二の腕の脂肪吸引で取れる量はどのくらいか医師が解説
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脂肪吸引は、実際に皮下脂肪を吸引する部位によって取れる量が異なります。たとえば、お腹と二の腕とでは、そもそも蓄積されている皮下脂肪の量が異なる可能性があるため、取れる量にも差が生じます。
こちらの記事では、二の腕の脂肪吸引ではどれくらいの量の皮下脂肪が取れるのか、そして、皮下脂肪の量よりも仕上がりに目を向ける必要性、二の腕の脂肪吸引で得られるメリット・デメリットについてご紹介しています。
二の腕の脂肪吸引で皮下脂肪が取れる量はどれくらい?
二の腕は、内側の柔らかい部分の「振袖」、外側の「上腕二頭筋」、後方上部の「付け根」に分割することができ、これらの部位からバランス良く皮下脂肪を吸引することで、理想の二の腕を実現できます。
中でも、振袖部分に皮下脂肪が多く付いている場合では、晴れ着の振袖のように垂れ下がって、だぶつきが気になる状態になります。
では、二の腕の脂肪吸引で取れる量は、およそどの程度なのでしょうか。
二の腕の脂肪吸引は体型ごとに取れる量に差が生じる
二の腕の皮下脂肪は人によって付き具合に差があり、それによって取れる量も変わってきます。
こちらでは、一応の目安として皮下脂肪が取れる量をお伝えします。痩せ型の場合では200~300cc程度、標準体型では300~400cc程度、肥満体型では500~600cc程度の吸引が可能です。
ただし、体型は人それぞれで、肥満体型でも二の腕にあまり皮下脂肪が付いていない場合では、この限りではありません。
ご紹介した数字はあくまでも平均値ですので、ひとまず参考程度に留めておいてくださいね。
二の腕の脂肪吸引で大切なのは取れる量よりもデザイン
二の腕の脂肪吸引を検討する際、どうしても気になるのが皮下脂肪をどれくらい取れるのか?という点かと思います。
しかし、二の腕の脂肪吸引で大切なのは、ただ細くするのではなく、腕全体のバランスが整ったデザインに仕上げるということなのです。
もちろん、皮下脂肪の吸引量が少なすぎた場合では、手術以前と代り映えしない仕上がりになってしまうことがあり、後悔する可能性があります。
しかし、取れる分だけの皮下脂肪をすっかり取り除いてしまうと、思い通りの仕上がりにならずず、やはり後悔することになるでしょう。
それでは、二の腕の脂肪吸引では、なぜ取れる量よりもデザインを重視しなければならないのか、その理由についてご紹介しましょう。
不自然なラインになった
筋トレなどで、肩の三角筋や上腕二頭筋が発達している方の場合、二の腕の脂肪吸引で限界ギリギリまで皮下脂肪を吸引してしまうと、筋肉の盛り上がりが目立つ仕上がりになることがあります。
つまり、二の腕を細くすることはできても、不自然なラインに仕上がり、エレガントさに欠けた印象になってしまう可能性があるということです。
特に女性の場合では、残すべき皮下脂肪を残しておくことで、女性らしいなだらかなラインを意識したデザインに整える必要があります。
「ただ皮下脂肪を取る」という目的で二の腕の脂肪吸引をしてしまうと、イメージ違いの仕上がりになることがありますので、十分な注意が必要でしょう。
振袖部分のたるみが強調される仕上がりになった
二の腕の皮膚は、その他の部位の皮膚よりも伸縮性が乏しく、たるみが目立ちやすいという特徴があります。
そして、必要以上に振袖部分の皮下脂肪を取り除いてしまうと、皮膚のたるみが目立つ仕上がりになってしまうことがあるのです。
特にたるみが目立ちやすくなるのは30代後半からですので、30代後半やそれ以降の年代の方が二の腕の脂肪吸引を受ける際には、振袖の皮下脂肪を取りすぎないよう注意する必要があるでしょう。
部分的な窪みが目立つ
振袖部分を含む二の腕の内側にある皮下脂肪を取りすぎてしまうと、溝のような窪みができてしまうことがあり、腕の上げ下ろしの際に目立つ可能性があります。
このような状態は、二の腕の内側の脂肪吸引にこだわりすぎたことで起こる失敗で、熟練した医師が手術を担当すればリスクを減らすことができます。
このように、二の腕の脂肪吸引は、ただ単に皮下脂肪を取り除けば良いというものではなく、取れる脂肪の量よりもデザインを重視して行われなければならないのです。
二の腕の脂肪吸引をお考えであれば、「できるだけ皮下脂肪をなくしたい」と考えるのではなく、「美しいデザインに整える」ことを念頭に手術を受けることが大切です。
二の腕の脂肪吸引【メリットとデメリット】
二の腕の脂肪吸引はメリットが多い手術ですが、その一方で知っておかなくてはならないデメリットもあるのです。
それでは、二の腕の脂肪吸引のメリット・デメリットについてご紹介しましょう。
メリット
二の腕の脂肪吸引のメリット、それはデザインを決めて皮下脂肪を吸引できる点、ダイエットなしで二の腕を細く整えることができる点、そして、一度手術を受ければリバウンドしにくいという点にあります。
また、以前とは違い、最近の脂肪吸引マシンはハイスペックで体への負担が軽く、ダウンタイムを短縮できるというメリットもあるのです。
二の腕のサイズダウンは、ダイエットとエクササイズ、筋トレなどを組み合わせることで実現できる場合もあります。
