裏ハムラのデメリットは?
この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 11 分です。
目の下のたるみやくまは年齢以上に老けて見えたり、どこか疲れた印象を持たれることから、悩まれてカウンセリングに訪れる方は年齢問わず多くいらっしゃいます。
東京シンデレラ美容外科では、その解決法の1つとして裏ハムラ法という手術方法をご用意しております。今回は裏ハムラ法のデメリットについて解説しています。ただ、デメリットとメリットを天秤にかけた際に、メリットの方が大きい美容整形のため、デメリットを留意しつつ裏ハムラ法を受ける事がお勧めです。
裏ハムラ法のデメリットとメリットについて
裏ハムラ法とは、下まぶたの裏側の結膜を切除してたるみの原因となっている突出した眼窩脂肪をくぼみ部分に移動させ、下まぶたの皮膚をフラットにすることでたるみとくまを同時に改善できる手術法です。
下記では裏ハムラ法の手術を受けることでどのようなデメリットやメリットがあるのかご紹介致します。
裏ハムラ法のデメリット
皮膚のたるみは無くすことができない
目の下のたるみの原因は眼窩脂肪だけでなく、皮膚の場合もあります。
特に高齢の方は加齢によって肌に潤いがなくなったり、弾力を失うことでたるんでしまうケースが多い傾向にあります。
ハムラ法は下まぶたの表面を切開する際、余った皮膚を同時に取り除くことができるため、たるみを改善して若々しい目元にリフトアップすることができますが、裏ハムラ法は皮膚を原因としたたるみに悩んでいる方が手術を受けても皮膚を除去しないため、あまり印象を変えることはできません。
この違いを理解した上でご自身に最も適した手術法を選ぶ必要があります。
手術できるクリニックが少ない
裏ハムラ法はハムラ法に比べて、手術の視野が狭いため熟練した技術が必要となります。
そのため、ハムラ法の手術自体は導入していても、裏ハムラ法に関しては行っているクリニックがそこまで多くありません。
裏ハムラ法の手術を希望している場合、気になるクリニックを見つけたらHP内の診療内容一覧をしっかり確認したり、カウンセリングを受ける前に裏ハムラ法の手術を行っているかどうか、一度メールや電話を通じて直接問い合わせることをおすすめします。
裏ハムラ法のメリット
傷跡が残らない
切開ハムラがまつ毛の際を切開するのに対し、裏ハムラは下まぶたの裏側(結膜側)を切開するので、傷跡がより目立ちにくいというメリットがあります。
涙袋がなくならない
ハムラ法ではまぶたの皮膚と一緒に目を動かす働きがある『眼輪筋』も切開する場合があります。
涙袋は眼輪筋のふくらみによって形成されているのですが、ハムラ法の手術の際に眼輪筋の切開も行う場合、眼輪筋の力が弱まり、涙袋のないのっぺりとした印象の下まぶたになってしまうリスクが考えられます。
裏ハムラ法は眼輪筋を切開せずに眼窩脂肪を移動させるため、涙袋の形状を変えるリスクはありません。
ダウンタイムが短い
裏ハムラ法はハムラ方に比べると組織を切開する範囲が狭い分、ダウンタイムも短くなります。
また、術後の診察で問題がなければ基本的に入院する必要がなく、1~2日程度経過すれば軽めのお仕事にも復帰できるため、長期的な連休を取れない方でも気軽に受けやすい手術法です。
外反のリスクが低い
ハムラ法は眼輪筋を切開するため、下まぶたの緊張が弱まることで白目が多く見えたり、常にあっかんべーをしているような状態に見えてしまう可能性があります。
裏ハムラ法は眼輪筋を切開する必要がないことから、下まぶた外反などの合併症のリスクが低いとされています。
効果が半永久的に続く
裏ハムラ法はお客様自身の脂肪を利用するためアレルギーを引き起こす心配がなく、時間の経過と共に体内に吸収されるヒアルロン酸注射などの施術に比べて半永久的に効果が続くというメリットがあります。
裏ハムラ法の手術の流れ
カウンセリング
カウンセリングではお客様の悩みや希望をお伺いしながら、目元の状態など様々な点を確認していきます。
もしカウンセリング中に少しでも不安に感じることがありましたらお気軽にご相談下さい。
デザイン
カウンセリングの内容を元に、どの程度切開していくかメスを入れる範囲をデザインしていきます。
除去すべき脂肪の量や切開箇所について医師から説明がありますので、ご納得頂いた上で手術を行っていきます。
麻酔後に手術
手術時間は約60分程度。手術前に麻酔を行うので、痛みを抑えて手術をお受け頂けます。
裏ハムラ法では通常、注射による局所麻酔のみでも問題なく受けて頂けますが、もし痛みに敏感な方や手術に対する不安が強い場合、静脈麻酔を追加することも可能です。
また、麻酔の影響で一時的に目がかすんだり、普段よりも目が腫れて視野が狭くなる可能性がありますので施術当日は車やバイクの運転は控え、公共交通機関を利用するようにしましょう。
アフターケア
手術後はご帰宅に支障が出ないよう、体調が整うまでリカバリールームで安静にして頂きます。
もしご帰宅後に痛みや腫れなど気になることがありましたらお気軽にご連絡下さい。
ダウンタイム中の過ごし方について
洗顔
裏ハムラの場合当日から可能です。
