埋没法の腫れを気にしている女性

埋没法の腫れはいつまで続く?

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 13 分です。

お手軽に二重が手に入ることで人気の埋没法。
埋没法は切開法よりも腫れが少なく、ダウンタイムが短いという特徴があります。
とはいえ、二重のラインが落ち着くまでにはある程度の日数が必要で、完成形に仕上がるまでには約1カ月間が必要です。
また、埋没法のダウンタイムで最も多く見られるのが腫れで、人によってはしばらく腫れが続くこともあるのです。
こちらの記事では、埋没法の手術後にみられる腫れの期間や、術後の経過、注意点についてご紹介しています。

埋没法の腫れの経過を症例写真を使って解説

埋没法はメスを使用しない二重術で、瞼の裏に糸を通して結ぶというお手軽さで受けられるというメリットがあります。
こう聞くと、「術後にはほとんど腫れないのでは?」と思うかもしれません。
しかし、瞼の裏側から糸を通すという医療行為を行う以上、術後の腫れは避けて通れないのです。
では、埋没法の術後では、どれくらいの期間腫れが続くのでしょうか。
それでは早速、埋没法後に見られる腫れの度合いと経過について見ていきましょう。

この症例写真は埋没法の手術前と1週間後の術後の写真です。

埋没法の症例写真

二重埋没法

当日~3日目の腫れの状態

埋没法当日は、糸を通すことで患部がダメージを受けるため、どうしても腫れは避けて通れません。
腫れの度合いについては個人差があり、場合によっては白目が充血することがありますが、これは麻酔薬の影響を受けて起こるものですので、心配はありません。また、腫れとともに内出血が起こることもあり、これらの状態は術後3日目を目安としてピークを迎えます。
なお、腫れについては泣きはらした翌日のような状態をイメージしていただければわかりやすいです。ただ、当院の場合腫れを最小限に抑えるように手術を行っているため、腫れに関してはそんなに気にならない副作用になります。効果には個人差がありますが、この症例写真のように、手術直後でも目を開いている状態だとほとんど腫れはありません。

埋没法直後の当日の症例写真


埋没法後のメイクは2日程度空けるのが望ましいです。埋没法の中でも裏留めと言う手法で手術を行っていれば、術直後からメイクが可能です。腫れのピークを迎える3日目まではメイクをしても腫れが目立つ場合もあります。

7日目

術後7日が経過すると、強い腫れや内出血はほとんど見られなくなり、患部が落ち着いていく様子を確認できます。
ただし、幅広の二重ラインの場合では、術後7日が経過しても、まだ腫れが残っていることがあります。
この時点では、希望する二重幅よりも広いと感じることがありますが、それは腫れによってそう見えているだけで、腫れが引けば希望の二重幅に落ち着きます。

埋没法の7日後の症例写真


この時点で二重幅の変更を希望される方もおりますが、今後二重幅が落ち着いていく為、7日目前後の段階では焦らず経過を見るのが良いです。

1カ月後

腫れや内出血が治まり、自然な仕上がりになります。
また、術後しばらくの間は二重のラインが不自然に残ることがありますが、1カ月が経過すれば二重のラインも自然な感じに落ち着きます。
人によっては術後数か月間二重のラインが不自然な状態になることがありますが、この状態はいつまでも続くものではないため、心配はありません。

埋没法1か月後の症例写真

埋没法の手術後の腫れを軽減させるには?対策をご紹介

埋没法は患部のダメージが比較的少ないという特徴がありますが、腫れを軽減させるためには、生活の中で対策をすることも大切です。
それでは、術後の腫れを軽減する対策方法と、腫れを悪化させないための注意点についてご紹介しましょう。

