綺麗な横顔の女性

糸リフトは10年後まで持つ?施術可能回数と長持ちさせるコツを解説

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皮膚のたるみや細かいシワの解消に効果的な糸リフトは、”切らないフェイスリフト”として近年人気が高まっている美容施術です。糸で皮膚と組織を引き上げるリフトアップ術ですが、その効果はどれくらい持続するのでしょうか。
今回はそんな糸リフトの持続期間や、繰り返し施術できる回数、効果を長持ちさせるための方法についてご紹介していきます。糸リフトの疑問に分かりやすくお答えしていきます。

【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など

糸リフトとは

糸リフトは、医療用の特殊な糸を挿入し皮膚や組織を引き上げる美容施術です。顔や首の皮膚のたるみや細かいシワの改善を目的としたリフトアップ施術で、幅広い世代に人気があります。糸リフトの大きな特徴は、糸を挿入する小さな穴を開けるだけの術式であり、大きな切開が必要ないという点です。手術時間だけでなく回復期間も短くて済むため、身体への負担が少ない手軽なリフトアップ術として人気が集まっています。

30代女性糸リフト01
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など

糸リフト

糸リフトの効果

糸リフトの効果は以下の通りです。

  • たるみの改善
  • シワの改善
  • 小顔効果
  • 肌のハリ・弾力アップ
  • 美肌効果

糸リフトは上記でご紹介した通り、糸を使って皮膚や組織を引き上げるリフトアップ施術です。たるみを解消することで、すっきりとした表情を作り若々しい印象を与えることができます。糸リフトは糸の入れ方や本数によって気になる部分にアプローチできるので、フェイスラインのもたつき改善やシワの解消にも効果が期待できます。

【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など

また、糸リフトで使われる糸には「コグ」と呼ばれるトゲ加工がされています。糸を挿入する刺激と、このコグによる刺激により、コラーゲンやエラスチンといった成分の生成を促します。これらの成分は肌のハリや弾力アップをサポートするため、糸リフトをすることで美肌効果も期待できます。
糸による物理的な引き上げ効果だけでなく、内側からの引き上げ効果が得られるのが大きな魅力です。

糸リフトの持続期間

糸リフトの効果は半永久的に続くものではありません。効果持続期間は使用する糸の種類によって異なります。それぞれの効果持続期間の目安と糸の特徴についてご紹介します。

溶ける糸

「溶ける糸」とは一定の期間が経過すると体内に自然に吸収される糸のことです。この糸は半年から2年ほどの期間をかけて体内に吸収されます。溶ける段階で組織を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進するので、糸がなくなったと同時に効果がなくなるわけではなく、糸が溶けたあとも一定期間はリフトアップ効果を実感することができます。
溶ける糸は素材によって吸収されるまでの期間が異なり、ポリジオキサノンを素材としたPDOという糸であれば半年から1年程度、ポリ乳酸の合成ポリマーであるPLAは1年半から2年程度、ポリカプロラクトンと呼ばれる生分解性ポリマーのPCLは2年以上が目安となっています。

糸リフトをした方の2週間後の症例写真
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溶けない糸

「溶けない糸」は吸収されず体内に残る糸のことです。溶けない糸での糸リフト効果持続期間は1年半から3年ほどで、たるみの進行が早いほど効果が短くなります。
溶けない糸は体への負担が大きく、感染症のリスクが高いなど、デメリットが多いことから最近はほぼ使われていません。溶ける糸のみを用意しているクリニックがほとんどとなっています。
東京シンデレラ美容外科でも、溶ける糸のみを使用して施術を行いますので、安心して糸リフトをお受けいただくことが可能です。

糸リフトは繰り返し施術を受けるのがおすすめ

糸リフトは繰り返し施術を受けることで効果が長続きしやすくなります。
糸を繰り返し挿入すると皮膚に負担がかかり、リフトアップ効果も薄れていくイメージがありますが、上記でご紹介したように糸リフトは糸の刺激によりむしろコラーゲンやエラスチンといった美肌作りをサポートする成分の生成が促進され、肌のコンディションを上げることができます。定期的に受けることで最初に施術を受けたときよりも効果が持続しやすくなります。

糸リフトについて説明している看護師

糸リフトは何回まで?

糸リフトを受けるのに回数制限はありません。効果がなくなったタイミングで受けるようにすればOKです。
ただ、溶けない糸を使っている場合は繰り返し施術ができなかったり、回数が制限される場合があります。
糸リフトの回数に関しては、必ず担当する医師にご相談いただくようお願いいたします。

糸リフトの効果を持続させる方法

長持ちさせるためには以下の方法や対策があります。

  • 定期的に施術を受ける
  • 糸の本数を増やす
  • 強度の強い糸を使う
  • 糸が馴染むまで刺激しない

それぞれについて詳しくみていきましょう。

定期的に施術を受ける

上記でご紹介したように、糸リフトは繰り返し施術を受けることが可能です。効果を持続させるためには糸が溶けて効果が薄れてきたタイミングで施術を受けることで、リフトアップ効果を保つことができます。
糸リフトは最初よりも、2回目、3回目と回数を重ねるごとに効果が長持ちしやすくなります。年齢によって皮膚のたるみの強さやシワの程度も変わっていくので、肌の状態やお悩みにあわせて糸を挿入することでより自然な仕上がりにすることができます。

糸の本数を増やす

糸リフトは糸の本数を増やすことで引き上げ力がアップし、強度も高くなります。効果を長く持続させたい方や、しっかりとリフトアップさせたい方は糸の本数を調節してみましょう。糸の本数を増やすとその分身体への負担が大きくなり、ダウンタイムがやや長くなる傾向がありますので、医師と相談しながら最適な本数を見極めていくことが重要です。