しかし、二の腕のサイズダウンには莫大な時間を要することが多く、ほとんどの方は挫折してしまう現実があるのです。
また、苦労して二の腕のサイズダウンに成功したとしても、ダイエットやエクササイズなどを中止すると、あっという間に元のサイズに戻ってしまうこともあります。
一方、二の腕の脂肪吸引を受けてしまえば、取れる量にかかわらず、元に戻りにくく美しい形状を長期間維持できます。
デメリット
メリットが多い二の腕の脂肪吸引ではありますが、その一方で知っておかなくてはならないデメリットもあります。
それは、失敗する可能性がゼロではないということです。
たとえば、左右非対称になる、デザインで失敗するなどがその例として挙げられます。
また、ダウンタイム期間中には腕の上げ下ろしに苦労する可能性があるという点も、デメリットとして挙げられるでしょう。
左右非対称やデザインの失敗は、高い知識と技術力を持った医師が手術を担当することで回避できますので、クリニック選びを慎重に行うことが重要です。
二の腕の脂肪吸引をお考えなら、高い知識と技術力を持った医師に手術を任せることが大前提であり、痛みが出ている間は仕事復帰が難しい可能性があることを頭に入れた上で、検討を進める必要があるでしょう。
二の腕の脂肪吸引はこんな方におすすめです
二の腕の脂肪吸引は以下に該当する方におすすめです。
確実に二の腕を細くしたい方
二の腕の脂肪吸引は、脂肪細胞そのものをカニューレで吸引する方法であるため、吸引量が極端に少ない場合を除き、確実に二の腕を細くすることができます。
たとえば、エステメニューにあるキャビテーションやハイフ、ハンドマッサージなどでも細い二の腕を目指すことができますが、これらの施術は1回の施術では効果を得られません。
これらの施術では、最低でも3回程度受けないと効果を得られず、その後は定期的に施術を受け続けないと、理想の形状を維持できません。
一方、二の腕の脂肪吸引なら1回の手術ではっきりとした効果を得られるだけでなく、その後に再手術を繰り返す必要がないという特徴があるのです。
つまり、1回の手術で確実に二の腕を細くしたい方におすすめなのが、二の腕の脂肪吸引だということですね。
ダイエットやエクササイズが苦手な方、続かない方
ダイエットやエクササイズを継続して行えば、自力で二の腕を細くすることも夢ではありません。
しかし、これらを頑張って二の腕が細くなったとしても、ちょっとした油断で元の状態に
このように、ダイエットやエクササイズが苦手、続かない、元に戻ってしまったという方には、二の腕の脂肪吸引がおすすめです。
リバウンドしにくい方法で二の腕を細くしたい方
ダイエットやエクササイズで細くなった二の腕は、やがて元に戻ってしまう可能性がありますが、二の腕の脂肪吸引ならその心配はありません。
それは、ダイエットやエクササイズでは脂肪細胞の数を減らすことができないのに対し、二の腕の脂肪吸引では脂肪細胞の数を減らすことができるからです。
もちろん、脂肪吸引後に残しておいた脂肪細胞が肥大すれば、多少は元の状態に近づくかもしれません。
しかし、このような後戻りは、よほどの暴飲暴食を繰り返さない限り、起こる可能性は低いでしょう。
つまり、リバウンドしにくい方法で二の腕を細くしたい方には、二の腕の脂肪吸引がおすすめできるということですね。
東京シンデレラ美容外科の二の腕の脂肪吸引の症例写真
二の腕の脂肪吸引なら東京シンデレラ美容外科へ
東京シンデレラ美容外科では、体の美容整形を多く行っております。
二の腕の脂肪吸引の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
Doctor 本ページの監修医師
吉原 伯 NORI YOSHIHARA
美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- サーマクール認定医
- ベイザー脂肪吸引認定医
- 日本救急医学会ICLSコース取得
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本美容皮膚科学会正会員
■ 略歴
-
神戸大学医学部医学科卒業
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
(麻酔科、皮膚科、形成外科) - 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
- 湘南美容クリニック大宮院院長就任
- 早稲田大学大学院卒 MBA修了
-
湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
SBCメディカルグループ統括院長補佐就任 - SBCメディカルグループ代表補佐就任
- 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
- 医療法人社団東新会理事長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
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