頬の脂肪吸引の施術を受けた女性

頬の脂肪吸引は何cc吸引すると小顔になれる?最適な吸引量を解説

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 13 分です。

ふっくらとした頬は顔を膨張させて見せ、下膨れ感を強調してしまいます。顔痩せの一つとして用いられる脂肪吸引はそういったふっくらとした頬の解消に効果が期待できる美容整形です。
ただ、ボディの脂肪吸引とは違い、顔の脂肪吸引はどれくらい脂肪を取り除けば効果が実感できるのかイメージが難しいという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、頬の脂肪吸引の最適な吸引量について詳しくご紹介していきます。吸引量が多すぎる場合、そして反対に吸引量が少なすぎる場合はどのようなリスクが生まれるのかについても解説します。頬の脂肪吸引に興味があるという方や、手術を検討しているという方は是非参考にしてみてください。

この症例写真は、頬とあご下の小顔脂肪吸引の症例写真です。

頬とあご下の小顔脂肪吸引の症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

頬の脂肪吸引とは

頬の脂肪吸引は、顔の輪郭をよりスッキリとさせるための美容整形手術の一つです。顔に蓄積された過剰な脂肪を特殊な器具を使用して吸引することで、頬のふくらみを減少させ、シャープなフェイスラインを目指します。
一般的なダイエットでは脂肪細胞を小さくすることは可能ですが、脂肪細胞の数自体を減らすことはできません。一方、脂肪吸引では脂肪細胞ごと取り除くことができるので、リバウンドのリスクを減らすことができます。頬のボリューム感の原因となる皮下脂肪にアプローチし、確実な小顔効果を得られます。

頬の脂肪吸引の種類

マシンや器具によって同じ脂肪吸引でもいくつか種類があります。頬の脂肪吸引でよく利用される術式はカニューレという吸引管を用いた従来の方法と、アキーセルという次世代の高周期振動技術を採用した脂肪吸引システムを用いた方法の2種類です。それぞれの違いや特徴、メリット・デメリットについてご紹介します。

基本的な頬の小顔脂肪吸引

カニューレを使用した従来から行われている脂肪吸引の方法で、皮下脂肪の約60%を取り除くことができます。高い効果が得られる一方で、体へのダメージがやや大きいのがデメリットで、痛みや内出血が出やすい術式です。ダウンタイムが長引く可能性があり、回復まで時間を要することがあります。

この症例写真は、小顔脂肪吸引と糸リフトの手術前と7ヶ月後の症例写真です。

小顔脂肪吸引経過写真1
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

アキーセルを用いた頬の小顔脂肪吸引

アキーセルは新世代の脂肪吸引マシンです。高周波振動を使ったシステムで、吸引管に細かい穴がたくさん開いています。細かく振動しながら吸引していくことで、体へのダメージを最小限に抑えることができ、痛みや内出血を出にくくします。皮下脂肪の除去率は約80-90%と高いのですが、デメリットはカニューレを用いた脂肪吸引よりも料金が少し高いという点です。ダウンタイムを短く済ませたい方や、体に負担が少ない方法を選びたいという方におすすめな術式です。

バッカルファット除去との違い

脂肪吸引と似た美容整形メニューに「脂肪除去」があります。中でも、脂肪除去は部位ごとに呼び方があり、頬の脂肪吸引と混同しがちなのが「バッカルファット除去」です。ここからはバッカルファット除去と頬の脂肪吸引の違いについて簡単にご紹介していきます。
バッカルファットは口の中で吸える、噛むことができる、深層にある脂肪のことを指します。脂肪除去では口腔内からこの深層脂肪を取り除いていきます。バッカルファットを除去するとほうれい線やマリオネットラインの目立ちを解消できるほか、頬のたるみも緩和することができます。特に加齢による頬の垂れ下がりに効果的で老け顔やブルドッグ顔を目立たなくします。
一方、頬の脂肪吸引は上記でご紹介したように皮下脂肪を取り除く整形手術です。こめかみあたりを小さく切開し、表面にある脂肪をなくし顔のもたつきやボリューム感の解消に効果的です。
このようにバッカルファット除去と頬の脂肪吸引はアプローチする脂肪の種類が異なります。お悩みの原因となる脂肪がどの脂肪なのかにあわせて手術方法を選ぶことで、理想的な仕上がりを目指せます。

