鼻整形した人の特徴を美容外科医が解説
この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 13 分です。
数ある美容整形の中でも、鼻整形は顔の雰囲気を変えられるとして、大変高い人気を誇っています。しかし、鼻整形は一歩間違えると、整形していることがわかってしまう仕上がりになることがあるのです。こちらの記事では、鼻整形をした人の特徴や、鼻整形でバレないための対策についてご紹介しています。
鼻整形はバレバレ?鼻整形した人の特徴とは
鼻整形は、手術を受けたからといってすぐにバレるような施術ではありません。
しかし、手術の方法やデザインによっては、バレてしまう場合もあるかもしれません。
それではまず、鼻整形をしてバレやすい人の特徴から見ていきましょう。
当院ではバレたくないとご希望のお客様に関しては、配慮しながら施術をさせて頂いております。
この症例写真は、鼻尖形成3D法と軟骨移植の手術前と3か月後の症例写真になります。
当院では自然な仕上がりになるように手術しております。
高さが不自然
鼻整形で不自然さが出やすいのが、プロテーゼ挿入で鼻筋を高くしすぎたということです。
もちろん、高い鼻であっても、もともと彫が深い顔立ちや顔全体のバランスと鼻の高さがマッチしていれば、明らかに鼻整形したというような仕上がりにならないこともあります。
反対に、凹凸が少ない顔立ちの人が無理に高い鼻を形成してしまうと、鼻整形を受けたことがわかる仕上がりになることがあるのです。
当院では数種類のプロテーゼをご用意しておりますので、お客様のお顔立ちに合ったサイズのプロテーゼを提案しております。
鼻根に段差ができている
プロテーゼ挿入では、鼻の付け根部分に段差ができてしまうトラブルも起こることがあります。
このトラブルは、鼻の付け根部分を必要以上に高くしたことで起こりやすくなります。段差ができないように一人一人の骨格に合わせたプロテーゼを挿入することが大事です。
幅が妙に狭い
小鼻縮小術という鼻整形では、外側に張り出した小鼻の余分な部分を切除することで、シュッと細く整った鼻を形成できます。
しかし、小鼻の切除部分が多すぎた場合では、小鼻の幅が不自然に狭いデザインに仕上がり、鼻整形がバレやすくなる場合があります。
鼻先が尖りすぎ
鼻尖形成術(びせんけいせいじゅつ)や鼻中隔延長術(びちゅうかくえんちょうじゅつ)では、鼻先に高さを出す、細く整えるといった効果を期待できます。
また、鼻中隔延長術では、鼻先の角度に変化を持たせることができるため、正面から鼻の穴が見えるなどでお困りの人に人気の鼻整形です。
しかし、移植する軟骨の量が多すぎた場合では、鼻先が尖りすぎて不自然な印象になってしまい、鼻整形がバレてしまうことがあります。
鼻筋が青白く見える
ヒアルロン酸で鼻整形した場合、浅い部分に大量のヒアルロン酸を注入したことで鼻筋が青白く見える「チンダル現象」が起こることがあります。
この現象はメイクをしてしまえばわからなくなりますが、メイクを落とすと目立ち、鼻整形がバレる可能性が高まるでしょう。ただこのような現象が起こる可能性は比較的少ないです。
以前と顔の印象が違う
以前から知り合いだった人と鼻整形後に会い、鼻整形を疑われるパターンです。
このケースでは、ごく親しい人で、鼻整形がバレてもかまわないのであれば問題はないかもしれません。
しかし、あまり親しいとはいえない人の場合では、なるべく鼻整形をしたことを伏せておきたいと考えるでしょう。
このパターンは、鼻の雰囲気を完全に変えたことで起こりやすくなるでしょう。
ただし目と比べると鼻の印象は残りにくいです。
そのため、大きく鼻の印象を変えたとしても気づかれないケースも多いです。
鼻整形でバレないためにしたいこと
最近では、美容整形をカミングアウトする人が増えてきていますが、それでも、なるべく伏せて起きておきたいと考える人が多いのも事実です。
では、後者の場合では、どう対策すれば良いのでしょうか。
こちらの章では、鼻整形でバレないための対策方法についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
欲張って高くしすぎないこと
不自然なほど高い鼻を形成してしまうと、鼻だけが浮き上がって見えて鼻整形がバレやすくなります。
I字型プロテーゼは、自然な仕上がりを期待できるというメリットがありますが、それでも高すぎるデザインで作成してしまうと、いざ挿入したときに不自然な仕上がりになることがあります。
高さに関して欲張らないことが、鼻整形でバレないための対策になります。
当院では数種類のプロテーゼをご用意しておりますので、お客様のお顔立ちに合ったサイズのプロテーゼを提案しております。
小鼻の幅を狭くしすぎないこと
張り出した小鼻は確かに気になりますが、幅を狭くしすぎてしまうと、不自然な仕上がりになって鼻整形がバレやすくなります。
そうならないためには、顔全体のバランスをよく確認した上で、小鼻の幅を決めることが大切です。
少々極端な例ではありますが、洗濯バサミなどで鼻先をつまんでいるようなデザインは、どこからどう見ても不自然ですよね?
