二重が綺麗な女性

全切開のダウンタイムはどのくらい?

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二重整形には埋没法と全切開法があります。それぞれ手術の方法が異なります。また、ダウンタイムにも差が生じ、埋没法よりも全切開法のほうがやや長いという違いもあるのです。

全切開二重術

全切開二重術とは?ダウンタイム期間と注意点をご紹介

全切開二重術は皮膚を切開して行われる二重術で、埋没法よりもしっかりした二重を形成できるという特徴があります。
それではまず、全切開二重術の概要と、ダウンタイム期間の注意点についてご紹介しましょう。

こちらの症例は、たるみ取り併用全切開法二重術と眼瞼下垂手術を同時に行った症例です。1週間後、2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後の状態をご確認いただけます。MD式で行っているため、術後1週間で腫れが少ないです。

012_MD式たるみ取り併用全切開法二重術+眼瞼下垂手術

全切開二重術

全切開二重術とは

全切開二重術とは、予定する二重のラインを切開し、眼窩(がんか)脂肪を除去したりすることで、理想の二重を目指せる美容整形です。
つまり、皮下組織に手を加えることで、二重のラインが長期間持続する二重を形成できる美容整形だということです。
また、全切開二重術では、皮膚を切開・縫合したり、眼窩脂肪の除去をする手術であるため、手術当日からしばらくの間、ダウンタイムが続きます。
眼瞼下垂手術と併用して行われる場合も多いです。

ダウンタイム期間と注意点

全切開二重術は、手術直後段階的に回復に向かう美容整形です。
それでは、ダウンタイム期間中に現れやすい症状と、日常生活における注意点についてご紹介しましょう。

腫れや内出血、傷跡

全切開二重術当日には、縫合部分の糸、腫れや内出血が目立つ状態になっています。
特に手術当日から3日目までは、強い腫れや内出血が見られ、このまま治らないのではないかと心配になるかもしれません。
しかし、この状態は術後1週間が経過したあたりから少しずつ引き始め、術後1カ月が経過すれば、ほぼ目立たない状態に回復します。
ただし、術後1カ月ではまだ完成形ではなく、腫れや傷口の状態が落ち着く完成形の形成までには、約3カ月程度かかります。
なお、手術当日の内出血は赤紫色に出ますが、時間の経過とともに黄色く変化し、やがて美容整形手術以前の自然な肌色に戻ります。

切開法ダウンタイム

また、全切開二重術は皮膚を切開するため、傷跡が心配になるかもしれませんね。
傷跡の回復スピードについては個人差がありますが、早い方では術後1カ月程度、遅くとも術後3年以内にはほとんど目立たない状態になります。
とはいえ、傷跡はメイクでしっかりと隠せますので、あまり神経質に考える必要はないでしょう。
メイク開始時期については以下でご紹介します。

痛み

全切開二重術では、手術前に麻酔を施すため、その際に注射針のチクッとした痛みを感じます。
また、静脈麻酔を使用する場合は麻酔がしっかりと効いてからの手術となるため、手術中に痛みを感じる心配はありません。

そして気になるのが、術後の痛みですが、麻酔が切れてしまうと、患部には鈍痛が起こることがあり、人によってはやや強い鈍痛が起こることがあります。
このような鈍痛は処方薬の痛み止めを服用することで緩和できますが、完全に痛みをなくせるものではありません。

特に術後2~3日目には痛みがピークを迎えますが、その後は腫れや内出血が引くとともに少しずつ緩和されていきます。

抜糸について

全切開二重術では、切開部分を縫合し、その際には医療用糸が用いられます。
縫合用の医療用糸は、傷口が開ないために使用されるものですが、傷口の皮膚同士が付くまでには約1週間の期間が必要になるため、術後1週間は糸が付いた状態で過ごすことになります。
そして術後1週間で抜糸が完了すると、糸による引きつれ感がなくなり、解放感が生まれます。
ただし、この時点では傷口が完全に塞がってはいませんので、患部を強く擦ったり引っ張ったりする行為は行わないように注意しましょう。
これらの行為は、傷口が開いてしまう原因になることがありますので、傷口が気になったとしても、なるべく触らないことを心がけて過ごしましょう。

洗顔は当日から行える?

手術当日には、縫合部分以外の部分の洗顔が可能です。
ただし、手術当日は患部がデリケートな状態になっているため、患部に刺激を与える可能性がある石けんや洗顔フォームは使用せず、水洗いに留めておきましょう。
また、3日目からは石けんや洗顔フォームを使用して通常通りの洗顔を行えますが、その際には、縫合部分の糸になるべく触れず、優しく洗うよう注意してください。
たとえば、飛び出ている糸に強い刺激を与えるなどすると、傷口が開いて仕上がりに悪影響が及ぶ可能性があります。
そのような理由から、抜糸が完了するまではできる限り患部に触らないように注意しながら洗顔をすることが大切なのです。

メイクはいつから?

メイクは手術当日から可能ですが、その際にはアイメイクを除いた部分のメイクに留めてください。
また、抜糸後にはアイメイクを含むフルメイクが可能になりますが、患部に強い刺激を与えると仕上がりに悪影響が及ぶリスクが高まるため、軽めのアイメイクで済ませましょう。
それにより、クレンジングで受ける患部の負担が減り、思い通りの美しい仕上がりを期待できます。

コンタクトレンズの使用は可能?

