頬の脂肪吸引をした女性のイメージ

頬の脂肪吸引の範囲は?吸引量や吸引部位を医師が解説

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頬の脂肪吸引はすっきりとした顔立ちを目指す方々に人気がある美容整形手術です。余分な脂肪を減らすことで顔のバランスを整え、顔全体を小さく見せることができます。
そんな頬の脂肪吸引ですが、頬のどの範囲の脂肪を吸引すべきなのか、そして、どの程度の脂肪を吸引できるのか、といったことが気になるという方も多いのではないでしょうか。この記事では、頬の脂肪吸引がどんな手術なのかについてご紹介し、その範囲や吸引量、切開する部位などを詳しく解説していきます。頬の脂肪吸引に興味がある方や、手術を検討されている方は是非参考にしてみてください。

小顔脂肪吸引経過写真3
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

頬の脂肪吸引とは

脂肪吸引というとお腹や二の腕、背中、太ももといった体の痩身手術のイメージがありますが、顔にも適用が可能です。顔の脂肪吸引は、頬や顎などの余分な脂肪を取り除くことで、すっきりとした小顔に導きます。
頬の脂肪吸引はカニューレと呼ばれる専用の吸引管が使用されます。皮下脂肪と呼ばれる皮膚のすぐ下にある脂肪細胞を除去します。

この症例写真は、アキーセル脂肪吸引(頬とあご下)とバッカルファット除去の症例写真になります。

アキーセル脂肪吸引(頬+あご下)とバッカルファット除去の症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

小顔脂肪吸引

頬の脂肪吸引の効果

頬の脂肪吸引で期待できる効果は以下の通りです。

  • 小顔効果
  • 顔のバランスを整える
  • 若々しい印象に導く


頬の脂肪は顔の横幅を強調してしまいます。丸顔や顔のボリューム感が目立ち、顔全体が大きく見える原因となります。そんな頬の余分な脂肪を減らすことで、顔全体をすっきり小さく見せることができます。脂肪吸引は顔のバランスを整えるのにも効果的で、頬の余白が減ることで目や鼻、口のパーツの比率を整える効果も期待できます。

また、年齢を重ねると頬の脂肪のたるみが目立ちやすくなります。脂肪吸引で脂肪を減らし、たるみにくくすることで若々しい印象を与えることができます。頬のたるみはブルドック顔の原因にもなり、疲れていたり、怒っているように見えてしまうことがあります。頬の脂肪吸引はそういったお悩みの改善にも効果的で、明るい雰囲気作りをサポートしてくれます。

20代女性の小顔脂肪吸引の症例
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

頬の脂肪吸引の範囲

頬の脂肪吸引は頬と頬骨上の範囲に分けられます。それぞれの脂肪吸引のポイントについてご紹介していきます。

いわゆる”ほっぺ”にある皮下脂肪を除去します。皮膚下すぐの脂肪が脂肪吸引の適応となり、イメージとしては指でつまめる柔らかい脂肪を指します。頬の脂肪は右頬、左頬同じようにつくため、両方同時に手術を行います。
美しい仕上がりを実現するには、左右差をなくすように調整を行うことが重要です。闇雲に脂肪量を減らせば良いというものではありませんので、医師の高い技術力が必要になります。

頬骨上

目の下に広がる頬骨上の脂肪を吸引します。頬骨上の脂肪は笑うとさらに盛り上がり、顔の大きさを強調してしまうことがあります。注意したいのは頬骨が出ている方が脂肪を取り除きすぎると、逆に頬骨が目立ってしまう可能性があるということです。頬がこけたような印象を与えてしまい、むしろバランスが悪くなるので脂肪を吸引する範囲と量には気をつけましょう。

頬の脂肪吸引の量

顔は体と比べるともともと脂肪の量が少ない部位であり、少しの量を吸引するだけでも印象はかなり変わります。頬の脂肪は中顔面にあるため特に量調節を慎重に行いたい部位です。輪郭やパーツとの比率をみながらバランスのよい顔になるように脂肪を吸引します。
脂肪吸引手術は吸引量によって費用が決まっているわけではありません。たくさん吸引すればお得と感じるかもしれませんが、吸引のしすぎは上記でご紹介したような頬のこけのリスクが高まり、さらに皮膚がたるむ可能性もあります。欲張らずに適切な量の脂肪を吸引するようにしましょう。

頬の脂肪吸引部位

頬の脂肪吸引では一般的に耳たぶの後ろ側を小さく切開し、脂肪の吸引を行います。カニューレは極細の挿入管であり切開は数ミリだけで済みます。手術後は傷跡が少し残ることがありますが、耳や髪に隠れる部位なので傷跡は目立つことはありません。
東京シンデレラ美容外科では、技術力の高い医師が施術(手術)を行いますので、傷跡のリスクを最小限にしながら、美しい仕上がりを実現することが可能です。

頬の脂肪吸引と脂肪除去の違い

脂肪吸引と似た小顔整形として「脂肪除去」という手術もあります。脂肪吸引は浅い層にある皮下脂肪を吸引するのに対して、脂肪除去では深い層にある脂肪にアプローチするのが大きな違いです。脂肪除去で減らすことができるのは、バッカルファットやメーラーファットといった脂肪です。それぞれどんな部位なのかについてご紹介します。

小顔の脂肪吸引やバッカルファット、メーラーファット、ジョールファットの部位の説明

バッカルファット除去

バッカルファットとは目尻から頬にかけて広がる脂肪です。頬のたるみの原因となるほか、この脂肪が多くつくことでほうれい線やマリオネットラインが強調されやすくなります。バッカルファットはわかりやすくいうと、”口の中から噛める脂肪”です。手術は口の中に穴を開けて脂肪を除去していきます。
ブルドック顔や顔の下膨れ感が気になる方に効果的な脂肪除去です。

