鼻先が高い女性

鼻尖形成は後戻りするかどうか医師が解説

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CASE 症例情報

鼻尖形成は鼻先を細くし、鼻の形を整える美容整形です。
鼻先の低さ、団子鼻などの解消に効果的で鼻整形の中でも人気のあるメニューです。
そんな鼻尖形成ですが、時間の経過とともに鼻が元に戻ってしまうという噂を聞き、美容整形に踏み切れないという方も多いかと思います。
そこで今回は鼻尖形成の後戻りについて詳しくご紹介していきます。
結論からいうと鼻尖形成は切開する方法で正しく手術すれば後戻りは起こりません。
後戻りしてしまう原因や後戻りしてしまったときの対処法、後戻りしにくい手術方法などを解説していきます。
鼻尖形成に興味がある、検討しているという方は是非参考にしてみてください。

鼻尖形成・鼻尖形成3D

鼻尖形成とは

鼻尖形成は鼻先を細く整える美容整形です。
大鼻翼軟骨という鼻の軟骨を中央に引き寄せて縫合し、鼻先をシャープにします。
団子鼻など鼻の丸みや鼻先の低さにお悩みの方に人気がある鼻整形の一つです。
鼻先を細くシャープにすることができるため、鼻自体の大きさは変えずに、自然に整った鼻を作る事が可能です。
鼻全体をすべて整形しなくてもバランスの整った鼻に見せることができるのです。
鼻尖形成は鼻先だけの手術のため体への負担も少なく、ダウンタイムも短いのが魅力です。
またマスクで隠すこともできるので、周りにもバレにくいのが特徴です。
仕上がりも自然で自分の鼻を活かしながら理想の形を作っていくことができます。

シリコンプロテーゼ+鼻尖形成3D法+軟骨移植+小鼻縮小内側法+鼻柱下降術+MDS式の症例写真1

鼻尖形成の種類

鼻尖形成は切開する部位、切開の仕方によって手術が異なります。
鼻の軟骨にアプローチするための方法は、鼻の皮膚をめくって手術を行う「オープン法」と鼻の中を切開する「クローズド法」と大鼻翼軟骨を加工する「3D法」の3種類があります。
それぞれの手術方法についてご紹介していきます。

オープン法

オープン法は鼻の穴を隔てている鼻柱を横方向に切開して鼻の皮膚をめくって手術をする鼻尖形成手術です。
左右の大鼻翼軟骨が露出した状態で縫合していくため、仕上がりのイメージがしやすいのが特徴です。
微調整しながら理想の鼻先へと整えていきます。
ただ、鼻の穴と鼻柱を切開するため傷跡が少し目立ちやすいのがデメリットです。
傷跡は時間の経過とともに薄くなっていきますが、できるだけダウンタイムを短くしたいという方にはあまり向いていません。
正確で細かい部分までこだわった鼻尖形成をしたい方におすすめな手術方法です。

オープン法

クローズド法

クローズド法は鼻の穴の中を切開していく鼻尖形成手術です。鼻の穴から大鼻翼軟骨を切開し、左右の軟骨同士を引き合わせて縫合します。
クローズド法は鼻の穴の中を切開するため傷跡が目立ちにくいのが大きなメリットです。
ダウンタイムを短くしたい、周りに整形をバレたくないという方におすすめな手術方法です。
一方で、大鼻翼軟骨が見えにくい状態で手術するため細かな調整がしにくいのがクローズド法のデメリットです。人によっては鼻先の縮小効果が十分に得られないことがあります。

クローズ法

3D法

鼻尖形成3D法は、鼻を形作る力を高めるために、大鼻翼軟骨を加工します。
鼻柱および両側の鼻腔内を切開します。大鼻翼軟骨の一部を切除して軟骨自体のボリュームを抑えます。必要に応じて、鼻先の強度を上げるために、ストラットと呼ばれる鼻先の補強も行います。仮縫合を終えたら、鼻の形を整えながら、いろいろな角度から鼻の形をチェックし、整ったら縫合して固定します。
通常、鼻尖形成術だと、中の軟骨組織を縛って変化させても、厚い軟部組織や皮膚に遮られて外側から変化が見えにくくなります。また、縛って細くしても大鼻翼軟骨の構造上、鼻が上を向いたり、高さが出にくい場合があります。鼻尖形成3D法はこうしたデメリットがほぼないことが特徴です。

鼻尖形成・鼻尖形成3D

鼻尖形成は後戻りする可能性がある?後戻りの原因は?

