眼瞼下垂はトレーニングで予防可能?
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眼瞼下垂は加齢によってまぶたが下がり、目の開きが悪くなる状態で、軽度なら見た目の変化はほとんど見られず、生活に支障をきたすことはほぼありません。
しかし、中等度~重度の眼瞼下垂にまでに症状が進行してしまうと、まぶたが開かず、ものが見えにくくなるなどのトラブルが起こりやすくなります。
しかし、眼瞼下垂はトレーニングで予防できる場合もあります。
こちらの記事では、年齢だけではない眼瞼下垂の原因やトレーニング方法、眼瞼下垂を発症した際の対処方法をご紹介しています。
眼瞼下垂とは?原因が年齢だけではないって本当?
眼瞼下垂は加齢によってまぶたが下がり、目の開きが悪くなる症状で、中等度~重度に症状が進行すると、まぶたを開くことが困難になり、生活に支障をきたすこともあるのです。
また頭痛や肩こり等の症状が出てしまう方もいらっしゃいます。
眼瞼下垂は、目の開閉を担う眼瞼挙筋(がんけんきょきん)が加齢によって衰えることで起こります。
しかし、眼瞼下垂の原因はこれだけに留まらず、生活習慣が災いして眼瞼挙筋が衰え、発症することもあるのです。つまり、生活習慣次第では、若い年代でも発症するリスクがあるということですね。
それではまず、眼瞼下垂の発症原因になり得る生活習慣から見ていきましょう。
この症例写真は、MD式たるみ取り全切開二重術+MD式眼瞼下垂の手術前、直後、1週間後、2週間後、1か月後、3か月後の経過の症例写真になります。
二重のりで二重を形成している
二重のりで二重整形をしている方は、若い年代でも眼瞼下垂を発症するリスクがあります。
それは、二重のりはまぶたを貼り合わせて二重整形をするアイテムで、クレンジングの際にまぶたに強い力が加わりやすく、これがまぶたの皮膚のたるみにつながることがあるからです。
また、二重のりで二重を形成する際には専用スティックでまぶたを奥に押し込みますが、この行為もまた、眼瞼挙筋に余分な刺激を与えることになり、眼瞼下垂の原因になることがあります。
花粉症などで目を擦る機会が多い
花粉症などで目を擦る機会が多いと、まぶたを擦る際に眼瞼挙筋に力が加わって、機能が衰えるほか、まぶたの皮膚がたるむリスクも高まります。
花粉症などで目にかゆみがある場合には、目を擦らないようにし、市販の目薬で対応する、眼科で治療を受けるなどして対処しましょう。
また、花粉症の季節にはメガネで花粉をガードするといった対策もおすすめできるでしょう。
目元マッサージでまぶたに負担をかける
まぶたの脂肪をとりたい、はっきりとした目元になりたいなどの理由で目元マッサージをしている方は、それによって眼瞼下垂のリスクを高めている可能性があります。
それは、目元マッサージでまぶたに刺激を与えることが、眼瞼挙筋の衰えや皮膚のたるみの原因になることがあるからです。
疲れ目などでまぶたを軽く押さえる程度では問題はありませんが、まぶたを擦ったり引っ張ったりすると眼瞼下垂のリスクが高まりますので、十分な注意が必要でしょう。
コンタクトレンズが眼瞼下垂を引き起こすことも
コンタクトレンズを使用する際にまぶたを強く引っ張ると、まぶたの皮膚がたるんで眼瞼下垂を発症することがあります。
とりわけハードコンタクトレンズは、外す際にまぶたを外側に引っ張りますが、この行為がまぶたのたるみを呼び込み、眼瞼下垂を引き起こす原因になることがあるのです。
そのような理由から、眼瞼下垂予防をしたいなら、ソフトコンタクトレンズに切り替えるなどで対処する必要があるでしょう。
また、毎日コンタクトレンズを使用するのではなく、眼鏡も併用するなどの工夫をすれば、眼瞼下垂のリスクを減らす対策として役立ちます。LASIKなどの視力矯正手術も有効です。
パソコンやスマートフォンの画面を見る時間が長い
パソコンやスマートフォンの画面を見る時間が長いと、その分眼瞼挙筋にかかる負担が大きくなり、眼瞼下垂を発症する原因になることがあります。
これらの使用時間が長い方は、時々休憩をはさんで、眼瞼挙筋の負担を少しでも軽減させておきましょう。
また、パソコンやスマートフォンの使用時間が長いと、目の周辺に血行不良が起こって、眼瞼挙筋にも悪影響が及ぶ可能性があります。
このような血行不良は、目を閉じてしばらく安静にする、ホットアイマスクを使用して目を休ませるなどで改善を目指せますので、ぜひ参考にしてください。
眼瞼下垂はトレーニングで予防できます
眼瞼下垂を発症しないためには、上記でご紹介した生活習慣に注意しつつ、トレーニングで予防対策をしましょう。
眼瞼下垂のトレーニング方法をご紹介
眼瞼下垂は眼瞼挙筋をトレーニングで鍛えることで、予防することが可能です。
それでは、眼瞼下垂予防のためのトレーニング手順をご紹介しましょう。
1.額に力を入れないように注意しながら目を閉じる
2.両手の人差し指で眉毛を押さえて固定する
3.思いきり目を見開く
4.目を閉じる
5.1~4を5回繰り返す
このトレーニングは時間がかからないため、1日の中の隙間時間を活用して行えます。
回数については特に制限がありませんので、ちょっとした時間を使って実践することを習慣化してみましょう。
コツとしては、額に力を入れないように注意をするということです。
額に力を入れてしまうと眼瞼挙筋以外の筋肉が働き、眼瞼挙筋のトレーニングになりませんので、十分に注意しながら実践してみてくださいね。
トレーニングの注意点について
眼瞼下垂にならないようにする予防トレーニングは、1回で多くの回数をこなすよりも、少ない回数でも毎日実践するほうが効果的です。
また、ご紹介したトレーニング方法は、眼瞼下垂の予防対策として役立つものであるため、軽度の眼瞼下垂までが対象となります。トレーニングは一時的な効果で、長期的にはむしろ悪化する場合もありますので、注意が必要です。
中等度~重度の眼瞼下垂に進行してしまった場合では、以下でご紹介する方法で対処する必要があります。
また、パソコンやスマートフォンの使用時間が長い日にこのトレーニングを長時間行うと、眼瞼挙筋の負担が大きくなる可能性があります。
パソコンやスマートフォンを長時間使用したあとにトレーニングを行うのであれば、目を休ませたあとに行うように注意しましょう。
眼瞼下垂を発症したら?