バッカルファット除去

脂肪溶解注射との違い

脂肪溶解注射とは、脂肪が気になる部分に薬剤を注入し、余分な脂肪を溶かして排出する美容施術です。脂肪溶解注射は切開の必要がなく、尿や便といっしょに自然に体から脂肪が出ていくようになっており、脂肪吸引と比較するとより手軽な痩身術と言えます。
一方で、脂肪溶解注射のデメリットは少しずつしか効果を感じられないということです。一回では効果を実感できない場合も多く、複数回続けて注射を受ける必要があります。

頬の小顔脂肪吸引

頬の脂肪吸引はこんな方におすすめ

頬の脂肪吸引は以下のような方に特におすすめな美容手術です。

  • 頬のボリューム感やもたつきが気になる
  • 頬だけを部分痩せしたい
  • 頬の脂肪によってほうれい線が目立つ
  • リバウンドのリスクを減らしながら小顔にしたい

頬をはじめ、顔は部分痩せが難しい部位です。ダイエットしても顔にはあまり変化が感じられなかったという方は、脂肪吸引による部分痩せを検討してみても良いかもしれません。脂肪吸引は脂肪細胞の数自体を減らすことができるので、リバウンドしにくいのも嬉しいポイントです。確実な小顔効果を得たいという方にも脂肪吸引はおすすめな方法と言えるでしょう。

頬の小顔脂肪吸引

頬の脂肪吸引は何cc吸引する?

お腹や太もも、二の腕といったボディの脂肪吸引と違って、頬をはじめとする顔の脂肪吸引はどれくらい脂肪が取れるのかイメージが湧かないという方も多いかと思います。
顔の脂肪はボディと比べると少ないこともあり、少なくて30cc、多くても80ccほど吸引すれば小顔効果を実感することができます。
頬だけ脂肪吸引するなら5~10ccでも十分な小顔効果が得られることもあります。最適な吸引量は人によって異なり、脂肪の付き方、理想の仕上がり、顔のバランスなどを見て医師と相談しながら決めていきます。

頬の脂肪吸引は何cc吸引するのか説明している看護師

吸引量が多すぎると…

頬の脂肪を取り過ぎると頬骨が目立ち、貧相な印象を与えてしまいます。不健康なイメージや不自然な仕上がりになってしまうので欲張って脂肪をたくさん吸引するのはおすすめできません。顔の脂肪吸引の中でも特に頬は脂肪の取り過ぎに注意したい部位です。吸引量は慎重に決めていきましょう。
また、脂肪細胞が少ない部分であるにも関わらず脂肪を吸引してしまった場合、皮膚がたるんでしまうことがあります。中でも高齢の方は、皮膚の伸縮力が弱っているため皮膚がたるみやすくなる傾向にあります。細胞の新陳代謝も低下してしまうので、除去した脂肪の分の余った皮膚が縮まず、たるんだままになりやすいです。40代以上の方は頬の脂肪吸引をする際は特にこのたるみに注意してください。
一般的に脂肪吸引は吸引量が増えると体への負担が大きくなります。体へのダメージが強くなり、ダウンタイムも長引きやすくなります。

吸引量が足りないと…

反対に吸引量が少な過ぎると、思ったような小顔効果が得られません。上記で、頬の脂肪は取り除き過ぎると貧相に見えるとお伝えしたように、頬は健康的な表情に直結する部位です。ふっくら感をどれくらい残すのかについては事前に医師とよく相談しなければなりません。
また、もともと顔が小さい方やカウンセリングの結果吸引量が少なくて済むと言われた方であれば、脂肪溶解注射や糸リフト、ハイフといった他の美容整形や美容施術を検討しても良いかもしれません。