バッカルファット

メーラーファット除去

メーラーファットは頬骨の周辺に広がる脂肪です。女性の方はメイクのときチークを入れる部分と考えてもらうとイメージしやすいかと思います。メーラーファットも頬のたるみやほうれい線の目立ちの原因となる脂肪です。この脂肪を減らすことで、若々しい表情を作りやすくなり、明るい印象を与えやすくなります。
メーラーファットも口の中を切開し、脂肪を除去していきますので、傷跡が目立ってしまう心配はありません。

メーラーファット

頬の脂肪吸引のメリット・デメリット

頬の脂肪吸引のメリットは以下の通りです。

  • 部分痩せができる
  • リバウンドしにくい
  • 長期的に効果が持続する
  • 効果を実感しやすい

脂肪吸引は気になる部分だけピンポイントで痩身できるのが大きな魅力です。顔はダイエットでの部分痩せが難しい部位です。脂肪吸引であれば頬の脂肪だけを減らすことが可能で、バランスのよい小顔を目指すことができます。
そして、脂肪吸引は脂肪細胞ごと吸引するため、脂肪細胞の大きさを変えるだけのダイエットよりもリバウンドしにくいという点も大きなメリットです。また新しく脂肪細胞が作られない限りは痩身効果は持続し、長期的な効果が得られます。
また、脂肪吸引は脂肪にダイレクトにアプローチするためその効果を実感しやすいのも魅力です。他のリフトアップ施術ではいまいち効果を実感できなかったという方にもおすすめな小顔手術です。
一方、頬の脂肪吸引のデメリットとして挙げられるのは以下のような点です。

  • ダウンタイムがある
  • 副作用のリスクがある
  • リバウンドすると不自然になることがある

頬の脂肪吸引は、数ミリですが切開を必要とするため、手術後ダウンタイムと呼ばれる回復期間を要します。この期間は手術部位を中心に、腫れや赤み、痛み、内出血、むくみといった症状が出るため、安静に過ごさなければなりません。さらに、多くの整形手術と同じく副作用のリスクもあります。頬の脂肪吸引で起こる可能性がある副作用は、感染症や炎症です。感染症や炎症は切開部位から細菌が入り込んだり、手術後に刺激を与えることで起こります。症状がひどい時は治療が必要となることも頭に入れておかなければなりません。

頬の脂肪吸引はこんな方におすすめ

上記でご紹介したような特徴、メリット・デメリットをまとめると頬の脂肪吸引は以下のような方に特におすすめな小顔整形といえます。

  • 頬のふっくら感が気になる
  • 気になるところだけ部分痩せしたい
  • ダイエットしても顔は痩せない
  • リバウンドを繰り返している
  • 長期的な効果を求めている
  • 他の小顔手術・施術では効果を実感できなかった

頬の脂肪は顔のボリュームを強調し、丸顔の原因となります。頬の脂肪を減らすことですっきりとした顔に見せることができます。人によって痩せやすい部位、脂肪がつきやすい部位は異なりますが、ダイエットでは顔は痩せなかった方やもともと頬に脂肪がつきやすい方にも脂肪吸引はとてもおすすめです。

頬の脂肪吸引はこんな方におすすめを説明する看護師

また、ひとことに脂肪といっても頬には浅い層にある皮下脂肪、そして深い層にあるバッカルファットなど種類があります。どの部分の脂肪がお悩みの原因となっているのかを分析し、脂肪吸引または脂肪除去をすることで理想の仕上がりに近づけることができます。脂肪吸引が有効か、それとも脂肪除去が有効なのか分からないという方は、ぜひお気軽に東京シンデレラ美容外科までご相談ください。

頬以外の脂肪吸引の範囲

頬以外の顔の脂肪吸引の範囲は以下の通りです。

  • フェイスライン
  • エラ下

二重顎や輪郭のもたつきが気になる方は、顎やフェイスラインにアプローチする脂肪吸引が効果的です。顎の脂肪吸引の場合は耳周辺だけでなく、顎の裏側からの吸引も可能です。顎やフェイスラインを明確にすることでぼんやりとした印象を改善し、すっきり小顔に導くことができます。また、症例は多くありませんがエラ近くの脂肪も吸引ができます。角ばった顔やベース顔を改善したい方におすすめな部位です。
他にもジョールファットという脂肪除去もあります。ジョールファットとは口元に広がる脂肪で、口角のたるみの原因となります。ほうれい線やマリオネットラインを強調し、老けた印象を与えてしまうのですが、この脂肪を除去することで若々しく明るい雰囲気へと導くことができます。
脂肪吸引は一箇所だけでなく、いくつかの部位を組み合わせることでより高い小顔効果を実感できます。顔のバランスや比率をみながら、どの脂肪をどのくらい除去するのが良いのか医師と相談しながら決めていくことをおすすめします。

さらに、脂肪吸引は糸リフトとあわせて行うことも可能です。糸リフトとは糸を皮膚の下に挿入し引き上げる美容整形です。糸リフトを行うことでたるみを軽減し、さらにすっきりとした小顔を目指せます。

小顔脂肪吸引経過写真1
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

小顔脂肪吸引

頬の脂肪吸引なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、頬の脂肪吸引の美容整形を多く行っております。
頬の脂肪吸引の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

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小顔脂肪吸引

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小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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