切らないクマ取りと裏ハムラ法はどっちがいい?|横浜でクリニックを選ぶ際に確認すべき基準
この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 18 分です。
「切らないクマ取り」はクリニックによって指す施術が異なる場合があるため、本記事では「経結膜脱脂」を指すと最初に定義します。両施術の主な違いは、眼窩脂肪を「除去するか、移動するか」です。
目の下のクマ治療について調べていると、「切らないクマ取り」と「裏ハムラ法」という2つの施術を目にすることがあります。
どちらも下まぶたの裏側からアプローチする点は共通していますが、眼窩脂肪の処理方法や適応となる目元の状態が異なります。どちらが適しているかは、目の下のふくらみだけでなく、くぼみや段差、皮膚のたるみ、骨格などを含めて判断することが大切です。
今回は、切らないクマ取りと裏ハムラ法の違い、それぞれのメリット・デメリット、リスクやダウンタイム、治療法を選ぶ基準について解説します。横浜でクマ取りを検討する際に確認したいクリニック選びのポイントも紹介します。

切らないクマ取り(経結膜脱脂)とは
切らないクマ取り(経結膜脱脂)は、下まぶたの裏側にある結膜を切開し、前方へ突出した眼窩脂肪を取り除く施術です。皮膚の表面を切開しないため、外から見える位置に傷跡ができにくいことが特徴です。
主に、眼窩脂肪の突出によって目の下にふくらみや影が生じる「黒クマ・影クマ」に対して検討されます。目の下のふくらみが主な悩みで、くぼみや皮膚のたるみが強くない場合に適応となることがあります。
一方、経結膜脱脂は眼窩脂肪を取り除く施術であり、目の下のくぼみを埋めたり、余分な皮膚を切除したりする治療ではありません。また、血行不良が関係する青クマや、色素沈着による茶クマを直接治療するものでもありません。
眼窩脂肪を取りすぎると、もともとあったくぼみが目立ったり、新たな段差が生じたりする可能性があります。反対に、切除量が少ないと、ふくらみが残ることもあります。術後には腫れ、内出血、痛み、左右差などが生じる場合もあるため、眼窩脂肪の量や位置、くぼみ、皮膚のたるみ、骨格を診察したうえで適応と切除量を判断することが重要です。

裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)とは
裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)は、下まぶたの裏側にある結膜を切開し、前方へ突出した眼窩脂肪を、目の下のくぼみへ移動させて固定する施術です。
眼窩脂肪を取り除く経結膜脱脂とは異なり、裏ハムラ法では、基本的に眼窩脂肪を温存して再配置します。ふくらんでいる部分の脂肪を、目の下のくぼみ(ティアトラフ・眼頬溝)へ移動させることで、ふくらみとくぼみの段差をなだらかにすることを目指します。
主に、目の下のふくらみだけでなく、その下にあるくぼみや溝も目立つ場合に検討されます。眼窩脂肪を除去しすぎることで生じるくぼみを避けながら、目の下から頬にかけての段差へアプローチできる点が特徴です。
皮膚の表面を切開しないため、外から見える位置に傷跡ができにくい一方、余分な皮膚を切除することはできません。下まぶたの皮膚のたるみやしわが強い場合には、切開ハムラ法など別の治療が検討されることがあります。
裏ハムラ法では、眼窩脂肪を移動させて固定する工程を伴います。術後には腫れ、内出血、痛み、左右差のほか、ふくらみやくぼみが残る可能性もあります。担当医師の経歴や裏ハムラ法の症例を確認し、期待できる変化や限界、リスク、ダウンタイムについて説明を受けたうえで検討することが大切です。

経結膜脱脂と裏ハムラ法はどちらが向いている?3つの判断ポイント
大まかな目安として、目の下のふくらみが主な悩みの場合は経結膜脱脂、ふくらみとくぼみの両方が目立つ場合は裏ハムラ法が候補になります。ただし、適した施術は目の下の状態によって異なるため、次の3つのポイントをもとに医師が判断します。
1. 目の下にくぼみや段差があるか
眼窩脂肪によるふくらみが主な原因で、その下のくぼみが目立たない場合は、経結膜脱脂が検討されます。
