埋没法を受けた女性

埋没法で幅が広すぎないようにするためにどうすればいい

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 12 分です。

埋没法は、皮膚を切開しない二重整形で、そのお手軽さから高い人気を誇っています。しかし、お手軽だからといって安易に埋没法を受けると、のちに後悔する可能性もあるのです。
たとえば、「埋没法を受けたけれど、幅が広すぎて最悪…」などがその例として挙げられます。
こちらのコラムでは、埋没法で二重の幅を広げすぎたことで起こるトラブルや、幅が広くなる原因、幅を広げすぎないための対策をご紹介しています。

二重埋没法

埋没法の幅が広すぎる。どんなトラブルが起こりやすい?

埋没法をご希望のお客様の中には、「欧米人のようにクッキリとした二重」をお望みの方もいらっしゃいます。
確かに、欧米人のようにクッキリとした二重は魅力的ですが、それを意識しすぎるあまり、二重の幅を広げすぎると、思ってもみなかったトラブルに悩まされる可能性があるのです。
それでは、二重の幅が広すぎることで起こるトラブルから見ていきましょう。

この症例写真は、埋没法の術前と1か月後の症例写真になります。
当院では、幅の広すぎにならないように美容整形を行っております。

埋没法を受けた20代女性の症例写真
【リスク・副作用】傷・むくみ・目がゴロゴロする・内出血・腫れ・痛み・左右差など

眠たそうな印象の目元になる

二重の幅が広すぎることで起こるトラブルで多いのは、眠たそうな印象の目元になってしまうということです。
それは、二重の幅を広くとりすぎるとまぶたを開きにくくなり、黒目部分の一部がまぶたに覆われてしまうことがあるからです。
たとえば、50代以上の方に多く見られる症状のひとつに眼瞼下垂(がんけんかすい)がありますが、この症状が悪化すると、まぶたが垂れ下がって目をしっかりと開くことができなくなって眠たそうな印象になることがあります。
そして、埋没法で二重の幅を広げすぎてしまうと、眼瞼下垂と似たような印象の目元になる可能性があるのです。
パッチリとした目元を希望しているのに眠たそうな印象の目元になってしまったら、「埋没法って最悪…」と感じてしまう可能性があります。
そうならないためには、お客様に合った二重の幅を決めてから、手術を受けることが大切なのです。

まぶたの脂肪がぷっくりとして目立つ

埋没法は、まぶたのに糸を留めて二重ラインを形成する方法です。
そして、二重のラインの食い込みが強く、なおかつ二重の幅を広げすぎた場合では、まぶたの脂肪がぷっくりとして目立ってしまうことがあるのです。
つまり、「二重整形を受けました」というような、不自然な仕上がりになる可能性があるということです。
このように瞼の脂肪がぷっくりと目立つのは、もともと瞼の脂肪が多い方に起こる傾向が強いと考えられます。
それは、まぶたの脂肪が多い方の場合では、そうでない方よりも糸をしっかり留める必要があるからです。
この場合でも眠たそうな印象になることには変わりありませんので、二重の幅を決める際には慎重にデザインする必要があるでしょう。
またまぶたの脂肪が多い方の場合では、埋没法で手術を行うと短期間で元に戻る可能性も高いと考えられます。
つまり、このような方は、埋没法ではなく、切開法で脂肪を取り除き二重を作る手術のほうが適している可能性があるということです。
この点については医師に相談し、お客様に合った方法がどちらなのかを確認してみると良いでしょう。

二重埋没法

埋没法のトラブルはなぜ起こる?

「埋没法の幅が広すぎる。最悪…」
このようなトラブルが起こるからには、必ず原因が存在しています。
それでは、二重の幅を広げすぎるトラブルが起こる原因についてご紹介しましょう。

埋没法のカウンセリング受けている女性

お客様に合っていない手術を選択してしまった

知識や経験が豊富な医師であれば、お客様の目元を確認すれば、埋没法が適しているのか、切開法が適しているのか、その場で判断できます。
そしてこの場合では、お客様の希望をお伺いしながら、お客様に似合う二重幅や二重の種類を提案しますので、二重の幅が広すぎて最悪…という事態も防げるということなのです。
ただ、埋没法と切開法とでは、かかる費用やダウンタイム期間に差が生じるため、「どうしても埋没法で」と希望されるお客様も珍しくありません。
しかし、医師の提案を無視して埋没法を受けてしまうと、幅の問題だけでなく、短期間で元に戻るといったトラブルが起こる可能性も否定できません。
そのような理由から、医師から提案があった場合は、なるべくその提案に沿った手術を受けることがベストだと思います。
もし費用やダウンタイム期間の関係で、医師が提案した施術でない施術を受ける場合は、リスクを十分に理解した上で施術を受けることをおすすめします。

メイク時の目元を基準として埋没法を行ってしまった

埋没法を希望されるお客様の中には、普段二重のりなどで二重を形成し、メイクでパッチリとした目元を作っている方がいます。
そして、そのようなお客様の中には、メイク時の二重幅を希望される方がいますが、この基準で埋没法をしてしまうと、二重の幅が広すぎて眠たそうな印象の目元になる可能性が高いのです。
例えばアイラインを引けば自然な仕上がりになったとしても、メイクなしだと眠たそうな目元になるケースも多いです。
つまり、埋没法を受ける際には、メイク時に似合う二重幅ではなく、メイクなしの状態でも似合う二重幅を基準にして幅を決める必要があるということです。

