顎下の脂肪吸引の痛みについて医師が解説
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顎下の脂肪吸引は、無理な食事制限や運動をすることなく、二重顎やフェイスラインのもたつきを解消できるという手軽さから、幅広い世代の方に人気の美容医療の1つです。
しかし、施術を受ける上でどの程度の痛みを感じるのか、脂肪吸引が初めての方は特に気になるポイントではないかと思います。
こちらでは顎下の脂肪吸引に関して、痛みのレベルや対処法、ダウンタイム中の経過についてご紹介致します。
顎下の脂肪吸引の痛みはどのくらい?
脂肪吸引では、カニューレと呼ばれる細いストローのような医療器具を使いながら施術を行います。
脂肪の吸引量が多いと、その分余分な脂肪を取り除く時に起こる周辺組織へのダメージも大きくなるので痛みが強くなりやすいです。
しかし、顎下の場合、太もも・お尻等のパーツに比べると脂肪の量が少ないため、痛みの度合いが少ない傾向にあります。
痛みの種類としては、筋肉痛のような痛みで、痛み止めを服用すれば耐えられないような痛みではなかったという方がほとんどです。
また、脂肪吸引の施術は麻酔を用いるため、施術中は痛みを感じることはありません。
脂肪吸引後の痛みへの対処法
刺激を与えない
術後は患部(脂肪吸引部位)が敏感になっているため、指で触れたり、どこかにぶつけたりすると痛みが出やすくなります。
症状が落ち着くまではフェイスバンドやガードル等を使って保護したり、就寝する際は患部が擦れないようクッションを敷いておくと良いです。
激しい運動を避ける
施術を行うのは顔周りですが、激しい運動を行うのは良くありません。痛みを強く感じてしまう可能性があります。
傷口の回復を早めるには十分な休息が必要になりますので、歩く、
しゃがむ等の日常生活に必要な動作に留めるようにし、約3日程度は安静を心がけるようにして下さい。
処方薬を正しく服用する
一般的なクリニックでは、脂肪吸引の施術後、痛み止めや化膿止めが処方されますので、決められた用法・用量を守って服用するようにして下さい。
元々痛みに敏感で心配な方は、事前に痛み止めについて担当の医師に聞いておくことを推奨致します。
食事は欠かさず摂ること
顎下の脂肪吸引後は、食事を摂る際に口を開けることで痛みを感じることが多いです。
しかし、痛みを避けるために、食事をあまり摂らないでいると傷の治りが遅くなってしまいます。
少ない咀嚼回数でも食べやすい、オムレツやリゾットなど、柔らかいメニューを選びながら無理の無い範囲で食事を摂るよう心がけて下さい。
【ダウンタイムの経過】顎下の脂肪吸引で痛み等の症状を感じるタイミング
顎下の脂肪吸引のダウンタイム期間は約2~4週間程度。
脂肪溶解注射やボツリヌス注射等の小顔整形に比べると、ダウンタイムは長いのですが、傷が入る場所は両耳の裏であり、傷跡のサイズ自体も3~5mm程度と小さいためほとんど目立ちません。
ただし、術後は痛みや腫れ、内出血等の症状が現れやすいため、余裕を持ったスケジュールを組んで頂き、最低でも約3日程度は仕事や学校を休むのがおすすめです。
下記では顎下の脂肪吸引のダウンタイムの経過についてご紹介します。
当日~術後3日間
顎下の脂肪吸引の痛みは、麻酔が切れる施術当日の夜から翌日頃がピークで、術後1週間ほどの期間をかけて徐々に収まっていきます。
術後に腫れが現れることもありますが、症状は一時的なもので約2日程度経過した頃には落ち着きます。
術後4日間~1週間
この時期になれば、基本的な痛みが落ち着き、続いてはむくみや内出血等がピークを迎えます。
内出血は早ければ施術当日より症状が出始めますが、ピークは術後すぐではなく、1週間程経過した頃です。その後2週間ほどで少しずつ落ち着いていきます。
むくみのピークも内出血と同様に1週間頃です。症状が収まるまでにかかる期間には個人差がありますが、約2週間程度を目安にお考え下さい。
術後1カ月
フェイスラインがすっきりとし、脂肪吸引による効果を実感できる時期です。
ただし、この頃になると「拘縮」が現れることが多いので、気になる方はマスク等でカバーしたり、無理の無い程度で硬い部分を押したり、つまんだりして肌をほぐすようにして下さい。
術後3カ月~半年間
更に3ヶ月~半年程度経過すると、皮膚が引き締まり、フェイスラインがシャープになることを実感できます。
赤みや傷跡も半年後にはじっくり見なければわからないくらい、綺麗に落ち着いていることがほとんどです。
顎下の脂肪吸引が受けられない可能性がある方
妊娠中の方
顎下の脂肪吸引は授乳中もしくは産後であれば施術可能ですが、妊娠中の方は受けることができません。
また、施術には麻酔を用いるため施術翌日までは粉ミルク・液体ミルク等の人工乳をご活用頂き、お子様へ直接母乳を与える授乳方法はお控え下さい。
術後に痛み止めの内服を行う場合もありますので、十分ご注意下さい。
施術に影響する疾患をお持ちの方
お客様自身の持病の種類によっては施術を受けられない可能性がありますので、持病や基礎疾患があるという方は、必ず医師にお伝えいただくようお願いいたします。
未成年の方
18歳未満の未成年の場合、親権者の方の同意書と同伴がなければ施術及びカウンセリングを受けることができません。
顎下の脂肪吸引を長持ちさせる方法はある?