ただし、しばらくの間は石鹸の利用を控え、水やぬるま湯のみで洗顔することをおすすめします。
入浴
シャワーについても当日より可能となります。
また、湯船に浸かると血流が良くなることで内出血や腫れなどの症状が強く出る恐れがありますので、約1週間程度は控えるようにしましょう。
アイメイク・コンタクト
アイメイクは当日より可能となります。しかし、強く押したりこすったりしないように十分注意しましょう。
また、コンタクトは1週間後からご使用いただけますが、目がゴロゴロする場合はもう少し期間を空けてからの使用を推奨します。
飲酒・運動
飲酒や激しい運動は血流を良くし、むくみや腫れなどのダウンタイムの症状を長引かせる原因となりますので、約1週間程度はお控えください。
アイシング
施術直後は保冷剤などで冷やすと腫れ感の緩和に繋がります。
中見出し:頭を高くして睡眠をとる
心臓よりも頭が高い位置にあるとダウンタイムの腫れを抑えることができますので、日中はできるだけ横にならずに椅子やソファの上に座ってリラックスした状態で過ごして頂き、就寝する際は頭を高く保てるよう、タオルを数枚重ねるなどして枕の高さを調整することをおすすめします。
裏ハムラ法で失敗しないために押さえたいポイント
医師のスキル・実績を確認する
裏ハムラ法は繊細で難易度の高い手術法であることから、仕上がりの質は医師の技術力
や美的センスによって大きく左右されます。
満足の行く結果を得るためにも、医師が所有している資格や得意な手術内容、過去の実績、等のプロフィール内容をしっかりと確認することをおすすめします。
カウンセリングで的確に理想のイメージを伝える
裏ハムラ法で理想の目元に近づけるには、”なりたいイメージ”を医師と共有することが大切です。
意外と言葉だけでは伝わりにくいため、自分の理想に近い目元の画像などをスマートフォンに保存しておき、カウンセリングの際に見せることで医師側もお客様のご希望の仕上がりについてより具体的に理解しやすくなります。
自分自身と相性の良い医師であるかどうか
口コミで評判が良かったり、実績のある医師だとしても人によっては何となく話しづらいなどの相性の差はどうしても生じてしまうものです。
万が一トラブルがあった際や、疑問点があった時のためにも、気軽に相談しやすいと感じる医師と契約することが大切です。
そのため、カウンセリングは1軒だけでなく、複数のクリニックで受けるようにし、その中から最も印象が良かった医師が在籍しているクリニックを選ぶようにしましょう。
手術のリスクについてもしっかりと聞いておく
裏ハムラ法は美容整形の中でもダウンタイム期間が短い手術方法ですが、数日間は腫れや痛み、血の涙が生じる可能性も考えられます。
術後にこんなはずじゃなかったと後悔しないためにも、予め手術のリスクなどについても積極的に質問するようにしましょう。
アフターケアについて確認
もし手術後の症状が強く出たり、失敗した時に備えてアフターケアが充実したクリニックを選ぶようにしましょう。手術後は状態の確認など診察をしてくれないクリニックは避けた方が無難です。修正手術をしてもらえない可能性があります。
また、医師があまり対応せずに、カウンセラーがほとんどカウンセリングを行い相場の料金より金額よりも高くなってしまうクリニックにも注意が必要です。手術後に高額な金額を請求するクリニックも存在するため、手術前に見積書を発行してもらうことをおすすめします。東京シンデレラ美容外科では、コスパを重視して金額以上に満足度の高い技術、サービス、アフターケアを提供しています。
裏ハムラ法なら東京シンデレラ美容外科へ
東京シンデレラ美容外科では、裏ハムラ法の美容整形を多く行っております。
裏ハムラ法の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
Doctor 本ページの監修医師
小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE
小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
■ 略歴
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慶應義塾大学医学部医学科卒業
川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科) - 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
- 湘南美容クリニック入職
- 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
- 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
- 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
- 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
- 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。