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顔の脂肪吸引で頬がこける!?後悔しないためにはどうすればいい?

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。

顔の脂肪吸引は輪郭を引き締めて小顔になる、二重顎が改善されるといったメリットが望める施術です。
そして場合によっては、落ちてきた脂肪をリフトアップする糸リフトと併用して実施されるケースもあります。
そんな中経験や技術の少ない医師の脂肪吸引を受けると、脂肪を取り過ぎてしまうなどして不自然な仕上がりになる可能性があるのです。
そこで今回は、顔の脂肪吸引で頬がこける現象や施術をしてから後悔しないための注意点などについて解説します。

【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

頬の脂肪吸引

顎の脂肪吸引

顔の脂肪吸引で頬がこける?その原因は?

顔の脂肪吸引の後に頬がこける現象が起こる場合があります。
原因は施術時頬の脂肪を必要以上に吸引してしまうことです。
担当医師が脂肪の取り具合をうまく加減できないと、取らなくても良い脂肪まで吸引し施術後頬がこけてしまう恐れがあります。
また頬がこけると老けた印象になったり不健康そうに見えたりしてしまいます。

頬の脂肪吸引の失敗事例

顔の脂肪吸引におけるトラブルは頬がこけることだけではありません。
顎の脂肪は多めに取っても大きな問題が生じる可能性は低いですが、頬の脂肪に関しては取り過ぎたり取り足りなかったりすると施術後にトラブルが生じる恐れがあります。
それでは頬の脂肪吸引が失敗した時に起こりうる現象をいくつかピックアップします。

頬が左右非対称になる

脂肪吸引の後に頬が左右非対称になり、アンバランスな見た目になってしまう場合があります。
原因は左右の頬で脂肪の吸引量に違いが生じてしまうことです。
脂肪吸引の経験が少ない医師が頬の脂肪吸引をすると、仕上がりに左右差が生じる可能性があります。

頬に変化がない

脂肪を取り過ぎてしまうこともあれば脂肪の吸引量が少な過ぎるケースもあります。
どのぐらいの脂肪吸引が必要かはお客様の頬の状態によりますが、ある程度の量を吸引しないと施術が済んでも頬にあまり変化が生じないことがあります。

頬の脂肪吸引で失敗した時の修正方法

1度脂肪吸引をした部分は組織が癒着してしまうので後から修正を加えるのが難しい傾向にあります。
一方で医療機関によっては頬がこけるなどした時にリカバリーが受けられることがあります。
修正方法としては脂肪注入などが挙げられます。

頬の脂肪吸引で失敗した時の修正方法のカウンセリングをしている医師

脂肪注入

脂肪注入はお客様ご自身の脂肪を採取し患部に注入する施術です。
具体的には太ももやお腹など他の部位から脂肪を採取し、その脂肪から血液などの余分なものを取り除いた上でくぼみのある患部に注入します。
美容外科の治療としてメジャーなヒアルロン酸注入と比べて施術後の患部の腫れが起こることが多いですが、お客様自身から採取した脂肪を使った施術なのでアレルギー反応のリスクは少ないです。
そして脂肪注入には脂肪吸引後の頬がこけた、デコボコになったといったトラブルを解消する効果が期待できます。
ちなみに美容外科の分野では脂肪注入はシワやニキビ跡、目のくぼみの改善などあらゆる目的で実施されています。

脂肪注入

PRP療法

PRP療法とはお客様自身の血液を使う治療法で、採取した血液から「多血小板血漿」(PRP)を抽出して患部に注射することで患部の修復を図るという治療です。
多血小板血漿は血液の構成要素である血小板が濃縮されたもので、組織の修復を促す成長因子を含んでいます。
そのため脂肪を吸引し過ぎた時に患部に多血小板血漿を注入することで、皮下のコラーゲンの生成が促進され頬がこけた、くぼんでしまったといった問題が改善できる効果が見込めます。
そして薬剤を注入するのではなくお客様自身の血液を使って施術が行われるため、アレルギー反応が起こるリスクが低いです。
なおPRP療法が実施されるのは脂肪吸引後のリカバリーを行う時だけではありません。
例えば美容外科においてはシワやニキビ跡、肉割れ、妊娠線を改善させる時にも皮膚の組織を修復させる目的でPRP療法が行われることがあります。
そして膝の治療や不妊治療など、他のあらゆる分野でもPRP療法が実施されています。

脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は、脂肪吸引において脂肪を部分的に取り残してしまった時のリカバリー手段です。
脂肪を溶かす薬剤を注射することで吸引しきれなかった脂肪を溶かし、顔の形を整えることができます。
一方で十分に脂肪を取り除いたケースにおいても、お客様が「もうちょっと脂肪を減らしたい」と希望した場合に脂肪吸引の補助的な施術として脂肪溶解注射が実施されることがあります。
ちなみに脂肪溶解注射は体に害を及ぼすものではありませんが、脂肪溶解注射に用いられる薬剤の中には大豆由来の成分が含まれていることがあるので、食品アレルギーのある方は医師とよく相談した上で実施することを推奨します。
また薬剤の投与でアレルギー症状を起こした経験のある方も脂肪溶解注射を検討する際は医師にその旨を伝えましょう。

