全切開二重術の手術を考えている女性

まぶたの全切開の経過について解説!気になる症例写真は?

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 14 分です。

美容外科で行われている全切開法二重術とは、まぶた全体にメスを入れる手術です。

二重まぶたを形成するために全切開が行われることも多いですが、他にはまぶたが加齢などの要因で垂れ下がってくる眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)を改善する目的で、眼瞼下垂手術と併用して実施されることもあります。

さて全切開法二重術については部分切開と比べて切開範囲が広いことから、傷跡やダウンタイムの長さについて心配する方も少なくありません。

そこで今回は、全切開の経過やダウンタイムの長さについてお伝えします。

加えてダウンタイム中どのような過ごし方がおすすめできるかについても解説しますので、まぶたの全切開を考えている方はぜひ最後までご覧ください。

まぶたの全切開はどんな美容整形?

全切開は上まぶたを広い範囲で切開する手術です。

部分切開の場合数mm程度の傷を付けてそこからまぶたの脂肪を取り出すのですが、全切開の場合は目頭側から目尻側にかけて全体を切開します。

そして切開部分からまぶたの脂肪を取り出し、必要があれば筋肉の一部も取り除いて縫合します。

なお東京シンデレラ美容外科では、まぶたのどの部分を切開するかを入念にシミュレーションし、切開部分が決まったらその部分にマーキングを行います。

その上で手術を行うので、お客様の理想に近い二重まぶたを形成することが可能です。

また手術前に麻酔を行うので、手術中の痛みはほとんどありません。

002_MD式たるみ取り併用全切開法二重術+眼瞼下垂手術+埋没法抜糸

医療機関によって局所麻酔を行っている所や全身麻酔で対応している所がありますが、東京シンデレラ美容外科ではまぶたへの局所麻酔に加え気持ちをリラックスさせる笑気麻酔、眠くなる作用のある静脈麻酔を行った上で手術を実施します。

眼瞼下垂手術を併用する場合は、目の開きを調整するために一時的に麻酔を切る場合もございますが、基本的には眠っている間に手術が終わるので痛みの心配をすることなく手術を受けることができます。

さて全切開を実施した後は、半永久のパッチリとした二重まぶたになることが可能です。

そしてまぶたが元々垂れさがっていた場合は、この症例のように眼瞼下垂手術を併用することで目の開きが良くなり、スッキリとした目元に変化する効果が見込めるのです。

また瞼にメスを入れる全切開は、糸をまぶたに留めることで二重を作る埋没法と比べて、取れるリスクは少なく半永久の二重を作ることが可能です。

そのため全切開によって二重まぶたを形成したのであれば、大きなアクシデントが起こらない限り半永久的に二重まぶたをキープすることが可能です。

全切開二重術

ダウンタイムが長い?まぶたの全切開の経過

全切開のダウンタイムは部分切開と比べて長い傾向にあり、およそ2週間ダウンタイムが続きます。

そしてダウンタイム中はまぶたに腫れや内出血、むくみ、かゆみなどの副作用がみられる場合が多いです。この経過の症例は、手術前、手術直後、1週間後、2週間後、1ヶ月後、3か月後のたるみ取り併用全切開法二重術と眼瞼下垂手術を同時に行った経過の症例です。ダウンタイムがすくないMD式で行ったため、術後の腫れが少ないです。

この経過の症例写真をご覧いただいてわかる通り、ダウンタイムは2週間かけて軽くなっていきます。そのため術後2週間までの経過を詳しく解説します。

018_MD式たるみ取り併用全切開法二重術+眼瞼下垂手術+埋没法抜糸

手術前

手術前の状態です。たるみ取り併用全切開法二重術と眼瞼下垂手術の症例です。ダウンタイムが少なくなるようにMD式で行います。

全切開の手術前

当日~翌日

手術を終えたばかりのころはまぶたの腫れや赤紫色の内出血が目立ちます。

また目をつぶった時やまばたきをした時に縫合部分の縫い目がわかる状態です。

全切開の手術直後

2~3日後

まぶたの腫れがピークに達するのが手術から2~3日後という方が多いです

また人によっては内出血の色もこのぐらいの時期に濃くなる場合があります。

ちなみに東京シンデレラ美容外科では術後48時間、つまり丸2日が経過してから洗顔を推奨する場合が多いですが、お客様のまぶたの状態によってはもう少し待ってから洗顔をするよう指示する可能性もあります。

