小鼻を小さくする方法や自力で鼻の穴と鼻を整える方法を医師が解説
この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 13 分です。
小鼻の大きさは顔の印象を左右する重要なポイントです。小鼻のサイズや形にコンプレックスを抱えている方も多いですよね。そこで今回は、小鼻を自力で小さくする方法を解説していきます。毎日の習慣として取り入れたいマッサージやトレーニング、小鼻をすっきり見せることができるメイクのほか、小鼻を小さくできるアイテムもあわせてご紹介します。小鼻の大きさや形にお悩みの方は是非参考にしてみてください。
この症例写真は、鼻プロテーゼと斜鼻修正とわし鼻修正と鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長と小鼻縮小内側法をの手術を受けた手術前と1か月後の症例写真になります。
小鼻が大きくなる原因
小鼻を小さくする方法についてお伝えする前に、まずは何故小鼻が大きくなってしまうのか。その原因についてご紹介していきます。小鼻が大きくなる原因は主に以下の4つです。
- 生まれつき
- 骨格の歪み
- 加齢
- 鼻を触る癖
それぞれについて詳しくみていきましょう。
生まれつき
小鼻の大きさは、多くの場合、生まれつきの形状に大きく影響を受けています。これは遺伝的な要素が大きく関わっており、親や親族の鼻の形状が反映されることが一般的です。また、新生児期や乳幼児期に受けた影響が形状に残ることもあります。このため、自分の小鼻の形状や大きさが気になる場合でも、ある程度まで遺伝や生まれつきの要素が関与していることを理解することが重要です。
骨格の歪み
鼻の形状は、骨格の構造に大きく依存します。特に、顔の骨格が歪んでいる場合、それが鼻や小鼻に影響を及ぼすことがあります。例えば、事故や怪我による骨格の歪み、そして上記でもご紹介したような生まれつきの骨格の形状などです。また、成長過程で骨格が不均等に発達すると、その結果として小鼻が大きく見えることもあります。
加齢
人間の体は年齢とともに自然に変化します。その一部として、皮膚の弾力が失われたり、筋肉が衰えたりすることで、顔の形状や特徴が変化します。特に、鼻はその影響を大きく受ける部分です。
特に東洋人の場合、年齢を重ねると鼻筋が低くなりやすく、それに伴い小鼻が横に広がりやすくなります。小鼻以外の鼻の部位も肥大化する傾向にあり、人によっては鼻が悪目立ちしてしまうことがあります。
鼻を触る癖
何気なく行ってしまう鼻を触る行為が、実は小鼻を大きくする原因になることがあります。ストレスや無意識のうちに鼻を触る癖がある人は、その動作により小鼻が徐々に広がる可能性があるのです。
特に、強く鼻をこすったり、引っ張ったりすると、皮膚が伸びたり、鼻の筋肉が発達してしまうことがあります。
鼻炎や花粉症などで鼻に詰め物をよくする方も注意が必要です。小鼻の皮膚は非常に柔らかく伸びやすい性質があります。詰め物をすることで内側から鼻の穴が大きくなってしまう可能性があります。
また、最近は手で鼻を触るだけでなく、マスクが鼻にこすれることで刺激になってしまうこともあります。マスクのサイズが小さいと鼻が強く押されてしまい血行不良になることもあります。マスクで鼻呼吸しにくいことから口呼吸が中心になり、小鼻周辺の筋肉の衰えを促進してしまうことも懸念されています。
自力で小鼻を小さくする方法
上記のような原因で大きくなってしまった小鼻ですが、自力で小さくするためには以下のような方法があります。
- 小鼻マッサージ
- 小鼻トレーニング
- 小鼻縮小メイク
- 小鼻を小さくするアイテム
それぞれについて詳しくご紹介します。
小鼻マッサージ
マッサージは小鼻のむくみを解消したり、血行を促進する効果があります。小鼻の大きさはもちろん、団子鼻の改善にも効果が期待できます。
マッサージする前はクリームを塗って摩擦を減らし、必ず手を洗って清潔な状態で鼻に触るようにしましょう。
①くるくるマッサージ
