ジョールファットは脂肪溶解注射で除去できる?脂肪吸引と脂肪溶解注射の違いを解説
この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。
ジョールファットは、マリオネットライン、口元・口角のたるみ、フェイスラインのもたつきの原因となる顔の脂肪です。ジョールファットを除去することで、小顔効果、若見え効果が期待できます。
そこで今回はジョールファット除去の方法についてわかりやすくご紹介します。ジョールファットの除去に使われるのは脂肪吸引?それとも脂肪溶解注射?といった疑問にもお答えしていくので、ジョールファットの除去に興味があるという方は是非参考にしてみてください。
ジョールファットとは
そもそもジョールファットとはどこにあるのか、そしてどんな作用があるのかについて解説していきます。
ジョールファットは口元の横から口角の下にかけて位置している脂肪のことです。ジョールファットの量には個人差がありますが、顔の輪郭や遺伝的理由で、生まれつき頬の脂肪が目立ちやすいという方や、年齢とともに下がってきて目立つようになったという方がいらっしゃいます。ジョールファットは、マリオネットラインと呼ばれる唇横の溝が目立ちやすくなったり、口元・口角のたるみ、フェイスラインのもたつきを引き起こすこともあります。顔全体が下に垂れてしまったようなブルドック顔の原因の一つにもなる顔の脂肪です。
顔の脂肪は分布している位置によって名前がついています。ジョールファットと混同されやすい、メーラーファット、バッカルファットについても簡単にご紹介します。
メーラーファットとの違い
メーラーファットは頬骨からほうれい線あたりにかけて位置する脂肪のことです。チークを乗せる部分をイメージしてもらうと分かりやすいかと思います。
メーラーファットは笑った時に膨らむ部分で、メーラーファットが多過ぎたりたるんでくると以下のようなお悩みが起こりやすくなります。
- 顔が大きく見える
- 頬がたるむ
- ほうれい線が目立つ
メーラーファットもジョールファット同様にブルドック顔の原因になることもあり、加齢とともに目立ちやすくなる脂肪です。
バッカルファットとの違い
バッカルファットは頬骨の深い層にある脂肪のことです。メーラーファットより下の部分、ジョールファットの外側に位置するのですが、口の中で噛める脂肪というとイメージしやすいです。
バッカルファットは年齢とともに少しずつ下がってくる脂肪で、バッカルファットのたるみが以下のようなお悩みを引き起こします。
- マリオネットライン
- ほうれい線が目立つ
- 顔下半分がぷっくりと膨らむ
ブルドック顔の原因となるほか、老け顔の要因ともなる顔の脂肪です。
ジョールファット除去の効果
ジョールファットはさまざまな顔のお悩みの原因となる脂肪です。では、そんなジョールファットを手術で除去するには、ジョールファット除去などの専門的な美容手術(施術)が必要になります。ジョールファット除去で期待できる効果は以下の通りです。
- 老け顔改善
- ブルドック顔改善
- 小顔効果
マリオネットラインやほうれい線をジョールファット除去によって目立たなくさせることができます。年齢によるたるみを解消することで若々しい印象を与えられます。
また、ジョールファットはダイエットでは落としにくい脂肪ですので、美容医療の技術を使ってピンポイントで除去することで確実な引き締め効果を実感できます。
ジョールファット除去で脂肪溶解注射は使える?
では、ジョールファットの除去はどのように行うのでしょうか。脂肪除去というと「脂肪吸引」か「脂肪溶解注射」の2種類がありますが、ジョールファットをはじめとする深層にある顔の脂肪へは「脂肪吸引」を使用します。
脂肪吸引と脂肪溶解注射の違い
脂肪吸引とは、物理的に脂肪を直接吸引除去する手術方法です。除去する部位に小さな穴を開けて、そこにカニューレという専用の器具を挿入し脂肪を取り除きます。
一方で、脂肪溶解注射は脂肪を溶かす効果のある薬剤を注射で注入し、脂肪細胞を減少させる施術です。溶解された脂肪は老廃物とともにのちに排出されます。
脂肪吸引は脂肪細胞を直接除去するので、確実な痩身効果が実感できるのが大きな魅力ですが、手術後は腫れや赤みが出やすくダウンタイムがあり、体への負担がやや大きいのがデメリットです。
脂肪溶解注射の魅力は手軽さです。注射だけで手術が完了し、体への負担も少ないです。しかし、部位や体質によっては大きな変化が感じられない可能性もあります。
ジョールファット除去は脂肪吸引を使う
脂肪溶解注射は主に皮下脂肪にアプローチできる脂肪除去手術です。ジョールファットは皮下脂肪の下、顔の深層にある脂肪であるため脂肪吸引での除去が有効です。
また、脂肪吸引でジョールファットを除去するのには以下のような理由もあります。
- 傷が小さくて済む
- 顔やフェイスラインの脂肪吸引と同時にできる
それぞれについて解説します。
傷が小さくて済む
ジョールファットは口腔内に小さな穴を開けて、そこから吸引を行います。切開するのは注射針程度の大きさであり、口腔内(口の中)からアプローチするため、傷跡はほとんど分かりません。上記で脂肪吸引は体への負担が大きいとお伝えしましたが、ジョールファット除去は切開範囲が小さく、除去する脂肪の量もわずかです。脂肪吸引のデメリットはそこまで心配しなくてよく、脂肪溶解注射のような気軽さで受けることができます。
