頬の脂肪を吸引してほうれい線が目立たなくなった女性のイメージ

頬の脂肪吸引でほうれい線は改善できる?

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。

頬の脂肪吸引は、しっかりと脂肪を除去し、小顔になりたい方に人気の痩身施術(手術)です。

今回は、頬の脂肪吸引でほうれい線は改善できるのか?という点について施術後の注意点等の情報と併せてご紹介させて頂きます。

脂肪吸引と糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

頬の脂肪吸引でほうれい線は改善できる?

頬の膨らみやたるみの原因となる脂肪は大きく分けて「メーラーファット・バッカルファット・ジョールファット」の3つがあり、悩みに合わせて取り除く脂肪を選ぶことでより理想的な仕上がりを叶えることができます。

ほうれい線を改善したい方に特におすすめなのは、メーラーファットの脂肪吸引です。

メーラーファットは頬骨周辺に存在する皮下脂肪で、この部分が重力や加齢によって垂れ下がってしまうと、ほうれい線を引き起こしてしまう要因となります。

メーラーファットを取り除くことで、たるんでいた頬やフェイスラインをすっきりとさせ、ほうれい線を改善することができます。

小顔脂肪吸引糸リフト症例02
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など

【頬の脂肪の種類】メーラーファットとの違いは?

頬の脂肪の中でも、口角の横についている「ジョールファット」は、口元のたるみの原因となる脂肪であり、ジョールファットはメーラーファットと同じ皮下脂肪の一種です。

一方、ジョールファットとメーラーファットが皮下脂肪であることに対し、バッカルファットは皮下脂肪よりも更に深部の筋肉の下にあり、こめかみ近くから口の横にかけて広範囲に存在する脂肪の塊のことをいいます。

小顔の脂肪吸引やバッカルファット、メーラーファット、ジョールファットの部位の説明

バッカルファットは大きな脂肪なので、加齢と共に頬全体の皮膚が垂れ下がりやすく、下膨れによってブルドッグのような顔立ちになり、老けた印象になることがあります。

メーラーファットを脂肪吸引するだけでもリフトアップすることができますが、ほうれい線以外にも口元のたるみ、マリオネットラインなど複数のトラブルに悩んでいる方で、よりしっかりとエイジングケアを行いたい場合は、他の2種類(バッカルファット・ジョールファット)の脂肪吸引についても組み合わせて施術を受けることをおすすめします。

小顔脂肪吸引

メーラーファットを脂肪吸引するメリット

皮膚の表面に傷跡が残らない

メーラーファットの脂肪吸引はカニューレと呼ばれる極細の吸引器具を口の内側から3~5mm程度切開して挿入していくため、施術後の傷跡は外側から見えることはありません。

リバウンドしにくい

太る、痩せるというのは脂肪細胞が膨張及び縮小することで起こる現象です。脂肪細胞の数は生後から思春期にかけて増加し、成人になってからは変化することはほとんどありません。

ダイエットをしても脂肪細胞は体内に残存しているため、途中で運動をやめたり、食事量を増やしてしまうと脂肪細胞が大きくなります。
これがいわゆるリバウンドという現象です。

しかし、メーラーファット除去は脂肪細胞そのものを除去することから、数年経過してもリバウンドしにくいという特徴を持っています。

部分的に痩せることができる

お腹や太もも、二の腕等の部位はトレーニングによって筋肉をつけ、引き締めることができますが、メーラーファットは一般的なダイエットだけではボリュームを減らすことは非常に難しい部位です。

一方、脂肪吸引術であれば、特定の部分から任意の量の皮下脂肪を除去できるため、短期間で
理想的なフェイスラインを手に入れることができます。

この症例写真は、脂肪吸引と糸リフトを受けた1週間後と2週間後の症例写真になります。脂肪吸引で部分的に痩せているのがわかります。

小顔脂肪吸引と糸リフトの1週間後と2週間後の症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など

食事制限や運動する必要がない

食事制限や運動によってダイエット効果を出すまでには一定の期間がかかるため、途中で挫折してしまったり、好きなものを食べられないことや、なかなか目標を達成することができないストレスで暴飲暴食に走ってしまうケースも少なくありません。

脂肪吸引であれば食事制限も運動をする必要がないため、ダイエットが苦手な方でも若々しいスッキリとした小顔になれます。

メーラーファット除去に考えられるリスク

脂肪を多く取り過ぎて老けた印象になる

メーラーファット除去は、元々あまり脂肪がついていない方が施術を受けると、頬周りがこけてしまい、かえって老けた印象になりやすいです。

カウンセリングでは医師にご自身がなりたい理想について具体的に伝えるようにし、納得がいくまで何度もシミュレーションを行うことが大切です。

施術した箇所が凸凹になってしまう

メーラーファット除去は皮膚の表面が凸凹にならないよう、左右の差に十分注意しながら均一に脂肪を除去する必要があります。

医師の技量次第では不自然な仕上がりになる可能性がありますので、しっかりと情報収集しながら経験豊富で優秀な医師と契約することで、そのような失敗を未然に防ぐことができます。