埋没法後の腫れを軽減させる方法を説明する医師

二重埋没法

強い腫れには「冷やす」のも選択肢の1つ

埋没法の術後当日から翌日にかけては保冷材などで患部を冷やす対策がおすすめできるでしょう。

なお、洗顔については翌日から可能になりますが、熱いお湯で洗顔してしまうと、患部が刺激を受けて腫れが強くなることがあります。
そのような理由から、腫れが治まるまでは、なるべくぬるま湯やお水洗顔するよう注意する必要があるでしょう。
また、治療直後から7日目までは患部が不安定な状態であるため、ゴロゴロ感が気になるなどの状態になったとしても、患部に触れたり擦ったりしないように注意することも大切です。

入浴や運動、飲酒、喫煙は腫れを悪化させる原因に

腫れは麻酔薬と患部が受けたダメージによって起こるものですが、腫れが治まるまでの期間中に入浴や運動、飲酒をしてしまうと、腫れや内出血が悪化するリスクが高まります。
入浴や運動、飲酒は、いずれも血行を促進させる行為であるため、傷口に良くない影響を与えますので、腫れが治まるまでは長風呂をしない、激しい運動を避ける、飲酒は控えるといった注意が必要です。
もちろん、サウナや岩盤浴も血行を促進させる行為ですので、腫れが治まるまでは控え、なるべく患部に刺激を与えないように注意しましょう。

入浴をした女性

また、喫煙は血行不良を招く原因になるため、腫れが引くまでの間は控えるようにしましょう。
どうしても禁煙できないのなら、喫煙本数を減らすなどして対策をしてください。
それをしておかないと、目元に血行不良が起こって腫れが長引くリスクが高まります。

スマホやパソコンの長時間使用は控える

スマホやパソコンから放出されているブルーライトは、目に見えないだけに油断しがちです。
しかし、ブルーライトは目元に起こる血行不良の原因になるため、腫れが治まるまでは特に注意しなければならないのです。
目元に血行不良が起こると、傷口に運ばれる栄養成分や酸素量が不足して、腫れが長引く原因になることがあります。
どうしてもスマホやパソコンを使用しなければならない場合には、1回あたりの長時間使用を避け、目が疲れたと感じたのなら、しばらく画面から目を離して過ごしてください。

パソコンで長時間作業している女性

また、もともとドライアイの方の場合では点眼薬を常用していることがあるでしょう。
低刺激性の点眼薬であれば、埋没法直後から使用できますが、清涼タイプの場合では患部に強い刺激が伝わる可能性がありますので、腫れが治まるまでは使用を控えましょう。
なお、点眼薬の使用方法については医師から指示がありますので、指示に従って使用するよう注意しましょう。

塩分控えめの食事を心がけること

埋没法直後から塩分を大量に摂取してしまうと、体内に水分が滞留してむくみが生じます。
また、香辛料の大量摂取も患部に悪影響が及ぶ可能性がありますので、腫れがピークを迎える3日までは控えるよう注意しましょう。
反対に、カリウムを多く含むアボカドやバナナの摂取は塩分の排出に役立ち、腫れを軽減させる対策になりますので、積極的に摂ってみると良いでしょう。

埋没法はここに注意

埋没法は、切開法よりも腫れや内出血が少ないという特徴がありますが、お客様の希望によっては腫れが出やすくなる場合があります。
また、埋没法には向き・不向きがありますので、この点についてもあらかじめ頭に入れて置かなくてはなりません。
それでは、埋没法を受けるにあたっての注意点についてご紹介しましょう。

埋没法の注意点を解説する看護師

二重埋没法

希望する二重幅が広いほど腫れやすい

埋没法はお客様の希望をヒアリングして行われるもので、二重幅もお好みに合わせて調整できます。
しかし、ここで注意していただきたいのは、二重幅が広いデザインほど、術後の腫れが目立ちやすいということです。
二重幅が広いデザインをご希望の場合では、そうでない場合よりも腫れが目立って長引く可能性がありますので、この点を考慮した上でスケジュールを立てておく必要があるでしょう。