顔やフェイスラインの脂肪吸引と同時にできる
顔の大きさやたるみ、老け見えの原因はほとんどの場合、ジョールファット以外の脂肪も原因となって引き起こされています。そのため、ジョールファットのみではなく、その他の部位の脂肪吸引もいっしょに行うことでより確実な効果を実感することができます。
東京シンデレラ美容外科は、顔の脂肪吸引を得意としているクリニックです。アキーセルという次世代の高周波振動を使った吸引システムを使い脂肪の吸引を行います。アキーセルは効率の良い吸引ができるだけでなく、組織や血管へのダメージを最小限に抑えられるのが大きな魅力です。さらに、シンデレラ脂肪吸引というメニューでは、特注の吸引管を部位ごとに使い分けてオーダーメイドの脂肪吸引を実現しています。凹凸が出にくく、きれいな仕上がりに定評があります。
もちろん、ジョールファットだけを除去することも可能です。
脂肪溶解注射で効果がなければジョールファット除去
脂肪溶解注射は効果に個人差が出やすい手術です。また、頬や顎などに脂肪溶解注射をしたけれど思ったような変化がなかったという方は、皮下脂肪ではなくジョールファットのようなより深い場所にある脂肪が顔の大きさやたるみの原因かもしれません。
脂肪溶解注射をしたけれど効果が感じられなかった方は脂肪吸引によるジョールファット除去を検討してみるのもおすすめです。
顔の脂肪溶解注射の適応部位
顔の脂肪溶解注射の適応部位は以下の通りです。
- 顎下
- 頬
- 口角
- フェイスライン
上記で解説した通り、脂肪溶解注射は皮下脂肪の除去に効果的です。脂肪溶解注射はピンポイントで痩身できるのが大きな魅力です。顔全体ではなく「この部分のこの脂肪が気になる」といった細かいお悩みの改善にもぴったりです。
また、脂肪溶解注射は脂肪組織を萎縮させることで脂肪を除去します。脂肪組織を減らすことによりリバウンドのリスクを減らせるのも嬉しいポイントです。
一方で、年齢とともに筋力が落ち、顔のたるみが気になっているという方であれば、ジョールファットなど深層にある脂肪から改善するほうがより高い引き締め効果を実感することができます。
どの部位の脂肪をどのように除去すれば良いのか分からないという方は、一度当院のカウンセリングをお受けください。専門医がしっかりと診断させていただき、最適な方法をご提案させていただきます。
ジョールファット除去と組み合わせ可能な手術
ジョールファット除去は他の小顔整形手術と組み合わせることも可能です。
例えば以下のような手術をいっしょにすることでより高い効果を期待できます。
- 脂肪溶解注射
- メーラーファット、バッカルファット除去
- 糸リフト
- ハイフ
- エラボツリヌス注射
顎下やフェイスラインなどの皮下脂肪が気になる方は、これまでご紹介してきた脂肪溶解手術との同時手術がおすすめです。二重顎や輪郭のもたつきもいっしょに解消することで洗練された横顔を作ることができます。
また、ジョールファットのみを除去すると顔のバランスが不自然になってしまう場合は、メーラーファットやバッカルファットも同時に除去することをおすすめしています。2点もしくは3点をいっしょに除去することで顔の一部分だけコケてしまうなどのリスクを減らすことができます。
糸リフトやハイフは、顔のリフトアップに効果的な手術・施術です。脂肪を除去し、たるんだ皮膚を引き上げることでより引き締まった顔に仕上がります。
エラボツリヌス注射はエラのハリを解消できる美容手術です。筋肉の発達により顔が大きく見えるという方におすすめな手術で、顔の横幅の広さの改善、ベース形の輪郭の解消に効果が期待できます。
治療を組み合わせることにより相乗効果があり、理想の仕上がりに近づけることができます。
ジョールファット除去手術なら東京シンデレラ美容外科へ
東京シンデレラ美容外科では、ジョールファット除去手術の美容整形を多く行っております。
ジョールファット除去手術の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
Doctor 本ページの監修医師
小出 真哉 SHINYA KOIDE
小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
■ 略歴
-
慶應義塾大学医学部医学科卒業
川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科) - 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
- 湘南美容クリニック入職
- 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
- 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
- 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
- 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
- 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。