目の下のクマ取りの手術を受けた女性

目の下のクマができる原因は?適切な手術方法や改善法について

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。

どんよりと疲れて見えたり、老けた印象を与えてしまうクマ。
クマにはいくつか種類があり、加齢や生活習慣によるものなど、それぞれの原因にあった対策を行うことが大切です。
あなた自身のクマのタイプを知らないまま、誤ったケアを続けていると逆に状態が悪化してしまう可能性も!
今回、こちらでは、目の下のクマの原因や改善法、クリニックでの適切な美容整形について種類別に解説致します。

目の下のクマ取り

目の下のクマの種類と原因について

目の下のくまは主に『青クマ』・『茶クマ』・『黒クマ』の3種類に分けられます。
見分け方についても記載しておりますので、あなた自身のクマはどのタイプに分類されるか是非チェックしてみて下さいね。

この症例写真は、目の下のクマ取りの治療を行った女性の手術前と手術後3か月の経過の症例写真のなります。

目の下のクマ取りの手術を行った女性の手術前と手術後3か月の経過の症例写真

目の下のクマ取り

青クマの特徴・原因

青クマの原因は疲れやストレス、睡眠不足による目元の血行不良です。目元は顔周りの中で、特に皮膚が非常に薄く、血行が滞ることで黒ずんだ血液が皮膚の下から透けて、青黒く見えるとされています。
下まぶたを指で優しく引っ張ってみて、クマの色が薄くなる場合は青クマである可能性が高いです。

黒クマの特徴・原因

目の下のクマの大半が黒クマと言われており、加齢に伴い生じる皮膚のたるみやくぼみによって目の下に影がかかって見えることが原因です。
また、生まれつき涙袋が大きい方やメリハリのある顔立ちの方は要注意。年齢が若い方でも目元にふくらみがあると目の下に影ができて黒クマに見えてしまう場合があります。
黒クマは目の下のふくらみの影によるものですので、鏡を手元に持った状態で上を向いたり、光を当てた際にクマが薄くなるのが特徴です。

茶クマの特徴・原因

茶クマは目の下に茶色いシミのようなものが広がり、くすんで見える状態の肌トラブルで紫外線ダメージや目元の擦りすぎ、長時間メイクの残りがあると色素沈着を引き起こし、目元が茶色っぽくなります。
茶クマの見分け方としては肌のシミやくすみと同じような色に見え、他のクマと違って皮膚を引っ張っても色の変化が起こらないため、他のクマについても確認してみて当てはまらない場合は茶クマと考えて良いでしょう。

【クマの種類別】おすすめの改善法について

青クマへの改善法

目を温めてしっかり休息させる

青クマの原因である血行不良を改善するには、ホットタオルを乗せて目元をゆっくりと温めるようにすると良いです。
やり方は非常に簡単で、水で濡らして軽く絞ったタオルを電子レンジで30〜60秒程度温め、手で触れられる状態になるまで冷ましたら、そのまま目の上に被せて5〜10分程度温めましょう。
もし外出先でホットタオルを準備できない場合は、手のひらを温かくなるまで擦り合わせ、そのまま目元を覆うようにしてしばらく置くだけでも血流を促すことができます。
目元を温めるケアアイテムはドラッグストアでも手に入りますので、そのような商品を活用するのもおすすめです。

青クマ


また、パソコンやスマートフォンを長時間眺めていると瞬きをする回数が減少するため、その分目に負担が増えると言われています。
できるだけパソコン・スマートフォンを触る時間を減らしたり、1時間に1回程度は休憩時間を設けるなどして目を意識的に休ませるようにしましょう。

マッサージ

目を酷使することで目元の筋肉が凝り固まってしまうと血流が滞り、青クマができやすくなります。目元のマッサージによって筋肉をほぐし、血流を促しましょう。
目元をマッサージする際、強く圧迫したり、擦ってしまうと茶クマの原因になるため、フェイスクリームなどを使いながら優しく行うことが大切です。

適度な運動

運動不足が続いていると血行不良が起こり、酸素不足になることで、青黒い血液が目の下に溜まり、クマとして表れます。
普段仕事で忙しく、なかなか運動ができないという方もいらっしゃるかと思いますが、まずはエスカレーターやエレベーターに乗らずに階段で移動してみたり、通勤の際は一駅分歩いてみたりと、日々の生活の中で無理なく続けられる運動を取り入れるようにしてみて下さい。

運動している女性

目の下のクマ取り

黒クマへの改善法

眼輪筋を鍛える

眼輪筋とは目の周りをドーナッツ状に覆っている筋肉のことです。この筋肉が衰えてしまうと眼球の重みを支えられなくなり、眼窩脂肪が前方に突出することで目の下がふくらみ、これによる陰影が黒クマの原因になります。
黒クマの改善と共に目元のむくみを予防することにも繋がるので、隙間時間を使って眼輪筋を鍛えるトレーニングを実践することをおすすめします。
眼輪筋トレーニングのやり方は様々ありますが、誤った方法はたるみ・シワの原因になる可能性があるため、専門家や医師に相談した上で行うようにしましょう。

黒クマ

十分な保湿ケア

目元の皮膚は薄く、皮脂腺自体も少ないことから、刺激に弱いだけでなく乾燥しやすいパーツとされています。
スキンケアを行う際はヒアルロン酸・セラミドなどの保湿成分が配合された化粧品でしっかりと潤いを与えることをおすすめします。
黒クマの原因であるしわ・タルミのケアには特にアイクリームが効果的です。気になる箇所は重ね塗りをして入念に保湿するようにしましょう。

茶クマへの改善法

美白を意識したスキンケア

茶クマはメラニン色素の増加が原因とされていますので、普段のスキンケアを行う際、ビタミンC誘導体・トラネキサム酸といったメラニンの生成を抑える成分が配合された化粧品や日焼け止めを使用することをおすすめします。

茶クマ

皮膚への刺激に注意する

パーツによって厚さは異なりますが人間の皮膚の大部分が約2mm程度で、その中でも目元の皮膚は0.5〜0.6mmと極めて薄く、外部からの刺激を受けやすい状態と言われています。
洗顔やクレンジングをする際、ごしごし擦るようにして汚れやメイクを落とそうとすると皮膚への負担がかかり、色素沈着によって茶クマの状態が悪化してしまうため十分な注意が必要です。

目の下のクマ取り

クマに効果的な食べものとは?

