目元が美しい女性

目尻切開の失敗例の原因!対処法や失敗のリスクを減らすために抑えるべきポイント

公開日
更新日

この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 11 分です。

目尻切開は目の形に悩みを抱える方にとって魅力的な手術法ですが、手術が確実に上手くいくとは限らず、過去には失敗した事例についても少なからず報告されています。
そこで今回こちらでは、目尻切開の手術で失敗をしてしまうとどうなるのか、気になる原因や対処法などの情報について解説します。

目尻切開はこちら

目尻切開とは?手術の特徴について

目尻切開とは、目尻部分を切開することで目の横幅を広げ、顔全体のバランスを整える手術法です。
タレ目手術を併用すると、下まぶたのラインが緩やかになると共に白目や黒目が見える範囲が広くなるため、細くきつかった目元を優しい印象に変化させることが可能です。
また、目尻からこめかみまでの距離が広いと顔の輪郭が大きく見えてしまうことがありますが、目尻切開術によってこの距離を狭めることで小顔効果も同時に期待できます。

この症例写真は、目頭切開と目尻切開と下眼瞼下制の手術前と術後3か月の症例写真になります。

目頭切開と目尻切開と下眼瞼下制の症例写真
【リスク・副作用】傷・むくみ・目がゴロゴロする・しびれ・傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着等

目尻切開はこちら

目尻切開の失敗例!気になる原因について

元に戻ってしまった

目尻切開の失敗例で多く見られるのが元の状態に戻ってしまうというケースです。
これは手術から6~8日後に抜糸を行った後、切開した部分が元の状態に戻ろうとして“癒着”を起こすことが原因です。
目尻切開の後戻りを防ぐには、技術力が高く経験豊かな医師を選ぶと共に、後戻りしづらいデザインで切開を行うことが重要です。

あまり変化を感じられない

もともと目尻側に隠れている白目が1mm以下の場合、切開できる範囲が少ないため、目尻切開の手術を受けてもあまり変化を感じられないというケースがあります。
一般的には目尻側に隠れている白目が1.5mm以上だと、目尻切開を受けて変化を感じやすいと言われています。
対策としては、目尻の内側部分の白目の範囲を鏡でしっかり確認する等の方法もありますが、自分で判断し難い場合は信頼できるクリニックでカウンセリングを受け、納得がいくまでしっかりとシミュレーションを行うことをおすすめします。

目尻の粘膜が露出

目尻切開を成功させるには、1人1人の目の形に合った切開範囲を適切に見極めることが重要です。もし白目の範囲を超えて切開をしてしまうと、赤い粘膜が常に見える状態になってしまいます。
不自然な印象の目元になると、周りの方に手術を受けたことについて気付かれてしまう可能性もありますので、ご自身の目の形に合った範囲で目尻部分の切開を行うよう、しっかりと医師と話し合ってデザインを決めましょう。

ドライアイになった

目尻切開の手術を受けることで、パッチリとした印象の目元になることができますが、切開範囲が広すぎるとその分眼球の露出部分が増えてまぶたが閉じにくい状態になるため、ドライアイを引き起こしてしまうリスクがあります。

傷が治らない

目尻切開は、術後に傷や腫れなどに悩む声も聞かれます。通常であれば約1ヶ月程度経過すれば綺麗な状態に落ち着いていきますが、ダウンタイム期間中に何らかの理由で感染症にかかってしまうと、傷や腫れの治りが遅くなる場合もあります。

目尻切開はこちら

目尻切開が向いている方の特徴

目尻切開は下記のような方におすすめの手術法です。

  • 目元を大きくしたい方
  • 目を横に広げて顔のバランスを調整したい方
  • 切れ長な目元を手に入れたい方
  • つり目を改善し、優しい印象の顔立ちになりたい方
目尻切開が向いている方の特徴を説明している看護師

目尻切開が向いていない方の特徴

先程も少しお話したように、隠れている白目が1mm以下の場合、切除できる範囲が小さいため目尻切開の効果はほとんど期待できません。
また、目尻側のまぶたにたるみがある方は、目尻切開の手術によって延長した部分が隠れやすいため、満足のいく変化を得られないことが多いです。
まぶたのたるみが気になる方で、目尻切開を希望している場合は、まぶたのたるみ取りに関する手術を同時に行うことをおすすめします。

目尻切開はこちら

目尻切開で失敗してしまった際の対処法

目尻切開の手術後、イメージと違ったり、切開部分の形が気になるなどの理由から元の状態に戻したいと考える方もいらっしゃいます。
目尻切開は修正手術などで元の状態に戻せるケースがあります。ただし、元に戻すのは簡単なことではなく、費用も高額になる可能性があるため、高額な費用を払ってまで修正を行うことはおすすめできません。

【目尻切開】失敗のリスクを減らすために押さえるべきポイント

目尻切開による失敗を避けるためには下記のような点を押さえておくべきです。

希望のデザインを明確にしておく

目尻切開は一度手術を行うと簡単に元の状態に戻すことはできません。そのため、実際に手術を受ける前に、ご自身がどのような目元になりたいのかしっかりと決めておく必要があります。
そのため、様々な症例を参考にしながら自分が理想とする目元のデザインを具体的に決めておくとよいです。

