糸リフトをお考えの女性

糸リフトの施術後に「気をつける」ことは?

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糸リフトは、特殊な医療用糸を顔に挿入することで、リフトアップ効果が生まれる施術です。
また、皮膚を切開しないことから、手術が不安な方には大人気の施術となっていますが、糸リフト後には気をつけなければならないこともあります。
こちらの記事では、糸リフトの施術直後から糸が落ち着くまでの期間中に気をつけることをピックアップしてご紹介しています。

糸リフト

糸リフトを受けた直後に気をつけることとは

糸リフトは糸を通すだけの簡単な施術だと考えがちですが、実はダウンタイムがあり、その間には気をつけるべきこともあります。
それではまず、糸リフトのダウンタイム期間に気をつけることからご紹介しましょう。

この症例写真は、糸リフトの手術前と手術直後の症例写真になります。
手術直後で、綺麗なフェイスラインに仕上がっております。

糸リフトを受けた20代女性の手術前と手術直後の症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害など

ダウンタイムはいつまで続く?気をつけることもあわせてご紹介

糸リフトの施術を受けた当日には、腫れや痛みが出ることが多く、これらのピークは1-3日目を目安として訪れます。痛みについては内服で抑える事が可能です。
また、腫れや痛みの度合いについては個人差がありますが、挿入した糸の本数が多い、引き上げが強いなどの場合では、そうでない方よりも強い腫れや痛みが出ることがあります。
そしてその後には、急速に腫れや痛みが減少しますが、1-2週間程度は違和感が残ると考えておく必要があり、違和感が気にならなくなるのは2週間〜1ヶ月が経過したあたりからとなります。
それでは、施術直後から2週間後までに気をつけることについてご紹介しましょう。

洗顔&メイクはいつから?

糸リフトは表面に傷口ができる施術ではないため、洗顔とメイクは施術当日から行えます。
ただし、施術当日は糸が組織に馴染む前の状態となっているため、少しの刺激でも糸がずれるリスクがあります。
そのため、洗顔やメイクを行う場合には、極力患部に刺激を与えないよう、注意深く行う必要があるということです。
また、クレンジングをする際には、クレンジング剤をお肌に伸ばす際に患部に力が加わる可能性があるため、メイクをするなら薄めにする必要があるでしょう。
なお、施術から2週間が経過すると、糸が組織に馴染み始めて、目立った腫れが見られなくなり、痛みもほとんどなくなります。
しかし、糸はまだ安定していませんので、引き続き洗顔やメイク、クレンジングをする際には患部に刺激を与えないよう、細心の注意を払う必要があります。

洗顔している女性

入浴は行える?

糸リフトを受けた当日~3日目までは、できる限り血行を促進させる行為は控える必要があります。シャワーは当日から可能です。
また、1週間目以降は入浴を行えるようになりますが、長時間体を温めてしまうと血行が促進されて、腫れや内出血が出ることがあります。
その様な理由から、もしも心配であれば、腫れ・内出血が落ち着くまでは入浴を控えることをお勧めします。
無理に入浴して体を温めてしまうと、ダウンタイムが長引くことになりますので、十分に注意してくださいね。
また、サウナや岩盤浴は体温が急上昇して血行を促進させますので、施術後1週間は控えてください。
なお、シャンプーは施術の翌日から行えますが、頭皮を引っ張ると患部に悪影響が及ぶリスクが高まりますので、こちらもあわせて注意しましょう。

激しい運動はしばらく控える

短時間のウォーキング程度であれば、施術を受けた翌日から行えますが、長時間の運動や激しい運動は、血行を促進させることになるため、施術後最低でも1週間程度は控えたほうが良いでしょう。
なお、運動をすると患部が振動で揺れますので、その際に痛みを感じたのなら、直ちに中止してしばらく様子を見ましょう。
また、施術後1週間が経過していても、運動で腫れや内出血が悪化するようであれば、もうしばらく運動をせず安静に過ごすことを心がけてください。
ここで無理をすると、その後の仕上がりに悪影響が及ぶ可能性がありますので、十分な注意が必要です。

運動している女性

表情の注意点

糸リフトを受けると、しばらくの間は口を開きにくい、口を動かしにくいと感じることがありますが、この状態は糸が組織に馴染んでいないことで起こります。
そして、ここで無理に口を開こうとすると、糸の位置がずれるなどのトラブルが起こりやすくなるのです。
施術直後は口元に違和感があったとしても、その状態はいつまでも続くものではありませんので、自然に口を開くことができるようになったり、口を動かしやすくなったと感じたりするまでは、無理に口を動かそうとしないように注意しましょう。
また、ついやってしまいがちなのは、面白い話を聞いたり、面白いものを見たりした際に、口角を上げて笑うということですが、思い切り笑ってしまうと糸がずれる原因になることがあります。
面白いと感じたときに笑えないのは辛いかもしれませんが、間もなく口を動かしやすい状態になりますので、思い切り笑わないように心がけましょう。

飲酒しても大丈夫?