二重埋没法

埋没法で幅を広げすぎない対策とは

埋没法で幅を広げすぎないためには、お客様側で対策をしておくことも大切です。

お客様に合った提案をするクリニックを選ぶ

クリニックによっては、医師からの提案がなく、お客様の希望をそのまま聞き入れて手術をしてしまうところがあるようです。
しかし、上記でもお伝えした通り、お客様の現在の状態によって、埋没法が向いているかどうか、二重幅はどれくらいが適切かなどを判断しなければならないのです。
お客様の希望になるべく沿った手術を行うことは重要ですが、信頼できるクリニックなら、お客様の希望をお伺いしつつ、適切な二重の種類や幅を考慮して手術を行います。
そしてそこには、「お客様に最高の喜びをお届けしたい」という医師の思いがあるのです。
埋没法を成功に導きたいなら、これら3点を頭に入れた上で、クリニック選びを行ってくださいね。

デザインで仕上がりを確認しておく

埋没法でどのくらいの二重幅にするかは、シミュレーションで確認してから決めましょう。
クリニックによってはお客様が幅広の二重を希望していても、実際に仕上がりイメージが違ったということは、本当によくあることだからです。
また、お客様が平行型二重を希望していても、実は末広型二重のほうが似合うということもよくあります。
さらに、蒙古ヒダの大きさによって、同じ平行型二重や末広型二重でも仕上がりには差が生じ、この点についてもシミュレーションをしてみないとイメージがつかめません。
埋没法を受けるなら、満足できる結果を得たいものです。
そのためには、シミュレーションをした時の仕上がりがお客様の希望に沿っているかどうかを、しっかりと確認しておくことが重要です。

二重の幅が広い=パッチリ目ではないことを理解しておく

二重の幅が広いとパッチリ目になれるとお考えのお客様がいますが、二重幅を広げさえすればパッチリ目になれるということではありませんので、まずはこの点を理解しておきましょう。
二重幅を広げることでパッチリ目になれるケースもあるにはありますが、それは欧米人のような骨格をした方に限られます。
埋没法で大切なことは、お客様の骨格や脂肪の付き具合を細かくチェックした上で二重幅を決めるということですので、二重幅を決める際にはあまり欲張らず、医師のアドバイスに耳を傾ける姿勢が大切です。

二重埋没法

埋没法はこんな方におすすめです

埋没法をお考えなら、その手術がご自身に合っているかどうかを見極めておく必要があります。
それでは、埋没法がおすすめできる方の特徴についてご紹介しましょう。

埋没法がおすすめの方を案内している看護師

まぶたの脂肪が比較的少ない方

まぶたの脂肪が比較的少ない方には埋没法がおすすめできます。
埋没法は、まぶたの皮膚を筋肉に留めて固定する手術ですが、まぶたの脂肪が多い方の場合では、留めた糸が緩みやすく、すぐに元の状態に戻る可能性があります。
一方、まぶたの脂肪が比較的少ない方の場合では、留めている糸が脂肪による干渉を受けにくく、自然で美しい仕上がりを長期間期待できるのです。
なお、二重のりなどを使用すれば、まぶたの脂肪が多い方でも二重を作ることは可能です。
しかし、これらがすぐにとれて元に戻ってしまう方は、まぶたの脂肪が多い可能性がありますので、埋没法には向いていないと判断できるでしょう。

まぶたの皮膚にたるみがない方

まぶたの皮膚にたるみが見られる方は、たるんだ皮膚が邪魔をして、埋没法できれいな二重になれない場合がありますので、埋没法はおすすめできません。
まぶたのたるみは判断が難しいところではありますが、目を開くときに、額にしわが寄る場合では、皮膚のたるみでまぶたが開きにくくなっていると考えられますので、医師に相談してみることをおすすめします。
目立つたるみであれば、眉下切開のような皮膚を切除する施術を併用した方が理想の二重になれる可能性があります。

初めて二重整形を受ける方

初めて二重整形を受ける方で、とりあえず二重にしてみたいとお考えの方には、埋没法がおすすめできるでしょう。
また、希望する二重のデザインが決まっていない方にも埋没法がおすすめできる場合があります。
それは、埋没法では万が一仕上がりに満足できない場合では、留めている糸を外すことで元の状態に戻すことができるからです。
一方、切開法では、元の状態に戻すことが困難ですので、将来的に切開法を受けるにしても、なりたい目元があやふやな場合では、ひとまず埋没法を受けておくという方法がおすすめできるでしょう。

二重埋没法

埋没法なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、埋没法の美容整形を多く行っております。
埋没法の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

CASE 症例情報

まずはお気軽に無料カウンセリングを
お試しください

当クリニックでは、専門カウンセラーによる無料カウンセリングを行っております。
患者様お一人おひとりの様々なご要望やご事情を丁寧に伺い、最適な施術をご提案させていただきます。
もしもご提案の中で不要と感じる施術がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。

二重埋没法

Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

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