埋没法の施術を受けた女性

埋没法が取れかけの時の対処法は?取れてしまう原因も解説

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。

埋没法は二重形成の美容整形メニューです。切開の必要がなく、体への負担が少ないことからプチ整形としても人気があります。
そんな埋没法ですが、手術後糸が取れてしまった場合はどのように対処すべきなのでしょうか。また、埋没が取れやすくなる主な原因は一体何なのか、知っておくと安心ですよね。この記事では、埋没手術後に二重の線が取れてしまう主な原因と、取れかけた際の適切な対処法について詳しく解説します。埋没法で二重手術をしたという方はもちろん、埋没手術に興味がある方やこれから手術を受けようと考えている方も是非参考にしてみてください。

二重埋没法

埋没法が早く取れてしまう原因

埋没法は半永久的な効果はなく、時間の経過とともに糸が緩んだり、切れることで元の状態に戻る二重整形です。二重の持続期間は糸の種類やまぶたの状態によってさまざまで、早くて数ヶ月、長いと10年以上持つこともあります。
では、埋没法で二重のラインが早く取れてしまうのはどんな原因があるのでしょうか。主な原因として挙げられるのは以下のような点です。

  • まぶたが厚い
  • 二重幅を広くしすぎる
  • 糸を止める箇所が少ない
  • 施術後まぶたに刺激を与える
  • 大幅な体重の増減

それぞれについて詳しくみていきましょう。

まぶたが厚い

先ほど、まぶたの皮膚や脂肪が多い方は埋没法に向いていないとご紹介しました。なぜなら皮膚や脂肪が糸に圧力をかけ、糸にダメージを与えるからです。
また、二重のりなどを長期間利用していて、まぶたの皮膚が伸びてしまっている方も要注意です。思うような二重が作れず、持続力も弱まってしまうからです。
まぶたが厚い方や、まぶたの皮膚が伸びてたるんでいるという方は切開法で、余分な皮膚や脂肪を除去してから二重を作るときれいな仕上がりになります。

二重幅を広くしすぎる

広い二重幅を作るためには、糸がより深く、そしてより強くに皮膚を引っ張る必要が出てきます。これにより、糸への負担が増し、まぶたの自然な動きに影響することが考えられます。特に、目を強く閉じるときや、様々な表情を作る際に、糸が強いテンションで皮膚を引っ張っていると、糸が切れやすくなったり、まぶたの内部で糸が移動してしまう可能性が高まります。
埋没を受ける時は、欲張らずに自然な範囲で二重幅を作ることで、より長く綺麗な二重を持続させることができます。

糸を留める箇所が少ない

糸を留める箇所が少ないということは、それだけ各固定ポイントに掛かる負荷が増大することを意味します。日常のまぶたの動き、たとえば目を閉じたり、目を大きく開けたりする動作の際に、少ない固定ポイントに集中的に力がかかるため、糸が取れやすくなります。
さらに、固定箇所が少ない場合、万が一の際に糸の一部が取れてしまうと、その影響が大きく、二重の線全体が崩れる可能性が高まります。
適切な数の固定ポイントを持つことで、均等に力を分散させ、まぶたの動きに柔軟に対応することが可能となります。
ただ、糸を留める箇所が5~6点と多すぎてもまぶたへの負担がかかります。2~3点留めが持続力も維持でき、まぶたへの負担も少なくておすすめです。
最近では特殊な糸のかけ方の埋没法の術式も増えていますので、カウンセリングで医師に相談する事がお勧めです。

手術後まぶたに刺激を与える

美容整形手術は手術そのものはもちろん、手術後の過ごし方も非常に重要です。強くまぶたをこすったり、目を強く押したりすると糸もダメージを受けてしまいます。特に手術後すぐの洗顔やメイクは慎重に行わなければなりません。
また、手術後にまぶたに刺激を与える行為は腫れや赤みを長期化させたり、悪化させることもあります。雑菌が入ることにより、炎症が起こる可能性もあるので、ダウンタイム中はできるだけ目元を触らず、安静に過ごすようにしましょう。

大幅な体重の増減

体重が大幅に増加するとまぶたの皮膚の下の脂肪が増加し、それが二重の線や糸の位置を変動させる可能性があります。逆に、体重が急激に減少すると、顔の脂肪が減少し、まぶたの皮膚がたるみやすくなることが考えられます。これにより、二重の線が不自然に広がったり、糸が取れやすくなるリスクが高まることがあります。
2~3キロの増減であれば問題ありませんが、10キロ以上の増減がある場合は注意が必要です。

二重埋没法

埋没が取れかけているときのサイン

では、埋没が取れかけているとどのような症状が出るのでしょうか。埋没が取れかけているときのサインは以下の通りです。

  • 二重幅が狭くなる
  • 三重になる
  • 目に違和感がある

糸が緩んだり、切れていると二重のラインがキープされずらくなります。手術直後と比べて二重の状態が変化していれば、埋没が取れかけているサインです。

埋没が取れかけているときのサインを説明する看護師

二重幅が狭くなる

埋没が取れかけているとそれまでの二重幅が持続されにくくなります。二重幅が狭くなり、少しずつ元の状態に戻っていきます。二重の食い込みが浅くなっていくのも埋没が取れかけているときに、よく見られる症状です。
また、埋没はある日突然元の状態に戻るわけではありません。二重の状態が日によって違うという場合も、糸が緩んだり、切れている証拠です。

