小顔の女性のイメージ4

顔の脂肪吸引の5年後はどうなる?

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。

顔の脂肪吸引を考えたとき、ふと頭に浮かぶのは「5年後も同じ形状を維持できるのか」「リバウンドはないのか」といった問題なのではないでしょうか。
顔の脂肪吸引は、基本的にはリバウンドしにくいとされてはいますが、実は、食生活が原因で、リバウンドを稀にしてしまう方もいらっしゃいます。
こちらのコラムでは、顔の脂肪吸引から5年が経過した際の状態や、美しい形状をキープするための対策、顔の脂肪吸引のメリット・デメリットをご紹介しています。

顔の脂肪吸引を受けると5年後にはどうなる?

顔の脂肪吸引は、5年間経過しても、基本的には手術を受けたときの形状をキープできるといわれています。
しかし、場合によっては経年変化が見られ、手術直後とは異なった印象になることもあります。
それでは早速、顔の脂肪吸引から5年が経過したときの状態からご紹介していきましょう。

この症例写真は、小顔脂肪吸引とジョールファット除去と糸リフトの手術前と3か月後の症例写真になります。当院では、5年経過しても変わることの内容に心がけて手術をしております。

小顔脂肪吸引の症例
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

脂肪吸引した場所にはほぼ脂肪が付かない

顔の脂肪吸引ではリバウンドが起こりにくいとされていますが、それは、脂肪細胞ごと吸引するからです。
たとえば、ダイエットを決行してお腹の脂肪が減ったとしましょう。
そして、安心して食生活を元に戻した途端、元のお腹に戻ってしまうことがありますが、これは、脂肪細胞そのものが残っていたことで起こる現象です。
つまり、ダイエットは脂肪細胞が一時的に小さく変化するだけで、脂肪細胞自体は減っていないということなのです。
では、脂肪吸引ではどうなのでしょうか。
脂肪吸引では、カニューレという医療器具を用いて、脂肪細胞を直接吸い出す方法であり、その場所にあった脂肪細胞は無くなります。
つまり、ダイエットのように、油断をしたら元の状態に戻るといったトラブルが起こりにくいということですね。
これが、顔の脂肪吸引はリバウンドしにくいといわれる根拠です。

皮膚がたるむケースがある?

顔の脂肪吸引自体は、それを受けたからといって皮膚がたるむようなことはありません。
しかし、例外として顔の脂肪吸引後に皮膚がたるむケースが稀にあります。
それは、もともと顔に多くの脂肪が付いていた方が、その脂肪の大半を美容整形手術で取り除いた場合に起こるたるみです。
顔の脂肪吸引を受けると、もともと脂肪があった部分には一時的に空洞ができ、時間をかけて組織が回復し、数か月後に完成形となります。
ところが、もともとあった脂肪の量が多すぎて、それを一度に取り除いた場合では、皮膚のたるみだけがそのまま残り、頬がたるんで見えてしまうことがあります。
そしてもうひとつ、頬の上部にある脂肪のみを取り除いた場合では、頬の下部にある脂肪が目立ち、お顔の重心が下半分に来てしまい、頬がたるんで見える可能性もあります。
この場合では、骨格が原因の場合もありますし、頬の脂肪をバランス良く吸引しなかったことが原因で起こる場合もあります。
これらはともにレアケースであり、滅多に起こるトラブルではありません。
しかし、頬が膨らむほどの脂肪が付いていた方が、その脂肪を一気に取り除いたり、頬の下部にある脂肪のみを取り除いたりした場合では、皮膚がたるむリスクも頭に入れておくと良いと思います。

他の場所に脂肪が蓄積されることも

顔の脂肪吸引後、頬はそのままの形状をキープできていても、他の部分の脂肪が肥大すると、その部分が太って見えてしまうことがあります。
たとえば、体重が急激に増えるほどの暴飲暴食を繰り返していると、食事から摂ったカロリーを体内で代謝しきれなくなり、余剰分が皮下脂肪として体内にどんどん蓄積されることになります。
一つひとつの脂肪細胞が肥大化するということですが、脂肪吸引をした顔の脂肪細胞の数はそもそも少ないわけですから、暴飲暴食をしたとしても顔には脂肪がつきにくくなります。
そして、食事からのカロリーは次から次へと体内に取り込まれてくるということになると、脂肪細胞が多く存在する部分の脂肪細胞が肥大化するリスクが高まります。
たとえば、頬の形状はそのままなのに、二の腕が太くなった、下腹部がポッコリと目立ってきたなどが、その例として挙げられます。

顔の脂肪吸引で5年後に形状をキープするには

顔の脂肪吸引は半永久的な効果を期待できる手術ですが、何らかの理由によって経年変化が見られることもあります。
とはいえ、せっかく顔の脂肪吸引を受けるのなら、5年後にも美しい形状をキープしたいと思われる方がほとんどだと思います。
それでは、顔の脂肪吸引で5年が経過した際に、美しい形状をキープするための対策をご紹介します。

