小鼻縮小のデメリットとは?手術後は笑えない?
この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 14 分です。
鼻は顔の印象を左右するパーツの1つであり、高さや形状で悩んでしまう方は少なくありません。
そこで美容外科では小鼻縮小という美容整形を取り扱っているクリニックが多くあります。
この小鼻縮小の主な方法は手術であり、小鼻を切開することで、小鼻を小さくしたり、鼻の穴を目立ちにくくすることが可能です。
そして鼻の形の変化にともない顔全体のバランスもより良くなる効果が期待できます。
一方で小鼻縮小には注意しておきたい点もいくつかあります。
今回小鼻縮小のデメリットについて詳しくお伝えします。
小鼻縮小におけるデメリット
鼻の形がよりシャープになる効果が見込める小鼻縮小ですが、注意点もあります。
手術方法によっては表情が作りづらくなる、手術効果が長持ちしないなどのデメリットを感じるケースがあります。
手術後は笑えない?
小鼻縮小手術をすると、手術直後は笑った時に手術で縫合した部分が引っ張られ患部に痛みが生じる場合があります。
そしてうっかり思い切り笑ってしまうと、縫合部分の糸が緩んだり切れたりする恐れもありますので注意が必要です。
ダウンタイムがある
小鼻縮小は美容整形の中ではダウンタイムが少ない傾向にあります。
しかし切開手術を受けた場合は手術から1~2週間、手術箇所に腫れや内出血、むくみが生じます。
東京シンデレラ美容外科では、MD式というオプションを付けることで、術後のダウンタイムを極限まで短くすることが可能です。
傷跡が残る場合がある
主に外側法での小鼻整形を実施した場合、手術で小鼻の外側を切開することから人の目に触れる部分に傷跡が残る恐れがあります。
色素沈着が残ることがある
大きな傷を負ったり重篤な炎症を起こしたりした場合、それらが治癒した後患部に色素沈着が生じる場合があります。
そして小鼻縮小の手術においても術後色素沈着が残る可能性があります。
普段ケガが治った後やニキビが改善した後に赤色、茶色の痕が残ることが多い方は小鼻縮小を行った後色素沈着を起こす恐れがあるので、そうしたリスクを把握した上で手術に臨むことをおすすめします。
大幅な変化が望めない
ボツリヌストキシン注射のようにメスを入れないタイプの手術の場合、物理的に鼻そのものの大きさが変化することはありません。
そのため鼻の形が大きく変化することは見込めません。
効果が持続しない場合がある
切開手術においては、1度実施すれば半永久的に手術効果が続くことが期待できます。
しかし縫合した糸が外部からの刺激でほつれたりするとその時点で手術効果が薄れてしまいます。
100%理想どおりの仕上がりにならない場合がある
通常はカウンセリングで医師がお客様の悩みやどんな仕上がりを望むかを聞き出した上で手術が行われます。
そのためできる限りお客様にとって理想的なデザインの鼻に仕上がるように手術が行われるのですが、お客様の元の鼻の形やカウンセリングで希望が伝わりきらなかったなどの要因で100%理想どおりの仕上がりにならない場合があります。
感染症のリスクがある
通常は衛生面に十分な注意を払った上で手術が実施されるので、感染症を起こすのはごくまれです。
しかし皮膚の切開や注射を行う以上感染症を起こすリスクがまったくないわけではありません。
また感染症のサインとしては患部の急激な腫れや熱感、化膿といった症状が挙げられます。
もし手術後これらのような症状が現れた場合は早めに医師に相談しましょう。
そもそも小鼻縮小とは
小鼻縮小は小鼻を切開、縫合することで小鼻を小さくする美容整形です。
小鼻の幅を狭くしたり、鼻の穴を目立ちにくくする効果が期待できるため、小鼻が張り出しているあぐら鼻が改善されたり、上品な鼻になることが可能です。
小鼻縮小の手術方法
小鼻縮小の手術には複数のやり方があります。
こちらでは多くの美容外科で実施されている方法についてご説明します。
内側法
鼻腔底の外側から内側にかけて切開し、皮膚や皮下組織を一部切除する方法です。
切開、縫合するのが鼻腔に近い部分なので、手術後傷跡が目立たないというメリットがあります。
ちなみに東京シンデレラ美容外科では、内側法に締め付け縫合という縫合を組み合わせた「内側法+締め付け法」という方法が縫合されています。
締め付け縫合を行うことによって、切り取った組織が後戻りするのを防ぐ効果が見込めます。
外側法
小鼻の外側を切開し組織の一部を三日月型に切り取って縫合する手術です。
また東京シンデレラ美容外科では、より広い範囲の組織を切除して小鼻の出っ張りを抑える「内側+外側法」が実施されるケースもあります。
FLAP(フラップ)法
鼻腔底の近くの皮膚を切り取ってフラップを形成します。
そのフラップを鼻柱基部の皮下に作ったトンネルに引っ張り込むことで小鼻の幅を狭くします。
ちなみにこのFLAP法では切り取るのは皮膚のみで、皮膚の下の軟部組織は残されます。
鼻腔内切開
クリニックによっては鼻腔内切開と呼ばれる手術が実施されている場合があります。
内側法では切開範囲が若干鼻腔の外側に及ぶのに対し、鼻腔内切開は鼻腔底を切開し縫い合わせる方法です。
鼻腔の内部のみを切開する方法なので傷口が目立ちません。
ボツリヌストキシン注射
ボツリヌストキシン注射は筋肉を弛緩させる働きがある薬剤で、この働きをいかして肩こりの緩和や就寝中の歯ぎしり防止のためにボツリヌストキシン注射が実施されることがあります。
そんな中、美容外科においては目元の表情ジワを薄くしたり脚痩せ効果を出したりするためにボツリヌストキシン注射で筋肉をゆるめる場合があります。
そして小鼻縮小においてもボツリヌストキシン注射が活用される場合があります。
ボツリヌストキシン注射が鼻の周辺の筋肉に働きかけると、小鼻や鼻の穴が横に広がるのを抑える効果が期待できます。
なお過去にボツリヌストキシン注射でアレルギー症状を起こしたことのある方や妊娠中、授乳中の方、また筋肉の病気にかかっている方は医師にあらかじめ相談することをおすすめします。
