斜鼻を改善した女性

斜鼻修正のデメリットは?

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 11 分です。

曲がった鼻筋をすっきりと綺麗に整える斜鼻修正。
しかし、どんなに魅力的に思える手術にもデメリットはあるものです。
斜鼻修正の手術を受けようと考えているなら、リスクについても正しく理解しておく必要があります。
そこで今回の記事では、斜鼻修正の手術方法やデメリット、リスクについて詳しくご紹介します。

斜鼻修正

斜鼻とは?

先天的、あるいはぶつけたなどの後天的な理由によって鼻筋が曲がっている状態を斜鼻と言います。
呼吸がしにくい、鼻の通りが悪いなどのトラブルがある場合はもちろん手術をする必要がありますが、機能として問題がなければ放っておいても特に問題はありません。
美容外科での斜鼻修正を希望する方の多くは、見た目の違和感を解消する目的で手術を受けます。
ただし、ご自身で気がついていないだけで、慢性的な鼻詰まりや副鼻腔炎に悩まされているケースは多いです。
鼻筋は、顔の中心に位置している鼻の中でも軸のような役割を担っています。
そのため鼻筋の曲がり具合によっては、顔が歪んでいるように見える場合があります。
曲がったりゆがんだりしている鼻をまっすぐに修正することで、輪郭がシュッとすっきりしたような印象を与えることが可能です。

MD式プロテーゼと鼻尖形成3Dと軟骨移植と鼻中隔延長とわし鼻修正と斜鼻修正と小鼻縮小内側法の手術前と1か月後の症例写真
【リスク・副作用】だるさ、熱感、頭痛、じんましん、かゆみ、むくみ、発熱、咳、鼻筋の違和感、異物感などが出る、鼻閉感が出る、鼻尖、鼻翼、鼻骨、わし鼻、仕上がりがイメージと異なる、鼻筋が曲がったと感じるなど

斜鼻には骨性斜鼻と軟骨性斜鼻の2種類が存在しています。
骨性斜鼻は鼻骨の部分に曲がりがあるもので、鼻骨の部分に曲がりがあるものです。
事故などの外的要因によるものが大きいです。
骨性斜鼻の中でも程度ごとにI型、C型、S型に分類されます。
I型は比較的程度が軽く、S型はもっとも重度です。
軟骨性斜鼻は軟骨部分にまで曲がりが及んでいる状態になります。
先天性にしても後天性にしても、骨性斜鼻と併発しているケースが多いです。

軟骨が原因の斜鼻の図解

斜鼻修正

斜鼻修正の手術方法

鼻筋の状態を見て、どのような処置をおこなうかを決定します。
ヒアルロン酸注入だけで改善が見込めそうなら、メスを使わずに修正することも可能です。
鼻筋の曲がりが強いようであれば、骨が出っ張っている部分は削ります。
いわゆる骨削りと言われるものです。
へこんでいる部分はシリコンプロテーゼやヒアルロン酸で補っていきます。
鼻柱部分を切開するオープン法と、鼻の穴(鼻腔内)から切開するクローズ法のいずれかでおこなうことになります。
クローズ法の場合は鼻の穴に傷ができるため、外からは完全に傷が見えません。
一方のオープン法の場合でも、一時的に傷はできますが、術後だんだんと目立たなくなっていきます。
正面から見れば他人が見ても分からない程度の傷です。
事例によって曲がり方の程度や原因には個人差があるため、それに伴って最適な手術方法も変わってきます。

斜鼻修正

斜鼻修正のデメリット

斜鼻と斜鼻修正の方法について、大まかにお分かりいただけたかと思います。
それでは、ここからは斜鼻修正のデメリットについて具体的にご紹介していきます。

斜鼻修正のデメリットを説明する看護師

斜鼻修正ができるクリニックが限られている

斜鼻修正には高度な技術が必要となります。
そのため、対応できるクリニックや医師が限られている点がデメリットです。
鼻は顔の印象を決める重要なパーツであるので、修正には美的センスが問われます。
さらに、耳鼻科領域の知識も有している必要があるのです。
失敗すると鼻の機能面にも影響が出るおそれがあるため、しっかりとした技術と知識を持った信頼できる医師を選ぶことをおすすめします。

腫れや内出血が出やすい

鼻の周辺は血管が細いため、術後に内出血が出やすいです。
通常は数週間で徐々に落ち着いていきますが、麻酔注射による内出血は長いと6か月程度残っていることもあります。
仕事や学校などで内出血を見られたくない方にとってはデメリットになります。
ただし、メイクでカバーできる程度であることがほとんどです。
腫れも出やすいですが、大きな腫れに関しては1週間も経てばおさまってきます。
また、稀にむくみが出る場合もありますが、一時的なもので特に問題はありません。