頬の脂肪吸引とバッカルファット除去の違い

脂肪吸引もバッカルファット除去も脂肪を除去し顔の輪郭をシャープにするための施術ではありますが、それぞれどの部分の脂肪を取り除くかが異なるのです。
表面から行う顔の脂肪吸引は頬骨周りから口横、あご下にかけて多くのエリアを吸引できます。バッカルファットについては深層に位置し、表面からは除去することができません。その為、バッカルファット除去を行う場合は口腔内を切開して脂肪を取り除きます。
頬の脂肪を除去する際脂肪吸引が適切かバッカルファット除去がベストかは、お客様の抱える悩みや現在の顔の状態を把握した上で医師が判断します。
なおバッカルファット除去においても、脂肪吸引と同じく頬がこけたり施術箇所がデコボコになったりする可能性はゼロではありません。

小顔の脂肪吸引やバッカルファット、メーラーファット、ジョールファットの部位の説明

後悔しないためにはどうすればいい?脂肪吸引で頬がこけるのを回避する方法

せっかくお金や時間をかけて脂肪吸引を受けるのであれば、修正の必要がないハイクオリティーな施術を受け理想的な仕上がりを手に入れたいところです。
そこで顔の脂肪吸引で頬がこけるなどのトラブルを防ぐには、経験を積んだ医師を探したり、カウンセリング時に仕上がりのイメージについて細かく医師に伝えたりすることをおすすめします。

脂肪吸引で頬がこけるのを回避する方法を説明している看護師

自分の希望を具体的に伝える

カウンセリングでしっかり医師にご自分の希望を伝えておかないと、医師からの説明を受けるだけになってしまい最終的にご自分の望んだ仕上がりに至らない恐れがあります。
そのため顔の脂肪吸引で後悔しないためには、今の悩みや仕上がりに関する希望を医師に伝えることが推奨できます。

20代女性のアキーセル脂肪吸引の症例
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具体的には頬の脂肪のどの部分が気になっているか、仕上がりをスリムにしたい、あるいは適度な丸みを維持したいなどできる限り細かく希望を伝えましょう。
もしカウンセリング中自分の話すべきことを忘れないか不安な場合は施術に関する希望や脂肪吸引について気になる点などをメモにまとめてからクリニックに行きましょう。
なおカウンセリングを医師でなくカウンセリングのみを担当するスタッフが行う医療機関もあります。
そうしたスタッフがお客様と医師の間に入ってしまうとお客様の希望が細かい部分まで医師に伝達されない場合があります。
医師が施術とカウンセリングを担当してくれるクリニックであれば安心して施術を受けることができます。

また仕上がりイメージを医師としっかり共有するためには、カウンセリングをじっくりしてくれるクリニックを見つけるのが望ましいです。
医療機関によってはカウンセリングにあまり時間をかけてくれないクリニックもあります。
そうしたクリニックでは医師とじっくり対話ができず仕上がりイメージを共有できない傾向にあり、施術後のトラブルが生じる可能性も高いです。
そしてご自分の希望に合ったクリニックを見つけ納得して脂肪吸引を受けるためには、是非複数軒のクリニックでカウンセリングを受けてみましょう。
いくつかのクリニックでカウンセリングを受けて施術の詳細や医師の対応を確かめた上でご自分が信頼できるクリニックで脂肪吸引を受ければ、トラブルなく理想的な仕上がりになることが期待できます。

実績のあるクリニックで脂肪吸引を受ける

顔の脂肪吸引において多くの実績を積んでいるクリニックで施術を受けることも推奨できます。
実績のあるクリニックには経験豊富な医師が在籍しており、そうした医師はありとあらゆる症例に対応するスキルを身につけている傾向にあります。
経験を積んだ医師に脂肪吸引をしてもらえれば、施術後頬がこけるなどアクシデントが生じるリスクが少なくなります。
ちなみに医師がどのような実績を積んでいるかを確かめるには、クリニックの公式ウェブサイトを閲覧してみましょう。

【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど



クリニックによっては在籍する医師がどのような施術を実施した経験があるかをウェブサイトに掲載している場合があります。
もし顔の脂肪吸引の実績のある医師であれば、お客様のニーズを把握した上で顔の各パーツの位置や全体のバランスを考えながら脂肪吸引をやってくれる可能性があります。
また実績があって尚且つ専門医資格を持っている医師を選べればより安心です。
美容外科関連の専門医の資格を持っている医師は学会に所属しており、日々自分の専門分野の情報を積極的に得ています。
そのため実績を持っていながら今後もスキルアップしていくことを目指している医師である可能性が高く、お客様が満足できるようなハイクオリティーな施術を提供することができます。

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まずはお気軽に無料カウンセリングを
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当クリニックでは、専門カウンセラーによる無料カウンセリングを行っております。
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もしもご提案の中で不要と感じる施術がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。

頬の脂肪吸引

顎の脂肪吸引

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

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