生活習慣を整える
脂肪吸引によって脂肪細胞の数が減ったとしても、消費カロリーを上回るカロリーを長期的に摂取し続けていると脂肪細胞が以前よりも膨張してしまう可能性があります。
リバウンドを防ぐにはご自身の身長・体重に対して必要なカロリーを意識しながら食事を摂ることが大切です。
また、運動不足にならないよう外出中はエレベーターをやめて階段を使ったり、会社や自宅の1つ前の駅で電車から降車し、一駅分歩くなどして身体を動かすことを生活スタイルに溶け込ませるよう心がけて下さい。
ストレスケアを行う
人は過度なストレスを感じると、血流が悪化して代謝が下がり、身体だけでなく顔周りも痩せにくい状態になることがあります。
ストレスを溜め込まないよう、半身浴やアロマテラピー、音楽鑑賞など自分に合った方法でリフレッシュするようにして下さい。
十分な睡眠時間を確保
睡眠不足が続くと自律神経が乱れやすく、食欲を増進させる「グレリン」というホルモンの分泌が増えることから、脂肪吸引後のリバウンドの原因になります。
良質な睡眠を確保するためにも寝室環境を整える他、スマートフォンやPCから発せられるブルーライトには睡眠リズムに悪影響を与えるため、就寝する1時間前に各種端末の操作を控えることをおすすめします。
再度施術を受ける
万が一リバウンドしてしまった場合、再度施術を受けることで理想的なフェイスラインへ整えることも可能です。ただし、同じ部位への脂肪吸引の再施術は1回目の施術を受けてから3~6ヶ月程度の期間を開ける必要があります。
また、再施術で吸引できる脂肪量には限界がありますので、医師に再施術を受けても問題が無いか相談するようにして下さい。
顎下の脂肪吸引を受けるクリニックの選び方
症例写真や医師の実績を確認する
多くのクリニックではHP(ホームページ)やインスタグラム等のSNSに在籍している医師の実績・症例写真を掲載しています。
症例写真は医師の美的センスと仕上がりのイメージが理想に近いかどうか確認するために役立ちますので、よりご自身にあった医師やクリニックに出会える可能性が高まります。
カウンセリングが充実している
脂肪吸引の中でも顎下の脂肪吸引は細かな調整とデザインが欠かせません。そのため、カウンセリングではイメージの擦り合わせを十分に行う必要があります。
もし医師と直接話す時間が極端に短く、コミュニュケーションが上手く取れなければ要望が伝わらず、希望の仕上がりとは異なるデザインになってしまうことも考えられます。
術後に“こんなはずではなかった”と後悔しないためにも、納得がいくまでカウンセリングを受けたり、医師やクリニックとのコミュニュケーションに少しでも不安に感じたら別のクリニックを検討するようにしてみて下さい。
保証制度がしっかりしている
万が一に備えて、保証制度が充実しているクリニックを選ぶことで安心して施術を受けることができます。
カウンセリング時に、アフターケアや保証制度の有無について質問しておくと良いです。
自分の予算に合っているかどうか
脂肪吸引はそれなりの費用がかかるため、予算の範囲内で受けられるかどうかについても、クリニックを選ぶ際に確認することが大切です。
クリニックによっては料金体系が不明確なケースもあり、追加でオプション料金が発生するなど、予想していたよりも施術費用が高額になってしまう可能性があります。
契約前に、カウンセリングの際に見積書を作成してもらうことをおすすめします。
顎下の脂肪吸引なら東京シンデレラ美容外科へ
東京シンデレラ美容外科では、顎下の脂肪吸引の美容整形を多く行っております。
顎下の脂肪吸引の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
Doctor 本ページの監修医師
小出 真哉 SHINYA KOIDE
小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
■ 略歴
-
慶應義塾大学医学部医学科卒業
川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科) - 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
- 湘南美容クリニック入職
- 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
- 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
- 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
- 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
- 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。