4~5日後

腫れや内出血が少し軽減する時期です。

6~8日後

手術から6~8日後は縫合部分の抜糸が行われる時期です。

抜糸が済むとより腫れが軽くなり目元がスッキリしてくる傾向にあります。

またこの時期には目元のメイクを再開できるようになります。

ちなみに人によってはこのころ患部にカサブタが形成されることがありますが、カサブタを気にして指で触ったり無理に剝がしたりするのは控えましょう。

全切開の1週間後

9日後~

目を開けた状態であれば、至近距離から顔を見ても腫れや内出血が目立たない程度に患部が回復します。

14日後

術後2週間が経過するころには、目を閉じても腫れや内出血がほとんど目立たなくなります。

全切開の2週間後

全切開二重術

全切開をした時のダウンタイム中の過ごし方

全切開は他の美容整形と比べてもダウンタイムが長い傾向にありますが、そんな中整形箇所の経過をより良好なものにするためには患部を刺激する行動、血行を促進させる行動を控えることがおすすめできます。

それではダウンタイム中の具体的な過ごし方をピックアップします。

008_MD式たるみ取り併用全切開法二重術+眼瞼下垂手術+埋没法抜糸

洗顔は目元を避けて行う

全切開術の後は目やにが増加しやすくなるので目元を洗いたい気持ちになるかもしれません。

しかし東京シンデレラ美容外科では目元の洗浄を含む洗顔が可能になるのは術後48時間が経過してからと判断しております。

加えて患部の状態によっては洗顔が可能になる時期がもう少し先になる可能性もあります。

そのため、当医師から洗顔OKの指示が出るまでは洗顔時は目元を避けて洗うことを推奨します。

また髪を洗う際もシャンプーやお湯が目元に流れ込まないよう十分に注意を払ってください。

バスタブにつかるのはNG

バスタブで体が温まると血行が良くなります。

血行が促進されること自体は体に良いのですが、全切開術の後においては血流が良くなることで患部の腫れや内出血が悪化する可能性があります。

腫れ、内出血がひどくなったことでダウンタイムが長引く恐れもあるので、術後1週間はバスタブにつかる入浴を避けてください。

飲酒を避ける

アルコール類には血行を促進させる作用があるので、お酒を飲むとまぶたの腫れが悪化してしまう恐れがあります。

そのためダウンタイム中の飲酒は控えることを推奨します。

職場の飲み会はしばらく参加を取り止めるか、参加したとしてもノンアルコールのドリンクを選ぶのが望ましいです。

塩分の多い食品を控える

塩分を摂り過ぎるとむくみを誘発する恐れがあります。

これは体内の塩分を一定に維持しようとする人体の働きによるもので、たくさんの塩分が入ってくると体はそれを薄めようと多くの水分を蓄えようとします。

そうなると体の至る所にむくみが発生し、まぶたにもむくみが生じる可能性があるのです。

加えて塩辛いものを食べるとビールなどのお酒が飲みたくなるという方も多いです。

そのためアルコール類の摂取を誘発しないという意味でもダウンタイム中に塩分の多い食品をとるのはおすすめできません。

手術箇所のむくみの悪化を防ぎ経過を良好なものにするには、ハムやソーセージ、ラーメンなどといった塩分の多い食品を控えましょう。

激しい運動をしない

体を動かすことで血行が良くなると、まぶたが腫れる期間が長引くことがあります。

加えて汗をかくとその汗が手術箇所に流れ込み傷口から雑菌が入るリスクもあります。

そういった点でも術後間もない時期にスポーツをするのはおすすめできません。

普段の速さで歩く程度であれば大きな問題はありませんが、少なくともダウンタイムが終わるまでは激しい運動を避けて安静に過ごすことが望ましいです。

枕の位置を高くして寝る

手や足にケガを負って腫れ上がった時などに、心臓より高い位置にすると腫れが引きやすくなることは広く知られています。

患部を高い位置に固定することが推奨されているのは、心臓より低い位置におかれることで血液が集まり腫れや赤みが悪化する恐れがあるためです。

そして目の手術を受けた場合も患部を高めの位置に固定することが推奨できます。

全切開の手術を受けた後は頭部を心臓より高い位置に保つことで目元に血液が集まりにくくなり、まぶたの腫れが悪化しにくくなることが期待できます。

そのため普段寝る時に低い枕をお使いの方にはダウンタイムが終わるまで高めの枕を使うことがおすすめできます。

患部に触れない

患部に刺激が加わると縫合部分の糸がほつれたり傷口が開いたりする恐れがあります。