脂肪が厚い方には不向きな可能性

埋没法は、どちらかというと瞼の脂肪が少ない方に向いている二重術です。
それは、瞼の脂肪が厚い方の場合では、脂肪の圧によって糸が緩んだり切れたりするリスクがあるからです。
もちろん、脂肪が厚いからといって、必ずしも糸が緩んだり切れたりするものではありません。
しかし、脂肪が少ない方と比較した場合では、そのリスクが高いと考えておく必要があるのです。
この点については医師から提案があり、場合によっては切開法を勧められることがありますので、この場合では切開法も視野に入れて、どちらの方法にするのかを検討してみると良いでしょう。

メイクをするならここに注意

埋没法の手術から数日後のメイクで注意していただきたいのは、念入りなクレンジングが必要なアイメイクをしないということです。
特に術後の腫れが少ない方の場合では、油断してしっかりアイメイクをしてしまうかもしれませんが、この行為が腫れや内出血を悪化させる原因になることがあるのです。
それは、アイメイク用のチップの擦れが原因となったり、擦るクレンジングで患部が刺激を受けたりして、腫れが長引くことがあるからです。

さらに、患部に刺激を与えることで糸が切れてしまうリスクも高まるのです。
万が一糸が切れてしまったら再度手術を受けなければなりませんので、特に患部が落ち着く1カ月の間は、十分な注意を払った上でメイクをする必要があります。

術後にメイクをするなら、できるだけ簡単なクレンジングで落とせるメイクを心がけ、患部に余分な刺激を与えないように注意しましょう。

埋没法はこんな方におすすめです

埋没法は以下の方におすすめです。

  • 皮膚を切開しない二重術を受けたい方
  • ダウンタイムが短い二重術を受けたい方
  • 瞼の脂肪が少ない方
  • 目を擦る癖がない方

埋没法はお手軽に受けられる人気が高い二重術ですが、向き・不向きがあり、不向きの方が手術を受けてしまうとのちに後悔する可能性があります。
特に瞼の脂肪が厚い方の場合では、脂肪の圧によって糸が緩んだり切れたりするリスクがあるほか、不自然な仕上がりになるリスクもあるのです。
また、目を擦る癖のある方の場合では、そうでない方よりも瞼に刺激が加わる回数が多く、糸が緩んだり切れたりする可能性が高いと考えられます。

特に花粉症の方では、無意識に目を擦る癖がついている可能性があるため、埋没法に向いていない可能性があります。
切開法には埋没法よりも強い腫れが出やすいというデメリットがありますが、瞼の脂肪が厚い方や目を擦る癖がある方でも、元に戻る心配がありません。

埋没法には向き・不向きがありますので、埋没法をご希望なら、それがご自身に合うかどうかを見極めた上で検討することをおすすめします。

二重埋没法

埋没法なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、埋没法の美容整形を多く行っております。
埋没法の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩2分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

東京シンデレラ美容外科の看板

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Doctor 本ページの監修医師

小出 真哉

小出 真哉(こいで しんや) SHINYA KOIDE

小さなコンプレックスが自信をそぎ、考え方や行動までもネガティブにさせてしまう一方でそれを解消できれば自信と活力に満たされ、新しいスタートを切れることを私は知っています。
お客様の最大幸福を提案できるために常に向上心をもって、最新の知見も貪欲に追い求めて参ります。
ぜひ私を上手に利用してください。いつでもお待ちしております。

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■ 資格

  • 美容外科専門医(JSAS)
  • 日本美容外科学会正会員(JSAS)

■ 略歴

  • 慶應義塾大学医学部医学科卒業
    川崎市立川崎病院臨床研修(救急科、麻酔科、外科、形成外科、整形外科)
  • 慶應義塾大学病院勤務および関連病院への出向
  • 湘南美容クリニック入職
  • 湘南美容クリニック 川崎院院長就任
  • 湘南美容クリニック 大宮院院長就任
  • 湘南美容クリニック 新宿南口院院長就任
  • 東京シンデレラ美容外科顧問医師就任
  • 東京シンデレラ美容外科池袋院院長就任

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

医師紹介ページ

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