脂肪吸引で落とせるお腹の脂肪の種類を医師が解説
この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 11 分です。
ダイエットや運動を頑張っているのに、お腹だけがどうしても痩せない。このようなお悩みを抱えている方には、お腹の脂肪吸引がおすすめです。
お腹の脂肪吸引を受けてしまえば、ダイエットや運動をすることなく、お腹痩せを実現できるからです。
こちらの記事では、お腹の脂肪吸引の概要と脂肪吸引で落とせるお腹の脂肪の種類、お腹の脂肪吸引がおすすめの方についてご紹介しています。
脂肪吸引でスッキリお腹を目指そう
お腹の脂肪吸引とは、専用の脂肪吸引器によって皮下脂肪を直接吸引し、お腹痩せを実現できる美容手術です。
それでは、お腹の脂肪吸引について、もう少し詳しく見ていきましょう。
この症例写真は、お腹をアキーセル脂肪吸引した30代女性の手術前と16ヶ月後の症例写真です。
お腹の脂肪吸引、吸引範囲はどこからどこまで?
お腹の脂肪吸引では、おへその周辺とウエストが吸引範囲になります。
ただし、細かい吸引範囲についてはクリニックごとに規定が異なりますので、カウンセリング時に確認をしてみると良いでしょう。
多くのクリニックでは、みぞおち部分、下腹部、腰上、ウエストラインというように各部位ごとに範囲を指定して脂肪吸引することになります。
なお、その際には吸入部位ごとに費用が発生することがありますので、この点についてもカウンセリングで詳しい説明を受けてみると良いでしょう。
脂肪吸引量はどれくらい?体重の変化は?
お腹は広範囲に脂肪が付きやすく、スッキリとしたお腹を目指すためには2,000cc~3,000cc程度の脂肪吸引が必要になるでしょう。
ただし、この吸引量はお客様の体型によっても異なります。
お腹の脂肪吸引で広範囲の脂肪を吸引すると、見た目がかなりスッキリとします。
しかし、脂肪の重さは思いのほか軽いため、手術後の体重には見た目ほどの大きな変化が出ないことがあります。
減り方が大きい方の場合でも、およそ1㎏~2㎏程度の変化と捉えておくのが妥当でしょう。
お腹の脂肪吸引では、体重の変化以上に見た目の変化が大きいという特徴がありますので、手術後には満足できる結果を得られるはずです。
脂肪吸引器「アキーセル」とは
脂肪吸引器にはベイザーやアキーセルなどがありますが、当院では、新しい技術を搭載したアキーセルで脂肪吸引の手術を行います。
アキーセルとは、高周波の振動の力を借りて脂肪を粒状に変化させたものを吸引します。
その際には熱が発生することがありませんので、やけどのリスクがありません。
また、アキーセルではお腹の脂肪のおよそ80%~90%の脂肪を吸引できますが、熱が発生しないことから体が受ける負担が軽く、ダウンタイムも短いというメリットがあるのです。
そして、脂肪吸引というと術後にできる内出血が気になるかもしれませんが、アキーセルでは術後の内出血を最小限に抑えることができます。
しっかりと吸引しながらも美しい仕上がりを叶えられるのが、アキーセルの大きな特長です。
ダウンタイムについて
一般的なベイザーで脂肪吸引をした場合では、目立った腫れや内出血、むくみなどが1カ月間程度続きますが、アキーセルではそれらが2週間程度で引きます。
また、脂肪吸引後には痛みや炎症が出ることがありますが、ベイザーでは約10日間痛みが続くのに対し、アキーセルでは1週間程度と短くすることが可能です。
なお、目立った腫れや内出血、むくみがとれたとしても、手術部位はまだ落ち着いてはおらず、表面の凸凹がなくなって自然な状態に落ち着くまでには、最低でも1か月間はかかります。
お腹の脂肪吸引は、ゆっくりと完成形に向かうと捉えておく必要があるでしょう。
知っておきたいお腹の脂肪の種類
脂肪は2種類に分類され、脂肪吸引ではとることができない脂肪もあります。
それではここで、脂肪の知識について簡単にご紹介しておくことにしましょう。
皮下脂肪
皮下脂肪とは、皮膚のすぐ下につく脂肪で、時間をかけて体内に蓄積されるため、短期間のダイエットや運動では落としにくいという特徴があります。
また、皮下脂肪はお腹や太もも、ウエストライン、腰回り、二の腕など、体のいたるところに蓄積される特徴があり、皮膚のたるみの原因になることもあるのです。
なお、皮下脂肪は皮膚のすぐ下にあることから、脂肪吸引で取り除くことができます。
内臓脂肪
内臓脂肪とは、内蔵の周囲を取り囲むようにして蓄積される脂肪で、内蔵を外部の刺激から守る働きをしています。
内臓脂肪も皮下脂肪もポッコリお腹の原因にはなりますが、皮下脂肪が指でつまめるのに対し、内臓脂肪は皮下脂肪よりも内側の深い部分にあることから、指でつまむことはできません。
皮下脂肪がそれほどつまめないのにポッコリお腹が目立っているのなら、それは内臓脂肪に原因がある可能性があります。
内臓脂肪は脂肪吸引で取り除くことができませんので、ダイエットや運動で落とす必要があります。
そもそもお腹の脂肪はなぜ落ちにくい?
