顎の脂肪吸引をした20代の女性のイメージ

顎の脂肪吸引のデメリットは?医師がわかりやすく解説

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顎の脂肪吸引は、スッキリとしたフェイスラインを目指すことができる美容整形手術です。気になる部分だけピンポイントで痩せることができ、効率的に小顔を目指せるのが大きな魅力です。しかし、その一方で多くの美容整形手術と同じように顎の脂肪吸引にもデメリットが存在します。
そこで今回は、顎の脂肪吸引を受ける前に知っておきたい手術のデメリットについて詳しく解説します。リスクを理解しておくことで、より理想に近い仕上がりになります。
顎の脂肪吸引以外の手術・施術もあわせてご紹介するので、顎の脂肪吸引が気になるという方は、是非参考にしてみてください。

頬と顎下と頬骨とメーラーファットとジョールファットの脂肪吸引と糸リフトとバッカルファットをした10代の女性
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

小顔脂肪吸引

顎の脂肪吸引とは

脂肪吸引というとお腹や二の腕、背中、太ももなどボディに行うイメージが強いですが、顔にも行うことができます。顎の脂肪吸引は二重顎やフェイスラインのたるみ解消に効果的で、スッキリとした小顔を作ることができます。また、顎下は年齢とともにたるみが目立ってくる部位です。このたるみを改善することで若々しい印象へと導くことができます。

小顔脂肪吸引の症例写真
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

顎の脂肪吸引の種類

脂肪吸引は使用する機器や吸引方法などによりいくつか種類があります。「小顔脂肪吸引」は従来から行われている脂肪吸引法で、カニューレと呼ばれる吸引管を用いて脂肪細胞を吸引します。脂肪をしっかりと減らせるのが魅力ですが、身体への負担がやや大きく、痛みが強く出たり、内出血が濃く残ることが多いのがデメリットです。
もう一つ、顎の脂肪吸引でよく使われるのは「アキーセル」という脂肪吸引マシンを使った方法です。アキーセルは高周期振動技術を用いた新世代のマシンで、組織や血管などへのダメージを最小限に抑えながら脂肪を吸引することができます。皮下脂肪の除去率も高く、最近はアキーセルを用いた脂肪吸引がよく選ばれています。

20代女性の小顔脂肪吸引の症例
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど

顎の脂肪吸引のデメリット

どんな美容整形手術にも良い点だけでなくデメリットもあります。手術を実際に受ける前にデメリットを知っておくことでリスクを減らすことができます。
当院ではデメリットをしっかり把握し、デメリットを可能な限り抑えて手術をしています。
顎の脂肪吸引には以下のようなデメリットがあります。

  • 施術部位が硬くなる
  • ダウンタイムがある
  • 皮膚がたるむ
  • 皮膚表面が凸凹になる
  • 傷跡が目立つ

それぞれについて詳しくみていきましょう。

施術部位が硬くなる

脂肪吸引後、もともと脂肪があったところに空洞ができるため、その空洞を埋めようと組織同士がくっつこうとします。その際に起こる皮膚が硬くなる現象を拘縮といいます。この症状は脂肪吸引後に起こる自然な現象で、術後数日から数週間後に現れ、3ヶ月〜6ヶ月ほど続きます。皮膚のつっぱりや引きつれ感があり、顔を動かしにくいなど違和感を感じることがあります。
拘縮は時間経過とともに落ち着いていきますので、残り続けてしまうという心配はありません。
東京シンデレラ美容外科では、拘縮への対応なども詳しくご説明させて頂きますので、安心してご相談下さい。

ダウンタイムがある

顎の脂肪吸引を受けた後、完全な回復までには一定の時間、いわゆる「ダウンタイム」が必要です。ダウンタイム中は腫れ、痛み、内出血などの症状が出る可能性があり、特に手術直後の数日間はこれらの症状が顕著に現れやすくなります。
ダウンタイム中は皮膚や組織が馴染んでおらず不安定な状態です。そのため合併症や感染症のリスクが高く、この期間はできるだけ刺激を与えないよう安静に過ごさなければなりません。
お仕事や学校は翌日から復帰していただけますが、力仕事などの場合は数日お休みをとることを推奨しています。

皮膚がたるむ

脂肪吸引では、脂肪の量は減らすことはできますが、皮膚はそのままのため、脂肪がなくなった後余った皮膚が垂れてしまうことがあります。これは吸引する脂肪の量が多いほど起こりやすくなります。
また、肥満体型の方や65歳以上の高齢の方は、皮膚が伸び切ってしまっていたり、皮膚の収縮力が下がっていたりするためたるみが目立ちやすくなることがあります。適切な量を吸引すること、皮膚の状態をしっかりと確認しておくことで皮膚がたるむリスクをは減らすことができます。

皮膚表面がでこぼこになる

脂肪吸引の後、皮膚の表面がでこぼこする症状が現れます。これは先ほどご紹介した皮膚のつっぱりやひきつれ感が起こる拘縮とともに現れることが多いです。そのため、拘縮による皮膚のでこぼこは時間の経過とともに少しずつ改善されていきます。
しかし、脂肪吸引のし過ぎによる皮膚のでこぼこは時間が経っても改善されず、残ってしまうことがあります。これは医師の技術不足によるもので、でこぼこを治すためには治療が必要となります。