後戻りとは美容整形を受けたにもかかわらず、元の状態に戻ってしまうことを指します。
鼻尖形成は切開しない方法や正しくない方法で手術をしていた場合、後戻りを引き起こしてしまう可能性があります。
例えば、糸を使う”切らない鼻尖形成”は徐々に元の状態に戻りやすく、永続的な効果は望めません。
反対に、先ほどご紹介した「オープン法」「クローズド法」」「3D法」のように軟骨に手を加える手術方法は後戻りの可能性が少なく、半永久的な効果を望むことができます。後戻りの可能性がある手術について詳しくご紹介していきます。

糸を使った”切らない鼻尖形成”の手術を受けた

糸を使用する”切らない鼻尖形成”とはどのような手術なのでしょうか。
切らない鼻尖形成は「鼻尖形成完全閉鎖法」などとも呼ばれる手術で、PCL(ポリカプロラクトン)を鼻先へ注射で挿入します。鼻先内部に挿入した糸を引っ張ることで、糸が軟骨様に変化し、鼻先のボリュームを自由に変えることができます。
糸を使うため、切開する必要がなく体への負担が少ないのが魅力で、ダウンタイムも切開手術と比べると短くて済みます。
気軽にできる手術方法であるためプチ整形として人気のあるメニューですが、問題も多いのです。
糸は溶ける糸を使用するため抜糸の必要はありません。
効果は11年ほどで、糸がゆるんだり、溶ける過程でその効果は徐々に薄れていきます。
効果持続期間は鼻の状態や皮膚・脂肪の厚みによって異なるため、1年より短い期間で後戻りしてしまうこともございます。溶ける過程で、自身の皮膚や軟骨に炎症を起こして、元よりも低くなることもあります。
効果には個人差があることは頭に入れておかなければなりません。
糸を使う切らない鼻尖形成で効果を持続させるためには、効果がなくなってきたタイミングで再手術が必要となりますが、何回も行うのは上記の理由から避けたほうが良いです。

正しくない方法で手術をしていた

鼻の形は人それぞれで、ひとことに団子鼻、丸い鼻、低い鼻といってもさまざまな要因があります。
その要因にあわせた手術・施術をすることでお悩みを解消し、理想的な鼻を実現できるのですが、反対にその要因にあわない手術・施術をしてしまうことで思ったような仕上がりにならないことがあります。
経験の少ない医師や技術力の足りない医師の鼻尖形成手術を受けてしまった場合、仕上がりに物足りなさを感じたり、イメージと違った鼻になってしまう可能性もあります。
鼻尖形成は1ヶ月〜3ヶ月ほど腫れが続く手術で、完成までに時間がかかります。
腫れが引いた後、変化が少ないと「後戻りしてしまった…」と感じる方も少なくないようです。

鼻尖形成・鼻尖形成3D

鼻尖形成で後戻りしてしまったときの対処法

糸による切開しない鼻尖形成をした方で、今度は半永久的な効果が欲しいという方は切開法の再手術を受けるのがおすすめです。
また、正しくない方法で手術をして、効果が十分に得られなかった方は他のクリニックで修正手術を受けるようにしましょう。
修正手術ではどのような鼻を理想としているのか、どのような手術を受けたのかしっかりと医師に伝えておくことが大切です。

鼻尖形成の手術をしているところ

鼻尖形成をしたのに後戻りしてしまった場合、再手術を受けることで理想の鼻を作る方法があります。
鼻整形を専門に行っている医師が在籍しているクリニック、実績と信頼のあるクリニックを選んでカウンセリングを受けてみましょう。東京シンデレラ美容外科では他院修正やセカンドオピニオンを積極的に受け入れています。
また、ダウンタイム中だとまだ鼻が完成していない状態なので、しばらく様子を見る必要があります。
鼻尖形成のダウンタイムでは、鼻が腫れやすくなり、鼻先が分厚く見えたり、大きく丸く見えることがあります。
腫れが引いた後と鼻の形は異なるので焦らずにまずは腫れが引くのを待ってみて、もし完成形でも仕上がりに満足が行かなかった場合は修正手術を検討してみましょう。

