鼻尖形成で失敗しないために知っておくべき名医の選び方
この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 13 分です。
鼻尖形成とは、鼻尖=鼻先を細くシャープな印象に整えることを目的とした美容整形で、丸みを帯びた鼻や団子鼻を解消したい方におすすめの手術法です。
鼻整形術の中でも比較的ダウンタイムの期間が短く、一度手術を受ければ半永久的に効果が持続したりと様々なメリットがありますが、鼻尖形成は難易度が高い術式であることから、手術を担当する医師の技術力が大切です。
そこで今回は鼻尖形成で失敗しないために知っておくべき、名医の選び方や手術後の過ごし方等の情報についてご紹介致します。
この症例写真は、シリコンプロテーゼと鼻尖形成3D法と軟骨移植の症例写真です。
鼻尖形成の種類と特徴ついて
当院では比較的新しい手法である3D法を含む、3種類の鼻尖形成をご提供しております。
オープン法
オープン法は左右の鼻の穴の間にある「鼻柱」と呼ばれる箇所を切開し、大鼻翼軟骨や組織、脂肪を目視しながら細かく調整し、縫合する術式です。
メスを使うため手術の傷跡が残るというデメリットがありますが、鼻柱は正面からは見えづらく、丁寧に縫合を行うことで時間の経過と共に傷跡がほとんど目立たなくなります。
クローズ法
左右の鼻の穴からメスを入れ、大鼻翼軟骨を逆U字型に切開して余分な組織や脂肪を除去し、左右の軟骨部分を引き寄せながら縫合を行います。
オープン法に比べると切開する範囲が狭く、限られた視野の中で手術を行う必要があるため、細かい調整がしづらく、場合によっては縮小効果が弱くなる可能性もあります。しかし、鼻の穴の中で切開から縫合まで全て完結するため、鼻の表面から傷が見えることはありません。
鼻尖形成3D法
鼻尖形成3D法は、鼻を形作る力を高めるために、大鼻翼軟骨を加工します。
鼻柱および両側の鼻腔内を切開します。大鼻翼軟骨の一部を切除して軟骨自体のボリュームを抑えます。仮縫合を終えたら、鼻の形を整えながら、いろいろな角度から鼻の形をチェックし、整ったら縫合して固定します。
通常の鼻尖形成と異なり、スラットと呼ばれる支柱を作ることで安定性を向上させることが可能になるため、鼻先が上を向いたり、高さが下がることなく、ごく自然な細い鼻先へ整えることができます。
鼻尖形成の手術が上手い名医の選び方
鼻尖形成の症例数や研究実績を確認する
鼻尖形成の症例を多数経験してきた医師は様々な鼻の形を見てきており、どのような方法が最も適しているのか判断できるため、安心して手術を任せることができます。
また、鼻尖形成に関する新たな手術の研究について取り組んでいたりと、研究実績が豊富な医師に関しても、より質の高い技術を取得していることが考えられます。
カウンセリングが丁寧
美容整形を受けることはお客様にとって非常に勇気が必要です。名医は鼻尖形成に限らず、どの手術法に対してもカウンセリングを重要視している傾向にあります。
カウンセリングの際はメリットだけでなく、デメリットまで詳しく説明を行ってくれるのかどうか、希望や理想を伝えた後に更に良い提案を行ってくれるかなどしっかりと確認するようにして下さい。
また、質問に対して納得がいくまで回答してくれるなど、お客様目線でサービスと技術を提供している医師は良心的で信頼性があると言えます。
学会に所属している
日本美容外科学会(JSAS/JSAPS)や日本形成外科学会(JSPRS)といった学会は医師同士の情報交換・情報収集の場になっているため、こうした学会に所属している医師は最新の医療技術に関する知見も広く、安心に繋がります。
鼻整形手術が豊富なクリニックに所属している
医師個人はもちろん、美容外科や美容クリニックにも得意分野があり、鼻整形術の症例が多いクリニックをリサーチすることで、鼻尖形成の名医と出会える可能性が高まります。
修正手術を行っている