また現在使用している薬がある場合も注意が必要です。
ボトックス注射の薬剤によって服用している薬の働きが弱まってしまう恐れがあるので、何らかの薬を使用している方は必ずその薬について医師に伝えてください。
場合によってはボツリヌストキシン注射を控えたり手術時期をずらしたりする可能性があります。
小鼻縮小がおすすめできない方
妊娠中、授乳中の方には小鼻縮小の手術を受けることはおすすめできません。
手術を実施する場合は麻酔薬を注射するのに加え、手術後には腫れを抑える抗生物質を服用する場合があります。
これらの薬剤が赤ちゃんに影響を与えないとは言い切れません。
そのため妊娠している方あるいは妊娠の可能性がある方、授乳中の方は小鼻縮小の手術時期について慎重に検討しましょう。
また、元々の鼻の状態によって小鼻縮小が推奨できないケースもあります。
例えば「小鼻が広がっている」という悩みを抱えている方の中にも小鼻そのものの幅が広い場合や鼻が低いことで小鼻が広がって見える場合があります。
鼻そのものが低いことで小鼻の幅が広くなっている場合は、鼻の先を高くしたり長くしたりする鼻中隔延長術など別の手術が提案される場合があります。
小鼻縮小で後悔しないためのポイント
顔のパーツはご本人の印象に大きく影響します。
勇気を出して美容整形を受けるのであれば、技術の高い医師にしっかりと自分の希望を伝えて手術に臨むのが理想的です。
さてこちらでは、小鼻縮小の手術後後悔しないための美容クリニック選びや、手術後の過ごし方に関する注意点についてお伝えします。
実績のある美容クリニックで小鼻縮小を受ける
満足のいく仕上がりにするためには、必ず小鼻縮小の実績を積んでいる美容クリニックを選びましょう。
鼻の美容整形を多く経験している医師であれば小鼻と鼻筋、鼻尖のバランスや顔全体のバランスを考慮しながら手術をしてくれる可能性が高いです。
また、美容クリニックの中には在籍している医師の実績をウェブサイトに掲載している所も多いです。
そのため気になる美容クリニックがあったらウェブサイトをチェックしてみましょう。
カウンセリングで自分の希望をしっかり伝える
医師とのカウンセリングでは現在どのようなことで悩んでいるか、鼻をどのようなデザインに変えたいかなどを詳細に伝えましょう。
医師に悩みや希望の仕上がりについて具体的に伝えることで手術後理想的な仕上がりになる可能性が高くなります。
なおカウンセリングにあまりじっくり時間をかけてくれない、早急な手術をやたら強くすすめられるなどの対応がみられる場合は他の美容クリニックでの整形を検討した方が安心です。
そうした美容クリニックでは手術においてもアフターケアなどにおいてもあまりクオリティーの高いケアがなされていない傾向にあるためです。
安心できる状態で手術を受けるには、お客様の話を親身に聞き質問にも細かく答えてくれる医師がいる美容クリニックを選びましょう。
大きな変化を希望しない
小鼻の幅を極端に狭くするとかえって不自然な仕上がりになってしまう恐れがあります。
例えば小鼻のふくらみをなくしたいからと大幅に組織を切除することを望む方もおられますが、広い範囲で小鼻を切り取ると小鼻の丸みがなくなり不自然に細長い鼻になってしまいます。
少しの変化でも顔の印象に変化が生まれる可能性はあるので、過度な変化を希望しないことが推奨できます。
患部を刺激しない
手術後は傷口が開いたり糸が切れたりするのを避けるため、少なくともダウンタイムが終わるまでは患部を刺激しないようにして過ごしましょう。
例えば鼻をかむ時に手で強く押さえたり、鼻を強くこすったりするのは控えるのが望ましいです。
またメイクも抜糸が終わるまではできないので、外出をする場合は鼻まわりを避けてファンデーションなどを塗りましょう。
ちなみに洗顔に関しては手術の当日から可能ですが、鼻をこするのは避けてください。
また鼻やその周辺を濡らさないようにしましょう。
手術後は激しいスポーツを避ける
体を動かして血流が良くなると、手術後の腫れが大きくなりダウンタイムが長引く可能性が高まります。
そのためダウンタイムが終わるまでは激しいスポーツを避けるのが望ましいです。
そして同じく血行促進を防ぐ目的でアルコール類の摂取やバスタブにつかる入浴を控えることも推奨できます。
小鼻縮小なら東京シンデレラ美容外科へ
東京シンデレラ美容外科では、小鼻縮小の美容整形を多く行っております。
小鼻縮小の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
Doctor 本ページの監修医師
吉原 伯(よしはら のり) NORI YOSHIHARA
美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- サーマクール認定医
- ベイザー脂肪吸引認定医
- 日本救急医学会ICLSコース取得
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本美容皮膚科学会正会員
■ 略歴
-
神戸大学医学部医学科卒業
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
(麻酔科、皮膚科、形成外科) - 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
- 湘南美容クリニック大宮院院長就任
- 早稲田大学大学院卒 MBA修了
-
湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
SBCメディカルグループ統括院長補佐就任 - SBCメディカルグループ代表補佐就任
- 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
- 医療法人社団東新会理事長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
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