お腹の脂肪吸引が男性におすすめの理由やデメリットを解説
この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 11 分です。
ダイエットや運動では落とせないお腹の皮下脂肪、本当に困ってしまいますよね。でも大丈夫、お腹の脂肪吸引を受けてしまえば、お腹についた頑固なお腹の脂肪も落とせるのです。こちらの記事では、お腹の脂肪吸引が男性におすすめの理由やデメリット、ダウンタイム、注意点についてご紹介しています。
この症例写真は、脂肪吸引を受けた男性の手術前と2週間後の症例写真です。
「お腹の脂肪吸引」を知る!男性におすすめの理由とは
お腹の脂肪吸引は、ポッコリと出っ張ったお腹にターゲットを絞り込んで受けられる手術です。
それではまず、お腹の脂肪吸引の概要と、男性におすすめの理由から見ていきましょう。
お腹の脂肪吸引とは
お腹の脂肪吸引とは、カニューレと呼ばれる医療器具を皮膚の切開部分から挿入し、皮下脂肪を吸引する手術です。
また、皮下脂肪の吸引というと、とても痛そうなイメージを持たれるかもしれませんが、手術前に麻酔を施すため、手術中に痛みを感じる心配はありません。
さらに、お腹の脂肪吸引では目立たない場所を選んで皮膚を切開するため、術後の傷跡が残りにくいというメリットもあります。
お腹の脂肪吸引が男性におすすめできる理由
お腹の脂肪吸引は、特に中高年でお腹の脂肪が気になる男性におすすめです。
それでは、お腹の脂肪吸引が男性におすすめできる理由についてご紹介しましょう。
この症例写真は脂肪吸引を受けた男性の手術前と2週間後の症例写真です。
ダイエットしても落とせない皮下脂肪を落とせる
20代までであれば、ダイエットを開始して間もなく効果を実感できる可能性が高いですが、30代以降になると、ダイエットだけではお腹の脂肪が落ちにくくなります。
それは、年齢とともに基礎代謝量が落ちるためで、30代、40代、50代と年齢を重ねるごとに痩せにくくなってしまうからです。
もちろん、厳しい食事制限+運動を行えば、中高年男性でも瘦せられる可能性はあります。
しかし、この方法で痩せられたとしても、食事を元に戻したり運動を中止したりすると、すぐに元の体型に戻ってしまうでしょう。
つまり、ダイエットや運動で痩せたいと考えるなら、半永久的に継続しなければ元に戻ると考える必要があるということなのです。
というのは、ダイエットで一時的にサイズダウンや体重の減少が実現したとしても、ダイエットでは脂肪細胞の数が減らないため、中止すると脂肪細胞が元のサイズに戻ってしまうからです。
一方お腹の脂肪吸引なら、脂肪細胞そのものを吸引するため、リバウンドする可能性が低いというメリットがあります。
効果を実感しやすい
お腹の脂肪吸引では、皮下脂肪を直接吸引する手術であるため、ダウンタイム期間中の症状が引いた時点で、「痩せた」効果を実感しやすいという特徴があります。
なお、お腹の脂肪吸引では大きな体重の現象は見られませんが、それは細胞の重量は思いのほか軽く、大量に脂肪吸引をしたとしても、多くて数㎏しか体重は減少しません。
しかし、たった数㎏でも見た目の変化は大きく、はっきりとした脂肪減少効果を実感しやすいのがお腹の脂肪吸引なのです。
部分痩せが可能
お腹の脂肪吸引では、お腹の皮下脂肪のみを狙い撃ちしてサイズダウンに導くことができます。
つまり、落としたくない腕やお尻などはそのままに、ポッコリお腹だけを解消できる手術だということですね。
お腹痩せが実現すると、体全体が引き締まった印象になり、若々しさも生まれます。
ポッコリお腹が気になる方は、お腹の脂肪吸引を検討してみるのがおすすめです。
「お腹の脂肪吸引」にはデメリットもある?
お腹の脂肪吸引には、痩せ効果を実感しやすくリバウンドしにくいというメリットがあります。
では、お腹の脂肪吸引にはデメリットはないのでしょうか。
実は、お腹の脂肪吸引にはメリットだけではなくデメリットもあるのです。
つまり、お腹の脂肪吸引を受けるのであれば、デメリットについての理解も深めておく必要があるということですね。
それでは、お腹の脂肪吸引にはどのようなデメリットがあるのかご紹介しましょう。
思ったほどの効果を実感できない可能性
お腹の脂肪吸引は、医師が適切だと判断した量の皮下脂肪を吸引しますが、皮下脂肪よりも深い部分にある内臓脂肪がもともと多い方の場合では、見た目の変化が少なくなる可能性があります。
お腹の脂肪吸引はお腹の皮下脂肪を除去するための手術ですので、皮下脂肪が少なく内臓脂肪が多い方は一般的なダイエットと組み合わせる必要があります。
拘縮やひきつれのリスク
お腹の脂肪吸引は、回復段階で脂肪の塊のような凸凹が表面から確認できたり、硬さやひきつれを感じたりすることがあります。
このような状態は拘縮(こうしゅく)と呼ばれ、お腹の脂肪吸引後には必ずといっていいほど見られる症状です。
基本的に3-6ヶ月でこれらの症状は改善しますが、場合によっては半年以上拘縮が起こる場合もございます。
ダウンタイムが思いのほか長かった
お腹の脂肪吸引は手術であるため、ダウンタイムと呼ばれる回復期間が設けられています。
また、ダウンタイムの長さは脂肪の吸引量やお客様の体質、年齢などによって差が生じますが、目立った腫れや内出血、むくみなどの症状は2週間程度続くと考えておく必要があるでしょう。
そしてもうひとつ、お腹の脂肪吸引は、手術中には麻酔のおかげで痛みを感じませんが、麻酔の効果が消失すると、強い筋肉痛のような鈍痛を感じることがあります。
もちろん、術後には痛み止めが処方されるため、処方薬の服用で痛みを緩和することは可能です。
「お腹の脂肪吸引」後、ダウンタイムはどう過ごす?
