鼻中隔延長のダウンタイム中の過ごし方、準備しておくと良いものを解説
この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 11 分です。
鼻中隔延長のダウンタイム期間は個人差がありますが、基本的には約1~2週間程度で腫れなどの症状が徐々に落ち着いていきます。
ただし、過ごし方を誤ってしまうとダウンタイム期間が長引く可能性がありますので注意が必要です。
こちらでは鼻中隔延長のダウンタイム中の過ごし方や、準備しておくと良いものについてご紹介致します。
この症例写真は、シリコンプロテーゼと鼻尖形成3D法と軟骨移植と鼻中隔延長と小鼻縮小の手術前と1ヶ月後の症例写真です。
鼻中隔延長のダウンタイム中の過ごし方について
洗顔・シャワー
洗顔はギプスを外すまでお控え頂いていますが、患部に触れない短時間のシャワーであれば翌日より可能です。
洗髪時はシャンプーの泡が鼻周りに付着しないよう十分にご注意下さい。
メイク
メイクは手術より3日目以降から可能です。ただし、濃いメイクをするとクレンジングをする際、患部に負担がかかりやすいので無添加タイプの石鹸やぬるま湯でも落としやすい、ナチュラルなメイクを心がけるようにして下さい。
食事
鼻中隔延長の手術後、特に食事内容に制限はありませんが、塩辛い食べ物や香辛料を使った辛い料理は腫れやむくみが生じやすくなります。
また、硬いものを食べることで咀嚼回数が増えるため、鼻に負担がかかることがあります。術後はできるだけマイルドな味付けで、柔らかい食感の料理が望ましいです。
飲酒や運動、サウナはNG
飲酒や激しい運動、サウナなどは血流が良くなることによって赤みや腫れ等の炎症を引き起こし、ダウンタイムが長引いてしまうため鼻の組織が安定するまでお控え下さい。
喫煙を避ける
タバコを吸うと血管が収縮し、傷の修復に必要な栄養素が身体に行き届きにくくなります。ダウンタイムを早く終わらせるためにも術前術後の禁煙を推奨致します。
鼻を刺激しないこと
手術から約1カ月程度は鼻を刺激する行為は控え、安静を第一にお過ごし下さい。具体的には下記のような行為が当てはまります。
- ごしごしと擦るように洗顔する
- 鼻を強くかむ
- ピーリング
- フェイスマッサージ
鼻中隔延長のダウンタイム中にあると良いもの
深めの帽子やマスク
手術から3日目まではメイクをすることができませんし、固定をつけているので、周りからもバレやすいです。出かける際、顔周りを隠せる深めの帽子やマスクがあると良いです。
また、耳軟骨を採取した方がマスクを着用する場合、マスクバンド等のアイテムを取り入れることで耳に紐をかけずに済むため、傷口への負担を軽減することに繋がります。
ネックピロー
術後2週間程度は患部が不安定な状態になっているため、うつ伏せの状態で睡眠を取ると傷口が開いたり、鼻の形に歪みが生じてしまう可能性が考えられます。
就寝する際はネックピローを使って頭部を固定することで、うつぶせ寝になることを防げるので安心です。
また、心臓よりも鼻が高い位置にくるようにし、仰向けの状態で寝ると鼻に血液が集まりにくくなることから、むくみや腫れを抑えることに繋がります。
ドライシャンプー
シャンプーそのものは鼻周りを濡らさなければ、手術の翌日より可能ですが、万が一濡れてしまうことが心配な方は水を使わずに洗髪できるドライシャンプー等のアイテムを準備しておくと安心です。
拭き取り洗顔シート
洗顔はギプスを外す3日目まで控えて頂いております。ただし、鼻以外のおでこや頬のベタつきが気になる場合は、拭き取りタイプの洗顔シートをご使用いただくのがおすすめです。
リップクリーム
ダウンタイム中、ギプスを装着している間は鼻呼吸がしづらい状態が続き、口呼吸をする頻度が増えることから唇が乾燥しやすくなりますので、リップクリームを常備しておくことをおすすめします。
ストロー
鼻中隔延長を含む、鼻整形術で意外と見落としがちなのが、飲み物を飲む際にペットボトルやコップが鼻に当たってしまうことです。
水分補給をする際はストローを活用するようにすると外部からの圧力・衝撃を避けることができます。
使い捨てタイプのストローでも構いませんが、最近では水や洗剤を使って洗えば繰り返し使用できて、持ち運びしやすいケース付きのマイストロー等もありますので、そのようなアイテムがあると大変便利です。
【Q&A】鼻中隔延長のダウンタイムに関する不安&疑問を解消!
鼻中間延長の手術後、仕事はいつから復帰できる?
デスクワーク等のお仕事であれば、2~3日目頃から復帰することができますが、ギプスを外した直後(術後3日目以降)も周囲の人が見てわかるくらい腫れる可能性もありますので、しばらくの間はマスクでカモフラージュしたり、腫れが落ち着いてくる1週間後のタイミングで復帰されることをおすすめします。
花粉症やアレルギー性鼻炎でも手術は受けられる?
