目頭切開の上手い先生の見分け方を医師が解説
この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 13 分です。
パッチリと大きな目元になれる手術法として、人気の目頭切開。
様々なメリットがある一方、メスを使った美容整形となるため一体どのくらいのダウンタイム期間がかかるのか?という点は非常に気になるところです。
また、手術を受けたいクリニックはある程度決まっていたとしても『口コミが多すぎて、どの医師を選べば良いのかわからない』と悩んでいる方も少なからずいらっしゃることでしょう。
そこで、今回こちらでは目頭切開の概要をはじめ、ダウンタイム期間や目頭切開の手術が上手い医師の見分け方について解説致します。
目頭切開の手術が上手い名医の見分け方
医師個人の実績を見る
美容クリニックの公式ホームページに記載されている実績を見て、『信頼できそうなクリニックだ』と安易に契約を決めてしまう方もいるようですが、それらの実績や数字はクリニック全体の症例数となりますので、医師個人の実績とはまた異なります。
同じクリニックに在籍している医師でもひとりひとり技術力は異なりますので、医師自身のプロフィールやSNSの症例についても確認することをおすすめします。
医師の症例件数を確認
症例件数が多い医師は手術に関する経験と知識が豊富であることが伺えます。
症例件数だけでは安心して契約できる医師とは言えませんが、医師選びの判断基準の一つになりますので、医師の実績を確認する際、これまでどのくらいの手術を担当してきたのか症例件数や美容外科医になってからの年数についても目を通すようにしましょう。
症例写真を確認する
目頭切開は理想の形に仕上がらなかったり、傷跡が残ってしまった等の理由で修正手術を受ける方もいらっしゃいますが、できれば一度の手術で想像通りの目元に仕上げたいものです。
クリニックのHPやSNS等で症例写真が多く掲載されていますので、自分のなりたい目元に近い症例写真を探すことで、より自分に合った医師選びをすることが可能です。
この症例写真は目頭切開の手術を受けた女性の手術前、手術直後、1か月後、5か月後の経過の症例写真になります。
実際にカウンセリングを受けてみて判断
これまでに素晴らしい実績を持っている医師でも、自分自身と相性が合わない医師と契約した場合、なりたい目元のイメージを上手く伝えることができず、理想の目元を叶えられないケースも考えられます。
目頭切開は特にW法で行う場合、修正が困難な手術法ですので、インターネット上で実績や症例写真や口コミ等の情報を確認後、実際にカウンセリングに出向いてみて医師自身と直接話してみて決めるようにしましょう。東京シンデレラ美容外科では医師による無料カウンセリングも行っておりますので、お気軽にカウンセリングにお越しください。
日本美容外科学会専門医や形成外科専門医を選ぶ
日本美容外科学会の専門医になるには、試験を受ける必要があり経験や知識がないと専門医になることは難しいです。また、形成外科専門医になるには2年間の研修期間を終えた後、大学病院等の特定の施設で4年間の実務経験を積み、更には手術に関する知識を有していることを証明するための試験に合格をする必要があります。
医師免許があれば目頭切開の手術を行うことができますが、日本美容外科学会専門医や形成外科専門医試験は難易度が高いことから、一定の信頼度を担保しているとも考えられます。
もちろん、日本美容外科学会専門医や形成外科専門医に限らず、美容外科の経験が長く、技術力が高い医師は全国に沢山いますので1件だけではなく、複数のクリニックでカウンセリングを受けてみて、その中で最も印象が良かった医師と契約することをおすすめします。
目頭切開とは?
目頭切開とは目頭にある『蒙古襞(もうこひだ)』を切開し、隠れていた目頭部分(涙丘)を露出させることで、華やかな印象の目元に見せる手術法です。
蒙古襞は日本人をはじめ、東洋人に多く見られることが特徴的で蒙古襞が強いと目元が小さく、幼い印象を与える他、左右の間の目が離れて見える原因のひとつになっています。
また、目頭切開は二重整形と組み合わせて手術を受ける方も多く、蒙古襞が発達している場合、二重整形を行っても末広型に戻ってしまい、平行型などの希望の二重のラインにならない可能性があると言われていますが、目頭切開と二重整形を併用することでよりはっきりと美しい平行型の二重に近づけることができます。
この症例写真は目頭切開の手術を受けた女性の手術前、1か月後、の経過の症例写真になります
目頭切開の種類と特徴
現在日本の美容外科で行われている目頭切開の手術法は主にZ型形成とW型形成の2種類があり、お客様自身の理想や目の状態に合わせて最も適したものを選びます。以前は三日月法という切開方法を行う美容外科もありましたが、傷跡が寄れて仕上がりが美しくないため、現在ではほとんど行われていません。
Z型形成
Z型形成は目頭部分にZ型にマーキングを行い、麻酔をかけた後、マーキングに沿って切開し、皮弁を入れ替えて縫合することで目頭を露出させる手術法です。
Z型形成は、突っ張っているヒダにかかる力を弱める効果もありますので、傷がキレイに治りやすいという特長があります。1番多くの美容外科医が採用している王道と言える術式です。
W型形成の場合、皮膚を切除するので、万が一やり直したいと思っても元に戻すことは困難とされています。一方、Z型形成は皮膚を切除しないため、やり直したい場合、逆Z型に切開して修正することで、元の状態に限りなく近づけることが可能です。
W型形成
W型形成は目頭の部分にW型にマーキングを行います。麻酔をかけた後、マーキングに沿って切開し、蒙古襞の余分な皮膚を切除したら、Wの頂点の部分と切り込みを入れた皮膚を縫い寄せて目頭を露出させます。
目頭切開が向いている人
・パッチリとした目元にしたい
・西洋人風の平行型の二重、または幅広めの二重にしたい
・左右の目が離れている
