鼻中隔延長の魅力と名医の見極め方を医師が解説
この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。
鼻中隔延長の魅力は?
美しいバランスの鼻先を形成できる
鼻中隔延長は日本人を含む、東洋人に多い傾向がある短い鼻、鼻先が上向きになっており、真正面から鼻の穴が見えてしまう「アップノーズ」等に悩まれている方におすすめの手術法です。
患部を切開及び剝離した上で、自家組織の軟骨を移植しながら鼻中隔を延長するため、メスを使わない美容整形術に比べると、ダウンタイムは長くなりますが、仕上がりを細かく調整できることから、より美しいバランスの鼻先を形成することが可能です。
この症例写真は、鼻尖形成3D法と軟骨移植と鼻中隔延長の手術前と1ヶ月後の症例写真です。
安全性が高い
当院の鼻中隔延長はプロテーゼのような人工的な挿入物ではなく、耳軟骨や鼻中隔軟骨といったお客様自身の自家組織の一部を移植することで鼻尖の形を整えるため、アレルギー反応を起こす可能性を最小限に抑えることができる、安全性の高い手術法です。
当院で主に採用している軟骨の特徴1.耳軟骨
耳軟骨は切開する範囲が少なく、鼻中隔を延長するために必要十分量を確保しやすいため鼻中隔延長術で使用されることが多い箇所です。
柔軟性が高いことから、より理想的な形へ上手く調整することができますが鼻中隔軟骨に比べると強度が弱いので複数枚重ねることが一般的です。
当院で主に採用している軟骨の特徴2.鼻中隔軟骨
鼻中隔軟骨は鼻の中心部分に存在するごく小さな軟骨で、耳軟骨と比較すると必要な量を確保しづらいというデメリットがある一方、薄くて強度が高いというメリットがあります。
長期的に効果が持続する
鼻中隔延長はご自身の耳軟骨及び鼻中隔軟骨を移植するため、体内に吸収されて形が崩れてしまう等の心配が少なく、一度手術を受けると長期的に美しい効果を持続することができます。
他の鼻整形と併用可能
鼻中隔延長はシリコン製の人口軟骨を挿入することで鼻筋に高さを出す「シリコンプロテーゼ』や小鼻の皮膚を切除して、小鼻の幅や鼻の穴を小さくする『小鼻縮小手術」など、他の鼻整形と組み合わせることで、より理想的な仕上がりを期待することができます。
鼻中隔延長が適している方
- 団子鼻、アップノーズに悩んでいる方
- 鼻をスッと長くしたい方
- 過去にプロテーゼやオステオポールなどの異物を挿入していた影響で鼻翼軟骨が変形してしまっている方
- 鼻先を押すと柔らかく丸くなってしまう方
- 理想の鼻先を一時的ではなく、永久的に維持したい方
- 鼻先と上唇間の距離が長い方
鼻中隔延長が不向きな方
- 鼻中隔弯曲症の方は手術に適さないと判断される場合があります。
- 鼻中隔延長を過去に受けたことがある方は、再手術できる場合とできない場合があるので、十分な検査が必要となります。
- 鼻中隔延長は麻酔を使用するため、妊娠中の方及び妊娠の可能性がある方、授乳中の方は手術をいただくことはできません。
他にも持病をお持ちの方は、手術できない可能性もあるので事前にご申告ください。 - アレルギー性鼻炎等をお持ちで、日常的に鼻づまりを起こしやすい方は更に鼻の通りが悪くなってしまう可能性があります。
鼻中隔延長の名医の見極め方
手術前後の写真を確認する
クリニックの公式ホームページやパンフレット等から過去に行われた鼻中隔延長の手術前後の写真を確認することで、医師の技術力や美的センスがご自身の理想に合っているかどうか判断できます。
過去の手術結果に自信がある医師の場合、自らが運営しているSNSにも症例写真を投稿していることが多いので、これらの情報を参考にすることで名医を見つけられる可能性が高くなります。
カウンセリングの対応が丁寧
鼻中隔延長を含む美容整形術に限らず、名医と呼ばれている医師ほどカウンセリングを重視している傾向にあります。
イメージの擦り合わせをしっかり行うことで一人一人にベストな方法を提案できますし、お客様自身が納得された上で手術を受けることができれば術後のトラブルを防ぐことにも繋がります。
気になる医師を見つけたらまずはカウンセリングを受けることで、本当に信頼できる医師であるかどうか判断材料の一つとなります。
また、不安な点やわからない点は契約に至る前に、できるだけカウンセリングの段階で全てクリアにしておくことが望ましいです。
鼻中隔延長のリスクについても説明を行っている
鼻中隔延長の手術経験が多い医師であれば、お客様に対して適切なアドバイスができます。
美容整形はメリットもあればデメリットもありますので、術後に起こりうる副作用や必ず守って欲しいアフターケアの方法について丁寧に伝えてくれる医師を選べば、安心して手術を受けることができます。
様々な種類の鼻整形に対応している
鼻整形を専門としている医師、もしくは得意としている医師は鼻中隔延長をはじめ、多くの種類の鼻整形に対応しているケースが多いので、クリニックのホームページに掲載されている医師のプロフィールやこれまでの実績について確認するようにすると良いです。
他院での修正手術に対応している
修正手術は移植した軟骨が既に鼻の組織と癒着している状態で行われるため、初回の手術よりも非常に難易度が高い手術方法です。
そのため、他院で行われた鼻中隔延長術の修正手術に対応している医師は経験豊富で、技術力が高いことが予想できます。
料金が明瞭で分かりやすい
お客様目線で親身になって接してくれる医師であれば、契約に至る前に手術内容と併せて費用がどの程度かかるか明確に説明を行ってくれるはずです。
平均的な手術費用と比べてみて、安すぎる料金設定の場合、何かそれなりの理由がある可能性があるため、なぜこの料金設定なのか具体的に質問することを推奨致します。
口コミの評判を確認する
実際に鼻中隔延長の手術を受けた方の体験談を参考にすることで、医師の技術力やアフターケアの充実度等を知ることができます。
ただし、口コミには個人差があるため、一人の方の口コミだけでなく、複数の情報源に目を通して客観的な判断を心がけることが大切です。
鼻中隔延長術に関するQ&A
鼻中隔延長の効果を実感するまでにかかる期間は?