1,人差し指と中指で小鼻をやさしく挟む
2,指の腹を使って小鼻をくるくると円を描くように揉む
3,小鼻が温かくなってきたら最後に鼻全体を指の腹で上下にさする
②リンパ流しマッサージ
1,小鼻の横にあるくぼみを人差し指を使って約3秒やさしく押す
2,小鼻の外側(鼻翼)を上下にさすってほぐす
3,中指と薬指で小鼻から鼻筋を通り、目頭の方まで移動させながら揉む
4,目頭から眉頭、眉頭から顔の外側に向かって眉尻、こめかみ、そして耳、首、鎖骨まで老廃物をリンパに沿って流す
小鼻トレーニング
小鼻周りの筋肉を動かしてトレーニングすることで、小鼻の脂肪が減りすっきりとさせることができます。こちらもトレーニングする前は手をきれいに洗ってから、清潔にして肌に触れるようにしましょう。鏡を見ながら行うと、筋肉の動きがわかって効率よくトレーニングできます。
①小鼻持ち上げトレーニング
1,人差し指で小鼻を両側から挟む
2,小鼻を持ち上げながら息を吸い、小鼻がすぼんだ状態で数秒キープする
3,これを10回ほど繰り返して行う
②え・お・え・おトレーニング
1,親指と人差し指で鼻をつまみ、鼻を下に下げる
2,反対側の手で抑えるように上から鼻をつまむ
3,その状態で小鼻を少し膨らませながら「え・お・え・お」と口を動かす
小鼻縮小メイク
メイクを工夫することで小鼻を小さく見せることもできます。小鼻縮小メイクで重要なのは、以下の4つのステップです。
- ベース
- シェーディング
- ハイライト
- ブレンディング
自然に小鼻を小さく見せるために気をつけたいポイントを交えながら、それぞれのステップについて詳しくみていきましょう。
ベース
まずは、清潔な肌にファンデーションやBBクリームを塗ります。これにより肌の色を均一にし、メイクのベースを作ります。毛穴の凹凸もしっかりカバーしなめらかな状態にしておくことで、この後に行うシェーディングやハイライトをよりきれいに乗せることができます。
シェーディング
次に、シェーディングをし、鼻の両側に影を入れます。シェーディングを小鼻の両側に塗り、小鼻が細く見えるように影を作るのがポイントで、このとき鼻全体が暗く見えないように、細く長く塗るようにしましょう。濃くなりすぎないように少しずつ重ねて乗せるのがおすすめです。
ハイライト
ハイライトを鼻の先端と鼻筋に塗ることで、鼻全体が高く見え、小鼻が目立たなくなります。ハイライトは鼻全体に均一に塗らず、特に鼻筋に沿って薄く塗ることがポイントです。
ブレンディング
最後にブラシやスポンジを使ってシェーディングとハイライトをブレンディングし、馴染ませます。鼻は立体感が重要なパーツなので、さまざまな角度から鏡で仕上がりをチェックし、必要に応じてシェーディングとハイライトを足してください。
小鼻を小さくするアイテム
自力で小鼻を小さくするための効果的なアイテムも市販されています。有名なのはノーズクリップと鼻プチの2つです。それぞれの使い方や注意点についてみていきましょう。
ノーズクリップ
これは、鼻の形状を整えるために用いられるプラスチックやシリコン製のクリップで、鼻の外側から圧力を加えることで小鼻を引き締めます。使用方法はとても簡単で、ノーズクリップを小鼻に装着して、一定時間(通常は5〜20分)放置するだけです。これにより、鼻の形状が徐々に整えられ、小鼻が細くなる可能性があります。
ノーズクリップは1日1〜2回程度の使用が推奨されています。あまり長時間ノーズクリップをつけていると肌や鼻の骨に影響にダメージを与えてしまうことがあります。
鼻プチ
鼻プチとは、鼻の穴の中に入れる小さなシリコン製のアイテムで、鼻の形状を整え、特に小鼻の大きさを調整するのに使用されます。鼻プチを使用すると、鼻の穴が引き締まり、結果的に小鼻全体が縮小します。鼻を高く見せたいときや、鼻が横に広がっているのをカバーしたいときに便利なアイテムです。
鼻プチは鼻の中に入れるため、入れ方によっては鼻の内部を傷つけてしまうことがあります。また、サイズの合わない鼻プチを使用すると不自然に見えたり、むしろ小鼻が大きく見えてしまうこともあるので、使用方法やサイズはしっかり確認するようにしましょう。
