ダーマペンで「いちご鼻」は治らない？美容外科医に聞いてみた！

長年悩まされているいちご鼻、どうケアをしていますか？
「粘着タイプのシートパックで一気に剥がし取る」
「指先で角栓を押し出す」
あなたがこのようなケアをしているのなら、永遠にいちご鼻から解放されないリスクが大。
こちらの記事では、いちご鼻の原因や正しいケア方法、ダーマペンがいちご鼻改善に役立つ理由について美容外科医がご紹介しています。

いちご鼻にはダーマペンが効果的!その理由とは

いちご鼻を改善したいなら、まずはクレイ配合化粧品などでケアしたり、保湿ケアを実践するのも一つの補法ですが、長年かけて作られたいちご鼻は、セルフケアのみでの改善は難しいため、場合によっては美容医療を検討しなければならないこともあるのです。
そして、そのようなときに役立つのがダーマペンです。
それでは、ダーマペンがいちご鼻改善におすすめできる理由についてご紹介しましょう。

ダーマペン

ペンタイプで細かい部分にも対応が可能

ダーマペンはペンタイプの医療機器であり、先端部部分は細く、鼻の頭や小鼻など、細かい部分への対応が可能です。
特に小鼻の付け根は奥に引っ込んでいて施術しにくい場所ですが、先端部分が小さいダーマペンなら、難なく施術を行えます。

ターンオーバーの活性化効果で皮脂分泌を抑制

ダーマペンには細胞の活性化作用があり、ターンオーバーの促進に役立つという特徴があります。
それは、ダーマペンは医療器具で意図的に皮膚を傷付け、自然治癒力を活性化させて肌質改善を目指せるからです。

たとえば、どこかに軽度の擦り傷や切り傷ができたとしましょう。
このように軽度な擦り傷や切り傷は、特別な手当てをしなくても自然に治癒しますよね？
これこそが、人体に備わっている自然治癒力で、その力を美容医療に応用したのがダーマペンによる施術なのです。

ダーマペンで傷付けられた皮膚は、直ちに傷を修復させるために自然治癒力を発動させ、その際には細胞の新生やコラーゲン産生も行われます。
そして、傷がすっかり治癒する頃には、生まれ変わった新しい皮膚が出現するのです。
その際には、開き毛穴の改善効果も期待できますので、いちご鼻の改善と、いちご鼻になりにくい鼻を手に入れることができるということですね。

毛穴引き締め効果で角栓ができにくくなる

ダーマペンで肌細胞が活性化すると、開いていた毛穴が自然に引き締まり、角栓が詰まりにくくなります。
それは、ダーマペンではいちご鼻に対応できる薬剤を皮下に浸透させることで、より高い引き締め効果を狙えるからです。

毛穴の開きは皮脂分泌や粘着性シートパックの使用、指で角栓を無理に押し出すなどで起こりやすくなり、一度開いてしまうと元の状態に戻すことが困難な状態になります。
そしてその結果、開き毛穴の内部に角栓が詰まって酸化し、いちご鼻が目立つことになるわけですが、ダーマペンで根本から肌細胞を活性化させて薬剤を浸透させてしまえば、開き毛穴によるいちご鼻から解放されるのです。

ただし、シートパックの使用や指で角栓を押し出すなどを長年続けてきた場合では、開き毛穴の改善までに時間がかかることがあります。
ダーマペンは複数回施術を受けることで効果を実感できますが、必要な施術回数については個人差があります。
ダーマペンを受けてみようとお考えの方は、１回の施術で効果を求めようとするのではなく、複数回の施術が必要だという点を頭に入れた上で施術を受けるよう注意しましょう。

そもそもいちご鼻の原因とは

いちご鼻とは、毛穴に古い角質や皮脂、落としきれなかったメイク汚れが詰まり、これらが混じり合って鼻の毛穴がポツポツと黒く見える状態をいいます。
角質や皮脂、メイク汚れは、ただ毛穴に詰まっているだけでは黒く見えませんが、毛穴内部で酸化すると、黒い角栓となって外部から目立ちやすくなるのです。
また、角栓が詰まったいちご鼻は長年かけて作られていることが多く、その原因は日常の習慣の中に隠されていることがほとんどなのです。
それではまず、いちご鼻ができたり、いちご鼻を悪化させたりする原因から見ていきましょう。

厚塗りで角栓を隠そうとしている

いちご鼻が気になると、ついファンデーションを厚塗りして角栓を隠そうとしたくなるのではないでしょうか。
ファンデーションを厚塗りすれば、角栓を隠すための一時しのぎにはなります。
しかし、毎日厚塗りを続けていると、落としきれなかったメイク汚れが毛穴の奥に押し込まれて、角栓を取り除きにくくしてしまうことがあるのです。
そして、メイク汚れが毛穴内部に蓄積されると、それと並行して毛穴が広がり、ますますいちご鼻が目立つ状態になってしまいます。
つまり、厚塗りファンデーションが負のスパイラルを作り出してしまいます。これを繰り返しているうちは、どのようなケアをしたとしてもいちご鼻から解放されることはないでしょう。

