2024年の「ほうれい線」の美容整形の最前線はどんな感じ?
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笑うと目立つほうれい線。しかし、笑顔から真顔に戻った際にほうれい線が溝のようになっていて戻らないなら、何らかの対策をする必要性が高まるでしょう。
理由は、戻らないほうれい線をそのまま放置していると、やがて深い溝として刻み込まれるリスクが高まるからです。
こちらの記事では、ほうれい線ができる原因やセルフケア方法、ほうれい線改善のおすすめ美容医療についてご紹介しています。
ほうれい線は美容医療で改善!おすすめ5選をご紹介
乾燥肌によるほうれい線ならまだしも、加齢による脂肪の下垂で目立ってきたほうれい線を改善したいとなると、一筋縄ではいきません。
それは、頬の筋トレやマッサージをしたとしても、すぐに筋肉が発達して脂肪が落ちるようなことはほぼないからです。
そして、そのようなときに役立つのが、ほうれい線改善のための美容医療なのです。
それでは早速、ほうれい線改善のためのおすすめ美容医療5選をご紹介しましょう。
糸リフト
医療用糸を頬やフェイスラインに通してほうれい線のお悩みを解消する手術です。
糸リフトに用いられる医療用糸には「コグ」と呼ばれる返しのようなものがあり、それによって皮下組織を引き上げることがリフトアップやほうれい線改善に役立つのです。
なお、糸リフトではお客様の状態を医師が確認した上で、「どの部分に糸を挿入するのか」「何本の糸を挿入するのか」について決定します。
また、お客様のご希望によって引き上げ具合を調整することができるというメリットもあるのです。
糸リフトはダウンタイムが少なく、目立った腫れや内出血が見られたとしても、2~3日程度で引き、手術後1週間が経過したあたりでほとんど目立たなくなります。
ただし、糸リフトの持続効果期間は糸の種類にもよりますが、6ヶ月〜18ヶ月程度ですので、効果が消失したタイミングでの再手術が必要になります。
そのような理由から、糸リフトを受けるなら、再手術も視野に入れて検討する必要があるでしょう。
糸リフトがおすすめなのはこんな方
糸リフトは以下の方におすすめです。
- ダウンタイムが短い美容医療を受けたい方
- 短期間でほうれい線改善効果を実感したい方
- 切らずににほうれい線を改善したい方
ハイフ
ハイフとは、高密度焦点式超音波を意味し、ほうれい線をピンポイントに狙って改善を目指せる施術です。
ハイフで放出される超音波は熱エネルギーであり、皮下組織の深い部分ある筋膜にまで到達し、収縮を起こします。
すると、熱エネルギーによって刺激を受けた筋膜周辺では急ピッチでコラーゲンが生成され、この現象によって内側からエイジングケアを行えるのです。
つまり、ほうれい線を目立たなくすることが可能な施術だということですね。
ハイフは、ほうれい線だけでなく、お肌の弾力やツヤ感が生まれる施術ですので、顔全体のエイジングケアを行いたい方にも適した施術だといえるでしょう。
また、ハイフを受けると、数日間は軽い痛み、腫れ、赤みが出ることがありますが、このような状態はおよそ1週間以内には改善します。
なお、ハイフは1回目の施術で効果を実感できる場合もありますが、ほうれい線のレベルによっては数回の施術が必要になることがあります。
ハイフがおすすめなのはこんな方
ハイフは以下の方におすすめです。
- ダウンタイムがほとんどない美容医療を受けたい方
- 内側からアプローチしてほうれい線を改善したい方
- 皮膚を傷付けることなくほうれい線を改善したい方
ショッピングリフト
美容鍼とも呼ばれる施術で、針に付いた細い糸を皮膚科に挿して、針だけを抜くというお手軽な施術で、ショッピングと同様なお手軽さから、ショッピングリフトというネーミングになったとされています。
ショッピングリフトではダウンタイムがほぼなく、施術後に少し腫れ・内出血が出る場合もありますがわずかなので、周りにバレたくない方におすすめです。
また、ショッピングリフトにはコラーゲン再生によるしわ改善効果や肌色の改善、毛穴引き締めといった効果も期待できますので、バランス良くエイジングケアを行いたい方には特におすすめできるでしょう。
ショッピングリフトの持続期間については個人差がありますが、およそ半年〜1年前後と考えておくのが妥当です。
ショッピングリフトがおすすめなのはこんな方
ショッピングリフトは以下の方におすすめです。
- ダウンタイムがほとんどない美容医療を受けたい方
- 同時に肌のハリも得たい方
- 切らずににほうれい線を改善したい方
ヒアルロン酸注入
ほうれい線部分にヒアルロン酸を注入して、溝を埋めることが可能な施術です。
ほうれい線の溝が浅い場合では、上記でご紹介したいずれかの美容整形が適している場合が多いですが、深くなってしまった溝を早期に解消したいなら、ヒアルロン酸でめる方法もおすすめです。
ヒアルロン酸はもともと人体に存在する成分であるため安全性が高く、施術時間は5分削除程度と短いのが特徴です。
ただし、ヒアルロン酸には体内に吸収される性質があるため、およそ1〜2年以内には効果が消失すると考えておかなくてはなりません。
とはいえ、ヒアルロン酸注入はダウンタイムがほとんどないというメリットがありますので、お手軽にほうれい線を解消したい方にはピッタリの施術だといえるでしょう。
なお、ヒアルロン酸注入だけではリフトアップできませんので、この点についてはあらかじめ頭に入れておいてくださいね。
ヒアルロン酸注入がおすすめなのはこんな方
ヒアルロン酸注入は以下の方におすすめです。
- ダウンタイムがほとんどない美容医療を受けたい方
- 即座にほうれい線改善効果を実感したい方
- 手術を受けずにほうれい線を改善したい方
バッカルファット除去
バッカルファットとは、頬の内側の深い層にある脂肪のことです。
この部分の脂肪を取り除く手術をバッカルファット除去と呼びます。