頬の小顔脂肪吸引

頬の脂肪吸引で理想の仕上がりにするためには

顔の脂肪吸引では吸引する箇所の数によって料金が決まります。たくさん脂肪を吸引すれば料金が高くなる、反対に脂肪吸引量が少なければ料金が安くなるということはありません。同じ料金だからといって過剰に脂肪を吸引すると、イメージと違った仕上がりになってしまうことがあるので欲張るのは厳禁です。
また、脂肪吸引は医師の技術力がダイレクトに反映される美容手術の一つです。技術力の低い医師に手術を任せたことによって、脂肪の吸引量が多過ぎたり、少な過ぎたりすることも。吸引部位に凹凸ができてしまったり、痛みや腫れが強く出てしまうこともあります。必ず経験と実績が豊富な医師のもとで手術を受けるようにしましょう。もちろん頬の脂肪吸引は医療行為のため、医師が適切に処置をしたとしても、体質により仕上がりが人によって異なってきます。

ダウンタイムの過ごし方も大切
脂肪吸引は手術自体はもちろんのこと、術後の回復期であるダウンタイムの過ごし方も仕上がりに大きく影響します。頬の脂肪吸引後、ダウンタイム中に気をつけたいことは以下の通りです。

  • 圧迫固定する
  • 痛みがあるときはアイシングする
  • 激しい運動は避ける
  • 飲酒、喫煙を控える
  • 頭を高くして寝る

ダウンタイム中は痛み、腫れ、むくみ、内出血といった症状が出ます。これらを守り、できるだけ安静に過ごすことで症状を緩和することができます。
また、脂肪吸引は腫れやむくみが長くて3ヶ月ほど続くことがあります。小顔効果が実感できないと思っていたら腫れやむくみがまだ残っていただけだったというパターンも多いので、焦らずに気長に待つようにしましょう。

頬の小顔脂肪吸引

より高い小顔効果を得るなら…

より理想的な小顔にするなら、頬の脂肪吸引を単独で受けるよりも他の部位と並行して脂肪を吸引したり、他の施術を併用するのがおすすめです。

他の部位と並行して脂肪吸引をする

顔は全体の比率がとても重要な部位です。確実な小顔効果を得るなら、頬だけでなく顎やフェイスラインなど他の部位も並行して脂肪吸引を行うのがおすすめです。同時に手術を受けることでバランスの良い小顔を目指すことができます。

より高い小顔効果を得てもらう為に、小顔脂肪吸引の部位を相談される医師

糸リフトを合わせる

糸リフトは、糸を挿入し引っ張ることでリフトアップ効果が得られる美容施術です。皮膚のたるみやシワ改善に効果的で、脂肪吸引と合わせることでより効率的に小顔を目指すことができます。頬の脂肪吸引と糸リフトの組み合わせは特に以下のようなお悩みを持つ方におすすめです。

  • 顔のたるみが気になる
  • ほうれい線が目立つ
  • 細かいシワができている
  • 輪郭のもたつきが悩み

また、糸リフトで使用する糸にはコグと呼ばれる細かいトゲがついています。このコグは皮膚組織を刺激することで、コラーゲンの生成を促進し、ハリと弾力のある肌作りをサポートします。糸を挿入するというと肌への刺激が強そうと感じる方もいらっしゃいますが、実は美肌作りにも効果的な美容施術でもあるのです。

頬の小顔脂肪吸引

糸リフト

頬の脂肪吸引なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、頬の脂肪吸引の美容整形を多く行っております。
頬の脂肪吸引の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

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当クリニックでは、専門カウンセラーによる無料カウンセリングを行っております。
患者様お一人おひとりの様々なご要望やご事情を丁寧に伺い、最適な施術をご提案させていただきます。
もしもご提案の中で不要と感じる施術がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。

頬の脂肪吸引

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

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