顔の脂肪吸引で小さい顔になっている女性のイメージ

顔の脂肪吸引による腫れはいつまで?経過の様子やピーク、対処法など気になる情報を解説

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。

「顔の脂肪吸引をすると顔が腫れるって本当?」「顔の脂肪吸引をしたらなかなか腫れが引かない」とお悩みの方はいらっしゃいますか?
せっかく顔の脂肪をスッキリさせたくて吸引したのに、腫れが続くと心配の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこちらの記事では、顔の脂肪吸引による腫れにまつわる情報を、徹底解説します。
なぜ腫れるのか、いつまで腫れるのか、どうしたらマシになる?といった、知っておきたい内容がまとまっているので、ぜひ最後までご覧ください。

頬の脂肪吸引

顎の脂肪吸引

顔の脂肪吸引でなぜ腫れる?

まず、顔の脂肪吸引をすることで、なぜ腫れてしまうのか、顔の脂肪吸引はどのように行うのか、という説明をします。
多くの場合で腫れるということや、腫れてしまう理由を知っておけば、その不安は拭えるのできちんと理解しておきましょう。

小顔の脂肪吸引

吸引した脂肪の周辺組織がダメージを受けるため

脂肪吸引した場所が腫れてしまうのは、吸引した脂肪の周辺組織がダメージを受けて、炎症を起こすからです。
また、脂肪を吸引した部分は空洞となるため、そこに血液やリンパ液、手術で使った麻酔液などが溜まってむくみとなるのも原因の1つです。
手術によるダメージの大小や、麻酔の使用量によって、腫れやむくみの現れ方は異なります。

顔の脂肪吸引部分は全部で5つ

クリニックによって、顔の脂肪吸引で手術できるパーツは異なりますが、東京シンデレラ美容外科では以下の5エリアの脂肪を吸引できます。

  • あご下
  • 頬骨上
  • メーラーファット
  • ジョールファット

どの部分の脂肪を吸引するかによって、腫れが現れる場所も変化します。

頬の脂肪吸引

顎の脂肪吸引

顔の脂肪吸引による腫れはいつまで続く?

顔の脂肪吸引を行ったらなぜ腫れるか、ということを説明しましたが、その腫れはいつまで続くのか心配になる方もいらっしゃると思います。 
長く続くようなら、手術するか悩んでしまう人も多いかもしれませんが、ほとんどの場合そこまで腫れは長続きしません。
腫れが引きにくくなる特徴もあるので、前もって知識を持っておきましょう。

経過の症例

手術前

小顔脂肪吸引とバッカルファット除去と糸リフトを併用した症例写真です。

手術前

1週間後

1週間後の状態です。腫れがほとんどありません。

1週間後の症例

1ヶ月後

1ヶ月後の状態です。

1か月後の症例

3ヶ月後

3ヶ月後の状態です。

3か月後の症例

手術後、3日〜1週間程度がピーク

顔の脂肪吸引を行った後、腫れやむくみがピークになるのは3日目で、その後4日間程度でだんだん無くなっていきます。
腫れといっても腕や脚の脂肪吸引の後に比べるとひどくならないことが多いため、そこまで心配しすぎる必要はありません。
長くても、2週間ほど経過したら、落ち着くことがほとんどです。

喫煙などの習慣で経過が長引く場合も

それほど長くは続かない患部の腫れですが、喫煙や飲酒を習慣にしていたり、冷え性だったりすると、腫れやむくみが引きにくい傾向にあります。
普段、喫煙する方や飲酒をする方は、脂肪吸引後は少し控える方が早く腫れが引くのでおすすめです。

翌日から通学や通勤ができることが多い

腫れの期間は個人差があるとはいえ、比較的少なく済むことが多いので、早い人は翌日から仕事復帰することが多いです。
ただ、全く腫れないわけではないので、大事をとって数日は休みたいという場合は、お休みが取れるならとった方が安心でしょう。
あえて休まなくても、金曜に手術を行い、土日にゆっくりと休むという方法も人気があります。

脂肪吸引による顔の腫れを早く落ち着かせる方法

顔の脂肪吸引では、それほどひどく腫れるわけではないと説明しましたが、とはいえなるべく早く落ち着くに越したことはないです。
脂肪吸引により起こる腫れは、さまざまな方法で軽減することができます。1つずつ詳しく確認しましょう。

顔の脂肪吸引の後のダウンタイム中の女性のイメージ

腫れている部分を冷やす

脂肪吸引による腫れは、患部がダメージを受けて炎症している状態なので、まずはクーリングするのがおすすめです。
炎症している部分を早めに冷やすことで、腫れが落ち着いてむくみとして残りにくくなります。
冷やす際、保冷剤などを使いますが、タオルなどで包んだ優しい冷たさを当てるのがポイントです。
また、顔の腫れへの対処法ですが、体全体も温めない方がいいです。血行が良くなることで炎症がひどくなるので、長くお風呂に浸かるのはしばらく控えましょう。

頭を高くして寝る

腫れている部分が心臓より低いと、腫れが悪化することがあります。なので、顔の腫れが気になる時は寝るときに枕を高めにして、心臓よりも顔が高くなるようにしましょう。
頭が高めになれば、血液が顔に集まりづらくなり、むくみや腫れを軽減します。

腫れを触ったり刺激したりしない

顔が腫れたりむくんだりしていると、気になって必要以上に触ったりマッサージしたくなったりする人もいるかもしれませんが、これはおすすめしません。
特に手術後すぐの腫れは炎症している状態なので、触って刺激を与えることで、炎症を悪化させてしまう可能性があるからです。
もしマッサージをするなら、2〜3週間経ってもむくみ感が気になる、という場合からスタートしてみましょう。