鼻中隔延長のダウンタイム自体は約1~2週間程度でさほど長くありませんが、完全にむくみが落ち着くまでには約1~3ヶ月程度の期間がかかります。効果が十分に現れているかどうか判断できるのはそれ以降となります。
鼻中隔延長の手術では入院や通院は必要?
鼻中隔延長は麻酔をかけて手術を行いますが、入院は不要で、術後の診察で特に問題がなければその日のうちにご帰宅頂けます。
術後の状況にもよりますが、手術後の通院は手術から3日前後に固定抜去のためにご来院いただく必要があるのと、手術から5~7日間経過後、抜糸をするためにご来院をお願いしています。
鼻中隔延長の手術後、ギプスはいつ外せる?
鼻中隔延長の手術後は皮膚と軟骨がずれないようギプスで2日間固定する必要があり、3日目以降にクリニックにて外していただきます。
※クリニックによってはお客様ご自身で外していただく場合もございます。
ギプスを外すまでの間に患部を濡らしたり、直接触ってしまうと雑菌が侵入し、炎症を引き起こしてしまう可能性がありますので洗顔や顔周りのマッサージ等の行為は避けて下さい。
鼻中隔延長はどのくらいまで可能?
延長できる範囲は個人差や元々の皮膚の伸縮性によって異なります。
平均的な数値としては3~5mm程度で、7mm程度延長することもできますが、あまり無理をすると鼻尖が曲がってしまい、不自然な仕上がりになってしまうケースも考えられます。
このようなリスクを最小限に抑えるには無理をしないレベルの延長に留めておくことが大切です。
鼻中隔延長は何歳から受けることができる?
美容整形に年齢制限はないため、結論から言うと何歳からでも受けることができますが、鼻は顔の部位の中でも最も成長が遅いことから、鼻中隔延長を含む鼻整形術に関してはどんなに早くても16歳を超えてからの手術を推奨しているクリニックがほとんどです。
ただし、18歳未満の場合は保護者の同意が必要で、保護者の同伴なしではカウンセリング自体も受けることはできません。
鼻中隔延長の傷は目立ちませんか?
鼻中隔延長術による傷跡は正面からは見えづらく、2~3ヶ月程度経過すればほとんど目立たなくなります。
手術を受けたことについて周りの方に気付かれたく無い方はマスクを活用したり、メイクは手術から3日目より可能となりますので、コンシーラー等のアイテムで上手くカモフラージュすることをおすすめします。
メスなしで鼻中隔を延長することは可能?
軟骨を移植する鼻中隔延長術ほどの効果は期待できませんが、医療用の糸やヒアルロン酸によって延長することも可能です。ただし、持続期間は永久的ではないため、定期的に施術を受ける必要があります。
また鼻先に糸やヒアルロン酸を入れることはリスクもありますので、切る施術をすることをお勧めします。
鼻中隔延長を受けるなら東京シンデレラ美容外科へ
鼻中延長にはオープン法とクローズ法という2種類の手術方法があり、当院では主にオープン法を採用しております。
【オープン法】
鼻の穴を下から見た部分にある鼻柱を切開して行う手術法です。
オープン法は術中に広い視野を確保できるため、歪みやズレの原因部位を特定し、高さや向きを細かく調整しながらより的確な位置に軟骨を移植することができます。
【クローズ法】
鼻の穴の内部を切開して行う手術法で、表面に傷ができないというメリットがあります。ただし、手術の視野が限られるため微調整をかけることが難しく、オープン法に比べると精度に大きな差が生じる可能性があります。
鼻中間隔延長には向き、不向きがあり、万が一不向きな方が手術を受けた場合、何かしらのリスクが生じる可能性が高いと考える必要があります。
鼻中隔延長が向いているか否かについてはカウンセリングで確認することができますので、ご興味がある方は是非、お気軽に当院へお越しください。
Doctor 本ページの監修医師
吉原 伯(よしはら のり) NORI YOSHIHARA
美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- サーマクール認定医
- ベイザー脂肪吸引認定医
- 日本救急医学会ICLSコース取得
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本美容皮膚科学会正会員
■ 略歴
-
神戸大学医学部医学科卒業
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
(麻酔科、皮膚科、形成外科) - 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
- 湘南美容クリニック大宮院院長就任
- 早稲田大学大学院卒 MBA修了
-
湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
SBCメディカルグループ統括院長補佐就任 - SBCメディカルグループ代表補佐就任
- 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
- 医療法人社団東新会理事長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。