・蒙古襞が強く幼い目元に見える
目頭切開が向いていない人
・涙丘が元々露出している方が目頭切開を行うと赤みが目立ちやすい
・目の距離が既に近い方の場合、お顔のバランスが悪くなる可能性がある
目頭切開の手術の流れ
カウンセリング
ご希望の仕上がりをお伺いしながら、目元の状態を確認し、シミュレーションを行っていきます。
確認後、デザインにご納得いただけましたら、手術の準備を行っていきます。
手術
局所麻酔に加えて、お客様のご要望に応じて笑気麻酔や静脈麻酔を使用します。そのため痛みを感じることなく手術を受けることが可能です。
デザインに沿って切開後、皮下の組織を処理したら丁寧に縫合していきます。
当日中に帰宅可能
手術終了後、その日のうちにご帰宅頂けます。麻酔の影響で当日は自動車やバイク、自転車の運転はできませんのでご注意ください。
目頭切開のダウンタイム期間について
Z型形成
Z型形成の場合、強い痛みや腫れが続くのは約3〜5日程度で、個人差もありますが一般的には1〜2週間程度で症状が徐々に軽減していくとされています。また、手術から1週間後の診察で問題がなければ、抜糸を行います。
皮膚を切除しない分、W型形成よりもダウンタイム期間が少し短くなりますが、すぐにダウンタイム症状が落ち着くわけではないので十分に注意しましょう。
W型形成
W型形成もZ型形成と同様に手術から1週間後のタイミングで抜糸を行います。痛み・腫れのピークは5日程度で落ち着きますが、完全に落ち着くまでには2週間程度かかると考えておいた方が良いです。
ダウンタイム中の適切な過ごし方
洗顔・シャワー
洗顔は48時間後、シャワーは目元以外は翌日から可能ですが、、患部は、抜糸を行うまでの1週間程度はできるだけ濡らさないよう注意しましょう。
また、湯船に浸かると血流が促進され、内出血や腫れ・痛みなどの症状が悪化してしまうリスクがありますので、1週間は控えてください。
メイク
メイクはファンデーションやチークなどに関しては翌日より可能となっています。ただし、アイメイクは抜糸を行うまではまだ皮膚が癒着してない状態なので、目元は1週間は避けるようにして下さい。
もし抜糸後も腫れや痛みを感じる場合、できるだけ刺激を与えないようにし、症状が落ちつくのを待つようにしましょう。
仕事の復帰
デスクワークなど、身体に負担がかからないお仕事であれば術後翌日より復帰可能です。
ただし、しばらくの間は目元の腫れや内出血が目立つ場合もあるため、周りの方に手術をしたことについて気づかれたくない場合は眼鏡をかけたりしてごまかす事をお勧めしています。
コンタクト
コンタクトは1週間は使用を控えましょう。
また、手術当日はコンタクトを外す必要があるため、もしコンタクトを着用していないことで日常生活に支障が出る視力の方は度入りの眼鏡を準備しておきましょう。
飲酒・喫煙
お酒は血管を拡張する働きがあることから、ダウンタイム期間中に飲んでしまうと腫れや内出血が悪化する恐れがあります。
抜糸後、少量であれば飲酒しても構いませんが、約2週間程度経過するまではなるべく避けておく方が良いでしょう。喫煙は傷の治りを悪くしますので、手術の前後の1ヶ月は控えるのが望ましいです。美容のためには、これを機会に禁煙できるといいですね。
ダウンタイム期間を短くする方法
処方薬を忘れずに飲む
目頭切開の手術後、クリニックからダウンタイムの症状を抑えるために、痛み止めや感染症を防ぐ抗生物質などが処方されます。症状が治まってきていると思っても、医師の指示通りの量を日数分飲むようにしましょう。
できるだけ安静に過ごす
手術後は歩いたり、簡単な家事や仕事など、日常生活レベルの動作であれば問題ありませんが、サウナや激しい運動・長時間のウォーキングなど体温を上げるような行為は控えるようにし、できるだけ安静に過ごすよう心がけましょう。
横になる時間を減らす
目頭切開の手術後は安静に過ごすことがダウンタイムを短くするポイントの一つですが、横になっている時間が多いとまぶたの周辺に血液が集まりやすくなるため、内出血などの症状が悪化する恐れがあります。
そのため、ダウンタイム症状のピークが過ぎる2〜3日程度はできるだけ横にならずに、起きている時間以外は座椅子に座るなどして身体を起こした状態で過ごすことをおすすめします。
目頭切開なら東京シンデレラ美容外科へ
東京シンデレラ美容外科では、目頭切開の美容整形を多く行っております。
目頭切開の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
Doctor 本ページの監修医師
吉原 伯 NORI YOSHIHARA
美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- サーマクール認定医
- ベイザー脂肪吸引認定医
- 日本救急医学会ICLSコース取得
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本美容皮膚科学会正会員
■ 略歴
-
神戸大学医学部医学科卒業
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
(麻酔科、皮膚科、形成外科) - 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
- 湘南美容クリニック大宮院院長就任
- 早稲田大学大学院卒 MBA修了
-
湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
SBCメディカルグループ統括院長補佐就任 - SBCメディカルグループ代表補佐就任
- 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
- 医療法人社団東新会理事長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。