三重になる

これは埋没の糸が緩み、まぶたを引き上げる力が弱まることで起こる症状です。三重と二重を繰り返し、元の目元に戻っていきます。
しかし、三重になるのはダウンタイム中にもよく見られる症状です。手術して数週間で三重になってしまった場合は、まだ腫れやむくみが取れていないだけの可能性もあるので、しばらく様子をみるようにしましょう。

目に違和感がある

埋没の糸が露出していると、目がゴロゴロしたり、痛みを感じることがあります。また、糸の切れ方によってはまぶたの表面に糸が飛び出すことも。
この場合は下記でも詳しくご紹介しますが、非常に危険な状態なのですぐにクリニックで診てもらうようにしましょう。

二重埋没法

埋没が取れかけているときの対処法

埋没が取れかけているときの対処法について、糸が出ている場合とそうでない場合それぞれをご紹介していきます。

糸が出ている場合

埋没の糸がまぶたから飛び出している場合は、眼球を傷つけたり、感染症を引き起こす可能性があるため早急に手術を受けたクリニックで診てもらうようにしてください。
また、埋没の糸が出ているのが気になって、自分で切ろうする人もいますがそれはとても危険な行為です。切った糸が眼球や皮膚を刺激したり、はさみについた雑菌が目元に入ってしまう可能性があるからです。自分で飛び出た糸の処理をしようとはせずに、クリニックで適切な処置を受けるようにしましょう。

埋没が取れかけて糸が出ている方へ医師がカウンセリングしているところ

糸が出ていない場合

糸が出ていない場合は、そのまま放置していても問題はありません。埋没に使用する糸は体内に残っていても害はなく、取り除く必要はないからです。
もし、二重を持続させたい場合や、元の状態に戻るのが嫌という場合は再手術を受けなければなりません。埋没をもう一度受けても構いませんが、何度も埋没手術を繰り返しているとまぶたの皮膚が伸びてしまいます。埋没法をすでに2回受けている方や、短期間で埋没が取れてしまった方は切開法での二重整形も選択肢の一つとなります。

二重埋没法

そもそも埋没法とは

埋没法は、医療用の特別な糸を使用してまぶたの内側から瞼の皮膚を引っ掛けることで、自然な二重のラインを形成する整形手術です。まぶたを切開することなく、手術時間も短いことから、体への負担が少なく気軽に受けられる二重手術として人気があります。

この症例写真は、埋没法の手術前と1ヶ月後の症例写真です。

埋没法の手術前と1ヶ月後の症例写真
【リスク・副作用】傷・むくみ・目がゴロゴロする・内出血・腫れ・痛み・左右差など

切開法との違い

二重整形でもう一つよく用いられるのは切開法です。こちらは名前の通りまぶたを切開して二重を作る方法で、くっきりとした二重まぶたを作るのに適した方法です。
切開法では余分な皮膚や脂肪を除去できるのも大きなメリットです。まぶたの厚みやたるみが気になっている方は切開法のほうがより理想的な二重を作りやすい場合があります。
また、切開法は切り込みを入れているので後戻りのリスクがなく、効果が半永久的に持続します。埋没のように取れてしまう心配がないのが特徴です。

切開法

埋没法のメリット

埋没法で二重整形手術を受けるメリットは以下の通りです。

  • 切開の必要がない
  • ダウンタイムが短い
  • 自然な仕上がり
  • 元に戻すことができる
  • 傷跡が目立ちにくい
  • 低コスト

埋没法はその手軽さが大きな魅力です。手術自体の負担が少なく、術後の回復も早いため比較的すぐに日常生活に戻ることができます。価格も切開法と比べるとリーズナブルで、学生さんにも人気がある手術方法となっています。
また、埋没法は糸を取り除くことでもとの状態に戻すことができます。仕上がりに満足いかなかった場合や、流行が変わってしまった場合でも元のまぶたに戻してやり直すことも可能です。

この症例写真は、埋没法の手術前と1ヶ月後の症例写真です。

20代女性の埋没法の症例
【リスク・副作用】傷・むくみ・目がゴロゴロする・内出血・腫れ・痛み・左右差など

埋没法のデメリット

一方で、埋没法には以下のようなデメリットがあります。

  • 半永久的な効果が得られない
  • まぶたが厚い場合はもとに戻りやすい
  • ぱっちりとした二重が作れない場合がある

埋没法は糸が取れるともとの状態に戻ってしまいます。半永久的な効果を得たい場合は、切り込みを入れて二重を作る切開法がおすすめです。
また、まぶたの皮膚や脂肪が厚い場合は、思ったような二重にならないことも。ぱっちりとした平行二重を作りたい場合も、まぶたの形状によっては埋没法よりも切開法が推奨されます。

埋没法が向いている人

上記でご紹介したメリット・デメリットを踏まえると、埋没法による二重整形手術は以下のような方に特に向いている手術方法といえます。

  • まぶたの皮膚や脂肪が少ない
  • メスを入れない美容整形を選びたい
  • 手軽にそして短期間で二重まぶたにしたい
  • 自然な二重まぶたにしたい

このような方は埋没法で満足度の高い二重まぶたにすることができるでしょう。

二重埋没法

埋没法なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、埋没法の美容整形を多く行っております。
埋没法の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

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二重埋没法

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

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ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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