小顔の脂肪吸引を行った女性

顔の脂肪吸引で後悔する理由は?

公開日
更新日

この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。

顔の脂肪吸引はたるみ改善によるエイジングケア効果も期待できる手術のため、年齢によるたるみが気になる方の間で高い人気を誇っています。
また、近年の小顔ブームの影響を受けてか、小顔になりたい若い年代の方にも人気の手術となっています。
ところが、顔の脂肪吸引を受けた方の中には、手術を受けたことを後悔している方も存在しています。当院にも他院で顔の脂肪吸引をうけて後悔して、修正手術にいらっしゃる方もいます。
こちらのコラムでは、顔の脂肪吸引で後悔する理由と、後悔しないための対策についてご紹介しています。

顔の脂肪吸引で後悔!?その理由とは

顔の脂肪吸引は、ただ脂肪を吸引するだけでなく、顔全体のバランスを考えて行わなくてはならない手術です。
つまり、顔の脂肪吸引は想像以上に難易度が高いデリケートな手術です。
それでは、顔の脂肪吸引で後悔する理由についてご紹介します。

この症例写真は、小顔脂肪吸引の手術前と3か月後の症例写真になります。当院では、後悔のないよう丁寧にカウンセリングを行ってから手術しております。

小顔脂肪吸引の手術前と3か月後の経過の症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

手術前と代わり映えしない仕上がりになった

小顔に憧れて手術を受けたのに、手術前と代り映えしない仕上がりになって後悔するケースがあります。
このように手術前と代り映えしない仕上がりになるのには、主に三つの理由が存在しています。
一つ目には、吸引する脂肪の量が少なすぎたということです。
顔の脂肪吸引では、ある程度脂肪を残しておく必要がありますが、吸引する脂肪の量が少なすぎた場合では、手術後に大きな変化が見られず後悔することになる場合があります。
そして二つ目には、もともと頬やフェイスラインに脂肪が少なくて、脂肪を吸引してもあまり代り映えしなかった場合です。このような場合は、顔の筋肉量が多い方や骨格がしっかりしている方に起こりやすいと考えられ、事前に筋肉量や骨格を確認しておくことで防ぐことが可能です。
三つ目に挙げられるのは、皮下脂肪ではなく、さらに奥の部分にある脂肪を切除する必要があるという点です。この脂肪には、バッカルファットがあります。バッカルファットは脂肪吸引で取り除くことは困難なので、口の中から除去します。
どの脂肪によってたるみやフェイスラインの崩れが起こっているのかについては、カウンセリングで確認することも可能です。
皮下脂肪よりも深い部分にある脂肪に原因がある場合では、脂肪吸引ではなく脂肪の除去手術が必要になりますので、手術内容については、事前に医師にご確認ください。

脂肪吸引した部分の皮膚がたるんだ

ある程度年齢を重ねた方が大量に顔の脂肪吸引をすると、脂肪があった部分にあったボリュームが減少し、たるみが生じることがあります。
顔の脂肪吸引後には、数日間程度圧迫固定をしてコラーゲン生成を促進させます。
しかし、施術を受けた年齢によって回復度合いは異なり、新陳代謝機能に衰えが見え始めている方の場合では、コラーゲン生成がうまく行われないことでたるみが生じることがあります。
このようなたるみは、数か月~1年程度で改善が見られることがありますが、そのままの状態で定着してしまうことも十分に考えられます。
そして、後者の場合では皮膚切除手術が必要になることもあります。

脂肪のとりすぎで不健康な印象に

顔の脂肪吸引で脂肪をとりすぎてしまうと、頬骨が強調される、頬がこけて不健康な印象になってしまう場合もあります。
お客様の中には、とにかく脂肪を取れるだけ取って、コンプレックスを解消したいという希望を出される方がいます。
しかし、顔の脂肪吸引では脂肪を多くとれば良いというものではなく、適量を取り除くことが大切です。
また、脂肪を取りすぎてしまうと、内部の組織が癒着した際に、ひきつれたような仕上がりになって後悔することもあります。
そうならないためには、医師のアドバイスに従って、適量の脂肪を取り除く必要があるでしょう。

左右差が気になる

頻繁に起こるものではありませんが、顔の脂肪吸引の仕上がり後に左右差が目立ち、後悔するケースもあります。
このケースは、もともと左右差が目立つ方に多いとされてはいますが、医師が手術前に左右差を確認しておくことで左右差をできるだけ少なくすることが可能です。
吸引し過ぎた部分には、ヒアルロン酸や脂肪を注入して調整出来るケースもあります。

拘縮が改善しない

拘縮とは、脂肪が存在していた部分の回復段階で起こる現象で、顔の脂肪吸引を受けたほとんどの方に見られる状態です。
具体的な症状としては、皮膚のひきつれ感や凸凹などで、人によってはこれらの状態が長期間続く可能性があります。
一般的には、拘縮が続くのは術後6カ月程度とされてはいますが、人によっては6か月以降も拘縮が続くこともあります。
なお、拘縮による凸凹は時間と共にで緩和しますので、どうしても気になるならクリニックに相談し、診察を受けてみてください。