一方、ふくらみの下にティアトラフや眼頬溝と呼ばれる溝があり、目の下から頬にかけて段差が生じている場合は、眼窩脂肪をくぼみへ移動させる裏ハムラ法が候補になります。
くぼみの程度は、照明や表情によって見え方が変わります。眼窩脂肪の量や位置、骨格、靭帯の状態も関係するため、鏡や写真だけで自己判断せず、医師の診察を受けることが大切です。
2. 下まぶたの皮膚にどの程度のたるみがあるか
経結膜脱脂と裏ハムラ法は、いずれも下まぶたの裏側から施術するため、余分な皮膚を切除できません。
皮膚のたるみやしわが強い場合は、眼窩脂肪を処理するだけでは十分な変化を得られない可能性があります。その場合は、脂肪の移動と皮膚切除を行う切開ハムラ法や、ほかの治療が検討されることがあります。
3. ダウンタイムをどの程度確保できるか
東京シンデレラ美容外科では、ダウンタイムの目安を、経結膜脱脂は約1週間、裏ハムラ法による腫れや内出血は約1~2週間と案内しています。ただし、症状の程度や回復までの期間には個人差があります。
仕事や行事の予定がある場合は、目立つ腫れや内出血が生じる可能性を考慮し、余裕を持ってスケジュールを組みましょう。メイクやコンタクトレンズ、運動などを再開できる時期についても、施術前に確認することが大切です。
ただし、ダウンタイムの短さだけで施術を選ぶと、目の下のくぼみや皮膚のたるみが残る可能性があります。経結膜脱脂と裏ハムラ法だけでなく、靭帯解除や脂肪注入、切開ハムラ法なども含め、目元の状態に合った方法を検討しましょう。
迷ったときは「ふくらみ」と「くぼみ」を分けて確認する
経結膜脱脂と裏ハムラ法のどちらが向いているか迷った場合は、目の下の「ふくらみ」と、その下にある「くぼみ・溝」を分けて確認してみましょう。
明るい場所で表情を作らず、正面や斜めから目元を確認します。眼窩脂肪によるふくらみが主に目立つ場合は経結膜脱脂、ふくらみの下に影を伴う溝や段差がある場合は裏ハムラ法が候補になることがあります。
ただし、影やくぼみの見え方は、照明の位置や表情によって変わります。また、眼窩脂肪の量や位置だけでなく、骨格、靭帯、皮膚のたるみ、頬のボリュームなども関係するため、セルフチェックだけで適した術式を判断することはできません。
セルフチェックは、「ふくらみとくぼみのどちらが気になるのか」をカウンセリングで伝えるための参考として活用し、最終的な適応は医師の診察をもとに判断しましょう。

希望する仕上がりを医師と共有する
術式を選ぶ際は、目の下をどのような状態にしたいのか、医師と具体的に共有することも大切です。
同じ裏ハムラ法であっても、眼窩脂肪を移動させる位置や量、固定方法などによって、目の下から頬にかけての印象が異なる場合があります。経結膜脱脂についても、眼窩脂肪の切除量によって、ふくらみの残り方やくぼみの見え方が変わる可能性があります。
カウンセリングでは、「ふくらみをどの程度目立たなくしたいか」「くぼみや段差も気になるか」「目元がくぼんだ印象になることを避けたいか」などを具体的に伝えましょう。参考写真を用意する場合は、写真と同じ仕上がりを求めるのではなく、希望する変化を伝えるための資料として使用します。
希望する仕上がりだけでなく、その施術で変えられる部分と変えにくい部分、起こりうるリスクについても確認することで、医師との認識のずれを減らしやすくなります。

比較表で見る経結膜脱脂と裏ハムラ法の違い
切らないクマ取り(経結膜脱脂)と裏ハムラ法の主な違いは、眼窩脂肪の処理方法と、くぼみへの対応です。
| 項目 | 切らないクマ取り(経結膜脱脂) | 裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術) |
| 眼窩脂肪の処理 | 突出した脂肪を取り除く | 脂肪をくぼみへ移動させて固定する |
| 主に検討される状態 | 目の下のふくらみが主に目立つ場合 | ふくらみとくぼみ・段差の両方が目立つ場合 |
| くぼみへの対応 | くぼみを埋める施術ではない | 移動させた脂肪でくぼみにアプローチする |
| 皮膚のたるみへの対応 | 余分な皮膚は切除できない | 余分な皮膚は切除できない |
| 主な施術内容 | 結膜を切開し、眼窩脂肪を切除する | 結膜を切開し、眼窩脂肪を移動・固定する |