カウンセリングで医師としっかり話をする

カウンセリングは手術の仕上がりを大きく左右する重要な手順の1つです。せっかく理想のデザインを決めていたとしても、医師に上手くイメージが伝わらなければ『術後に予想していた仕上がりと違った』と後悔してしまう可能性も考えられます。
また、言葉だけではなく、なりたいイメージに近い写真を用意しておき、直接医師に見せるようにすると、より具体的にイメージを共有しやすくなります。

手術のリスクを理解する

目尻切開はお顔立ちの印象を大きく変えることができる手術法ですが、傷が目立ったり、腫れや赤み、内出血を引き起こすなどのリスクが伴います。
リスクについて理解した上で、目尻切開の手術を受けたいと感じない場合は、手術の契約について一度考え直すことをおすすめします。

経験と実績のある医師を選ぶ

目尻切開での手術によってトラブルが発生する原因の1つとして挙げられるのが、執刀医の技術不足です。
同じクリニックに在籍している医師でもそれぞれ経験や実績は異なりますので、クリニック全体の評判だけでなく、医師一人一人のプロフィールを確認し、その中でもより技術が高く、経験豊富な医師を選ぶのがおすすめです。

手術内容をしっかりと説明してくれるか

カウンセリングでは実際に受ける手術内容について詳しく話を聞くことができます。
ご自身の目元の状態にはどんな手術法が向いているのか説明があるので、なぜその手術法が適しているのか質問することをおすすめします。
また、1つの手術法の説明しか聞いていないと、他の手術法の方がご自身の希望に合っていたと後悔することも考えられます。できれば他の手術法についての説明を求めるとともに、それぞれの手術のメリット・デメリットについても詳しく聞くようにするとなお納得感が高まります。

目尻切開はこちら

目尻切開の仕上がりはダウンタイムの過ごし方によっても変わる

目尻切開のダウンタイム期間は1週間程度で、自然な仕上がりになるまでには約1カ月程度かかることが多いです。
ダウンタイム期間中の過ごし方によっては傷跡が残るリスクもありますので、下記のような点に十分注意してください。

お風呂

シャワーは首から下であれば手術翌日から可能ですが、首から上のシャワーや洗髪は手術48時間後から行うことをお勧めしております。

お風呂に入った後の女性

メイク・洗顔

メイクは1週間後、洗顔は48時間後から可能です。ただし、抜糸後も濃いアイメイクをしてしまうとクレンジングをする際、負担になりやすいため、しばらくの間はナチュラルメイクを心がけるようにしてください。

まぶたをこすらない

目尻切開の手術を受けた後、傷跡が治っていく過程でかゆみや違和感などの症状を感じることがあるかもしれません。しかし、患部を不用意に触ってしまうと、ダウンタイムが長引いたり、爪が引っかかって悪化してしまうといった可能性があります。
なるべく触らないよう注意し、激しい運動なども控えて安静に過ごしてください。

セルフケアを行う

傷跡が残らないよう、患部になるべく触れないということが前提となりますが、就寝する際は上半身を高くすることでむくみにくくなり、腫れを抑えやすくなります。枕で頭の位置を調整するなどの工夫を行うとよいです。

目尻切開の手術後、周りの方に気づかれたくない場合

目尻切開は術後翌日から仕事を再開することができますが、1~2週間程度目元が腫れることが多いため『ものもらい(麦粒腫)ができている』として伊達眼鏡や色付きの眼鏡を利用される方もいらっしゃいます。
また、アイメイクは抜糸後から可能となりますので、コンシーラーなどを使って内出血をカバーすることが可能です。ただし、メイクをする際は傷口に刺激を与えないよう十分に注意してください。

まとめ

当院ではお客様の顔のパーツ全体をしっかりと意識しながら、綿密なカウンセリングを通してご要望にお応えしております。
より大きな目元にするという願いを叶えたい場合、お客様自身の目の形によっては目尻切開以外にも二重手術、目頭切開などの手術を組み合わせることが可能です。
カウンセリングは無料で実施しておりますので、目尻切開術にご興味がある方は是非お気軽にご相談ください。

目尻切開のカウンセリングをしている医師

目尻切開はこちら

CASE 症例情報

まずはお気軽に無料カウンセリングを
お試しください

当クリニックでは、専門カウンセラーによる無料カウンセリングを行っております。
患者様お一人おひとりの様々なご要望やご事情を丁寧に伺い、最適な施術をご提案させていただきます。
もしもご提案の中で不要と感じる施術がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。

目尻切開はこちら

Doctor 本ページの監修医師

吉原 伯

吉原 伯(よしはら のり) NORI YOSHIHARA

美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。

>> 詳しいプロフィールはこちらから

■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • サーマクール認定医
  • ベイザー脂肪吸引認定医
  • 日本救急医学会ICLSコース取得
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)
  • 日本美容皮膚科学会正会員

■ 略歴

  • 神戸大学医学部医学科卒業
    医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
    (麻酔科、皮膚科、形成外科)
  • 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
  • 湘南美容クリニック大宮院院長就任
  • 早稲田大学大学院卒 MBA修了
  • 湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
    SBCメディカルグループ統括院長補佐就任
  • SBCメディカルグループ代表補佐就任
  • 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
  • 医療法人社団東新会理事長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

医療広告ガイドラインについて

医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。

①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

医療広告ガイドラインについて

HOT MENU 人気の施術