ダウンタイム中の筋肉痛のような痛みで後悔

脂肪吸引では、手術中には麻酔の効果で痛みを感じにくいですが、麻酔の効果が消失すると、鈍痛が起こり、じわじわと筋肉痛のような痛みが広がることがあります。
もちろん、このような鈍痛は痛み止めの内服薬での緩和が可能ですが、内服薬を服用したとしても、人によっては鈍痛が続くことがあるのです。
手術後に鈍痛が出た場合には、痛み止めの坐薬を使用することも出来ますので、クリニックにご相談ください。
痛みに対する耐性は人それぞれで、痛みに強い方や弱い方など、さまざまです。
しかし、顔の脂肪吸引は手術後に痛みが出やすいという特徴がありますので、特に痛みに弱い方は、痛み止めでコントロールする必要があります。ほとんどの場合、痛み止めを服用することでダウンタイム中の痛みは気にならなくなります。 

顔の脂肪吸引で後悔しないために

顔の脂肪吸引を受けるからには、後悔しない仕上がりを期待したいです。
こちらの章では、顔の脂肪吸引で後悔しないための対策方法をご紹介しています。

入念なカウンセリングでイメージを共有する

顔の脂肪吸引で後悔しないための大切な要素、それは、お客様と医師が同じ仕上がりをイメージして、共有しておく事が重要です。
たとえば、お客様がギリギリまで脂肪を吸引をしたいと考えていても、医師としては安全面への配慮やバランスの観点から、お客様の希望よりも少ない脂肪の吸引量でアドバイスをする場合があります。
そしてこの場合、お客様が医師のアドバイスに納得できない状況で手術を行ってしまったら、イメージ違いで顔の脂肪吸引を受けたことを後悔することになる場合があります。
反対に、お客様の要望通り、ギリギリで脂肪吸引をしてしまうと、皮膚がたるむ、頬がこけて不健康な印象になるなどのトラブルが起こることがあり、これはこれで後悔する原因になります。

小顔脂肪吸引のカウンセリングを行っているところ

知識がある医師に手術を依頼する

顔の脂肪吸引で後悔しないために、しっかりとした知識がある医師に手術をお願いすることが重要です。
知識や経験が豊富で、数多くの症例を目の当たりにしてきた医師であれば、高い技術力やデザインセンスを持っている可能性が高いため、後悔しない仕上がりを期待できます。
クリニックや医師選びは難しいですが、実際にカウンセリングを受けた際には、「提案理由」「メリット・デメリット」をしっかりと説明する医師であれば、ひとまず信頼できる判断できると思います。
また、お客様の希望をそっくりそのまま受け入れるのではなく、お客様にとって最善の提案をできる医師も、信頼できると考えておいて間違いないのではないでしょうか。
顔の脂肪吸引は、担当医が違うだけで仕上がり差が生じる可能性があるデリケートな手術ですので、クリニックや医師は慎重に選ぶよう注意してください。ただ、どんなに適切な手術を行ったとしても、仕上がりがイメージと違う場合も中にはあります。これは体質などの影響もあるので、ゼロにはできない問題です。そのため、後悔することをできるだけ防ぐという意味で、相対的に良い医師を選ぶことが重要です。

指示があるまで圧迫固定を外さないこと

顔の脂肪吸引後の数日間はには圧迫固定が必須で、それをしておくことで組織の回復が早まります。
また、圧迫固定の期間についてはクリニック側からお伝えしますので、その内容を厳守していただき、自分勝手に圧迫固定を外さないよう注意してください。
早期に圧迫固定を外してしまうと、皮膚のたるみの原因になることがあります。

注意事項を守ること

顔の脂肪吸引は、美容整形の中では出血が少なく、傷跡が目立たないという特徴があります。
しかし、脂肪組織を人工的に吸引する方法であるため、脂肪が存在していた空洞部分は、思いのほか大きなダメージを受けています。
そして、ここで注意しなければならないのは、血行を促進する行動をとらないということです。
たとえば、長時間の入浴や手術当日からの激しいスポーツなどは、血行の促進作用により、出血や腫れ、内出血が悪化する原因になることがあります。
また、入浴や激しいスポーツで血行が促進されてしまうと、強い痛みが出るリスクも高まります。
ほかにも、手術当日には熱い食品や刺激物を摂らないなどの注意事項がありますので、患部が落ち着くまでは、しっかりと注意事項を守りながら生活することが大切です。
注意事項を守らないと、ダウンタイムが長引くだけでなく、仕上がりに悪影響が及ぶリスクも高まりますので、十分な注意が必要です。

顔の脂肪吸引で迷ったら東京シンデレラ美容外科 

東京シンデレラ美容外科ではお客様がなるべく後悔しないように顔の脂肪吸引の手術を行っています。美容整形の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、修正手術をご検討の方も、美容外科の乗り換えをご検討の方も是非一度当院のカウンセリングにお越しください。スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科池袋院の受付

頬の小顔脂肪吸引

顎の小顔脂肪吸引

CASE 症例情報

まずはお気軽に無料カウンセリングを
お試しください

当クリニックでは、専門カウンセラーによる無料カウンセリングを行っております。
患者様お一人おひとりの様々なご要望やご事情を丁寧に伺い、最適な施術をご提案させていただきます。
もしもご提案の中で不要と感じる施術がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。

頬の脂肪吸引

顎の脂肪吸引

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉 SHINYA KOIDE

小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

>> 詳しいプロフィールはこちらから

■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

医療広告ガイドラインについて

医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。

①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

医療広告ガイドラインについて

HOT MENU 人気の施術