手術当日から抜糸までは、目にゴロゴロとした違和感を覚えることがありますが、これは縫合部分の結び目によるものです。
そして、この間にはコンタクトレンズは使用できません。
それは、コンタクトレンズを装着する際には上瞼が引っ張られ、縫合部分に強い負荷がかかるからです。
糸が付いている間はまだ傷口がふさがっていませんので、このような状態で上瞼が引っ張られてしまうと、傷口がきれいにふさがらず、仕上がりに悪影響が及びます。
コンタクトレンズを使用するなら、抜糸が完了するまで待ちましょう。

入浴は術後1週間からOK

首から下のシャワーは手術の当日から可能ですが、その際には患部を濡らさないように注意しましょう。
万が一患部を濡らしてしまった場合では、柔らかいティッシュなどで軽く押さえて水分を取り除いてください。
また、入浴は術後1週間が経過すれば可能になりますが、この時点では患部がまだ不安定な状態なため、入浴で体を温めすぎないように注意しましょう。
熱いお湯での入浴は血液の循環を促進し、出血や腫れ、内出血悪化の原因になります。
術後1週間は患部が不安定で注意深く過ごさなければならない時期ですので、不用意な入浴で患部に刺激を与えないよう、十分に注意してください。

運動はいつから?

全切開二重術の手術当日から2週間後までは激しい運動は禁止となりますが、その理由はふたつあります。
ひとつ目には、傷口がふさがっていない手術直後から激しい運動で汗を流してしまうと、汗とともに雑菌が患部に入り込んで炎症を起こすリスクが高まるということです。
そしてふたつ目には、激しい運動で体温が上がると血流が促進され、腫れや内出血が悪化することがあるということです。
なお、美容外科によっては抜糸後から運動OKとしているところもありますが、この場合でも、軽い運動のみOKで、激しい運動は経過を見ながらということになります。
自己判断で激しい運動をしてしまうと、その後の仕上がりに影響が出ることがありますので、激しい運動をするなら術後2週間が経過するまで待ちましょう。

入浴をした女性

飲酒について

手術当日~1週間目までは、できるだけ飲酒を控えましょう。
それは、飲酒することで血流が促進されると、腫れや内出血が悪化するだけでなく出血するリスクも高まるからです。
特に手術当日の傷口は組織がダメージを負った状態ですので、飲酒で出血するとダウンタイムを長引かせることになります。
全切開二重術を美しく仕上げるためにも、手術当日~1週間目までは飲酒を避け、その後は酒量に注意を払いながら飲酒を楽しみましょう。
なお、アルコール成分の大量摂取ではむくみが出やすくなりますので、むくみが見られたらしばらく飲酒を中止して、様子を見ることが大切です。

食事の注意

全切開二重術後の食事は、手術当日から通常通りの内容でかまいませんが、その際にはなるべく塩分の含有量が多い食品は避けたほうが良いでしょう。
それは、塩分を過剰に摂取すると体内に水分が溜まりやすくなり、患部がむくみやすくなるからです。
また、刺激物は患部に刺激を与える原因になることがありますので、抜糸が完了するまではなるべく控えましょう。

仕事復帰はいつから?

全切開二重術後は翌日から仕事復帰できますが、抜糸までは糸が付いた状態で、腫れや内出血が目立ちます。
そのため、仕事復帰をするなら、1週間後の抜糸完了まで待つというのがベストな方法でしょう。

全切開二重術はメリットが多い美容整形です

全切開二重術は、一度手術を受けると元の状態に戻りにくく、美しい形状を長期間維持できるというメリットがあります。
お手軽に二重を手に入れたいなら埋没法がおすすめできる場合がありますが、埋没法は瞼の脂肪が厚かったり糸が緩んだりすると、元の状態に戻ることがあります。
一方、皮膚を切開・縫合する全切開二重術なら、元の状態に戻りにくく、半永久的な効果を期待できるのです。

また、平行型や末広がり型というように、あらかじめデザインを決めて美容整形を受けられるというのも、全切開二重術のメリットだといえるでしょう。
全切開二重術は埋没法よりもダウンタイムが長く、この点がデメリットだという捉え方もできますが、完成後には自然で美しい二重を半永久的に維持できます。

ただし、一度手術を受けると元に戻せなくなりますので、この点を頭に入れた上で整形を検討する必要があるでしょう。

埋没法のシミレーションをしている女性

全切開二重術がおすすめなのはこんな方

全切開二重術は、特に以下の方におすすめです。

  • 以前に受けた埋没法が元の状態に戻ってしまった方
  • 半永久的に効果が持続する二重術を受けたい方
  • たるんだ上瞼をスッキリ整えたい方
  • 好みに限りなく近いデザインを決めて二重術を受けたい方
  • 埋没法が不向きだと診断された方
  • 自然な二重を手に入れたい方
  • ハーフのようなクッキリとした二重を手に入れたい方

全切開二重術なら東京シンデレラ美容外科へ

東京シンデレラ美容外科では、全切開二重術の美容整形を多く行っております。
全切開二重術の正しい情報を分かり易く伝えられるように医師が丁寧にカウンセリングを行っていますので、美容整形が初めての方も、一度当院のカウンセリングにお越しください。
東京シンデレラ美容外科は新宿、池袋、大宮の3院あります。新宿院は新宿駅「B12」出口より徒歩30秒 、池袋院は池袋駅東口より徒歩2分、大宮院は大宮駅西口より徒歩3分にあり、いずれも駅近くでお越しいただきやすいです。

スタッフ一同心よりお待ちしております。

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■ 資格

■ 略歴

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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