小顔の女性

顔の脂肪吸引は何cc脂肪を除去する?

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。

顔の脂肪吸引は、顔の大きさが気になる方やフェイスラインのもたつき、頬のたるみをすっきりさせたい方におすすめな美容整形です。ただ、脂肪吸引というとお腹や二の腕、太ももなどボディに行うイメージが強く、顔の脂肪吸引はどれくらい脂肪を除去できるのか想像がつきにくい…という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、顔の脂肪吸引で除去する脂肪の量について詳しくご紹介していきます。平均的な除去量や最適な吸引量のほか、顔の脂肪吸引の基本的な知識についてもあわせて解説するので、顔の脂肪吸引を検討している方、気になっている方は是非参考にしてみてください。

顔の脂肪吸引とは

脂肪吸引とはその名の通り、専用の器具で脂肪を吸引して除去することにより痩身効果や小顔効果を得られる美容整形です。顔の脂肪吸引は主に頬やあご下の脂肪を除去していきます。耳の裏側から小さな穴を開けて吸引をするので、傷跡が目立ちにくく、自然に小顔になれるのが魅力です。
また、脂肪吸引は脂肪細胞自体を減らすことが可能なので、一度除去すると戻ることがほぼありません。リバウンドしにくく、効果が半永久的に持続するのも脂肪吸引の良さです。
脂肪吸引は使用する機械によっていくつか種類があります。

小顔脂肪吸引の1ヶ月後と3か月後の症例
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など

東京シンデレラ美容外科で行っている小顔脂肪吸引は、カニューレという吸引器具を用いた脂肪吸引法です。昔から行われている方法で、皮下脂肪の60%程度を除去することが可能です。ただ体への負担が少しだけあるのがデメリットで、痛みや内出血、腫れが出やすく、体質によりダウンタイムが長引いてしまう場合があります。
体への負担やダウンタイムを短くしたい方におすすめなのが、アキーセル脂肪吸引です。
アキーセルは高周波振動を用いた脂肪吸引器具です。細かい振動を与えながら脂肪を吸引することで、皮下脂肪を効率よく除去することが可能で、除去率は80%程と非常に高いです。体への負担を抑えながら、仕上がりも美しいのが魅力です。

この症例は、小顔の脂肪吸引の1週間後と1ヶ月後と3か月後の経過の症例です。

3か月後にはフェイスラインが引き締まり小顔になっていることがわかります。ただ、手術後1週間の症例写真ではフェイスラインから首にかけて内出血がみられます。

顔の脂肪吸引の部位

顔の脂肪吸引は以下の部位に分類することができます。

  • 顎下
  • 頬骨上
  • メーラーファット
  • ジョールファット


一箇所だけでなく、いくつかの部位を同時に吸引することも可能で、気になる部位を中心にバランスを見ながら脂肪を吸引していきます。
顔の脂肪ではバッカルファットも有名ですが、バッカルファットは頬の上部の深い層にあり、厳密に言うと、脂肪吸引ではなく「脂肪除去」という小顔手術に入ります。口の中に穴を開けて脂肪を除去します。
バッカルファット、メーラーファット、ジョールファットは痩身効果だけでなく、頬のたるみやブルドック顔、マリオネットラインの改善にも期待できます。エイジングケアにも効果的な手術です。

顔の脂肪吸引はこんな方におすすめ

顔の脂肪吸引は以下のような方に特におすすめな美容整形です。

  • 顔だけ痩せたい方
  • 顔の大きさやたるみが気になる方
  • 全体的に顔を小さくしたい方
  • 二重顎が気になる方
  • しっかりと効果が感じられる小顔整形をしたい方
顔の脂肪吸引がおすすめの方を案内している看護師


脂肪吸引は、脂肪によるもたつきやボリューム感を解消できるのが大きな特徴です。小顔整形の中では体への負担がやや大きいのがデメリットですが、一度の手術で確実な効果を得ることができます。急な体重増加などしないかぎり、効果が半永久的に持続するのも嬉しいポイントです。
顔は部分痩せが難しい部位です。ダイエットしたのに顔は痩せることができなかった、変化がなかったという方にもぴったりな手術といえるでしょう。
一方で、皮膚のたるみや筋肉の発達、骨格が原因で顔が大きく見えている方は、脂肪吸引をしてもあまり効果が実感できません。脂肪吸引でお悩みが解消できるか不安…という方は一度クリニックで相談されることをおすすめします。

顔の脂肪吸引で吸引する脂肪は何cc?

人によって差はあるものの、顔の脂肪吸引で吸引する脂肪は30~80cc程度です。顔はお腹や二の腕、太ももなどのボディと比べるともともと脂肪が少ない部位です。30~80ccと聞くととても少なく感じるかもしれませんが、これくらいの量でもしっかりと小顔効果を感じることができます。
脂肪吸引手術では吸引量で費用が変わるのではなく、何箇所吸引するかによって費用が決まっています。何cc吸引するかは、お悩みやなりたいイメージにあわせて決めていきます。

脂肪を取り過ぎると…

脂肪吸引で脂肪を取り過ぎると顔がコケてしまうことも。 二重顎を解消する顎下の脂肪吸引では脂肪を取り過ぎるリスクは少ないのですが、頬の脂肪吸引は注意が必要です。頬の脂肪を過度に吸引してしまうと頬骨が目立ってしまい貧相な印象になってしまいます。顔全体の比率が崩れてしまい不自然さが出るので、頬の脂肪吸引を考えている方は慎重に進めていきましょう。