普段からお酒をたしなむ習慣がある方は、糸リフトを受けた当日にも飲酒したくなるかもしれません。
しかし、施術を受けてから1週間はには飲酒を控える必要があります。
というのは、飲酒は入浴や運動と同様に血行が促進される原因になることがあり、患部に悪影響が及ぶリスクを高めるからです。
また、飲酒による血行促進ももちろん避けたいところではありますが、それよりも怖いのが、酔って患部をぶつけたり、気になって触ってしまったりすることです。
糸リフトでは、目立った腫れや内出血はおよそ2週間以内に治まりますが、この時点では、まだ組織が完成していないため、ちょっとした外部の刺激で糸がずれやすいのです。
そのため術後1週間は飲酒を抑えるように心がけましょう。

フェイスマッサージは糸が安定してから

口元が動かない、違和感があるなど、頬に感じる感覚が施術前と異なると、「マッサージで違和感を解消できるのでは?」と考えることがあるかもしれません。
しかし、糸が組織に馴染むまでには1カ月程度かかるため、それ以前にマッサージをしてしまうと腫れや内出血が悪化したり、糸がずれたりする原因になります。
もしもエステなどでフェイシャルマッサージを継続して受けている方は、糸リフトの施術後最低でも1か月間は避けた方が無難です。
ただし、人によっては施術後1カ月が経過していても、糸が組織に馴染み切れていない可能性がありますので、何となく違和感が残っているという状態なら、もう少し様子を見ましょう。
なお、エステなどで受けられるフェイシャルマッサージでは、強い力を加えて行われることがあるため、施術を受ける前には糸リフトを受けた旨を、施術担当者に伝えておいたほうが良いでしょう。
可能であれば強めのマッサージは2ヶ月は避けたほうが良いです。
そしてもうひとつ、顔のエクササイズも施術後1カ月は控えましょう。
軽いエクササイズであっても、糸が刺激を受ければ位置がずれる原因になりますので、十分に注意する必要があります。

歯科治療について

歯科治療では大きな口を開けなければならず、しかも長時間大きな口を開けた状態になりますので、糸リフトの施術後1か月間は控える事が無難です。
虫歯治療などの歯科治療が必要な場合には、できる限り糸リフトを受ける前に治療を受けておき、糸リフトに備えると良いでしょう。
ただし、患部に違和感が残っている、腫れや内出血が完全に引いていないなどの状態であれば、1カ月以上安静に過ごす必要がありますので、歯科治療は先延ばしにしましょう。

他の手術や施術はいつから受けられる?

糸リフトの施術を受けたら、糸が安定する2ヶ月後までは医療レーザー脱毛やレーザートーニングなど、レーザーによる施術も避けた方が無難です。
それは、糸が組織に馴染む前にレーザーによる熱を加えてしまうと、糸が変形したり溶けたりするリスクがゼロではないためです。
同様の理由により、ハイフや高周波も施術から1~2カ月が経過するまでは受けられません。
反対に、顔の脂肪吸引は特に糸に影響を与えることがないため、糸リフトと同時に受けることが可能です。
ただし、別の手術や施術を受けられるかどうかについては、お客様の状態次第ということになります。
つまり、状態次第では、糸リフト後しばらく別の手術や施術を受けられない可能性もあるということです。
別の手術や施術もご希望なら、糸リフトを受ける前に医師に相談し、受けられるタイミングについて確認しておくと良いでしょう。

糸リフトの手術後他の手術や施術はいつから受けられるか説明する医師

糸リフト

1カ月後は糸が安定してくる時期

糸リフトの施術後、特に注意しながら生活しなければならないのは2週間後までで、その後は糸が組織に馴染み、1カ月が経過すると、ほぼ施術以前の生活に戻れます。
とはいえ、お客様の状態によっては、今しばらく注意しなければならない点があります。

糸が安定してくる時期を説明する看護師

無理に口を大きく開こうとしないこと

施術後1カ月が経過すると、施術直後のようなひきつれや口の開けにくさなどは気にならなくなりますが、場合によっては糸が組織に完全に馴染んでいない可能性があります。
そして、この状態で無理に口を大きく開けようとすると、糸の位置がずれてしまう可能性があります。
また、口を開けるというと、食事をするときや笑うときのイメージがありますが、カラオケなどでも口を大きく開けることがありますので、注意しなければなりません。
口を開く際に、何となく開けにくいという感覚が少しでも残っているなら、糸が完全に馴染んでいない可能性がありますので、なるべく大きく口を開かないよう注意する必要があるでしょう。

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糸リフトなら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、糸リフトの美容整形を多く行っております。
糸リフトの正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

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糸リフト

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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