小顔の脂肪吸引のダウンタイムについて解説

短期間で顔の輪郭を整えたい方におすすめの美容整形、それは小顔の脂肪吸引です。しかし、小顔の脂肪吸引は手術であるため、ダウンタイムがあるので、なるべくダウンタイムを緩和させるためにクリニック選びには注意が必要です。

小顔の脂肪吸引のダウンタイムで見られる症状

小顔の脂肪吸引とは、頬やフェイスライン、あご下などについた脂肪をカニューレと呼ばれる脂肪吸引器で吸い出す美容整形です。

また、小顔の脂肪吸引は脂肪細胞そのものを吸い出してしまうため、リバウンドしにくいというメリットがあります。しかしその反面、脂肪吸引することで患部のその周辺は一時的にダメージを負い、その回復期間であるダウンタイムが発生します。この症例は、小顔の脂肪吸引の１週間後と１ヶ月後と３か月後の経過の症例です。

３か月後にはフェイスラインが引き締まり小顔になっていることがわかります。ただ、手術後１週間の症例写真ではフェイスラインから首にかけて内出血がみられます。

内出血の他にも顔の脂肪吸引の手術後のダウンタイム期間中には色々な症状が起こる可能性があります。考えられる症状をご紹介します。

腫れやむくみ

小顔の脂肪吸引ではあらかじめ麻酔を施しますが、麻酔液は術後しばらく体内に残り、術後の腫れやむくみを引き起こす原因になります。

麻酔液の体外排出スピードについては個人差がありますが、多くの患者さんは手術の翌日からむくみの緩和を実感されることが多いようです。

また、それに伴い腫れも引いていきますが、むくみや腫れが完全に引くまでには、およそ2週間かかります。

小顔の脂肪吸引後にむくみや腫れが見られると心配になるかもしれませんが、これらは麻酔液によるものですので、心配はいりません。

内出血

小顔の脂肪吸引では脂肪細胞を周辺組織から剥がすため、周辺組織がダメージを負うことで内出血が起こります。

それは、カニューレを挿入することで皮下組織がダメージを受けることと、脂肪細胞がなくなってできた空洞部分に血液が滞留して、外部から血液が透けて見えるためです。

また、内出血の度合いについては脂肪の吸引量や吸引場所によって異なりますが、脂肪吸引の範囲が広いほど、強い内出血が起こりやすくなります。

なお、手術直後の内出血は赤紫色に見えますが、術後1～3週間程度で黄色く変化し、やがて自然な肌色に落ち着きます。

術後には、むくみや腫れ、内出血を押さえる目的でフェイスバンド固定しますが、それでも内出血がまったく起こらないということはありませんので、ある程度の内出血は覚悟しておく必要があるでしょう。

痛み

小顔の脂肪吸引後、麻酔が切れたタイミングで強い筋肉痛のような鈍痛が起こり始め、この痛みは術後3日目あたりでピークを迎えます。

そしてその後は、少しずつ痛みが引き始めますが、強い痛みは約1週間程度続くと考えておく必要があるでしょう。

もちろん、手術後には痛み止めが処方され、それを服用することで痛みを緩和帆することは可能です。

しかし、小顔の脂肪吸引では皮下組織にダメージを与えているため、痛み止めを服用したとしても痛みが完全に消えることはありません。

痛みの度合いについては、脂肪吸引の範囲や吸引量によって異なりますが、いかなる場合でも、手術後1週間程度は痛みが続くと考えておきましょう。

拘縮

術後1週間が経過する頃になると、表面が凸凹とした状態となって驚くことがありますが、この状態は拘縮(こうしゅく)と呼ばれる現象で、脂肪吸引後によく見られる現象です。

小顔の脂肪吸引後には、もともと脂肪細胞があった場所が空洞となり、手術直後から、周辺組織たちは回復のための変化を見せ始めます。

そしてその際には、数多くの繊維が生成されますが、これらの繊維がさまざまに変化することで、表面が凸凹とした感じに見えます。

つまり、拘縮は組織回復のために起こる現象だということですので、心配ないということです。

術後いきなり凸凹ができると失敗なのではないかと心配になるかもしれませんが、この状態は拘縮で、いつまでも続くものではありません。

なお、拘縮は吸引範囲が広いお腹や太ももなどに見られることが多いとされていますが、顔にも起こる可能性はありますので、もしも拘縮が起こったとしても、慌てず安静に過ごすことを心がけてください。

頬の小顔脂肪吸引

顎の小顔脂肪吸引

ダウンタイム期間中の注意事項

手術後にはいくつかの注意事項があり、これらを守ることでダウンタイム期間をスムーズに乗り越えることができます。

この症例は小顔の脂肪吸引と併用して、ジョールファットを除去し、糸リフトを１2本挿入しました。顔が一回り小さくなり、口元のたるみもなくなっています。たるみがなくなったのでフェイスラインがなめらかな曲線になっています。

小顔の脂肪吸引のダウンタイム期間中には生活するうえで、注意事項が何点かあります。

洗顔・メイク

手術の翌日から、洗顔とメイクを行えます。

ただし、手術後数日間はフェイスバンド固定が必要ですので、メイクをしたのなら、メイクをクレンジングしたあとに、再度フェイスバンド固定で患部を保護する必要があります。