バッカルファットは、もともと頬の高い位置に存在する脂肪ですが、年齢とともに下垂してくると、その影響を受けてほうれい線が目立ってくることがあります。
また、バッカルファットが下垂してくると、ブルドッグラインやマリオネットラインの問題も持ち上がってきますが、早めにバッカルファット除去を受けておけば、そのような心配もなくなるのです。
バッカルファット除去がおすすめなのはこんな方
バッカルファット除去は以下の方におすすめです。
- 脂肪の下垂で目立ってきたほうれい線を改善したい方
- ほうれい線を根本的に改善したい方
- 頬のたるみが目立ってきた方
そもそも、「ほうれい線」はなぜできる?原因をご紹介
20代では目立たなかったほうれい線でも、30代、40代と年齢を重ねるごとに目立ち、放置しているとますます深い溝となって目立ってしまうことがあります。
それではまず、ほうれい線ができる原因から見ていきましょう。
加齢による皮膚のたるみ
ほうれい線が目立つ理由としてまず挙げられるのは、皮下のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の減少です。
コラーゲンにはお肌の弾力を保つ働きがありますが、コラーゲンの線維同士のジョイント役として存在しているのがエラスチンです。
また、ヒアルロン酸はコラーゲンの隙間に入り込んで保水をする役割を担っています。
つまり、ほうれい線が目立たない若々しいお肌を保つためには、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の存在が必要不可欠ということですね。
ところが、これらの成分は加齢とともに減少してしまうため、年齢を重ねれば重ねるほど、ほうれい線が目立ちやすくなるのです。
また、加齢によって頬の筋肉が衰えると、もともと頬やフェイスラインについていた脂肪を筋肉が支えきれなくなり、それによって脂肪が下垂してほうれい線が目立つこともあります。
乾燥肌
若い年代でもほうれい線が目立つ方がいますが、この場合は、乾燥肌が影響している可能性が考えられます。
乾燥肌が原因でほうれい線が目立っている場合は、保湿ケアをしっかりと続けることで、ほうれい線が目立たなくなる可能性があります。
ただし、加齢によってほうれい線が目立ってしまっている方の場合では、保湿ケアのみでのほうれい線改善は難しいと考えておく必要があるでしょう。
ほうれい線は自力で改善できるのか
年齢によるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の減少に関しては、加齢とともに誰でも起こることなので、止めることはできません。
しかし、セルフケアで対策をすれば、ある程度までは改善を目指せるのです。
それでは、自力で行えるほうれい線対策2選をご紹介しましょう。
頬の筋トレ
皮下の美容成分が減少したとしても、頬を支える筋肉が発達すれば、ほうれい線を改善できる可能性はあります。
頬の脂肪が下垂することでほうれい線が目立っている状態であったとしても、頬の脂肪を支える土台となる筋肉がしっかりと働いてくれれば、脂肪の下垂によるほうれい線改善を目指せるからです。
なお、頬の筋トレは毎日コツコツと行うことが必須ですが、すでにほうれい線が定着してしまっている方の場合では、なかなか目に見える効果を実感できないこともあります。
とはいえ、頬の筋トレは実践して損をすることはありませんので、まずは1日数分間程度、頬の筋トレにチャレンジしてみましょう。
保湿化粧品でケア
角質層には細胞間脂質が存在し、その存在によってバリア機能の形成が助けられ、すこやかなお肌を保つことができます。
つまり、細胞間脂質を一定量保つことが、乾燥肌によるほうれい線改善対策にも役立つということですね。
なお、細胞間脂質のひとつとして挙げられる成分にはセラミドがあり、この成分を配合した化粧品は数多く存在しています。
そのような理由から、乾燥肌によるほうれい線でお困りなら、ひとまずセラミド配合の化粧品でのケアを実践するという方法がおすすめです。
また、コラーゲンやヒアルロン酸、プロテオグリカン、フラーレン、プラセンタエキスなども保湿ケア成分としておすすめですので、なるべくこれらの成分を配合した化粧品でケアをしてみると良いでしょう。
ほうれい線改善なら東京シンデレラ美容外科へ
東京シンデレラ美容外科では、ほうれい線改善の美容整形を多く行っております。
ほうれい線改善の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
Doctor 本ページの監修医師
小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE
小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
■ 略歴
-
慶應義塾大学医学部医学科卒業
川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科) - 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
- 湘南美容クリニック入職
- 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
- 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
- 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
- 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
- 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
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