顔の脂肪吸引で5年後に形状をキープする方法を説明する看護師

適量の脂肪を吸引する

上記では、もともと頬に多くの脂肪が付いていた方が、その脂肪をごっそりと取り除いた場合では、皮膚がたるむリスクがあるという話をしました。
しかし、脂肪のとりすぎによるトラブルはこれだけに留まらず、さらに深刻な状況を引き起こすこともあります。
それは、脂肪のとりすぎで頬がげっそりとこけて、手術前よりも老けた印象になる可能性があるという点です。
そうならないためには、カウンセリングの段階で医師としっかり相談し、医師とお客様で同じ仕上がりイメージを共有しておくことが大切なのです。

顔の脂肪吸引にはメリットもデメリットもあります

顔の脂肪吸引は、一度手術を受ければ簡単にリバウンドすることはなく、術後5年が経過しても、美しい形状をキープできる確率が高いというメリットがあります。
しかし、顔の脂肪吸引にはデメリットとなる点もあります。
それでは、顔の脂肪吸引のメリット・デメリットについて、今一度確認しておくことにしましょう。

メリット

顔の脂肪吸引は、たった1回の手術で顔痩せ効果やたるみ改善効果を実感しやすいというメリットがありますが、ほかにも以下のメリットを得られます。

ダイエットでは落とせない皮下脂肪を落とせる

顔の脂肪吸引では、ダイエットをしてもなかなか落とせない皮下脂肪を落とすことができます。
顔が大きく見える原因のひとつとして挙げられるのは、水分や老廃物の滞留によるむくみですが、この状態だけであれば、リンパマッサージなどで解消することも不可能ではありません。
一方、筋肉の衰えや過食によって付いた皮下脂肪は、リンパマッサージくらいでは落とすことが難しく、落とせたとしても長期間を必要とするでしょう。
しかし、顔の脂肪吸引を受けてしまえば、長年かけて蓄積された皮下脂肪もその場でなくすことができるのです。

脂肪の吸引量を調節できる

顔の脂肪吸引では、脂肪の吸引量を調節することが可能です。
顔の脂肪吸引の失敗例として挙げられることがあるのが、脂肪をとりすぎてしまうことで起こる老け顔です。
しかし、このような状態はあらかじめ脂肪の吸引量を決めておくことで回避できます。
ただし、知識や経験が浅い医師が手術を担当した場合では、吸引する脂肪が少なすぎた、もしくは多すぎたなどのトラブルが起こる可能性が高くなります。
つまり、顔の脂肪吸引を成功に導き、5年後も美しい形状をキープしたいなら、知識と経験が豊富で信頼できるクリニックに手術を依頼する必要があります。
もちろん医療行為のため、適切な手技で手術を行ったとしても、経過には個人差があるため、術後の仕上がりはどんな経験豊富な医師だとしても保証できるものではありません。

デメリット

顔の脂肪吸引はメリットが多い手術ですが、実は、デメリットとなる点もあります。

効果を実感しにくい方もいる

顔の脂肪吸引は、顔の脂肪が多い方ほど効果を実感しやすく、反対に顔の脂肪が少ない方では効果を実感しにくいという特徴があります。
たとえば、普段から表情が豊かな方の場合では、ぽっちゃりとした輪郭に見えていても、実は脂肪よりも筋肉の量が多く、顔の脂肪吸引を受けたとしても、はっきりとした効果が表れにくい場合があります。
指で摘んでみて、厚みが薄いであれば、皮下脂肪の量が少なく、顔の脂肪吸引には向いていない可能性があります。
この場合では、糸リフトなど別の手術での対応となる可能性がありますので、事前に医師に確認する事がおススメです。

張り出したエラ改善には効果なし

顔の脂肪吸引は、皮下脂肪によって大きく見えている顔や、たるんだ頬に対して効果を発揮する手術であり、骨格により張り出したエラの改善には効果を期待できません。
それは、張り出したエラは、咬筋(こうきん)の発達や骨格の問題で起こっている可能性が高く、これらのいずれかに該当する場合では、脂肪が原因ではないため、顔の脂肪吸引では対応できないからです。
咬筋が原因で起こるエラの張りは、エラのボツリヌス注射で手軽に改善させることが可能です。

顔の脂肪吸引は半永久的な効果を期待のできる手術です

今回は、顔の脂肪吸引から5年後に起こる可能性がある状態や、美しい形状をキープするための対策、顔の脂肪吸引のメリット・デメリットをご紹介してきました。
顔の脂肪吸引は、基本的に半永久的な効果が持続する手術ですが、脂肪を必要以上に取り除いてしまったり、術後急激に体重が増加したりすると、5年を待たずして形状が変化してしまう可能性があります。
顔の脂肪吸引から5年後経っても美しい形状をキープしたいなら、医師選びを慎重に行うこと、脂肪をとりすぎないこと、術後の生活習慣に気をつけること、この3点を守る必要があると思います。

顔の脂肪吸引で迷ったら東京シンデレラ美容外科

東京シンデレラ美容外科では5年後も意識して顔の脂肪吸引の手術を行っています。美容整形の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、修正手術をご検討の方も、美容外科の乗り換えをご検討の方も是非一度当院のカウンセリングにお越しください。スタッフ一同心よりお待ちしております。 

東京シンデレラ美容外科のカウンセリングの様子

頬の小顔脂肪吸引

顎の小顔脂肪吸引

CASE 症例情報

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頬の脂肪吸引

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Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉 SHINYA KOIDE

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お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

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