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二重埋没法の挙筋法とは?施術の特徴やメリット・デメリットについて

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。

目元は第一印象を決定づける重要なパーツです。一重や奥二重の方に比べると二重の方は目元がはっきりと大きく見えやすいという特徴があります。
最近ではセルフで二重ラインを作れる二重のりなどのアイテムも増えていますが、毎日続けるとなるとメイクの工程が多くなってしまうという課題もあります。 
そのような方におすすめの美容医療が、メイクなしでごく自然な二重ラインが手に入る二重整形です。
二重整形の中でも「二重埋没法」はダウンタイムが短く、比較的低価格で受けられるため、学校や仕事で忙しい方をはじめ、美容医療初心者の方からも非常に人気の高い施術法です。
そんな二重埋没法は大きく分けて「挙筋法」と「瞼板法」の2種類の術式があり、同じ埋没法でもそれぞれ違った特徴を持っています。
今回こちらでは挙筋法をメインにピックアップし、施術の特徴をはじめ、メリット・デメリットについてご紹介致します。

【リスク・副作用】傷・むくみ・目がゴロゴロする・内出血・腫れ・痛み・左右差など

二重埋没法

二重埋没法について

二重埋没法はメスを使わずに医療用の糸をまぶたの内側に通し、固定させることで理想の二重ラインを作る施術法です。
施術時間自体も10~20分と短時間で、万が一仕上がりがイメージと異なる場合、抜糸をすれば元の状態にお直しすることができるというメリットもあります。 
二重埋没法の挙筋法、瞼板法の大きな違いはまぶたに糸をかける位置です。

埋没法で平行二重になった30代女性の経過写真

挙筋法の特徴

挙筋法はまぶたを持ち上げる筋肉「眼瞼挙筋」に糸をかけ、ご希望の二重ラインに合わせてひだを形成します。

瞼板法の特徴

瞼板法は瞼の裏側にある、コラーゲンで作られている固い軟骨部分「瞼板」に糸をかけ、二重ラインを形成します。

埋没法が向いている方

埋没法は下記のような方におすすめの施術法です。

  • まぶたの脂肪や筋肉が少ない方。
  • 加齢によるまぶたのたるみがない方。
  • 毎日二重のりで二重ラインを作るのが面倒な方。
  • 二重のラインをもっとはっきりとさせたい方。
  • 末広型の二重ラインを希望している方。
  • 学校やお仕事を長期間休めない方。
【リスク・副作用】傷・むくみ・目がゴロゴロする・内出血・腫れ・痛み・左右差など

挙筋法のメリット

自然な仕上がり

挙筋法は生まれつき二重瞼の方と同じメカニズムで二重ラインを形成できるため、違和感が少なく、ごく自然な形で目元をパッチリと大きくできるというメリットがあります。
天然の二重瞼は挙筋腱膜から連続した繊維組織が皮膚側にしっかり入り込んでいることから、目を開けると繊維組織が上方向に引っ張られるため、皮膚が内側に引き込まれて二重の折り目が作られます。
一方、一重瞼は挙筋腱膜からの繊維組織そのものがないため、二重の折り目がつきません。
挙筋法によって二重ラインになる部分の皮膚と挙筋腱膜部分を糸で連結させることで元々二重瞼の方と同じ構造になり、自然な二重ラインを叶えることができます。

幅広な二重ラインに対応しやすい

瞼板法は幅の狭い二重ラインであればデザインが安定しますが、10mm以上の二重幅を作ることができません。
一方、挙筋法は二重幅を広く取りながら、食い込みの強さを微調整できるため幅広い二重ラインを作りやすいというメリットがあります。

角膜を傷つけにくい

瞼板法は角膜によく接する、やや硬い支持組織の瞼板部分を施術していくため、糸が露出すると角膜を傷つけてしまうリスクがあります。
挙筋法の場合、瞼板よりも眼球や角膜に圧迫をしない「挙筋腱膜」に糸を通していくため、瞬きをしても角膜に糸が触れにくく、傷つけたりゴロゴロしてしまうことは起こりにくいです。

挙筋法のデメリット

挙筋法はメリットの方が多く、デメリットはほとんどありませんが、眼瞼挙筋に糸をかける際に大きな負荷がかかり、眼瞼挙筋が損傷してしまうと眼瞼下垂になるリスクがあります。
そのようなリスクから避けるためにも、挙筋法を行うには経験や実績が豊富で、腕の良い医師が在籍しているクリニックで施術をすることが重要です。

挙筋法のデメリットを説明する看護師

挙筋法と瞼板法はどちらを選ぶべき?

