顔のリフトアップの美容整形を医師がわかりやすく解説
この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 13 分です。
老け顔の原因になるたるみ、年齢のせいだと諦めていませんか?
しかし、顔のたるみは年齢だけのせいだとは限らず、生活の中に原因が隠されていることもあるのです。
こちらのコラムでは、顔にたるみが生じる理由や、たるみを改善できるリフトアップ手術の種類についてご紹介しています。
顔のリフトアップを実現させるには
顔のリフトアップを実現させたいなら、まずは上記でご紹介した中で、ご自身の当てはまるものがないかを確認しておいてください。
また、生活習慣を改善したとしても、ひとたびたるんでしまったフェイスラインを自力で改善することは困難です。
つまり、専門的な施術が必要になるということなのです。
こちらの章では、顔のリフトアップを目指す方法をそれぞれご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
手術による顔のリフトアップ法
手術と施術は分けなくて良いと思います
手術には、メスで皮膚を切開する種類と、皮膚を切開しない種類があり、たるみが強い方は切開する種類がおすすめできます。
とはいえ、切開しない種類でもしっかりとリフトアップを実現することが可能ですので、ご自身が気になる方法での手術で検討してみると良いでしょう。
糸リフト
特殊な糸の力を借りてリフトアップを実現させる手術です。
この手術では、こめかみ付近の傷跡が目立ちにくい場所から糸を挿入し、皮下組織を引っ張り上げることでリフトアップを行えます。
また、お客様の現在の状態に合った糸を選んで挿入できるほか、たるみ度合いによって糸の本数を調節できるという特徴もあるのです。
そのため、自然なリフトアップ効果を狙えるのです。
さらに、挿入した糸の周囲ではコラーゲンが生成されますので、リフトアップだけでなくお肌のハリやツヤを取り戻したい方にもおすすめできるでしょう。
ただし、糸リフトに用いられる糸は時間の経過とともに溶けてしまいますので、半永久的な効果は期待できません。
糸リフトでリフトアップを実現させるのなら、やがて効果が消失することを踏まえた上で、検討する必要があるでしょう。
ダウンタイムはフェイスリフトよりも短く、およそ1-2週間目で目立った腫れや内出血は引きます。
この症例写真は、糸リフトの手術前、1週間後の症例写真になります。
1週間で、美しいフェイスラインになっているのがわかります。
ショッピングリフト
ショッピングリフトとは、ショッピングに出かけるように気軽に受けられる手術で、非常に細い針につけられた極細糸を皮膚内に挿入することで、糸の周りの皮下組織のコラーゲン再生を促進させ、しわを軽減してお肌の引き締めをはかる施術です。
お肌のハリ・つや、毛穴の引き締めなどの肌質改善の高い効果を見込むことができます。
なお、この方法にも溶ける糸が用いられるため、半永久的な効果は期待できませんので、状態を維持するためには定期的に受ける必要があります。ショッピングリフトはダウンタイムはほとんどないため、仕事を休めないなどの方には特におすすめできる施術です。
小顔の脂肪吸引
年齢とともに頬の脂肪が下垂してくると、それに伴い、ブルドッグラインやマリオネットラインが目立ってくることがあります。
そして、このような状態になったら、ひとまず脂肪を取り除いて様子を見るというのがおすすめできる方法なのです。
なお、浅い部分にある皮下脂肪なら脂肪吸引で対応可能ですが、皮下脂肪よりも深い部分にあるバッカルファットを取り除くためには、バッカルファット切除手術にとなります。
どの脂肪がたるみの原因になっているのかについては、実際に医師の診断を受けてみないと確認できませんので、気になる方は、ひとまずカウンセリングを受けてみる事も一つの方法です。
この症例写真は、小顔脂肪吸引とバッカルファット除去とメーラーファット除去の手術前と1か月後の経過の症例写真になります。
フェイスリフト
フェイスリフトは、皮膚を切開する種類の手術で、高いリフトアップ効果を期待できます。
この手術では、こめかみ付近の傷跡が目立ちにくい部分の皮膚を切開し、たるんでいる皮膚を切除することでリフトアップを実現させる方法です。
つまり、たるみ部分の皮膚を取り除くことで、合理的に皮膚を引っ張り上げることができる手術だということです。
フェイスリフトでは、強いたるみにも対応できるという特徴がありますので、ある程度年齢を重ねたことでたるみが目立ってきた方には、特におすすめできる手術だといえるでしょう。
ただし、フェイスリフトはダウンタイムがやや長いため、仕事をお持ちの場合では、まずは仕事のスケジュールを調整する、やや長めの休みをとるなどの対策が必要になるでしょう。
施術による顔のリフトアップ法
施術とは、マシンや注射で行われるものであり、ダウンタイムがほとんどない、もしくはダウンタイムがあったとしても約1週間以内で終了するという特徴があります。
こちらも手術と施術は分けなくて良いと思います。
ハイフ(HIFU)
ハイフ(HIFU)とは高密度焦点式超音波を意味し、化粧品が浸透することのできない肌の真皮層や、脂肪層、筋膜といった皮下組織に熱エネルギーを与える施術ですので、気になるたるみやシワの原因に直接アプローチすることが可能です。
この施術の最大の特徴は、気になる部分をピンポイントに狙い撃ちできるという点にあり、ダウンタイムもほとんどありません。
また、お肌の深い部分にアプローチできるため、たるみ改善はもちろんのこと、効率良くエイジングケアを行いたい方にもおすすめできるでしょう。
ヒアルロン酸注射
頬のたるみとともに目立つことがあるほうれい線。
ほうれい線を放置していると、やがて溝が深くなって老けた印象をつくり出す原因になることがありますが、この問題はヒアルロン酸注射で解決できます。