| 外から見える傷跡 | 皮膚表面を切開しないため、外から見える傷跡ができにくい | 皮膚表面を切開しないため、外から見える傷跡ができにくい |
| 当院におけるダウンタイムの目安 | 約1週間 | 腫れ・内出血は約1~2週間 |
| 主な注意点 | 脂肪の切除量によって、ふくらみが残ったり、くぼみが目立ったりすることがある | ふくらみやくぼみが残るほか、腫れ・内出血・左右差などが生じることがある |
横浜でクマ取りのクリニックを選ぶ際に確認したい5つのポイント
経結膜脱脂と裏ハムラ法では、眼窩脂肪の処理方法や適応となる目元の状態が異なります。横浜でクマ取りのクリニックを選ぶ際は、費用や通いやすさだけでなく、診察内容や治療の選択肢、担当医師、術後の対応まで確認することが大切です。

1. 複数の治療法や代替案について説明を受けられるか
目の下のクマに対する治療法には、経結膜脱脂や裏ハムラ法のほか、靭帯解除、切開ハムラ法、脂肪注入、ヒアルロン酸注入などがあります。
複数の術式に対応していることは、クリニックを比較する際の一つの判断材料になります。ただし、対応している術式の数だけで適切な治療が決まるわけではありません。
それぞれの施術について、適応となる理由やメリット・デメリット、施術を受けない選択肢まで説明してもらえるかを確認しましょう。院内で対応していない治療が適している可能性についても説明があると、選択肢を比較しやすくなります。
2. 医師が目の下の状態を診察しているか
クマ取りの術式を選ぶには、目の下のふくらみだけでなく、くぼみや段差、皮膚のたるみ、骨格、靭帯、もともとの左右差などを確認する必要があります。
カウンセラーによる説明だけで術式を決めるのではなく、施術を担当する医師が診察し、その治療を提案する理由を説明しているか確認しましょう。一律に同じ術式を提案するのではなく、自分の目元で変えられる部分と変えにくい部分について説明があることも大切です。
3. 効果だけでなくリスクやダウンタイムの説明があるか
経結膜脱脂と裏ハムラ法には、腫れ、内出血、痛み、左右差のほか、ふくらみやくぼみが残る可能性などがあります。期待できる変化だけでなく、施術の限界や起こりうるリスクについても確認しましょう。
ダウンタイムについては、腫れや内出血の目安だけでなく、メイク、コンタクトレンズ、入浴、運動などを再開できる時期も確認します。術後にどのような症状が現れたら連絡すべきか、緊急時の連絡方法が用意されているかも重要な確認事項です。
4. 担当医師の経歴や症例を確認できるか
クマ取りを検討する際は、実際に施術を担当する医師の氏名、経歴、資格、目元の施術に関する経験を確認しましょう。
症例写真を見る場合は、正面だけでなく斜めからの写真があるか、撮影時期、照明、表情などの条件がそろっているかも確認します。症例写真は仕上がりの傾向を知るための参考になりますが、同じ結果を保証するものではありません。症例に記載された施術内容、費用、リスク・副作用もあわせて確認することが大切です。
5. アフターケアの内容と通いやすさを確認する
施術後に気になる症状が現れた場合、どこへ連絡すればよいか、再診や処置にはどのような費用がかかるかを事前に確認しましょう。左右差や仕上がりについて相談する場合の対応、修正施術や保証の条件もクリニックによって異なります。
横浜駅からのアクセスだけでなく、自宅や職場から無理なく通えるか、術後に公共交通機関を利用しやすいかも確認しておくとよいでしょう。ただし、立地の良さだけで決めず、診察やリスク説明、アフターケアの内容とあわせて比較することが大切です。
説明を聞いても疑問が残る場合や、その場で契約・施術を勧められて迷う場合は、一度持ち帰って検討しましょう。必要に応じて、別の医療機関で意見を聞くことも選択肢になります。
横浜院での対応について
横浜院では、経結膜脱脂・裏ハムラ法・切開ハムラ法のいずれにも対応しており、カウンセリング時に凹みの有無や皮膚の状態を確認したうえで、状態に合った選択肢をご提案しています。どちらか一方に決めつけるのではなく、複数の方法のメリット・デメリットを比較しながらご検討いただけます。横浜駅西口から徒歩7分の立地で、術後の通院にも便利です。
