脂肪吸引でスタイルの良くなった女性

脂肪吸引で失敗しないためにできることは?

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この美容整形のコラムを読むのに必要な時間は約 11 分です。

ダイエットのように苦しい思いをすることなく痩せられる手術、それは脂肪吸引です。
脂肪吸引を受けると、外見に見違えるような変化が現れるため、実際に手術を受けた方の多くは満足感を得られています。
しかしその一方で、失敗例も報告されています。
こちらの記事では、脂肪吸引の失敗例8選と脂肪吸引で失敗しないための対策、脂肪吸引のメリットについてご紹介しています。

脂肪吸引の失敗例8選をご紹介

脂肪吸引は顔や体のデザインを決めて受けられる手術で、手術を受けた方の多くは仕上がりにも満足しているといいます。
しかし、脂肪吸引は簡単な手術ではないため、失敗例も存在します。
それでは、脂肪吸引で起こり得る失敗例8選をご紹介しましょう。

この症例写真は、お腹の脂肪吸引の手術前と3か月後の症例写真になります。
当院では、失敗の無いように気を付けて脂肪吸引の手術を行っております。

お腹周りの脂肪吸引をした20代女性、3ヶ月の症例写真
【リスク・副作用】だるさ、熱感、頭痛、じんましん、かゆみ、むくみ、発熱、咳、冷や汗、胸痛などが出る、貧血、吸引部の皮膚が硬くなる、凹凸になる、思ったより細くなっていないと感じる、施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ、 皮膚のたるみ、皮膚の色素沈着など

1.頬がこけて老けた印象に

頬の脂肪吸引で脂肪をとりすぎてしまうと、必要以上に老けた印象になってしまうことがあります。
それは、脂肪をとりすぎてしまうと、もともと脂肪があった部分の皮膚が余って垂れ下がり、たるみが目立つ仕上がりになることがあるからです。
また、本来残しておくべき部分の脂肪を誤って取り除いてしまったことで、老けた印象の仕上がりになってしまうこともあります。
顔の脂肪吸引は細かい手術になりますので、脂肪のとりすぎで老けた印象にならないためには綿密なカウンセリングが必須だといえるでしょう。

2.お尻が垂れてペタンコに

もともとお尻の筋肉量が少ない方がお尻の脂肪吸引を受けた場合、お尻が垂れてペタンコな状態になることがあります。
お尻の脂肪吸引は慎重に検討を重ねる必要があるということですね。
特に年齢を重ねている方や、運動不足などによってお尻の筋肉量が少ない方の場合では、不用意にお尻の脂肪吸引を受けたあとに失敗したと感じる可能性がありますので、十分な注意が必要でしょう。

3.周囲とのバランスが不自然に

特にお腹の脂肪吸引で起こりやすいトラブル、それは目的の脂肪だけを吸引したことで起こるバランスの崩れです。
たとえば、下腹部のみの脂肪吸引を受けたとしましょう。
その際には、周囲とのバランスを見ながら吸引をする必要がありますが、下腹部の外側の脂肪はそのまま残して下腹部の脂肪だけを吸引してしまうと、吸引部分と周囲の境目に段差ができてしまうことがあるのです。
つまり、不自然な仕上がりになってしまうということですね。
また、二の腕の脂肪吸引でも、周囲とのバランスを見ながら吸引を行わないと、周囲の脂肪が目立って不自然な仕上がりになり、失敗したと感じられてしまう可能性があります。

4.皮膚が凸凹になった

脂肪吸引の際に雑な吸引をしてしまうと、脂肪が残っている部分ととりすぎた部分の差が目立ち、凸凹とした見た目になってしまうことがあります。
このようなトラブルは、特に脂肪の量が多いお腹や太ももに見られることが多く、医師の知識や技量が不足していたことで起こりやすいと考えられています。
このように凸凹になった皮膚は、再度脂肪吸引を受けることで改善できます。

5.お腹が凹まない

お腹の出っ張りは皮下脂肪が原因で起こることが多いとされていますが、実は皮下脂肪ではなく、内臓脂肪が原因で起こることもあるのです。
そして、皮下脂肪が原因でお腹が出っ張っている場合では、脂肪吸引で皮下脂肪を取り除いたとしても解消されない場合もあります。
それは、内臓脂肪は内臓を取り囲む脂肪で深い部分にあるため、脂肪吸引では取り除くことができない脂肪だからです。
そのお腹の脂肪が皮下脂肪なのか、それとも内臓脂肪なのかについては、カウンセリング時にしっかりと確認しておくことが重要です。
つまり、カウンセリングで脂肪の種類を確認しておかなかったことが原因で起こる失敗だということですね。

6.ふくらはぎが細くなっていない

ふくらはぎが太くなる原因は、「皮下脂肪の増えすぎ」と「筋肉の発達」です。
そして、後者が原因でふくらはぎが太くなっている場合では、脂肪吸引で皮下脂肪を取り除いたとしても大きな変化が見られないことがあります。
この場合でも、ふくらはぎが太くなっているのは皮下脂肪のせいなのか、筋肉のせいなのかを確認しておくことで、失敗を防ぐことができます。
なお、筋肉の発達でふくらはぎが太くなっている場合では、ボツリヌストキシン注射で改善を目指せますので、医師に相談してみると良いでしょう。