ヒアルロン酸注射には、その場で効果を実感できるというメリットがありますので、即効性を求めたい方には特におすすめできるでしょう。
ただし、ヒアルロン酸は体内に吸収される性質があるため、半永久的な効果は期待できません。
とはいえ、即効性を求められるという点においてはおすすめ度が高い施術ですので、すぐにほうれい線を無くしたいという方にとっては、受ける価値がある施術だといえます。
顔にたるみが生じる理由
顔に生じるたるみは、一概に年齢のせいだとは言い切れません。
それは、日常の生活習慣がたるみをつくり出している可能性もあるからです。
それでは、顔にたるみが生じる理由から見ていきましょう。
老廃物の停滞によるむくみ
特に塩分を過剰に摂取したり、飲み会でお酒を飲みすぎたりした翌日には、顔にたるみが生じやすくなります。
それは、塩分やアルコール成分を過剰に摂取してしまうと、血液中の塩分濃度やアルコール濃度が高まって、それを薄める目的で体内に水分を溜め込みやすい状態になるからです。
そしてその結果、顔に溜まった水分が代謝されにくい状態になって、その重みでたるみが生じやすくなるのです。
普段から塩分やアルコール成分を過剰に摂取している方は、まずはその生活習慣を改善してみてください。
それにより、たるみが改善される可能性があります。
脂肪の付きすぎによる頬の下垂
頬に多くの脂肪が付いている方は、そうでない方よりも早いタイミングでたるみが生じやすくなります。
それは、脂肪の重みで頬が下垂すると、しもぶくれのような状態になることがあるからです。
また、顔の脂肪が多い方でも、若い年代であれば極端なたるみが生じる可能性は低いのですが、年齢によって頬の脂肪が下垂してくると、ブルドッグラインが目立ってくることがあります。
特に年齢を重ねてから頬に多くの脂肪が付いてしまった方は、そうでない方よりもたるみが生じやすくなりますので、体重の増加に注意しながら生活する必要があるでしょう。
自己流マッサージによる悪影響
たるみ解消目的で行っていた自己流マッサージは、間違った方法で実践していたことでたるみをつくり出してしまう原因になることがあります。
たとえば、顔の外側にある側頭筋ほぐしや頭部全体の頭皮マッサージなら、多少なりともリフトアップ効果は期待できるでしょう。
ただし、これらのマッサージには高いリフトアップ効果は期待できませんので、たるみ予防程度に考えておく必要があります。
一方、つまんだり叩いたりするマッサージを素人が自己判断で行ってしまうと、その部分の皮膚が伸びたり、色素沈着を起こしたりと、トラブルが起こる原因になることがあるのです。
また、力を入れすぎてしまえば毛細血管が切れる原因になることがありますし、爪を立てれば頭皮を傷付けるリスクが高まるでしょう。
マッサージをしているのにたるみが改善しない、あるいはたるみが悪化したというのであれば、間違ったマッサージが原因かもしれません。
そのようなマッサージを続けていると、ますますたるみが悪化する可能性がありますので、早期に中止して、別の方法でのリフトアップを検討すると良いでしょう。
表情筋の衰え
表情筋は年齢とともに衰えるといわれていますが、若い年代の方でも、普段から無表情に近い状態で生活をしていると、表情筋が衰えるスピードが速まってたるみが生じることがあります。
そしてそうならないためには、食事の際によく噛んで筋肉に刺激を与える、エクササイズを実践するなどで対策する必要があるでしょう。
また、普段からよく笑うようにするというのも表情筋の衰え対策になり、たるみ予防対策として役立ちます。
コラーゲンの減少
コラーゲンの減少は年齢のせいだけだとお考えの方は多いようですが、実は、若い年代の方でもコラーゲンが減少し、たるみが生じやすくなることがあります。
それは、コラーゲンの生成は女性ホルモンのエストロゲンと関係があるといわれているからで、ストレスなどでエストロゲンの分泌量が減ると、それが原因となってコラーゲンの生成量もグンと減ってしまうことがあるのです。
そしてその状態で、顔に大量の脂肪が付いたり、間違ったマッサージを行ったりしてしまうと、ますますたるみが生じやすい環境が整ってしまいます。
そうならないためには、ストレスを溜め込まないのはもちろんのこと、暴飲暴食をしない、しっかりと睡眠をとるなどで対策をすることが大切です。
顔のリフトアップでお困りなら東京シンデレラ美容外科へ
東京シンデレラ美容外科では、顔のリフトアップにお勧めな施術を多く行っております。
美容整形の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。スタッフ一同心よりお待ちしております。
Doctor 本ページの監修医師
小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE
小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
■ 略歴
-
慶應義塾大学医学部医学科卒業
川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科) - 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
- 湘南美容クリニック入職
- 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
- 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
- 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
- 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
- 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。