ギプスの装着が必要

術後は鼻骨をしっかりと固定しなければならないため、ギプスを装着する必要があります。
ギプスを装着している間はメイクもできません。
また、ダウンタイム中はうつ伏せで寝たり顔を強くこすったりといった行動も控えるべきです。
人によっては不快さや不便さを感じるかもしれません。
ギプスの装着期間はクリニックによっても異なりますが、3日程度で外れる場合が多いです。
当院の場合、3日目以降にはご自身で外していただけます。
【小見出し】思い通りのデザインにならない可能性がある
斜鼻修正は医師の技術や美的センスによって仕上がりが大きく異なります。
事前に理想とするイメージを明確に伝えておかなければ、仕上がり後の「イメージ違い」に繋がりかねません。
過去の症例写真などをチェックすることで、おおよその美的センスは想像がつくかと思います。
いくら腕が良くても、理想のイメージからほど遠い仕上がりになってしまえば満足はできません。
医師選びの際には、経歴や知識の有無だけでなく、美的センスも判断基準に入れておくことをおすすめします。

鼻の通りが悪くなる可能性がある

術後に鼻の通りが悪くなったり、息苦しさを感じたりする可能性があります。
これは他の鼻の手術と同様のリスクです。
非常に稀なケースではありますが、可能性はゼロではないため、一応頭に入れておくことをおすすめします。
一時的なもので、術後は経過とともに症状が治まるケースが多いです。
ただし、術後しばらく経っても収まらない場合や、明らかに手術前より鼻の通りが悪くなっている場合には、クリニックに相談してみてください。

後戻りのリスクもある

特に軟骨性斜鼻の場合、もともとの軟骨の癖にしたがって後戻りしてしまうリスクがあります。
軟骨組織は手術前の状態に戻りやすい傾向があるので、適切な処置をおこなわなければなりません。
骨を削って整えた場合には、完全にもとの形まで戻るということはなく、効果は半永久的に持続します。
またヒアルロン酸注入による処置をおこなった場合には体内に吸収されてしまうので、定期的に注入しなおす必要があります。

斜鼻修正

斜鼻修正で後悔しないためにするべきこと

斜鼻修正を成功させるために必要となるのは、入念なカウンセリングと、確かな技術と美的センスを持つ医師です。
ここからは、斜鼻修正で後悔しないためにご自身で対策しておくべきことについてご紹介します。
【小見出し】確かな技術と美的センスを持つ医師を見つける
斜鼻修正は高度な技術を要する外科手術なので、しっかりとした技術を持っている医師を選ぶことをおすすめします。
美容外科専門医もしくは形成外科専門医を有しているかどうかも確認しておくと安心です。
医師選びで迷ったら、少なくとも5年以上の医師としての経歴があると間違いありません。
美容外科での勤務経験が長ければ、術後の経過も含めて過去の症例を参考にすることができるからです。
美的センスに関しても過去の症例写真からある程度は読み取ることができます。
失敗すると鼻の機能にも影響を及ぼしかねない手術ですので、慎重に選ぶようにしてください。

入念なカウンセリングを

斜鼻修正の場合、斜鼻になってしまった原因や背景によって処置の方法が異なってきます。
そのため、入念なカウンセリングは不可欠なのです。
試しにカウンセリングに行ってみて、斜鼻になった原因や背景を何も聞かれないようであれば、そのクリニックでの手術はやめておいた方が無難です。
また、デザインに関しては、あらかじめ自分の中で希望のイメージを明確にしておきます。
次に、どのような鼻を理想としているのかを医師に伝えます。
術後のイメージ違いを防ぐためには不可欠な工程です。
ここで自分が理想とするデザインをどれだけ正確に伝えることができるかで、仕上がりに違いが出てくると思っておいてください。
最終的なデザインが決定したら、あとはご自身で選んだ医師とクリニックに任せます。

まとめ

今回の記事では、斜鼻修正の手術方法とデメリットについて解説してきました。
手術による斜鼻修正では、骨切りと同じような処置をおこなうことになるため、それなりのリスクを伴います。
場合によってはヒアルロン酸注入だけで改善するケースもあるので、まずはクリニックで専門家に相談してみてください。
当院ではできるだけデメリットを抑えて手術を行っています。また、斜鼻修正に関する無料カウンセリングもおこなっています。
斜鼻修正をご希望の場合、背景や状態などを丁寧にお伺いし、お客様一人一人に合わせた施術をご提案いたします。

斜鼻修正のカウンセリングをしている医師

斜鼻修正

斜鼻修正なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、斜鼻修正の美容整形を多く行っております。
斜鼻修正の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

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当クリニックでは、専門カウンセラーによる無料カウンセリングを行っております。
患者様お一人おひとりの様々なご要望やご事情を丁寧に伺い、最適な施術をご提案させていただきます。
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Doctor 本ページの監修医師

吉原 伯

吉原 伯(よしはら のり) NORI YOSHIHARA

美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • サーマクール認定医
  • ベイザー脂肪吸引認定医
  • 日本救急医学会ICLSコース取得
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)
  • 日本美容皮膚科学会正会員

■ 略歴

  • 神戸大学医学部医学科卒業
    医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
    (麻酔科、皮膚科、形成外科)
  • 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
  • 湘南美容クリニック大宮院院長就任
  • 早稲田大学大学院卒 MBA修了
  • 湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
    SBCメディカルグループ統括院長補佐就任
  • SBCメディカルグループ代表補佐就任
  • 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
  • 医療法人社団東新会理事長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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