そのため手術から間もない時期、少なくとも手術から2~3日が経過するまではコンタクトレンズの使用はおすすめできません。

コンタクトレンズの装着そのものに加え、レンズを入れる際に指でまぶたを引っ張る行為も患部への大きな負担に繋がります。

また手術を終えたばかりのころは目をこすったりアイライナーを使ったりといった刺激を加えないよう注意してください。

ちなみに東京シンデレラ美容外科ではアイメイクが可能になるのは手術から1週間が経過するタイミングだと判断しておりますが、術後の経過によってはアイメイクの再開時期については個別に指示する可能性があります。

なお目元のメイクができるようになった後もアイライナーやアイシャドウブラシをまぶたに強くこすり付けるのは避けましょう。

メガネやサングラスで目元を隠す

全切開術を受けるにあたり、腫れや内出血が軽くなる時期まであらかじめ有給休暇を取る方もいます。

しかしやむを得ず目が腫れぼったくなっている時期にお仕事などで外出しなければならないという方もいます。

腫れや内出血が残っている間に人のいる場所に行かなければならないという場合は、縁の太いメガネやサングラスで目元を隠すことをおすすめします。

眼鏡をかけている女性

全切開二重術

切開法と埋没法どっちがいい?

目の整形には切開法と埋没法がありますが、どちらが良いかという点はお客様がどういった点を重要視するかという点によります。

例えば切開法の場合はまぶたが厚めの方でも二重のラインが作りやすい、半永久の二重を作ることが可能といったメリットが望めます。

逆に埋没法については手術後簡単に糸を取ることができるので、元に戻すことが可能だったり、整形費用が抑えられるなどの長所が望めます。

それぞれ異なるメリットがある中、お客様ご本人がどのような利点を望んで美容整形を受けるかによって切開法と埋没法どちらが良いかが異なってくるのです。

そのため目の整形を検討する際は各手術によるダウンタイムの長さ、修正の可否などを考慮しながらご自分のニーズに合った美容整形の方法を選択することをおすすめします。

埋没法と全切開法を説明している医師

埋没法

全切開法二重術なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、全切開法二重術の美容整形を多く行っております。
全切開法二重術の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

CASE 症例情報

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全切開二重術

Doctor 本ページの監修医師

吉原 伯

吉原 伯(よしはら のり) NORI YOSHIHARA

美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • サーマクール認定医
  • ベイザー脂肪吸引認定医
  • 日本救急医学会ICLSコース取得
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)
  • 日本美容皮膚科学会正会員

■ 略歴

  • 神戸大学医学部医学科卒業
    医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
    (麻酔科、皮膚科、形成外科)
  • 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
  • 湘南美容クリニック大宮院院長就任
  • 早稲田大学大学院卒 MBA修了
  • 湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
    SBCメディカルグループ統括院長補佐就任
  • SBCメディカルグループ代表補佐就任
  • 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
  • 医療法人社団東新会理事長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

医療広告ガイドラインについて

医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。

①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

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