その点を考慮するなら、手術後にフェイスバンド固定が外れるまでは、洗顔のみでメイクは控えたほうが良いかもしれません。

特にクレンジングでは患部に強い力がかかりやすいため、なるべく控えたほうが良いでしょう。

入浴

手術48時間後からシャワーを使用することができますが、血行が促進される入浴は手術後1週間控えてください。

入浴で湯船に浸かって体が温まると、一気に血行が促進されて出血や腫れ、内出血が悪化することがあります。

そうならないためには、手術後3日以降から入浴に慣れ、様子を見ながら通常の入浴に戻すことが大切です。

また、サウナや岩盤浴なども急激な血行促進の原因になりますので、これらに関しては手術後1カ月間程度控えるよう注意してください。

運動

歩行や散歩程度であれば、手術当日から行ってもかまいませんが、その際にはできるだけ短時間で切り上げてください。

また、激しい運動は血行を促進させますので、手術後1カ月は控え、なるべく安静に過ごすことを心がけましょう。

飲酒

飲酒もまた、入浴や運動と同様に血行を促進させますので、最低でも手術当日～1週間程度は控えましょう。

また、過度の飲酒ではむくみが出やすくなるため、手術で起こったむくみを助長させる可能性があるほか、患部の周辺組織にも刺激が加わり、ダウンタイムが長引くリスクを高めます。

フェイスマッサージ

フェイスマッサージは患部に強い刺激が加わるため、手術後1か月間は控えてください。

特に手術当日～3日間は、皮下組織が大きなダメージを負い、その修復作業で不安定な状態になってますので、なるべく触れず、回復を待つ必要があります。

また、手術から1カ月が経過した後も、フェイスマッサージで異変を感じたなら、直ちに中止して、数日間様子を見てから再開しましょう。

食事

食事は手術から2～3時間経過すれば、いつも通りに摂ることができます。

ただし、傷口が刺激を受けやすい香辛料や熱い食品、硬い食品はなるべく摂らないよう注意しましょう。

これらの食品を摂ると、出血や腫れ、内出血が悪化する原因になりますので、十分に注意してください。

また、塩分過多はむくみの原因になることがありますので、なるべく塩分控えめの食事を心がけることも大切です。

喫煙

喫煙は血管を収縮させて、血液や酸素の流れを滞らせる原因になります。

そして、血液や酸素が患部に到達するスピードが緩やかになるとダウンタイムが長引く可能性があります。

そうならないためには、患部が落ち着く1週間は禁煙する必要があります。

なお、普段から喫煙の習慣がある方は、手術予定日の1カ月前を目途に禁煙を実践し始めると良いでしょう。

この方法であれば、いきなり禁煙ということにはならず、喫煙本数を減らすところから始められます。

歯磨き・歯科手術

歯科手術の予定がある方は、最低でも小顔の脂肪吸引～2週間程度開けて受けてください。

歯科手術では口を大きく開かなければならず、それによって患部に刺激が加わると、ダウンタイムが長引くことになります。

小顔の脂肪吸引前後に歯科手術を受ける予定がある方は、なるべく顔の小脂肪吸引前に歯科手術を受けておくと良いでしょう。

乗り物の運転

小顔の脂肪吸引では麻酔を使用しますが、手術終了後にはまだ麻酔の成分が体内に残っているため、集中力の低下、頭がぼんやりする、視界が定まらないなどの症状が現れることがあります。

そして、このような状態で自動車やバイク、自転車などを運転すると、事故のリスクが高まりますので、手術当日には乗り物の運転を避け、公共交通機関またはタクシーで移動するよう注意しましょう。

小顔の脂肪吸引は、決して大掛かりな手術ではありませんが、脂肪吸引した部分の皮下組織は思いのほか大きなダメージを負っています。

また、ダウンタイムは比較的短いものの、ダウンタイム期間中の注意事項を守らなかった場合では、仕上がりに悪影響が及ぶリスクも否めません。

特に手術当日～3日間はとても大切な時期ですので、できる限り注意事項を守り、理想の頬に仕上げるための対策をしましょう。

頬の小顔脂肪吸引

顎の小顔脂肪吸引

小顔の脂肪吸引はこんな方におすすめです

小顔の脂肪吸引には、一度手術を受ければリバウンドの可能性が低く、しかもダウンタイムが短いというメリットがあります。

ただし、小顔の脂肪吸引は皮下脂肪にのみ対応できるものであって、皮下脂肪よりも深い部分にある、バッカルファット、メーラーファット、ジョールファットには対応できません。

さらに、骨格によるエラ張りも、小顔の脂肪吸引だけでは対応できないことがあります。

小顔の脂肪吸引をお考えなら、まずはこの点を押さえておきましょう。

また、「小顔の脂肪吸引で頬がたるむことはないの？」というご質問を患者さんからいただくことがあります。

しかし、頬のたるみは脂肪の重みで頬が垂れ下がることが原因であるため、小顔の脂肪吸引を受けたことで頬にたるみが生じることはありません。

なお、小顔の脂肪吸引は以下に該当する方におすすめですので、まずはセルフチェックをしてみて、該当項目がある場合には美容整形を検討してみると良いでしょう。

• 脂肪の重みによる頬のたるみを解消したい方
• フェイスラインをスッキリ整えたい方
• 若々しい印象の顔を目指したい方
• 半永久的に効果が持続する小顔整形を受けたい方
• ダウンタイムが短い小顔整形を受けたい方

小顔の脂肪吸引なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、小顔の脂肪吸引の美容整形を多く行っております。
小顔の脂肪吸引の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の３院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

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