自力で改善しない時は美容整形がおすすめ
自力でのケアやマッサージ、メイク、小鼻縮小アイテムの使用により一定の改善が見られることが多いですが、それでも自分の鼻に満足できない、または小鼻の大きさにコンプレックスを感じ続ける場合は、美容整形も視野に入れてみましょう。
ここからは小鼻縮小に効果的な美容整形についてご紹介していきます。
小鼻縮小術とは
小鼻の皮膚や軟骨の一部を切除し、小鼻の大きさを調整するこの手術は、自力での改善が難しい骨格や生まれつきの形状に対する効果的な解決策とされています。
小鼻縮小術が特におすすめなのは以下のような方です。
- 鼻の穴が大きい
- 鼻が横に広がっている
- 笑った時に鼻が膨らむ
また、小鼻縮小術は鼻を高くする手術など、他の鼻整形と並行して行うこともあります。
小鼻縮小術の種類
小鼻縮小術とひとことに言っても、切り方と縫合の仕方により仕上がりが異なります。お悩みやなりたい小鼻のイメージ、元々の小鼻の形にあわせて以下の4つの方法から自分にあった小鼻縮小術を選ぶことができます。
- 内側法
- 内側法+締め付け法
- 内外側法
- FLAP法
それぞれについて簡単にご紹介していきます。
内側法
鼻腔内側を切開し、鼻の穴と小鼻の広がりを調節する方法です。鼻腔内である鼻腔底を縫合するので、傷跡が目立ちにくいのが大きな特徴です。
内側法+締め付け法
鼻腔底の内側を縫合する小鼻縮小術です。締め付け縫合という方法で縫い合わせるため、後戻りがしにくく、高い小鼻縮小効果が期待できます。こちらも切開と縫合は鼻の内側なので傷跡が目立ちにくいです。
内外側法
鼻翼の付け根(外側)から切開し、縫合する方法です。鼻翼を大幅にカットできるため大きな変化を実感できる手術法で、特に鼻翼の皮膚の厚みが気になる方に向いています。切開部分が大きいため、傷跡の改善に少し時間がかかるのがデメリットです。
FLAP法
皮膚のみを切除して、軟部組織を左右で縫い合わせる方法です。鼻の中にトンネルを作り、糸を通して左右から中心に引き込むように縫合します。自然な仕上がりでありながら後戻りしにくいのが大きな特徴です。
小鼻縮小なら東京シンデレラ美容外科へ
東京シンデレラ美容外科では、小鼻縮小の美容整形を多く行っております。
小鼻縮小の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
Doctor 本ページの監修医師
吉原 伯 NORI YOSHIHARA
美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- サーマクール認定医
- ベイザー脂肪吸引認定医
- 日本救急医学会ICLSコース取得
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本美容皮膚科学会正会員
■ 略歴
-
神戸大学医学部医学科卒業
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
(麻酔科、皮膚科、形成外科) - 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
- 湘南美容クリニック大宮院院長就任
- 早稲田大学大学院卒 MBA修了
-
湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
SBCメディカルグループ統括院長補佐就任 - SBCメディカルグループ代表補佐就任
- 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
- 医療法人社団東新会理事長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
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