傷跡が目立つ

顎の脂肪吸引は、多くの場合、小さな切開を伴う手術ですが、この切開部分が手術後に傷跡として残ることがあります。一般的には数ヶ月で薄くなりますが、肌の色素沈着が強い人や、瘢痕ができやすい体質の人は、傷跡が赤みを帯びたり、盛り上がった状態で長く残ることがあります。
ただ、顎の脂肪吸引は顎の裏側、正面からは見えないところから吸引を行うので他の部位の脂肪吸引と比べると傷跡は目立ちにくいです。手術後どうしても気になる場合はコンシーラーなどを塗ることで傷跡を目立ちにくくできます。

顎の脂肪吸引のメリット

顎の脂肪吸引の代表的なメリットとして挙げられるのは以下の二つです。

  • ピンポイントで痩せられる
  • リバウンドしにくい

それぞれについて詳しくご紹介します。

ピンポイントで痩せられる

脂肪吸引は、特定のエリアを集中的に脂肪を取り除くことができるため、ピンポイントでの痩身効果を実現できます。運動や食事制限などでは顔だけ痩せることは難しく、「体重は落ちたけれど顔のボリュームは変化が感じられない」、「二重顎だけを解消したい」という方も多いかと思います。脂肪吸引ではダイエットでは難しい部分痩せを叶え、より理想的な顔にしていくことができます。

リバウンドしにくい

脂肪吸引では脂肪細胞ごと吸引し、脂肪細胞自体の数を減らします。一方、ダイエットでは脂肪細胞の大きさを小さくすることはできますが、脂肪細胞の数を減らすことが難しいです。そのため脂肪吸引はリバウンドしにくく、その効果が持続しやすいのがメリットです。すっきりとしたフェイスラインを長期間維持したいという方は脂肪吸引がおすすめです。

顎の脂肪吸引はこんな方におすすめ

上記のデメリットやメリットを踏まえると、顎の脂肪吸引は以下のような方に特に向いている美容整形だといえます。

  • 顎だけピンポイントで痩せたい
  • 二重顎が気になる
  • 他の小顔整形手術やリフトアップ施術では効果が実感できなかった
  • ダイエットしたけれど顔は痩せなかった
  • リバウンドしにくい痩身法を探している

脂肪吸引は脂肪を減らしたい部分だけピンポイントで痩せられるのが一番の魅力です。脂肪細胞の数を減らすことでリバウンドのリスクを減らし、長期的な痩身効果を実感することができます。

アフターケアを適切に行ったり、技術力があり経験豊富な医師を選ぶことで、脂肪吸引のデメリットの部分もカバーすることができます。
より自然な仕上がりを目指すのであれば、頬やフェイスラインなど他の部位もあわせて脂肪吸引を行い、全体のバランスを整えるのがおすすめです。

顎の脂肪吸引はこんな方におすすめを案内する看護師

脂肪吸引以外の施術は?

脂肪吸引以外にも小顔整形やリフトアップ施術はいくつか種類があります。脂肪吸引のデメリットが気になるという方は、以下のような手術や施術を検討してみても良いかもしれません。

  • 脂肪除去
  • フェイスリフト
  • 糸リフト
  • ボツリヌストキシン注射
  • HIFU(ハイフ)

それぞれ簡単にご紹介します。

脂肪除去

脂肪除去は、皮下脂肪を取り除く脂肪吸引とは異なり、皮膚の深い部分に蓄積している脂肪にアプローチする痩身手術です。
頬骨からほうれい線近くにあるメーラーファット、頬上部のバッカルファット、口元のジョールファットなどが顔の脂肪除去で定番の部位となっています。

メーラーファット

バッカルファット

ジョールファット

フェイスリフト

フェイスリフトはたるみのある皮膚を切開し、引っ張り上げながら縫合するリフトアップ術です。一般的に切開は耳の付け根に沿って行い、たるみが気になる部分を引き上げていきます。確実なリフトアップ効果が得られるほか、たるみを切除するため半永久的な効果があるのが大きな特徴です。年齢によるたるみが気になっている方に特におすすめなリフトアップ術です。

フェイスリフト

糸リフト

糸リフトは、医療用の糸を挿入し、組織を引き上げるリフトアップ施術です。たるみやシワの改善に効果的で、きゅっと引き締まったフェイスラインを作ることができます。注射くらいの小さな穴から糸を通すため切開の必要がなく、”切らないフェイスリフト”として近年幅広い世代から注目を集めています。
糸リフトは糸による物理的引き上げ効果のほか、糸の刺激によりコラーゲンが生成されることで内側からのハリ感アップ効果も期待できます。

小顔脂肪吸引と糸リフトの症例
【リスク・副作用】傷・疼痛・腫れ・内出血・ひきつれ・神経障害・吸引部の皮膚が硬くなる・凹凸になるなど


ボツリヌストキシン注射

筋肉の働きを弱めるボツリヌストキシン製剤を注入することで、筋肉のハリや緊張を緩和できる美容施術です。小顔効果があるとして人気なのはエラボツリヌストキシン注射です。エラボツリヌストキシン注射では、咬筋と呼ばれる食べ物を噛む際に使われる大きな筋肉にアプローチします。このエラが発達することで顔の横幅が強調されてしまうため、ボツリヌストキシン注射でそのハリと緊張を和らげることで咬筋が小さくなり小顔に見せることができます。

糸リフト

HIFU(ハイフ)

超音波の力を利用し、肌を引き上げる美容施術です。肌の真皮層、脂肪層、筋膜といった深い層までアプローチし、切開や注射なしでリフトアップ効果を実感することができます。たるみの程度が強くない方や、定期的にメンテナンスしながら引き締めたい方におすすめな施術です。

HIFU(ハイフ)

顎の脂肪吸引なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、顎の脂肪吸引の美容整形を多く行っております。
顎の脂肪吸引の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

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小顔脂肪吸引

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

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