クリニックの中には、他院で行った手術の修正やセカンドオピニオンを受け付けている医院があります。
他院で実施された美容手術の修正を行うためには、幅広い知識と豊富な経験が必要です。
そのため、セカンドオピニオンを受け付けているクリニックに在籍しており、修正手術を担当している医師は症例や知見も多く、名医である可能性が高いです。
口コミが豊富かどうか
実際に鼻尖形成を受けた方のリアルな声を参考にすることも重要なポイントです。
クリニックのホームページに掲載されている医師の経歴や症例写真等の情報と併せて、クリニックのホームページ以外の媒体(TwitterやInstagramといったSNS)に寄せられている口コミもしっかり確認することがおすすめです。
鼻尖形成と組み合わせできる鼻整形の種類について
鼻尖形成は他の鼻整形と併用できるため、お客様にとってより理想的な仕上がりを叶えることができます。
シリコンプロテーゼ
シリコンプロテーゼはシリコン製の人口軟骨を挿入することによって、鼻筋に高さを出すことを目的とした美容整形です。
シリコンプロテーゼは耐衝撃性が高く、触り心地も自然で人間の軟骨に近い性質を持っていることから、安全性の高い素材として知られています。
この症例写真は、シリコンプロテーゼと鼻尖形成と軟骨移植の手術前と3ヶ月後の症例写真です。
耳軟骨移植
耳の軟骨の一部を採取し、鼻先に移植することで、高くスッキリとした鼻先へ整える手術法で、人口のプロテーゼを体内に入れることに対して抵抗がある方にも人気の美容整形です。
また、自身の組織を使うためアレルギー反応を最小限に抑えられ、ごく自然な見た目に仕上げることができます。
この症例写真は、鼻尖形成と軟骨移植の手術前と1ヶ月後の症例写真です。
小鼻縮小術
小鼻縮小術は、鼻翼縮小とも呼ばれている手術法であり、小鼻の皮膚を切除することで、鼻の穴や小鼻の幅をスリムに見せることが可能です。
小鼻縮小術は大きく分けて内側法、外側法の2種類があり、内側法は鼻の穴の内側から切開するため、手術による傷が目立ちにくいというメリットがあります。しかし、小鼻が大きく張り出している方には、小鼻の外側の溝に沿って切開し、縫い縮めていく外側法が適しています。
この症例写真は、鼻尖形成と軟骨移植と小鼻縮小と他院修正の手術前と2週間後の症例写真です。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸製剤を鼻筋に注入することで、鼻の形を整える施術法です。ヒアルロン酸は元々体内に存在する成分なので安全性が高く、施術は注射のみで完了します。
メスを使うシリコンプロテーゼや耳軟骨移植に比べると術後の腫れや内出血等のリスクが少なく、ダウンタイム自体もほとんどありませんが、効果は半永久的ではないため長期的に持続させたい方は定期的に通院して頂く必要があります。
この症例写真は、鼻尖形成と軟骨移植と小鼻縮小とヒアルロン酸注入と他院修正の手術前と7ヶ月後の症例写真です。
わし鼻修正
わし鼻とは横から見た際、鷲のクチバシのように鼻の中央部分が盛り上がっている状態のことです。鼻骨の大きさに合わせてシリコンプロテーゼ(軽度〜中度)・ヒアルロン酸注射(軽度〜中度)・骨削り(中度〜重度)等の方法が適応になります。
わし鼻修正を受けていただくことで、顔全体のバランスが良くなり、女性らしい柔らかな印象を作ることができます。
この症例写真は、鼻尖形成と軟骨移植とわし鼻修正の手術前と1ヶ月後の症例写真です。
鼻尖形成のダウンタイムと副作用
当院で採用している鼻尖形成の手術に変更はいずれも約1~2週間程度経過すれば赤み・内出血等の副作用は徐々に落ち着いてきますが、これはあくまでも目安で、お客様の体調や体質によって状況が変わる場合もあります。
また、腫れ・内出血が目立たなくなったとしてもまだ完成形には至っておらず、残りの腫れが引いて自然な仕上がりになるまでには3カ月~半年程度の期間がかかります。