そうならないためには、小鼻の幅を極端に狭くしない対策が必要です。
鼻先の向きを極端に変えないこと
鼻先の角度を極端に変えてしまうと、鼻の雰囲気だけでなく顔全体の雰囲気が別人のようになってしまうことがあります。
コンプレックスがあると、極端にその部分に変化を持たせようと考える人がいますが、それでは不自然な仕上がりになって鼻整形がバレやすくなるのです。
鼻の穴が正面から見える、鼻の角度が下向きすぎていてきつそうな印象に見えるなどは、コンプレックスになりやすく、その部分を修正したいと考えるのは当然のことです。
しかし、鼻先の向きを極端に変えてしまうと、顔全体のバランスが崩れて不自然な印象になってしまう可能性が高くなります。
極端な鼻整形はバレやすくなりますので、元の鼻の形を活かしつつ、理想の鼻を目指せるデザインで手術を受けるよう注意しましょう。
幅広い知識と高い技術力を持った医師に手術を任せること
鼻整形は、幅広い知識と高い技術力を持った医師に手術を任せましょう。
それは、このような医師であれば、お客様の希望を聞き入れつつ、顔全体のバランスを考えたデザインを提案するからです。
つまり、バレにくい自然な仕上がりの鼻整形を受けられる可能性が高いということですね。
また、このような医師であれば、鼻のデザインを極端に変えることのリスクについても説明するはずですので、お客様が納得できる形で手術を受けられるでしょう。
ヒアルロン注入で様子を見るのもアリ
上記では、ヒアルロン酸注入で起こる可能性があるチンダル現象についてお伝えしましたが、ヒアルロン酸を注入する場所と量さえ間違えなければ、この現象が起こることはほとんどありません。
また、ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されるため、万が一イメージ違いの仕上がりになったとしても、元の状態に戻せるというメリットがあるのです。
プロテーゼ挿入や軟骨移植などで手術を受けると、その後の修正が難しくなる可能性がありますが、ヒアルロン酸注入ならその心配はありません。
つまり、プレ鼻整形としてヒアルロン酸注入を受けておくというのも、ひとつの方法だということなのです。
鼻整形はバランスが大事
今回は、鼻整形をした人の特徴についてお伝えしてきましたが、鼻整形では極端なデザインで手術を受けない限り、特徴的な鼻になる可能性は低いでしょう。
また、腕が良い医師に手術を依頼することも、鼻整形で成功を手にするための大切な要因です。
しかし、鼻整形で満足できる結果を得るためには、お客様ご自身で注意しなければならないこともあるのです。
カウンセリングで仕上がりを確認しておく
鼻整形を受ける際には、医師によるカウンセリングがありますので、仕上がりがどのような雰囲気になるのかを、しっかりと確認しておいてください。
そして、少しでも違和感があるのなら、どこに違和感があるのかを医師とともに確認しましょう。
鼻整形のカウンセリングでは、まずはお客様が希望する鼻の形をお伺いします。理想の鼻の写真などを拝見させていただき参考にさせていただきます。ただ、鼻の形は目や口などのバランスが大切なので、もしお客様の理想の鼻の形に形成したとしても、不自然な仕上がりになると医師が判断した場合では、医師より別のデザインの提案をすることがあります。
医師としては、お客様に最も合うと思われるデザインで手術を行いたいと考えます。
つまり、医師がデザインを修正した場合には、その提案に沿って、手術を検討することがベストだということです。
どうしても医師がデザインした鼻に納得できないのであれば、お客様の希望通りのデザインで手術を受けるというのもひとつの方法ではあります。
しかしこの場合では、不自然な仕上がりになって鼻整形がバレやすくなるリスクが高くなるということも、事前に理解する必要があるでしょう。
医師のアドバイスを参考にする
上記の内容と少々被りますが、医師が修正した鼻整形のデザインで納得できないと感じた場合では、医師がなぜそのデザインに修正したのかについて、説明を受けてください。
たとえば、高すぎるプロテーゼを挿入したら、鼻だけが浮き上がって見える可能性がある、鼻の付け根に段差ができる可能性があるなど、修正した理由がわかります。
また、鼻の角度を極端に下向きにした場合では、鼻が長く見えて間延びした雰囲気になるなど、修正するからにはどこかに理由があるのです。
このように、医師がデザインのアドバイスをしたり、お客様が希望するデザインを修正したりするのには、しっかりとした理由があります。
そして、医師のアドバイスを聞き入れないまま、お客様の希望通りのデザインで手術が行われた場合では、思っていたイメージと違う、鼻整形がバレたなどのトラブルに巻き込まれるリスクが高まります。
鼻のデザインは、少し違っただけで顔の印象がかなり変わります。
それだけに、可能な限り失敗しにくいデザインで鼻整形を受ける必要があるのです。
鼻整形した人にありがちな特徴的な鼻になりたくないのなら、まずは医師のアドバイスを参考にしながら、手術を検討することが大切でしょう。
鼻整形なら東京シンデレラ美容外科へ
東京シンデレラ美容外科では、鼻の美容整形を多く行っております。
鼻整形の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
Doctor 本ページの監修医師
吉原 伯 NORI YOSHIHARA
美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- サーマクール認定医
- ベイザー脂肪吸引認定医
- 日本救急医学会ICLSコース取得
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本美容皮膚科学会正会員
■ 略歴
-
神戸大学医学部医学科卒業
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
(麻酔科、皮膚科、形成外科) - 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
- 湘南美容クリニック大宮院院長就任
- 早稲田大学大学院卒 MBA修了
-
湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
SBCメディカルグループ統括院長補佐就任 - SBCメディカルグループ代表補佐就任
- 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
- 医療法人社団東新会理事長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
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②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。