肌トラブルの原因は食事内容も大きく関係していると言われています。
下記ではクマの予防・改善効果が期待できる食べ物についてご紹介致します。
外側だけでなく、内側からのケアも意識してクマ対策を実践していきましょう。

クマに効果的な食べものを紹介する看護師

青クマの場合

青クマには血行を促す働きがあるとされている食べ物がおすすめです。
レモンや梅干し、酢などに含まれる酸味成分『クエン酸』には血液の流れを良くする作用があるほか、疲労回復にも良いと言われています。
また、サバやイワシに含まれるEPAも血液をサラサラにする働きがあり、肌の元となるたんぱく質が豊富に含まれていますので積極的に摂取するようにしましょう。
その他、ビタミンC・ビタミンEには強力な抗酸化作用によって血管を強化する働きがあるため、クエン酸やEPAと上手く組み合わせて取り入れることをおすすめします。
ビタミンCはいちご・キウイなどの果物類に、ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類に豊富に含まれています。

茶クマの場合

色素沈着によって引き起こされる茶クマは、美白や肌のターンオーバーを促す作用がある成分が効果的と言われています。
美白・ターンオーバー促進のどちらの働きをもつのが、ビタミンCを多く含む食べもの。ビタミンCは野菜・果物類を中心に、さつまいも・じゃがいもなどの芋類にも豊富に含まれています。
また、ミニトマトに含まれるリコピンにはメラニンの生成を抑え、色素沈着を防いで、肌を白くする効果が期待できます。
通常サイズのトマトにもリコピンが含まれていますが、ミニトマトの方がリコピンの含有量が高いため、美白目的で摂取する際はミニトマトを食事に取り入れることをおすすめします。

黒クマの場合

黒クマは加齢によって生じることが多いため、食事を通じて黒クマを改善するには肌にハリや弾力を与える食べ物がおすすめです。
豆乳・納豆などの大豆製品に含まれるイソフラボンには加齢に伴い、徐々に減少する女性ホルモンの働きを補う効果が期待できることから、黒クマの原因であるしわ・たるみを改善する効果が期待できます。また、人間の体内にも元々存在するコラーゲンには、肌のハリと弾力を保つ作用があるためこちらも積極的に取り入れるようにしましょう。
コラーゲンは豚足や手羽先、うなぎ・カレイ・ふかひれなどの食材に豊富です。

クマ取りに適した美容整形について

セルフケアでもクマの改善・予防をある程度叶えることもできますが、完全になくすことは難しいです。大きな改善を希望される場合は、美容医療を受けることがおすすめです。
クマの種類によって原因やケア方法が異なるように、それぞれに適した整形法があります。

青クマにおすすめの整形法

青クマには皮膚に厚みをもたせる『ヒアルロン酸注入』・『脂肪注入』・等の美容整形が適しています。
ヒアルロン酸注入・脂肪注入については1回の施術で効果を実感することができますが、クマの程度によっては、何回か繰り返し施術を受ける必要がある場合もあります。

黒クマにおすすめの整形法

黒クマは『切らないくま取り(下瞼脱脂術)』によって突出した眼窩脂肪を除去することで、目の下のふくらみが無くなり、影ができにくくなることで改善することができます。
下瞼脱脂術はまぶたの裏側から切開を行うため、皮膚表面に傷が残らず、手術を受けたことがが周りにバレにくいというメリットがあります。
皮膚のたるみが原因の黒クマを発症している場合、眼窩脂肪を除去するだけでは解消されないケースもあるため、その場合は眼窩脂肪を除去した後、余分な皮膚を切除し、持ち上げてから縫合する『目の下リフト』が適している可能性が考えられます。

目の下のクマなら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、目の下のクマの美容整形を多く行っております。
目の下のクマ改善の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

CASE 症例情報

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当クリニックでは、専門カウンセラーによる無料カウンセリングを行っております。
患者様お一人おひとりの様々なご要望やご事情を丁寧に伺い、最適な施術をご提案させていただきます。
もしもご提案の中で不要と感じる施術がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。

目の下のクマ取り

Doctor 本ページの監修医師

吉原 伯

吉原 伯(よしはら のり) NORI YOSHIHARA

美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • サーマクール認定医
  • ベイザー脂肪吸引認定医
  • 日本救急医学会ICLSコース取得
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)
  • 日本美容皮膚科学会正会員

■ 略歴

  • 神戸大学医学部医学科卒業
    医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
    (麻酔科、皮膚科、形成外科)
  • 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
  • 湘南美容クリニック大宮院院長就任
  • 早稲田大学大学院卒 MBA修了
  • 湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
    SBCメディカルグループ統括院長補佐就任
  • SBCメディカルグループ代表補佐就任
  • 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
  • 医療法人社団東新会理事長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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①体験談の削除
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