喫煙や飲酒などを控える

先ほども説明した通り、喫煙や飲酒は顔の腫れが収まるのを妨げる原因となりうるので、脂肪吸引をした後は通常よりも控えめにするのがおすすめです。
喫煙をすることで、ニコチンが血管を収縮させます。それにより、全身の血流が悪くなり、ダメージ修復するために必要な酸素や栄養が届きづらくなります。
またニコチンには、血中酸素を奪う働きもあり、これも腫れが治りづらくなる要素です。
飲酒も、脂肪吸引をしていなくてもむくみを悪化させるイメージのある人は多いのではないでしょうか?
喫煙や飲酒は、習慣になっている人にとってなかなか控えづらいものかもしれませんが、できれば1週間ほどは量や回数を減らすようにしましょう。

塩分や水分を控えめにする

腫れがむくみに変わり、なかなか時間が経っても引かない、という人は塩分や水分の摂取を控えめにするのがおすすめです。
特に塩分は、むくみの原因の中で1番イメージが強い人も多いのではないでしょうか。
普段、外食が多かったりレトルトで済ませてしまったりする人は、なるべく栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
水分の控えすぎはよくありませんが、摂りすぎは塩分と同じく浮腫みやすさの原因となるので、注意してください。

脂肪吸引後の顔の腫れにはフェイスバンドも効果的

上記で、脂肪吸引による顔の腫れを早く引かせる対処法を紹介しましたが、顔の腫れにはフェイスバンドでの固定も効果的です。
脂肪吸引による腫れやむくみは、先ほど書いた通り脂肪を取り除いてできた空間に、血液やリンパ液などが流れてしまうのも原因の1つです。
フェイスバンドで固定をして圧迫しておけば、腫れやむくみを最小限に抑えることができます。
回復を早めるためにも、手術後最低24時間はフェイスバンドで固定・圧迫をしておくといいでしょう。

脂肪吸引後に顔の腫れが引かない理由

脂肪吸引による顔の腫れは、長くても1週間ぐらいがピークだと書きましたが、なかなか腫れが引かなくて心配している人もいるかもしれません。
顔の腫れが引かない原因として考えられる理由を2つ紹介するので、もし腫れが長引いているなら自身の状況と照らし合わせてみてください。

むくみ状態が長引いている

腫れていると思っている原因が、実はむくみによる可能性は案外高いです。
腫れは手術後の患部が炎症している状態ですが、血液やリンパ液、麻酔液が空間に流れて腫れているように見える状態は、実はむくみとなります。
腫れよりもむくみの方が長く残りやすいため、なかなか引かない場合はむくみであることが考えられます。
いずれにしても、長く続きすぎるのは良くないため、気になる場合は担当の医師に相談しましょう。
 いずれにしても、脂肪吸引によって患部がダメージを受けている状態に変わりはないため、なるべく刺激を与えずに優しく冷やしたりフェイスバンドで固定したりするのが、1番の改善方法です。

顔の脂肪吸引のダウンタイムに起こる、腫れ以外の症状は?

ここまでは、顔の脂肪吸引をした場合のダウンタイムに起こる症状の1つ、腫れについてさまざまな情報を解説しました。
最後に、顔の脂肪吸引のダウンタイムに、腫れ以外に現れる症状を紹介します。
もし顔の脂肪吸引をしようか検討しているなら、これらの症状が現れるかもしれないことを頭に置いておきましょう。

顔の脂肪吸引の後のダウンタイムを説明する女性

数日間の痛み

腫れるのと同じように、脂肪吸引のダメージによって数日間痛みが出ることがあります。
手術には麻酔を使うのでしばらくは痛みませんが、麻酔が切れてから数日間が痛みやすい期間です。
痛みのイメージは、筋肉痛に近いとよく例えられます。1週間程度で、自然と収まることが多いのでご安心ください。

内出血やむくみ

脂肪を吸引する際にダメージを受けて出血をし、それが時間の経過で皮膚表面付近まで出てきたのが内出血です。
そのため、手術後すぐには現れませんが、1週間ほど経過したころに出現することがあります。顔なので気になりますが、2週間ほど経つと落ち着くので、様子をみてください。
また、腫れと勘違いしやすいむくみも、1週間ごろから2週間ごろまでに現れやすいです。
腫れがなかなか引かないなと思っていたら、むくみが残っていたというケースもあるので、注意深く観察してみてください。

長く続きやすい拘縮

拘縮とは、脂肪が取り除かれた空間を埋めようとして、組織がくっつき合おうとするときに起こります。
症状としては、皮膚がつっぱったり硬くなったりすることが多いです。
手術後1ヶ月ほど経ってから現れ、個人差はありますが3〜6ヶ月程度経過してやっと収まるのが目安です。
長く続きやすい症状だということは念頭におきながら、もし気になるようなら担当の医師にご相談ください。

まとめ

こちらのコラムでは、顔の脂肪吸引による腫れについて、原因やどの程度続くのかということや、早く落ち着かせる対処法などさまざまな情報をまとめました。
顔の脂肪吸引を行えば、フェイスラインや顔の形が気になるお客様のお悩みを解決に導くことができるでしょう。
しかし、ダウンタイムには顔が腫れたり、痛みがでたりする可能性があります。
ただそれも長くは続きませんし、それほどひどい症状が出ることもあまり考えられないので、顔の脂肪吸引の手術がしてみたいとご検討中の方は、あまり心配しすぎずにお気軽に当クリニックにご相談ください。

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頬の脂肪吸引

顎の脂肪吸引

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉 SHINYA KOIDE

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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