眼瞼下垂は予防できる症状で、軽度であればトレーニングで進行を食い止めることが可能です。
一方、すでに中等度~重度の眼瞼下垂にを発症している場合では、トレーニングだけで改善を目指すことは困難です。
それでは、中等度~重度の眼瞼下垂の対処方法についてご紹介しましょう。
中等度~重度の眼瞼下垂は手術が必要
中等度~重度の眼瞼下垂に症状が進行してしまっている場合では、手術で対処しない限り、眼瞼下垂の改善は叶えられません。
それでは、眼瞼下垂改善のための手術をご紹介しましょう。
眼瞼下垂手術 全切開法
全切開法では、二重のラインに沿って眼瞼を切開していきます。
一重の方の場合はまつ毛の直上の部分を、目元のバランスを確認しながら切開していきます。
切開した部分から眼瞼挙筋腱膜を、まぶたの裏側にある軟骨のような部分である瞼板に縫いつけて、長さを縮めてたるんでしまった余分な腱膜を切除し、縫合します。
まぶたを上に持ち上げる筋肉である眼瞼挙筋の挙筋腱膜を短く縫い縮める処置を行うことで、衰えた筋肉の動きをサポートし、まぶたによって隠れていた瞳孔が美しく見えるように改善します。
全切開法二重術と併用して施術することで、目の開きを改善するだけでなく、パッチリとした二重を作ることも可能です。
特にまぶたの脂肪が厚い方や、上まぶたがたるんでいる方は、たるみ取りや眉下切開も併用することで、よりすっきりとした目元を作ることが可能です。
眼瞼下垂手術 小切開法
上まぶたの中央部分を7mmほどで切開し、挙筋腱膜の外角を切除する手術です。
この手術でも眼瞼下垂を改善することも可能ですが、切開幅が狭い分、全切開よりも効果がやや弱いという特徴があります。
とはいえ、全切開よりもダウンタイムが短く傷口が目立ちにくいというメリットがありますので、なるべく傷口を残したくないという方にはおすすめの手術だといえるでしょう。
経結膜ミュラー筋タッキング法
タッキング法は縫いあげたミュラー筋を瞼板という部分に縫い付けて固定する手術です。
この手術では、外部の皮膚を切開することなく行えるため、傷口を残したくない方には特におすすめできるでしょう。
また、上記でご紹介した切開法よりもダウンタイムが短いという特徴があるため、ダウンタイム期間中に仕事や学校を休みにくい方にもおすすめできる手術だといえます。
ただし時間の経過とともに効果が薄れてしまう可能性もございます。
眉下切開
上まぶたの淵から眉毛の感覚が広い方におすすめの手術で、眉の直下の皮膚を切開し、余分な皮膚を切除することでパッチリとした目元を目指せます。
また、この手術でも厚い脂肪を取り除くことができますので、腫れぼったいまぶたでお困りの方にもおすすめできるでしょう。
ただし、手術後には切開部分の眉毛がなくなりますので、もともと眉毛が細い方には不向きな可能性があります。
また、挙筋腱膜には手を加えませんので、切開法と比較した場合には、眼瞼下垂の改善効果がやや弱いというデメリットもあるのです。
この手術は、二重整形を受けたのにも関わらず、年齢による皮膚のたるみで二重のラインが隠れてしまった方にもおすすめできるでしょう。
眼瞼下垂手術なら東京シンデレラ美容外科へ
東京シンデレラ美容外科では、眼瞼下垂手術の美容整形を多く行っております。
眼瞼下垂手術の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
Doctor 本ページの監修医師
吉原 伯(よしはら のり) NORI YOSHIHARA
美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- サーマクール認定医
- ベイザー脂肪吸引認定医
- 日本救急医学会ICLSコース取得
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本美容皮膚科学会正会員
■ 略歴
-
神戸大学医学部医学科卒業
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
(麻酔科、皮膚科、形成外科) - 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
- 湘南美容クリニック大宮院院長就任
- 早稲田大学大学院卒 MBA修了
-
湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
SBCメディカルグループ統括院長補佐就任 - SBCメディカルグループ代表補佐就任
- 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
- 医療法人社団東新会理事長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
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