挙筋法、瞼板法にはそれぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが良いと一概に言えるものではありません。
一般的に、狭いラインを希望している方には瞼板法、瞼板そのものが小さい方や広いラインを希望している方には挙筋法を推奨されていますが、一人一人の目の形や希望とするラインによって適した施術法は異なります。
お客様自身が挙筋法が良いと思っていても、実際は瞼板法の方が向いているケースも考えられますので、まずはカウンセリングを受けていただき、どちらの術式が合っているのか、医師に直接確認してもらいましょう。

埋没法のカウンセリングをしている医師

埋没法の施術後に現れやすい症状

個人差もありますが、埋没法は施術後に下記のような症状が現れることがあります。 

腫れ

埋没法はメスを使う切開法に比べるとまぶたへの負担が少ない施術法ですが、針で組織や血管に傷が入ることで炎症を引き起こし、腫れが生じる可能性があります。 
ただし、腫れのピークは術後2~3日程度で、一週間も経過すれば希望していた二重のラインへと落ち着いていくのが一般的です。

内出血

内出血が起きてすぐの間は、目元の一部分が赤紫色に変色しますが、時間が経過する毎に少しずつ薄くなっていき、大抵の場合、1週間後には症状が収まっていることがほとんどです。

痛み

施術後、麻酔が切れると患部に痛みが多少現れることがありますが、痛みを緩和するための鎮痛薬を使用することで対応可能です。 

目の中の違和感

施術後に目の中がゴロゴロするなど違和感を感じることがあります。
大抵の場合は時間の経過と共に症状が落ち着いていきますが、違和感が長引いていたり、痛みや炎症を伴っている場合は、まぶたの裏側の糸が目の角膜を傷つけている可能性がありますので、違和感がひいていかないという場合には、施術を受けたクリニックに相談してみてください。 

埋没法のダウンタイムの症状を軽くする方法

施術直後の入浴は控える

施術翌日より入浴及びシャワーが可能となりますが、もし腫れや内出血などの症状が出ている場合は約2~3日は入浴を控え、シャワーで洗い流す程度に留めるようにして下さい。
また、シャワーを利用する際も、お湯の温度が高すぎると血流が良くなり、腫れ・内出血を悪化させる恐れがありますので、ダウンタイム期間中はぬるめの温度に調整されることをおすすめします。

高めの枕を使用する

ダウンタイム中はお顔の位置が、心臓よりも高い位置になるほうが腫れや内出血などの症状が早めに治まります。
日中はできるだけソファなどに横にならないよう心がけ、就寝する際は首を痛めつけない程度に少し高さがある枕を使用したり、枕の下にタオルを複数枚重ねてみて、お体に合った高さに調整されることをおすすめします。

睡眠時間を過度に取り過ぎない

ダウンタイムの症状を軽くするには十分な睡眠時間を確保し、しっかりと身体を休ませることが大切です。しかし、過度に眠り過ぎてしまうと身体全体が浮腫み、目元の腫れなどの症状が悪化する可能性がありますので、あくまでも適度な睡眠を心がけるようにして下さい。

まぶたに刺激を与えない

まぶたは顔周りの皮膚の中でも非常に薄く、特に施術直後はより敏感な状態になっており、傷口がまだ塞がっていませんので、気になって指で触ると菌が入り込み、化膿してしまう可能性が考えられます。
また、ダウンタイム期間中に洗顔やクレンジングを行う際にアイメイクを取ろうとして目元をゴシゴシ擦ってしまうと患部に大きな負担をかけてしまい、腫れや痛みなどの症状が長引きやすくなります。
患部以外のメイクは施術当日から、施術して約2~3日程度経過すればアイメイクも可能になりますが、しばらくの間はクレンジング無しでも簡単に落としやすい、薄めのメイクを心がけるようにして下さい。

埋没法の施術後の症状の隠し方・バレない工夫について

メイクをする

埋没法による施術跡や内出血は、コンシーラーを使うことである程度隠すことが可能です。また、むくみによって二重の幅が大きく広がっている場合、ブラウン系など暗めのアイシャドウを使うことで目元が引き締まり、むくみが目立ちにくくなります。
逆にオレンジやピンクなどのアイシャドウはまぶたの膨張が強調されやすくなるため、色選びには注意して下さい。

メイクをしている女性

ヘアスタイルを変える

普段、前髪を上げて額を出している方は前髪をつくることで、お顔立ち全体の雰囲気が変わり、二重整形を受けた事について上手くカモフラージュすることができます。
ただし、隠そうとするあまりに前髪が目の中に入るくらいの長さにしてしまうと、目の健康に良くありませんので長くても目の上ギリギリくらいの長さでカットされるようにして下さい。
髪の毛を切りたくない場合、バレッタやカチューシャなどのアイテムを使うことで目元から注意をそらすことができるためおすすめです。

伊達メガネやサングラスをかける

ダウンタイム中の腫れや内出血が気になる場合、サングラスや伊達メガネをかけることで目立ちにくくなります。
特に職場などサングラスがかけにくい場所ではフレームに幅がある伊達メガネがおすすめです。

施術前から対策を行っておく

施術後に突然目元がパッチリしてしまうと、周りの人も気づきやすいため施術後の状態に近いラインになるメイク技術を前もって取り入れておく方が安心です。

挙筋法なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、目元の美容整形を多く行っております。
埋没法の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

二重埋没法

まずはお気軽に無料カウンセリングを
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当クリニックでは、専門カウンセラーによる無料カウンセリングを行っております。
患者様お一人おひとりの様々なご要望やご事情を丁寧に伺い、最適な施術をご提案させていただきます。
もしもご提案の中で不要と感じる施術がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。

二重埋没法

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

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医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。

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