小顔脂肪吸引

【メーラーファット除去】施術後のダウンタイムを抑える方法や注意点

マッサージ

メーラーファットは顔の中心に近い場所にあるため、頬や顎下等の脂肪吸引で使われるフェイスバンドで圧迫を行うことができません。

しかし、施術後は脂肪を除去したスペースに血液やリンパ液、麻酔液などが停滞しやすくなるため、そのまま何もせずにいるとむくみが生じることがあります。

腫れ・痛みなどの症状が落ち着いてきたら手の平や美顔ローラーを使ってセルフマッサージすることをおすすめします。

マッサージを行うことで溜め込んだ水分の排出を促し、むくみや拘縮による凸凹の緩和に効果的です。

ただし、やりすぎてしまうと返って悪化する可能性がありますので、1日5分程度を目安にあまり強く触りすぎないよう注意して下さい。
マッサージを行う際には、マッサージの開始時期や方法を含め、必ず医師の指示を守るようにしてください。

サウナや激しい運動を避ける

サウナや運動など体温を上昇させる行為は血流を促し、腫れや内出血などの症状を強くする恐れがありますので、患部が落ち着くまでは避けるようにして下さい。

食事について

メーラーファット除去後は2~3時間程度経過すれば通常通りの食事を摂って頂けますが、刺激物やお煎餅などの固すぎるものはできるだけ控えることをおすすめします。

小顔脂肪吸引

【その他】ほうれい線の改善におすすめの施術法

ほうれい線を改善したい場合、頬の脂肪吸引以外だと下記のような施術法がおすすめです。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸は元々体内に存在する物質であることから、アレルギー反応のリスクが少ない安全な物質です。即効性が高く、注入後すぐにほうれい線の改善を実感することができますが、持続期間は半年間~1年程度でやがて体内に吸収されていきます。

そのため、同じ状態を維持するには定期的に施術を受ける必要があります。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入しているところ

ヒアルロン酸注射

糸リフト

糸リフトはコグと呼ばれる突起物がついた医療用の糸を皮下組織に通し、ほうれい線やゴルゴラインなど老け顔の原因となる箇所を引き上げ、若々しくスッキリとしたフェイスラインに仕上げる施術法です。

メスを使わないため傷跡が残らず、施術時間自体も20~30分と短いので忙しい方でも気軽にお受け頂けます。

テスリフトをした女性の症例

糸リフト

ハイフ

ハイフは高密度の超音波エネルギーを肌の深い層に照射することで、皮膚を支える土台であるSMAS筋膜の緩みを引き締め、リフトアップ効果が期待できる施術法です。

また、ハイフの照射によってコラーゲンの生成が活発化し、肌のハリや弾力を内側から取り戻すことができます。

ハイフを照射しているところ

ハイフ

ほうれい線対策・適切なケア方法について

紫外線対策

紫外線の種類は波長の長さによって「UV-A・UV-B・UV-C」の3つに分けられています。

その中でもUV-Aは窓ガラスをもすり抜けて皮膚の奥まで浸透する性質を持っており、肌のハリを保つコラーゲン・エラスチンの変性を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

外出する際は日焼け止めや帽子、サングラスなどを使用するようにし、自宅で過ごす際も室内にUV-Aが入り込むのを防ぐためにも遮光カーテンやブラインドを設置することをおすすめします。

保湿を意識したスキンケア

肌の乾燥は小じわの原因となり、そのまま放置してしまうとほうれい線として定着し、
普段のお手入れだけで改善することは難しくなってきます。

スキンケアを行う際はヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合されたものを使用し、化粧水だけではなく乳液やフェイスクリームを使ってしっかりと蓋をするようにして下さい。

スキンケアをしているところ

ストレスを溜めない

ストレスによってグッと食いしばる癖がついてしまうと、咬筋という咀嚼で使われる筋肉が必要以上に発達し、ほうれい線が目立ちやすくなります。

まずは生活環境を整えてストレスや緊張を取り除くようにし、もし改善できないようであればマウスピースなどのアイテムを使用することで物理的にくいしばりを予防することも可能です。

栄養豊富な食事

不規則な食生活によって栄養バランスが乱れると、肌の乾燥や代謝の異常を引き起こし、ほうれい線を目立たせる原因になってしまいます。

日々の食生活に肌の土台であるコラーゲンをはじめ、皮膚や粘膜の健康を保つ作用があるビタミンAやコラーゲンの合成を促すビタミンCなどの栄養素を取り入れることで、内側からハリのある肌へ導くことができます。

<コラーゲンを多く含む食べ物>

・牛すじ、手羽先、豚足、すっぽん、フカヒレ、うなぎ等

<ビタミンAを多く含む食べ物>

・人参、ほうれん草、モロヘイヤ、レバー、卵黄、バター等

<ビタミンCを多く含む食べ物>

・パプリカ、ブロッコリー、苺、キウイフルーツ、菜の花等

小顔脂肪吸引

頬の脂肪吸引なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、頬の脂肪吸引の美容整形を多く行っております。
頬の脂肪吸引の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

CASE 症例情報

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小顔脂肪吸引

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

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