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鼻唇角形成術の特徴や名医の選び方を医師が解説

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。

鼻唇角形成術とは?

鼻唇角とは、鼻柱(鼻のつけ根)と上唇を結ぶラインによってできる角度のことで、日本人を含む東洋人の場合、横から顔を見た時にこの角度が90~95度前後あるのが理想的で美しいとされています。

鋭利な鼻唇角の場合、口元が突出して見えやすいことから、いつも不機嫌そうに見えたり垢抜けない印象を与えてしまう可能性もあります。

鼻唇角の図解

鼻唇角形成術は皮下に自家組織もしくはヒアルロン酸等を入れることで、鼻唇角を適切な角度に整えて洗練された印象の口元を叶える手術法です。

鼻柱は鼻の中でも目立ちにくい部分ではあるものの、美しい鼻のラインを形成するには鼻尖・鼻翼・鼻柱の3つのバランスを重視することが大切です。

また、鼻唇角形成術は仕上がりが猫の横顔に似ていることから、韓国では日本語で直訳すると“猫手術”というネーミングで呼ばれています。

鼻唇角形成術

鼻唇角形成術の特徴について

傷跡が目立ちにくい

鼻唇角形成術は手術を受けた直後であっても傷跡が見えないため、周りの方にバレにくいという点も人気の理由の一つです。

鼻唇角形成術と同様に、鼻の下を短くする目的で行うことがある手術法として人中短縮術というものがありますが、人中短縮術は丁寧に縫合しても数カ月程度傷跡が残ってしまうというデメリットがあります。

一方、鼻唇角形成術であれば、鼻腔内を切開するため、傷跡が外側から一切見えない点が人中短縮術よりも優れたメリットと言えます。

口元の突出を軽減

鼻唇角形成術は口元の突出に悩んでいるものの、人中短縮術や骨を切除するような大がかりな手術は考えていないという方におすすめです。

手術時間は30~60分程度でダウンタイム自体も短く、日帰り手術ができるため忙しいお客様でも気軽に受けやすい手術法です。

併用手術でより理想的なラインを実現

鼻唇角形成術は他の種類の鼻整形と併用可能で、複数の術式によってアプローチを行うことで、より理想的なラインを実現することができます。

ただし、併用手術を受けるとその分、ダウンタイム期間が長くなる傾向にありますので、スケジュールの調整を十分に行っておく必要があります。

鼻唇角形成術

鼻唇角形成術はこんな方におすすめ

  • 鼻の下が凹んでいる
  • 口元が前に出ているのを目立たなくしたい
  • 顔の正面だけでなく、横顔も綺麗に整えたい
  • 不機嫌そうな表情を改善したい
  • 鼻全体が縦に短い
  • 長い人中を短くしたい
  • アップノーズを解消したい
  • 垢抜けた印象の顔立ちになりたい
鼻唇角形成術がおすすめな人を説明している看護師

鼻唇角形成術が受けられない方について

妊娠中及び妊娠の可能性がある方や授乳中の方、歯の治療を受けている方、抗血栓薬を内服されている方、ヘルペス感染症や出血性疾患をお持ちの方、麻酔薬に対するアレルギー体質の方は鼻唇角形成術を受けることができません。

鼻唇角形成術で使用する組織や医薬品について

当院で実施している鼻唇角形成術では、軟骨移植をはじめ、シリコンプロテーゼやヒアルロン酸にて鼻唇角を適切な角度に調整しております。
基本的には麻酔を使用するため手術中に痛みを感じることはほとんどありません。術後3日程度は痛みを感じることがありますが、痛み止めの内服薬を処方いたしますのでご安心ください。

軟骨移植

軟骨移植は多くの場合、耳珠軟骨を移植していますが、お客様のご希望や状態によっては耳介軟骨を採取及び移植するケースもあります。

いずれの軟骨も柔らかく、柔軟性に富んでいるため加工しやすいことが特徴的です。

採取する際は皮膚を切開していくので、しばらくの間は傷跡が残りますが、耳珠軟骨は耳の穴の入り口・耳介軟骨は耳の後ろに位置し、髪の毛で隠れやすい場所にメスを入れるため、傷跡が目立つことはほとんどありません。

軟骨移植

シリコンプロテーゼ

シリコンプロテーゼとは、シリコン素材で作られた人工軟骨で、本物の軟骨とほぼ同じ硬さなので触っても違和感がなく、鼻唇角をごく自然なラインに整えることができます。

シリコンプロテーゼは人体に害を及ぼす可能性が低く、人工関節などにも使われている耐久性が高い医療用の素材ですが、体質によっては異物反応を起こしてしまう場合もありますので、もし心配な方はアレルギー検査を行っているクリニックの受診をおすすめ致します。

シリコンプロテーゼ

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は涙袋形成やエイジングケアに関する施術など美容医療で幅広く採用されている製剤の1つです。

施術を受けた当日よりメイクや洗顔、シャワー等が可能で、術後の腫れや痛み等の症状も少ないため、ダウンタイム期間を極力短くしたい方におすすめです。

ただし、軟骨移植やシリコンプロテーゼを使った術式に比べると、持続期間が短いため定期的にクリニックで再施術を受ける必要があります。

鼻のヒアルロン酸

鼻唇角形成術が上手い名医の選び方

鼻唇角形成術の経験症例が多い

鼻唇角形成術の症例数が多い医師は多くのお客様の鼻の形を見てきていることから、どのような手術法が適しているのか明確に判断することができます。

また、鼻整形分野において、研究実績が豊富な医師に関しても鼻整形に関する多くの技術を習得しており、より良い仕上がりを実現できる医師と言えます。

鼻唇角形成術のカウンセリングする医師

鼻整形の種類が豊富なクリニックを調べる

鼻整形を専門としている医師、もしくは鼻唇角形成術を含む鼻整形が得意な医師は鼻整形の種類を多く取り扱うクリニックに在籍している傾向にあります。

そのため、鼻整形に関する実績が豊富なクリニックでカウンセリングを受けることで鼻唇形成術の名医に出会える可能性が高いです。

ダウンタイムが短いMD式を採用している

できるだけ早めに仕事に復帰したい方、術後の症状を最小限に抑えたいと考えている方はオプションメニューにMD式(ミニマムダウンタイム式)を採用している医師を選ぶことを推奨致します。