鼻尖形成の手術後、ダウンタイムを短くして早く理想のラインに整えるためにも手術後の正しい過ごし方について知っておくことが大切です。
鼻尖形成の手術後の過ごし方・注意点について
洗顔・入浴
手術当日に鼻を濡らしたり、石鹸や洗顔フォームの成分が付着すると刺激や炎症の原因となりますので、洗顔は翌日より行うようにして下さい。
入浴に関しては湯船に浸かって体を温めると血流が良くなり、出血や腫れ・内出血が悪化する原因になりますので手術後1週間程度はぬるめのシャワー浴で済ませるようにして下さい。
また、洗顔と同様に首から上のシャワーは翌日より可能となります。
メイク
手術から3日目以降、ギプスを外した後から顔全体のメイクが可能となりますが、メイクやクレンジングなどは、手術部位にダメージを与えてしまう可能性もあるため、1週間程お控え頂くことをおすすめします。
手術部位はできるだけ触らない
強く押したり、こすってしまうと傷が悪化したり、鼻の形が安定しなくなるため術後は手術部位にできるだけ触れないよう注意してください。
また、鼻をかむ行為はダウンタイム終了後、2週間程経過した頃より可能となります。
睡眠
心臓よりも頭の位置を高くすることで鼻に血液が集まるのを防ぎ、むくみ・腫れ等の症状を抑えることができます。
ダウンタイム中はうつ伏せにならないようにし、就寝する際は頭の位置を高く保てるよう普段使っている枕よりも高めのものを使用することを推奨します。
仕事や人と会うこと
手術から2日目まではギプス固定を行う必要がありますが、ギプスのサイズ自体は小さく、やや大きめのマスクを着用することで十分に隠せることから、手術当日から周りの目を気にすることなく外出することが可能です。
お仕事に関しては、デスクワークであれば術後3日目より復帰される方もいらっしゃいます。しかし、お客様の体調や術後の経過、お仕事の内容によっても異なります。
ただし、接客業など、身体をよく動かす仕事に従事されている方は炎症が強くなる可能性もありますので、できるだけ術後1週間目以降からの仕事復帰がおすすめです。
まとめ
新宿院は、鼻尖形成を含む、様々な鼻整形に対応しています。
公式ホームページやインスタグラムから過去の症例写真等も確認することができますので、鼻の形や大きさにお悩みの方、鼻尖形成の手術について検討されている方は是非参考にして頂けますと幸いです。
Doctor 本ページの監修医師
吉原 伯 NORI YOSHIHARA
美容外科医として、培ってきた技術と美的センスを皆様にご提供いたします。
その中で、あなたのご希望に合うものを一緒に選んでいきましょう。
外見だけでなく、あなたの内面を輝かせるお手伝いが出来ればと思っています。
どこが気になりますか?どのようなお悩みもまずは、ご相談にいらしてください。
■ 資格
- 美容外科専門医(JSAS)
- サーマクール認定医
- ベイザー脂肪吸引認定医
- 日本救急医学会ICLSコース取得
- 日本美容外科学会正会員(JSAS)
- 日本美容皮膚科学会正会員
■ 略歴
-
神戸大学医学部医学科卒業
医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院勤務
(麻酔科、皮膚科、形成外科) - 湘南美容クリニック新宿本院、大宮院 勤務
- 湘南美容クリニック大宮院院長就任
- 早稲田大学大学院卒 MBA修了
-
湘南美容クリニック新宿南口院院長就任
SBCメディカルグループ統括院長補佐就任 - SBCメディカルグループ代表補佐就任
- 東京シンデレラ美容外科新宿院院長就任
- 医療法人社団東新会理事長就任
さまざまな学会の専門医・会員が在籍
下記の資格を持つ医師が在籍しています。
美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員
医師紹介ページ医療広告ガイドラインについて
医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。