お腹の脂肪吸引後には、腫れや内出血、むくみ、痛みが出ることがあり、これらの状態は約2週間程度続きます。
また、お腹の脂肪吸引後には生活に注意を払わなければなりませんので、術後最低でも1週間程度は、以下の注意事項を守って過ごしてください。
術後1週間以内は体を温めないこと
お腹の脂肪吸引直後から抜糸までは、傷口が完全にふさがっていない状態であるため、入浴で体を温めてしまうと出血のリスクが高まります。
また、強い腫れや内出血、痛みが引かないうちに入浴で体を温めてしまうと、血液の循環が促進されて症状が悪化するリスクが高まります。
お腹の脂肪吸引から3日が経過すればシャワーを使用できますが、血液循環が促進される入浴は、最低でも術後1週間が経過するまで行わないよう注意しましょう。
飲酒と運動は手術部位が落ち着いてから
飲酒と運動もまた、入浴と同様に血液循環の促進につながりますので、術後1週間以内は控えなくてはなりません。
お腹の脂肪吸引後には安静に過ごすことが大切ですので、強い症状が見られている間は、できるだけ安静に過ごしてくださいね。
お腹の脂肪吸引はここに注意
お腹の脂肪吸引をお考えなら、以下の点に注意しましょう。
1度に吸引できる量には限界がある
脂肪の付き具合にもよりますが、お腹の脂肪吸引で吸引できる脂肪の量は限界があります。
大量の脂肪を吸引してしまうと、貧血や脱水のリスクが高まるだけでなく、たるみやしわが目立つ仕上がりになってしまう可能性が否定できないから
です。
吸引する脂肪の量については医師から説明がありますので、しっかりと医師の診断を受けていただくことが重要です。
お腹の脂肪吸引には除去できない脂肪もある
ポッコリお腹は皮下脂肪でが原因となることが多いですが、内臓脂肪によってお腹が張ったように見えることもあります。
それなら、「内臓脂肪も脂肪吸引すれば?」と考えるかもしれません。
しかし、内臓脂肪は内臓を取り囲むようなして存在している脂肪であるため、お腹の脂肪吸引で取り除くことはできません。
上記でも触れましたが、内臓脂肪は食事制限+運動をしない限り減りませんので、普段の食生活を見直す、なるべく体を動かすなどで対処する必要があるでしょう。
食事制限が厳しいと感じるなら医療ダイエットという方法もありますので、医師に相談してみると良いでしょう。
「お腹の脂肪吸引はこんな男性におすすめです
お腹の脂肪吸引は、以下に該当する男性におすすめです。
お腹の皮下脂肪を効率良く除去したい男性
脂肪吸引の良いところは、その場で脂肪細胞を取り除いてサイズダウンできるという点にあります。
つまり、効率良くお腹の皮下脂肪を除去したい男性におすすめできるということです。
ダイエットでは皮下脂肪が落ちない男性
お腹の脂肪吸引は脂肪細胞そのものを除去する手術であるため、ダイエットでは落ちない皮下脂肪をすぐに落としたい男性におすすめです。
リバウンドしにくい方法でお腹痩せを実現させたい男性
ダイエットは中止をするとリバウンドする可能性がありますが、お腹の脂肪吸引ならリバウンドの心配がほぼありません。
つまり、これまでダイエットとリバウンドを繰り返してきた方には、特におすすめできる手術だということです。
Doctor 本ページの監修医師
吉原 伯 NORI YOSHIHARA
美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- サーマクール認定医
- ベイザー脂肪吸引認定医
- 日本救急医学会ICLSコース取得
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本美容皮膚科学会正会員
■ 略歴
-
神戸大学医学部医学科卒業
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
(麻酔科、皮膚科、形成外科) - 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
- 湘南美容クリニック大宮院院長就任
- 早稲田大学大学院卒 MBA修了
-
湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
SBCメディカルグループ統括院長補佐就任 - SBCメディカルグループ代表補佐就任
- 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
- 医療法人社団東新会理事長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。