MD式は東京シンデレラ美容外科の吉原院長が考案した術式で、通常のメスとは異なるRF(電波)ナイフを使うことで正確・精密な切開を実現し、出血や腫れを抑えてダウンタイムを短くすることが可能です。

医師が運営しているSNSや口コミに目を通しておく

美容整形で理想の仕上がりを叶えるには、医師とお客様自身との相性というものも大切なポイントになりますので、カウンセリングを受ける前に口コミで医師の対応などをリサーチしておくと良いです。

また、最近ではインスタグラムなどのSNSを運営している医師も増えておりますので、SNSに目を通しておくことで、各投稿を通じて医師の雰囲気や美容医療に対する考え、美的センスを知ることができるため、よりご自身と相性が合う医師が見つかりやすくなります。

デメリットについても具体的に説明してくれる

鼻唇角形成術を安心して受けるためにも手術を担当する医師が、副作用や合併症等のリスクについてしっかりと説明をしてくれるかどうかという点についてもチェックしておくようにして下さい。

鼻唇角形成術のメリットだけでなく、デメリットについてしっかりと説明を行っている医師はお客様と同じ目線に立つことができる、信頼性の高い医師と言えます。

鼻唇角形成術

鼻唇角形成術のダウンタイム期間や手術後の注意点

鼻唇角形成術のダウンタイム期間は自家組織の移植もしくはシリコンプロテーゼを挿入する場合、1~2週間程度で、ヒアルロン酸を使った術式は長くても1週間程度で終わります。

美容整形術の中でも比較的ダウンタイムが短い術式ですが、術後の過ごし方を誤ってしまうと患部に負担がかかり、ダウンタイムが長引いてしまう可能性がありますので十分ご注意ください。

洗顔をしている女性

テープ固定は自己判断で外さない

鼻唇角形成術は耳軟骨やシリコンプロテーゼを移植した場合、テープ固定を手術から2日間着用する必要があります。

固定は基本的にクリニックで患部の経過について確認後、外させて頂きますので自己判断で外さないようにして下さい。

テープ固定を着用している間に万が一強い痛みが続いたり、なかなか違和感が消えないという場合は放置せずにクリニックにご相談ください。

鼻を擦ったりかんだりしない

手術直後に鼻を擦ったり、かんだりしてしまうと傷口が開いたり、形が変形してしまう恐れがありますので、安定するまではできるだけ刺激を与えないよう心がけて下さい。

洗顔

洗顔は鼻周りを濡らさなければ翌日より可能で、テープ固定・抜糸後より鼻を含む全顔洗顔が可能となります。

また、手術翌日より洗顔する際、市販の洗顔用シート等を活用すると患部を濡らしてしまったり、刺激を与えるなどの心配なく肌を清潔に整えることができるためおすすめです。(※ヒアルロン酸による施術の場合は直後から全顔洗顔が可能です。)

血行を促す行為を控える

飲酒、激しい運動・サウナ・マッサージなど血行を促す行為は患部の腫れや内出血を悪化させる可能性があるため、患部の腫れ・内出血が目立たない状態に回復するまでお控え下さい。

また、シャワーは鼻周りを濡らさなければ手術の翌日より可能ですが、入浴も同様に体が温まり、血の巡りが良くなりやすいので抜糸を行う1週間後までは避けて頂くようお願い致します。(※ヒアルロン酸による施術の場合はシャワーも入浴も直後より可能です)

喫煙を控える

喫煙はニコチンの影響で血管が収縮し、傷口の回復に必要な栄養素が上手く行き届きにくくなる他、ニコチン及びその他の有害物質によって免疫力が低下し、細菌性感染症のリスクを高めてしまうため、お控え下さい。

鼻唇角形成術

鼻唇角形成術なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、鼻唇角形成術の美容整形を多く行っております。
鼻唇角形成術の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

CASE 症例情報

まずはお気軽に無料カウンセリングを
お試しください

当クリニックでは、専門カウンセラーによる無料カウンセリングを行っております。
患者様お一人おひとりの様々なご要望やご事情を丁寧に伺い、最適な施術をご提案させていただきます。
もしもご提案の中で不要と感じる施術がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。

鼻中隔延長

Doctor 本ページの監修医師

吉原 伯

吉原 伯(よしはら のり) NORI YOSHIHARA

美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。

>> 詳しいプロフィールはこちらから

■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • サーマクール認定医
  • ベイザー脂肪吸引認定医
  • 日本救急医学会ICLSコース取得
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)
  • 日本美容皮膚科学会正会員

■ 略歴

  • 神戸大学医学部医学科卒業
    医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
    (麻酔科、皮膚科、形成外科)
  • 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
  • 湘南美容クリニック大宮院院長就任
  • 早稲田大学大学院卒 MBA修了
  • 湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
    SBCメディカルグループ統括院長補佐就任
  • SBCメディカルグループ代表補佐就任
  • 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
  • 医療法人社団東新会理事長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

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①体験談の削除
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