| 住所 | 〒220-0004 横浜市西区北幸二丁目13番20号 第7NYビル2階 |
| アクセス | 横浜駅西口徒歩7分 |
| 電話番号 | 045-534-9944 |
| 診療時間 | 10:00〜19:00(カウンセリング最終受付17:30) |
経結膜脱脂と裏ハムラ法についてのよくある質問
Q. 自分には経結膜脱脂と裏ハムラ法のどちらが向いていますか?
A. セルフチェックだけで、適した術式を正確に判断することはできません。
目の下のふくらみが主に目立つ場合は経結膜脱脂、ふくらみとくぼみ・段差の両方が目立つ場合は裏ハムラ法が候補になります。ただし、実際の適応には眼窩脂肪の量や位置、骨格、靭帯、皮膚のたるみ、頬のボリュームなども関係します。
自宅では、ふくらみとくぼみのどちらが気になるのかを整理する程度にとどめ、最終的には医師の診察をもとに判断しましょう。
Q. 経結膜脱脂と裏ハムラ法を組み合わせることはできますか?
A. 目元の状態によっては、脂肪の移動に加えて、余分な眼窩脂肪の一部を除去する場合があります。
ただし、経結膜脱脂と裏ハムラ法を必ず別々の施術として組み合わせるわけではありません。眼窩脂肪の量やくぼみの位置に応じて、脂肪をどこへ移動させるか、どの程度残すか、除去が必要かを医師が判断します。
靭帯解除や脂肪注入など、ほかの治療を組み合わせる場合もあるため、具体的な施術内容と追加費用について事前に確認しましょう。
Q. 経結膜脱脂を受けたあとに裏ハムラ法を受けることはできますか?
A. 再手術として裏ハムラ法を検討できる場合はありますが、すべての方に対応できるわけではありません。
経結膜脱脂によって眼窩脂肪をすでに除去している場合は、くぼみへ移動できる脂肪が不足している可能性があります。また、前回の施術による瘢痕や癒着、皮膚の状態なども再手術に影響します。
残っている眼窩脂肪の量によっては、脂肪注入など別の治療が検討されることもあります。前回の施術内容や時期が分かる資料があれば持参し、再手術の可否や適切な時期について医師の診察を受けましょう。
Q. クリニックによって「切らないクマ取り」の内容が違うのはなぜですか?
A. 「切らないクマ取り」は統一された術式名ではなく、クリニックによって指している施術が異なることがあるためです。
一般的には、下まぶたの裏側から眼窩脂肪を取り除く経結膜脱脂を指すことが多いものの、靭帯解除を伴う施術や、脂肪注入・ヒアルロン酸注入などを含めて案内している場合もあります。
まとめ
切らないクマ取り(経結膜脱脂)と裏ハムラ法は、どちらも下まぶたの裏側から行う施術ですが、眼窩脂肪の処理方法が異なります。
経結膜脱脂は、前方へ突出した眼窩脂肪を取り除く施術です。一方、裏ハムラ法は、眼窩脂肪を目の下のくぼみへ移動させて固定し、ふくらみとくぼみの両方へアプローチします。
大まかな目安として、ふくらみが主に目立つ場合は経結膜脱脂、ふくらみとくぼみ・段差の両方が目立つ場合は裏ハムラ法が候補になります。ただし、適した治療法は皮膚のたるみや骨格、靭帯、眼窩脂肪の量、過去の施術歴などによっても異なります。
横浜でクマ取りのクリニックを選ぶ際は、対応している術式の数だけで判断せず、複数の選択肢とそれぞれの適応、限界、リスク、ダウンタイムについて説明を受けられるか確認しましょう。担当医師の経歴や症例、術後の相談体制も比較し、疑問が残る場合はその場で施術を決めずに検討することが大切です。
Doctor 本ページの監修医師
吉原 伯 NORI YOSHIHARA
美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- サーマクール認定医
- ベイザー脂肪吸引認定医
- 日本救急医学会ICLSコース取得
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本美容皮膚科学会正会員
■ 略歴
- 神戸大学医学部医学科卒業
- 医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院(麻酔科、皮膚科、形成外科)
- 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院
- 湘南美容クリニック大宮院院長
- 早稲田大学大学院卒 MBA修了
- 湘南美容クリニック新宿南口院院長
- SBCメディカルグループ統括院長補佐
- SBCメディカルグループ代表補佐
- 東京シンデレラ美容外科グループ代表
- 東京シンデレラ美容外科新宿院院長
- 医療法人社団東新会理事長
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
お客様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。