強度の強い糸を使う

糸の本数だけでなく、強度の強い素材の糸を使うことも効果が長持ちしやすくなる一つの方法です。例えば、PCLというポリカプロラクトンと呼ばれる生分解性ポリマーの素材は2年から3年かけてゆっくりと体内に吸収されていきます。柔らかくしなやかな素材で口元や目元などに使ってもしっかり馴染む糸となっています。
糸リフトでどんなお悩みを改善したいのかによって合う素材は異なるので、施術を受ける前に糸の素材についてもしっかり検討するようにしましょう。

糸が馴染むまで刺激しない

糸リフトは施術自体はもちろん、施術後のダウンタイム期間の過ごし方も仕上がりに影響します。ダウンタイム中は糸と組織がまだ馴染んでおらず、不安定な状態です。施術部位をマッサージするなど強い刺激を与えないようにしましょう。

糸リフトはこんな方におすすめ

糸リフトと美容鍼とエラボトを受けた方の1ヶ月後の症例写真の正面
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小顔脂肪吸引と糸リフトとボトの術後1ヶ月の症例
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など
顔の脂肪吸引と糸リフトを行った方の症例写真横
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小顔脂肪吸引と糸リフトの術後3ヶ月の症例
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糸リフトとヒアルロン酸の経過の症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など
糸リフトとヒアルロン酸注入の斜めから見た症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など
糸リフトとボトヒアルの斜めから見た症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など
小顔脂肪吸引と糸リフトの斜めから見た症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など
正面から見た小顔脂肪吸引と糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など

糸リフトは以下のような方に特におすすめなリフトアップ施術です。

  • 軽度〜中度のたるみが気になる方
  • メスを使った手術に抵抗がある方
  • 即時性を求める方
  • 自然な仕上がりを希望する方
  • 手軽に施術を受けたい方
  • 肌のハリや弾力を改善したい方

糸リフトはメスを使わずにできるリフトアップ施術です。身体への負担も少なく、ダウンタイムも短いため、早く効果を実感したい方におすすめです。糸を使って細かく引き上げるためリフトアップも自然で、傷跡も目立たないのも大きな魅力です。
また、上記でご紹介した通り、糸リフトはコラーゲンやエラスチンの生成を促進しハリや弾力をアップさせてくれる効果もあります。リフトアップだけでなく美肌効果も欲しいという方にもぴったりな施術です。
一方で、糸リフトには半永久的な効果はないため、効果を持続させるためには定期的に施術を受ける必要があります。

糸リフト

糸リフト以外のリフトアップ法

上記に当てはまらなかった方や、他のリフトアップ施術についても知っておきたいという方のために、最後に糸リフト以外のリフトアップ法についてご紹介します。

糸リフト以外のリフトアップ法を説明する医師

フェイスリフト

顔の皮膚を切開し、その下の筋肉や組織を適切に引き上げ、固定することで、皮膚のたるみや余分な皮膚を除去するリフトアップ法です。ピンポイントに気になる部分だけを除去できるのが大きなポイントです。広範囲にわたってリフトアップが可能なため、強いたるみも改善が期待できます。
フェイスリフトは直接たるみを除去することができるため、半永久的な効果が期待できます。糸リフトでは思うような効果が得られなかった方や、何度も施術を受けるのは嫌だという方に向いている手術方法です。
デメリットは、切開を必要とするため身体への負担が大きく、ダウンタイムも長くなりやすいことです。場合によっては傷跡が残ってしまうこともあるので、医師やクリニック選びは慎重に行わなければなりません。

フェイスリフト

HIFU(ハイフ)

HIFU(ハイフ)は、「High Intensity Focused Ultrasound」の略で、高強度集束超音波を利用してたるみを解消、リフトアップを図ります。HIFU(ハイフ)は、特定の深さの皮膚や下層組織に集中的に超音波エネルギーを照射し、そのエネルギーによって微小な熱を発生させる技術です。この熱により、コラーゲンの収縮と再生が促進され、皮膚のリフトアップや引き締め、ハリの向上を目指します。切開を必要とせず、ダウンタイムもほとんどないため、手術に抵抗がある方におすすめなリフトアップ法です。
高いリフトアップ効果と持続性を求める場合は糸リフトやフェイスイフトをお勧めします。

HIFU(ハイフ)

顔の脂肪吸引

余分な脂肪が原因でたるみが出ている場合は、脂肪吸引がおすすめです。頬や顎下など顔の脂肪は部分痩せが難しい部位です。脂肪吸引をすることでピンポイントでボリュームを減らし、すっきりとした小顔を作ることができます。
脂肪吸引は脂肪細胞の数自体を減らすことができるので、リバウンドしにくいのも嬉しいポイントです。ダイエットしても顔は痩せなかったという方や、いつもリバウンドしてしまうという方にもぴったりな美容手術(施術)です。

【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など

頬の脂肪吸引

顎の脂肪吸引

糸リフトなら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、糸リフトの美容整形を多く行っております。
糸リフトの正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

まずはお気軽に無料カウンセリングを
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当クリニックでは、専門カウンセラーによる無料カウンセリングを行っております。
患者様お一人おひとりの様々なご要望やご事情を丁寧に伺い、最適な施術をご提案させていただきます。
もしもご提案の中で不要と感じる施術がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。

糸リフト

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

>> 詳しいプロフィールはこちらから

■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

医療広告ガイドラインについて

医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。

①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

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