。
また、料理の際は、塩以外の調味料を使って風味を出す工夫も有効です。香辛料やハーブ、レモン汁などを使用すると、塩分を控えつつも美味しく食事を楽しむことができます。
このように食生活を改善することで、術後の腫れを抑え、早く回復する手助けになります。

コンタクトではなくメガネを使用する

コンタクトレンズは目と直接触れ合うため、術後の敏感な目元に負担をかける可能性があります。そのため、手術直後の一定期間は、できるだけメガネを使用することを推奨します。メガネは目元を物理的に保護する効果もあります。術後の敏感な目元を直接の衝撃や乾燥から守ることで、より安全に回復期間を過ごすことができます。
また、目が悪くなくても日常的にカラーコンタクトを着用している方もいるかと思います。カラーコンタクトも目に大きな負担となりますので、手術後は着用を控えるようにしましょう。

飲酒しない

アルコールは血管を拡張し、血流を増加させる効果があります。このため、体内のアルコール濃度が高いと、術後の腫れや内出血が長引く可能性があります。
特に、術後の初期段階では、まぶた周辺の微細な血管が傷ついているため、アルコールによる血管の拡張は腫れを増大させ、治癒を遅らせる恐れがあります。また、アルコールは水分を排出させる利尿作用もあり、体の水分バランスを崩すことで、腫れが悪化する可能性も指摘されています。
早期に腫れを引かせるためにも、少なくとも術後1週間は禁酒を続け、体の回復を最優先に考えることが大切です。

長時間の入浴を避ける

入浴はリラクゼーション効果や血行促進などの効果がありますが、逆に長時間湯船に浸かると体温が上昇し、血管が拡張します。この血管の拡張が、腫れや内出血の原因となる可能性があります。
特に、術後の初期段階では、まぶたの組織が敏感であるため、湯船に長時間浸かると腫れが増え、治癒を遅らせる可能性があるのです。また、高温の湯船では血流が促進され、新たな出血を引き起こす恐れもあります。
したがって、二重埋没手術後の腫れを早く引かせるためには、シャワーでの短時間の入浴を心掛け、湯船に長時間浸かることは避けましょう。

二重埋没法

腫れにくい二重埋没の術式

ひとことに二重埋没手術といってもその術式はさまざまな種類があります。糸の本数、結び目の数が少ない術式を選ぶことで、腫れのリスクを抑えながら二重を作ることができます。ただ、糸の本数や結び目の数が少ないと、糸が切れる可能性が高くなり、元の状態に戻りやすくなります。強度や持続力に欠けるという点がデメリットとなります。
そこで、当院で人気があるのが「クイックシンデレラ」という術式です。この手術方法では特殊な技術を用いて「挙筋」と呼ばれる部位に糸を留めることで、自然な二重まぶたを創り出します。この方法の最大の特長は、まぶたの表面に針を通すことなく施術を行うため、皮膚に傷跡が残りにくいという点です。さらに、この方法では糸の結び目がまぶたの裏側であるため、目を閉じても糸の結び目が目立つことがありません。そのため、見た目が自然であり、腫れが目立ちにくいという利点があります。
「クイックシンデレラ」は糸の本数を選択することができるのですが、強度や持続力を考えると糸を2本使うクイックシンデレラ・ダブル、もしくは糸を3本用いるクイックシンデレラ・トリプルが特におすすめです。

二重埋没法

埋没法なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、埋没法の美容整形を多く行っております。
埋没法の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

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二重埋没法

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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