7.左右差が目立つ仕上がりになった

脂肪吸引は左右のバランスを確認しながら行わなくてはならない手術です。それを怠った状態で手術が行われた場合では、仕上がり後に左右差が目立ち、失敗したと感じることがあります。
人体はもともと左右対称ではなく、もともと左右差があるところへ左右同様の脂肪吸引してしまうと、脂肪があった頃よりも左右差が目立つことになりかねないのです。
左右差の調整にはデザインセンスが必要ですので、医師の経験や技術が重要になります。

8.目立つ傷跡が残ってしまった

脂肪吸引の手術を行う際には、どの部位であっても皮膚を切開して、脂肪吸引器の先端を皮下に挿入します。
そのため、多少なりとも傷跡が残る可能性があるのですが、切開口が狭ければ狭いほど、時間の経過とともに傷跡が薄くなって目立たない状態に仕上がります。
しかし、切開口を広く切開してしまった場合になどでは、傷跡が消えにくくなるケースがあります。
切開口を広く切開してしまうミスは頻繁に起こるものではありませんが、経験値が低い医師が手術を担当した場合では、このようなミスは起こり得ます。

脂肪吸引で失敗しないために

満足のいく脂肪吸引を受けていただくためには、脂肪吸引で失敗しないための対策をすることが何よりも大切なのです。

脂肪吸引で失敗しないためできることについて説明している看護師

経験と知識が豊富な医師に手術を依頼する

脂肪吸引は、医師の腕次第で仕上がりに差が生じる手術です。
そのため、たるみも計算に入れて手術を行える医師や、優れたデザインセンスを持つ医師、左右差のバランスを見ながら手術を行える医師に手術を依頼しなければなりません。
つまり、経験と知識が豊富で、なおかつ高い技術を持つ医師を選んで手術を受ける必要があるということです。

新しい技術を取り入れた脂肪吸引器を導入したクリニックを選ぶ

医師の経験や知識、高い技術力は、脂肪吸引を成功させる上で欠かせない要素ですが、もうひとつ、新しい技術を取り入れた脂肪吸引器を導入しているクリニックを選ぶことも大切です。
というのは、脂肪吸引器は年々進化しており、近年の最新機種では、従来の脂肪吸引器よりも高性能で、人体への安全性が高く美しい仕上がりを期待できるという特徴があるからです。
現在では、ベイザーとアキーセルが人気の機種ですが、より安全性や吸引量、仕上がりの美しさを配慮するなら、アキーセルのほうがおすすめできるでしょう。

医師の提案を聞き入れる姿勢も大切

「とりあえずとれるだけの脂肪をとりたい」というご依頼をいただくことがありますが、医師としては仕上がりを見越した上で適切な脂肪の除去量を提案します。
お客様の希望=美しい仕上がりとは限りませんので、まずは医師の提案を聞き入れる姿勢を持つことが大切でしょう。

脂肪吸引はメリットが多い手術です

今回は、脂肪吸引の失敗例を数々ご紹介してきました。脂肪吸引の失敗例は少なくないとはいえ、失敗しないための対策をしておくことで、失敗を極力避けることが可能です。
また、脂肪吸引にはメリットもありますので、脂肪吸引をお考えの方は、失敗例だけを見て手術を怖がるのではなく、メリットにも目を向けて手術を検討してみてください。
それでは、脂肪吸引のメリットをご紹介しましょう。

脂肪吸引について説明している医師

食事制限なくサイズダウンを狙える

脂肪吸引では、特に食事制限をしなくても理想のフェイスラインやボディラインを目指せます。
ダイエットの失敗理由で最も多いのが、空腹感に打ち勝てずに挫折してしまうということですが、脂肪吸引ならいつも通りの食生活を続けながら理想のフェイスラインやボディラインを手に入れることができるのです。

部分痩せが可能

脂肪吸引は、お好きな部位を選んで受けられる手術であるため、部分痩せが可能です。
ダイエットでよく聞かれるのが、「なくしたい脂肪がなかなかなくならない」という問題ですが、脂肪吸引なら、無くしたい脂肪をピンポイントでなくすことができます。

リバウンドしにくい

脂肪吸引は脂肪細胞を取り除く手術であるため、リバウンドしにくいという特徴があります。
ダイエットでは脂肪細胞は小さくすることができますが、脂肪細胞そのものをなくすことはできません。
つまり、ダイエットを中止するとリバウンドする可能性があるということですが、脂肪吸引ならその可能性は極めて低いでしょう。
これもまた、脂肪吸引ならではの大きなメリットだといえるのです。

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■ 資格

■ 略歴

さまざまな学会の専門医・会員が在籍

下記の資格を持つ医師が在籍しています。

美容外科専門医(JSAS)、日本美容外科学会会員、サーマクール認定医、ベイザー脂肪吸引認定医、日本救急医学会ICLSコース取得、日本美容皮膚科学会正会員

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