花粉症やアレルギー性鼻炎の方でも鼻中隔延長の手術を受けることはできますが、術後は鼻の通りが悪くなる可能性があるため、最小限の固定箇所で軟骨を移植したり、できるだけ薄い軟骨を選ぶ必要があります。
また、手術から1週間程度は鼻をかむことができませんので、花粉が多い場所に近づかない・内服薬で症状を抑える等の対策を行うようにして下さい。
ダウンタイム中は加熱式タバコの喫煙もNG?
前述のとおり、喫煙は傷の治りを遅らせてダウンタイムを長引かせる原因となる他、感染症や拘縮などを引き起こすリスクが考えられます。
加熱式タバコは紙巻きタバコに比べると有害成分が少ないと謳われている製品もありますが、美しい仕上がりを叶えるためにも傷口が塞がるまで喫煙をお控え下さい。
ダウンタイムがない鼻中隔延長術はある?
ダウンタイムが全くないと断定することはできませんが、ヒアルロン酸注射によって鼻中隔を伸ばす術式であればダウンタイムがほとんどなく、万が一腫れが生じても数日程度で落ち着きます。
また、当日からメイクが可能なので仕事が休めない方や周りに施術を受けたことについて気付かれたく無い方も気軽にお受けいただくことができます。
ただし、効果は一時的なものになりますので、定期的に施術を受ける必要があります。
鼻中隔延長をバレにくくするコツについて
鼻中隔延長は自家組織を移植するため、鼻を触られたとしても違和感がなく、気付かれることはまずありません。
ただし、顔全体のバランスを考えずに手術を受けると不自然に見えてしまい、“整形っぽい”と感じる印象に仕上がる可能性も考えられます。
鼻中隔延長でバレないためには、下記のような点をおさえておくことをおすすめします。
適度な長さに延長する
西洋人のようにシャープな鼻の形は多くの方の憧れかと思いますが、過度に鼻先の高さ・長さを出そうとすると、軟骨が浮き出る可能性がある他、変化率が大きければ大きいほど、美容整形がバレやすくなります。
周りの方に気付かれずに手術を受けたい、という想いが強い方は、変化率を抑えた美容整形を行うことがおすすめです。
医師のアドバイスをしっかり聞く
多くの医師はお客様の要望を超える、手術法を提案することが可能です。まずは希望や理想を伝えるようにし、その上でご自身のイメージとは違う提案だとしてもしっかりと医師のアドバイスに耳を傾けるようにしてみて下さい。
できることや、控えるべきこと、あらゆる観点から話し合うことで、周りの方にバレにくい、ナチュラルで美しい鼻の形を形成することに繋がっていきます。
技術力が高く、ご自身と相性の良い医師を選ぶ
鼻中隔延長でごく自然な仕上がりを叶えるには、鼻中隔軟骨や耳軟骨軟骨を移植していく高度な技術力と美的センスが重要になります。
鼻中隔延長の手術を受ける際は症例数が多く、経験豊かな医師が在籍するクリニックと契約することを推奨致します。
また、医師とお客様自身の相性というものも大切です。
カウンセリングに時間をかけており、不安な点や要望を伝えやすい雰囲気で尚且つお客様自身にとってベストな手術法を提案できる医師を選ぶようにすると良いです。
手術を受ける前からメイク法を変えておく
周りにはバレたくないけど、大きな変化を出したいと考えている方は鼻中隔延長の手術を受ける前から、ノーズシャドウやハイライトなどを使用し、鼻先が高く見えるようなメイク法を取り入れておくことで、手術前後の外見の変化率を抑えられるため、実際に鼻の形が変わった術後も気づかれにくくなります。
まとめ
鼻中隔延長は耳や鼻から採取した軟骨を移植するため、アレルギー反応が起こりにくく、角度や高さを細かく微調整できることも人気の理由の一つです。
当院では鼻中隔延長を含む、鼻整形術のダウンタイムを最小限に抑えるMD(ミニマムダウンタイム)式を採用しており、こちらの術式は吉原院長が開発したものです。
鼻中隔延長の手術にご興味があり、術後のダウンタイムを極力短くしたいと考えている方は是非お気軽にご相談下さい。
Doctor 本ページの監修医師
吉原 伯 NORI YOSHIHARA
美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- サーマクール認定医
- ベイザー脂肪吸引認定医
- 日本救急医学会ICLSコース取得
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本美容皮膚科学会正会員
■ 略歴
-
神戸大学医学部医学科卒業
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
(麻酔科、皮膚科、形成外科) - 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
- 湘南美容クリニック大宮院院長就任
- 早稲田大学大学院卒 MBA修了
-
湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
SBCメディカルグループ統括院長補佐就任 - SBCメディカルグループ代表補佐就任
- 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
- 医療法人社団東新会理事長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。