吸引量が足りないと…

反対に脂肪の吸引量が足りないと、十分な小顔効果が感じられません。これは医師の技術が不足しているケースと、そもそも顔の脂肪が少ないケースの2種類の原因が考えられます。
脂肪吸引は医師の技術力がストレートに反映される美容整形です。脂肪吸引する医師の技術が不足していると十分な小顔効果が得られないだけでなく、吸引部位に凹凸ができたり、腫れが長引くことも。このようなリスクを減らすためにも、脂肪吸引の実績が豊富な医師が在籍しているクリニックで手術を受けるようにしましょう。
また、顔の皮下脂肪は少ない方が脂肪吸引を行っても思ったような小顔効果は実感できません。吸引できる脂肪量も少ないため、より細かな小顔効果が得られる、糸リフトなどの併用を検討することをおすすめします。

顔の脂肪吸引の除去量別仕上がり

上記で、顔の脂肪吸引の脂肪除去量の平均は30~80ccとお伝えしました。では、脂肪吸引量ごとの仕上がりにはどのような違いがあるのでしょうか。30ccの少なめな除去量、60ccの標準の除去量、80ccのやや多めな除去量、それぞれの仕上がりについてご紹介していきます。
30cc
もともとお顔に脂肪が付いていない方は30cc程度で十分小顔効果を実感できます。全体的に顔を小さくしたいのではなく、部分的にもたつきやたるみが気になる方は20cc程度でもすっきりとした印象になることも。
脂肪の吸引量が少ないと、変化は少ないですが、仕上がりもとても自然です。
60cc
60cc吸引すると、手術前後でかなり顔の印象が変わります。顔全体が小さくなり、シャープさが引き立ちます。正面だけでなく、横顔にも大きな変化が生まれます。たるみも改善するため、人によっては若々しさも引き出すことができます。
80cc
皮下脂肪が多めな方は80ccほど吸引することも可能です。これくらいの吸引量だと別人級の変化を実感できます。吸引量は元々の脂肪量に比例しますので、80cc以上を吸引出来る方は、脂肪吸引が向いていた、とも言えます。

顔の脂肪吸引は他の小顔施術と組み合わせることも可能

脂肪吸引は吸引量が多いほどリスクが高くなってしまいます。体への負担を減らしながらしっかりと小顔にしたい方は、他の施術と組み合わせるのもおすすめです。
脂肪吸引と一緒に施術が可能なのは、糸リフトとボトックスです。それぞれについて簡単にご紹介します。

糸リフト

糸リフトは、医療用の糸を挿入し引っ張ることで小顔効果・リフトアップ効果を叶えることが可能な手術です。糸で引き上げることにより、シワやたるみを軽減できます。
また、糸リフトで使用する糸にはコグと呼ばれるトゲがついています。このトゲが皮膚組織を刺激することで、コラーゲンの生成を促進します。糸による引き上げ効果だけでなく、このコグによる美肌効果も糸リフトの魅力です。
脂肪吸引と糸リフトを組み合わせることで、顔のたるみを効果的に改善することができます。
顔の脂肪吸引×糸リフトはこんな方におすすめ
顔の脂肪吸引と糸リフトの組み合わせは以下のような方におすすめです。

  • 顔のたるみが気になる方
  • ほうれい線や細かいシワが目立つ方
  • フェイスラインのもたつきを解消したい方


脂肪だけでなく皮膚のたるみもしっかり解消したい方は脂肪吸引と糸リフトの組み合わせがおすすめです。糸で引き上げることで、ほうれい線やマリオネットライン、目元や口元の細かいシワも改善が可能で、エイジングケアもできます。小顔効果だけでなく、若々しい印象の顔に導くことができます。

糸リフト

ボトックス

ボトックスはA型ボツリヌストキシンという毒素を注入する施術です。この毒素は、筋肉の動きを抑制する働きがあり、筋肉を萎縮させて、シワを解消させたり、筋肉の張りが気になる箇所を小さくすることが可能です。
中でも、顔の脂肪吸引と組み合わせるのがおすすめなのはエラボトックスです。エラの筋肉が発達していると顔が横に大きく見えてしまうことがあります。エラの発達は脂肪吸引では改善できないためボトックスを一緒に併用することで、よりすっきりとしたフェイスラインを作ることができます。
顔の脂肪吸引×ボトックスはこんな方におすすめ
顔の脂肪吸引とボトックスの組み合わせは以下のような方におすすめです。

ボトックスビスタの製剤
  • エラのハリが気になる方
  • 表情筋によるシワを解消したい方
  • ホームベース型の輪郭にお悩みの方


エラのハリなど、筋肉の発達は脂肪吸引をすることで余計に目立ってしまうことも。脂肪と筋肉の発達が両方気になる場合は、脂肪吸引とボトックスを両方行うのがおすすめです。脂肪を減らすだけでなく、輪郭もすっきりと見せることができ、シャープな顔を目指すことができます。

ボトックス

顔の脂肪吸引なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、脂肪吸引の美容整形を多く行っております。
顔の脂肪吸引の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

CASE 症例情報

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頬の脂肪吸引

顎の脂肪吸引

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

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