強い洗浄成分配合のクレンジングを常用している

オイルクレンジングなど、強い洗浄成分を配合しているクレンジング剤は、確かにメイク汚れや皮脂汚れなどをスッキリと落としてくれます。
しかし、いちご鼻が気になる方にはこのようなクレンジングをおすすめできません。
それは、強い洗浄成分を配合したクレンジング剤を常用し続けていると、お肌に残しておかなければならない皮脂成分もすっかり取り除くことになり、皮脂分泌量が増える可能性があるからです。
皮脂成分は、ベタベタするなどの理由から邪魔者扱いされやすいのですが、実はバリア機能形成成分のひとつとして活躍するため、適度な量はお肌に残しておかなければなりません。
バリア機能が低下すればするほど、その防衛手段として皮脂が過剰に分泌されるようになり、いちご鼻が余計に目立ってしまう原因になりますので、強い洗浄成分配合のクレンジング剤の使用はなるべく避けましょう。

保湿不足で皮脂の過剰分泌が起こっている

クレンジングと洗顔は、皮脂や汗、メイク汚れなどをきれいに落とすための手段ですので、きちんと行わなくてはなりません。
問題は、クレンジングや洗顔を行った後のケアです。
クレンジングや洗顔後のお肌に水分が残っている状態では、ツッパリ感やカサカサ感などを感じることはほぼありません。
しかし、お肌から水分が蒸発すると、あっという間にツッパリ感やカサカサ感が出始めて、お肌は乾燥へと傾きます。
そして、このタイミングで保湿ケアをしっかりと行っておけば、皮脂が過剰に分泌されてくることはありません。
一方、ツッパリ感やカサカサ感が出ているのにも関わらず保湿ケアをせずにいると、乾燥肌を防ぐ目的で皮脂が過剰に分泌されてきます。
つまり、保湿ケアを怠ることが、より多くの角栓を作り出す原因になり、いちご鼻が目立ってしまう原因になるのです。

角栓以外にもいちご鼻の原因が！

いちご鼻のいちばんの原因は毛穴に詰まっている酸化した角栓ですが、実は、それ以外にもいちご鼻に見えてしまう原因があるのです。

• 開き毛穴による影
• メラニン色素による黒ずみ
• 産毛

これらがいちご鼻の原因になることがあります。
まず開き毛穴ですが、毛穴が開いていると、角栓がびっしりと詰まっていない状態でも、影ができていちご鼻に見えることがあります。
また、メラニン色素や産毛によって黒ずみが目立ち、いちご鼻に見えてしまうこともあるのです。
鼻をよく確認してみて、角栓がそれほど詰まっているわけでもないのにいちご鼻が目立つようなら、これらのいずれかを疑う必要があるでしょう。

いちご鼻の自宅での正しいケア方法はある？

いちご鼻改善の第１歩としてやっておかなくてはならないこと、それは角栓を取り除くことと角栓ができにくくなるケアをするということです。
とはいえ、角栓は時間をかけて作られているものであるため、即座に取り除くことはできません。
また、その場で取り除こうとしたときには、粘着性のシートパックを使ったり、指で角栓を押し出したりするなど、少々乱暴なやり方をしてしまうことがあるかもしれません。

しかし、これらの方法で角栓を取り除き続けていると、毛穴が広がって目立つ、より角栓が詰まって目立ちやすくなるなどのトラブルに見舞われることになるのです。
では、どうすれば良いのでしょうか。

ダーマペン

クレイ配合化粧品を使用する

粘着性シートパックを使用すると、その場で角栓がごっそり取れる爽快感を味わえます。
しかし、剥がしたシートパックをよく確認してみると、角栓だけでなく角質も一緒に剥がされてしまっていることがわかります。
もちろん、古い角質には剥がれてもらわないと困りますが、シートパックで無理に剥がしてしまうと新しい角質がむき出しになり、その保護目的で皮脂が過剰に分泌されることになるのです。
つまり、ターンオーバー周期が短くなって、常に皮脂が分泌され続ける状態になり、よりいちご鼻が目立つ結果になるということですね。
そうならないためには、シートパックや指で無理に角栓を出そうとするのではなく、クレイ(海泥)配合の洗顔料やパックでケアをするという方法がおすすめです。
クレイは汚れの吸着性に優れているため、長年かけて毛穴に詰まった角栓除去に貢献してくれるでしょう。

洗顔後5分以内に保湿ケア

お風呂上りや洗顔後には、お肌はみずみずしくうるおい、乾燥とは無縁のように見えます。
しかし、この状態はお風呂や洗顔によってもたらされる一時的な効果で、水分が蒸発してしまうと、まるで別の肌のように乾燥してカサカサした印象になるのです。
すると、みるみるうちに皮脂が分泌されて、ものの数分間でべたつきが気になることも珍しくありません。
つまり、お風呂上りや洗顔後には、水分が完全に蒸発する前に保湿ケアをする必要があるということです。
お風呂上りや洗顔後の水分の蒸発は約5分後から始まりますので、なるべく5分以内に保湿ケアを済ませ、皮脂の過剰分泌を阻止することが大切です。

ダーマペンなら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、ダーマペンの美容整形を多く行っております。
ダーマペンの正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の３院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。