内臓脂肪なら比較的簡単に落とせますが、皮下脂肪を自力で落とすとなると、長期戦を覚悟しなければなりません。
ではなぜ、お腹の皮下脂肪は落ちにくいのでしょうか。
ダイエット法が間違っている?
間違ったダイエットを続けていても、お腹の脂肪は落ちません。
たとえば、低糖質ダイエットならまだしも、糖質を完全に抜いてしまうダイエットを続けていると、体はどんどん省エネモードに傾いて痩せにくくなります。
また、コンニャクだけを食べる、ところてんだけを食べるというように、低カロリー食であってもそれ1種類しか摂らないようなダイエットでは、一時的に痩せたとしても、中止したらすぐにリバウンドしてしまうでしょう。
つまり、お腹痩せを実現させたいなら、極端なダイエットは避け、低カロリーかつ栄養素はしっかり摂ることを心がける必要があるということなのです。
運動だけでお腹の脂肪を落とそうとしている
お腹痩せには運動が有効だとされていますが、好き放題に食べて運動だけを行っても、お腹の脂肪は落ちません。
それは、運動をしているという安心から、思っていた以上に食べてしまい、カロリー過多になっている可能性があるからです。
お腹の脂肪をしっかりと落としたいなら、摂取カロリーが消費カロリーを上回らないように注意する必要があります。
代謝機能の低下
年齢を重ねると、知らず知らずのうちに基礎代謝量が低下し、少しの量を食べても太りやすい、ダイエットをしてもお腹の脂肪が落ちないといった状況になることがあります。
このような症状は、タンパク質をしっかり摂る、入浴で体温を上げる、定期的に運動をするなどで改善を目指せます。
しかし、一度低下した代謝機能の向上には時間がかかるため、これらの対策で代謝機能の向上を図るなら、ある程度の長期戦になることは覚悟しなければならないでしょう。
お腹の脂肪吸引はこんな方におすすめです
お腹の脂肪吸引は以下に該当する方におすすめです。
気になる部分の脂肪だけを落としたい方
お腹の脂肪吸引では、下腹部だけ、ウエストラインだけというように、気になる部分の脂肪だけをピンポイントに吸引できます。
たとえば、みぞおち部分の脂肪はそれほど気にならないけれど、下腹部が出っ張っていて目立つなどの場合では、下腹部のみの脂肪吸引も可能です。
反対に、お腹の脂肪吸引では複数部位をまとめて処置することもできますが、一度に吸引できる脂肪の量には限界があるため、大量の脂肪吸引が必要な場合には、数回に分割しての手術となる場合があります。
部分痩せで体型のバランスを整えたい方
お腹の脂肪吸引では、体全体のバランスを確認した上で手術を行いますので、腹部の脂肪が目立ってしまい、バランスが崩れているという方には、特におすすめできるでしょう。
ダイエットでリバウンドを繰り返している方
ダイエットで痩せることができたのにすぐに元の状態に戻るというリバウンドを繰り返している方は、代謝機能が低下していると考えられ、痩せにくくなっている可能性があります。
ダイエットとリバウンドの繰り返しは体力的にも精神的にも辛いので、ダイエットとリバウンドを繰り返している方は、この機会にお腹の脂肪吸引を検討してみると良いでしょう。
リバウンドしにくい方法でお腹痩せしたい方
ダイエットしてもリバウンドする理由、それは、ダイエットでは一つひとつの脂肪細胞を小さくすることができても、脂肪細胞の数を減らすことはできないからです。
つまり、ちょっと油断をしてカロリーオーバーになった場合では、小さくなっていた脂肪細胞が再度肥大し、体のサイズも元に戻る可能性があるということです。
一方、お腹の脂肪吸引では脂肪細胞を取り除くため、取り除いた部分は空洞となって脂肪細胞が再生されることはなく、リバウンドする可能性を低くすることができます。
脂肪吸引なら東京シンデレラ美容外科へ
東京シンデレラ美容外科では、脂肪吸引の美容整形を多く行っております。
脂肪吸引の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
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■ 略歴
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
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美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
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