修正手術の注意点

修正手術は初めての手術と比べるとダウンタイムが長くなってしまう傾向があります。
一度切開した部分があったり、傷口が完全に塞がっていない部分があると、腫れや赤み、内出血などの症状が出やすくなります。
症状が落ち着くまで時間がかかる可能性があるので、お仕事や学校などがある方はダウンタイムの目安についても事前に医師に聞いておくようにしましょう。
また、修正が困難で理想の鼻先が難しい場合もあります。
修正手術でも直せる範囲には限界があります。
鼻尖形成は余分な軟骨や脂肪の除去を同時に行うこともありますが、一度除去したものはもう一度、再生させることは困難です。
さらに軟骨は力のかかり具合によって変形することがあります。
美容整形によって軟骨の形が変わってしまった場合は、修正手術を受けても思ったような仕上がりにならない可能性があります。
修正手術を受けるとなると経済的にも身体的にも大きな負担がかかります。
治療を受けてから後悔しないようにどれくらい理想に近づけることができるのか、どれくらい修正ができるのかについて事前にしっかりと確認しておきましょう。

後戻りしにくい鼻尖形成手術

先ほどご紹介したように糸を使った切らない鼻尖形成は、短期間だけ効果が持続する手術です。
お試し感覚で鼻尖形成をしたい方にはそういった手術もおすすめですが、一度の手術で後戻りを心配せずにきれいな鼻を作りたいという方も多いかと思います。
では、後戻りのリスクを減らすためにはどうすれば良いのでしょうか。
後戻りしにくい鼻尖形成の方法についてご紹介します。

038_鼻尖形成3D+軟骨移植+鼻柱下降+小鼻縮小内側法

3D法で手術を受ける

オープン法やクローズド法でも十分後戻りのリスクは低いですが、より鼻の形を作る力を高めるのであれば先ほどご紹介した鼻翼軟骨を切除し、加工する「鼻尖形成3D法」という手術がおすすめです。
鼻尖形成3D法では鼻柱と鼻腔を切開し、大鼻翼軟骨の一部を切除していきます。
軟骨自体を加工することでより鼻先をシャープに整えることができます。
この方法は脂肪や皮膚の厚みだけでなく軟骨自体の厚みが団子鼻など丸みのある鼻、低い鼻の原因になっている方に効果的な手術です。
オープン法やクローズド法では鼻が上に向いてしまったり高さが出ない場合にも有効な美容整形です。

鼻尖形成・鼻尖形成3D

他の鼻整形を組み合わせる

鼻尖形成は鼻先だけを整える整形手術です。
鼻先だけで十分印象が変わったり、理想の鼻に近づける方もいらっしゃいますが、鼻の状態や好みによっては変化が感じづらかったり、失敗したと感じる方もいらっしゃいます。
そういった場合は、鼻尖形成だけでなく他の鼻整形を組み合わせるのがおすすめです。
例えば以下のような鼻整形です。
・耳軟骨移植(鼻尖部軟骨移植)
・小鼻縮小(鼻翼縮小)
・シリコンプロテーゼ
それぞれの手術について簡単にご紹介します。

耳軟骨移植(鼻尖部軟骨移植)

耳軟骨移植(鼻尖部軟骨移植)は名前の通り、耳の軟骨を移植し、鼻先を整える美容整形です。
軟骨をプラスすることで鼻を細く高く見せることができます。
鼻尖形成と併用して行うことで、鼻先をよりツンと美しくすることが可能です。

耳軟骨移植

小鼻縮小(鼻翼縮小)

小鼻縮小(鼻翼縮小)は小鼻の皮膚を切除し鼻の穴を小さく整える手術です。
団子鼻は鼻の穴が目立ちやすく、小鼻の皮膚が分厚い傾向にあります。
鼻尖形成とあわせて行うことで鼻先がシャープに小さくなり、より洗練された鼻を作ることができます。
どちらかだけをするとバランスが悪くなってしまうという場合にも同時手術をおすすめしています。

小鼻縮小

シリコンプロテーゼ

シリコンプロテーゼはシリコンでできた人工軟骨を挿入する鼻整形です。
鼻に高さを出し、鼻筋を出せるため、鼻全体をきれいに整えることができます。
鼻尖形成は鼻先だけの手術なので、人によっては鼻が上を向いたように見えてしまうことがあります。
シリコンで鼻筋から高さを出すことで馴染みが良くなる効果があります。

鼻プロテーゼ

鼻尖形成なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、鼻尖形成の美容整形を多く行っております。
鼻尖形成の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

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鼻尖形成・鼻尖形成3D

Doctor 本ページの監修医師

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■ 資格

■ 略歴

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

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